第4話 「遊び方編」


「起きるのだ。ほむら!!」
 勉強を終えた翌日。ほむらはすやすやとベットで寝ていた。
「いゃーーーーー勉強はもう嫌だ!!!!!!!」
 大音響の声が錬の家に響いた。
「う、うるさいのだ!!それに昨日勉強を終えたのだ。」
「おお、そうだった。て、ここは何処だ?」
 寝ぼけた頭で周りを見回した。
「いつまで寝ぼけてるのだ。ご主人様が朝ご飯ができたから起こして来るように言われたのだ。さっさとするのだ。ご飯がさめてしまうのだ。」
「おお、メシか!!」
 ほむらはすごい勢いで走り出し食事の用意されたリビングへと向かった。
「おぉぉぉ美味そうだ!!」
「うるさいのだ。さっさと食べるのだ」
「そうだな。じゃ食べるぞ」
「「「いただきます」」」
 三人は和気藹々と食事を取った。
「なーなんであんなこと…するんだ?」
「気持ち良いからなのだ」
 メイはあっさりと答えた。
「最初のころはメイも抵抗したのだ。でも、抵抗できなくなって…それにご主人様はメイを伊集院の娘としてではなくメイとし見てくれるのだ。だからメイは…」
「何、話てるんだ?」
「なんでもないのだ。」
「さて、ほむら…」
「ぐっ…わかてるよ!!でも、私は負けないからな!!」
「それじゃー地下室にゴーなのだ!!」
「ち、地下室なんてあるのか?なんで?」
「秘密基地は男の浪漫!!」
 そういいきりそそくさと地下室へと錬は向かった。案内された地下室は体育館くらい広さがあり、天井近くにガラス張りの観覧室が設けられていた。
「なんで地下にこんな広い空間が…」
「ここは施設のほんの一部なのだ。まだまだ他にもいろいろ施設はあるのだ。」
「おお、まじでか?きょ、巨大ロボは?」
 ほむらは興奮の絶頂に達していた。
「あるのだ。」
「おお、すげぇぇぇぇ!!」
「そうか凄いか…はははははは、後で特別に見せてやる。」
「約束だからな!!」
 ほむらと錬は固い握手を交わした。自身を陵辱しようとする相手にこうも気を許しているのはほむらの天性なのだろうか…それはいいとして…
 体育館の中央にはバイザーとインカムの付いたヘルメットが二つ置かれており、メイはそれをかぶり
「ほむらも早くかぶるのだ」
「判った…で、これは何なんだ?」
「それはすぐにわかるのだ」
 ほむらは疑問に思いながらもヘルメットをかぶった。
「ご主人様。お願いするのだ」
『判った。それじゃ始めるぞ』
 いつの間にか観覧室に移動した錬は観覧室に設けられた装置を操作すると
「うわっ何だ?」
 ほむらが周りを見渡すとそこは高いステージになっておりステージの下には醜悪な化け物が蠢いていた。
「これは立体映像なのだ。」
 メイを見るとメイの衣服が黒を基調にしたゴシックロリータ衣裳に替わっており…
「おい…伊集院…その『胸』はなんだ!!」
 その胸は本来のメイの胸よりもいく段も大きくなっていた。
「せ、製作者特権なのだ!!そ、それよりも自分の姿を見るのだ」
「へっ…私のはなんでこんな衣裳なんだ?に、似合わないだろ!!」
 ほむらの衣裳は一言でお姫様。純白のワンピースのフリルのついたドレスで腰には大きなリボンがついている。もっともスカートの丈は短く膝の位の長さであった。
「可愛いのだ。それじゃー始めるのだ。デッキオープンなのだ」
 メイの掛け声と共にほむらとメイの前にはカードが積まれていた。
「なんだよこれ?」
「これはメイとご主人様で作ったカードゲームなのだ。それでメイと勝負するのだ。」
「へっそれだけか?」
「そうなのだ。自分のデッキの内容を確認するのだ。」
「デッキって何だ?」
「デッキというのはカードの山札のことなのだ。40枚あるから内容を覚えるのだ。」
「まてよ…これっておまえらが用意したのだろ?」
「ズルはしてないのだ。きちんと使えるデッキなのだ。ご主人様は勝負事は真剣にやる人なのだ。だからずるして勝つのは美学に反するのだ。」
『補足としていっておくが同じカードは4枚までしか入っていない。』
 ほむらはカードを手にとりじっくりと内容を覚えた。カードに書かれたイラストは全て女子が書かれていた。
「カードは2種類あるのだ。攻撃などを行うユニットと特殊な効果をもとエフェクトカードなのだ。」
「よし、覚えたぞ。ゲームで勝負なら負けるわけにはいかないぜ!!」
『タダのゲームではないがな…それじゃーゲームスタートだ。先攻はメイだ』
 ほむらとメイの手には5枚のカードが握られていた。
「メイは場に新兵少女と魔女ッ子を出すのだ」
 メイが場にカードを置くとそこから幼い2人の少女が現れた。1人はだぼたぼの迷彩服を着ており片手にはM−16ライフルが握られおりその下に『責め:2 守り:1』と表示された。そしてもう1人の少女は箒を片手に大きな三角帽子と黒いローブを身につけこちらには『責め:0 守り:1』ていた。
「おお、凄いな。」
「場に出すにはコスト分のユニットが必要なのだ。そのときその文明のユニットが1体は絶対いないといけないのだ。そして場に出すユニットのコストの合計が場に出てるユニットの数を越えてはいけないのだ。それと場に出したばかりのユニットは攻撃はできないのだ。だからメイはこのターンは何もできないのだ。」
「よーし、あたしも見習いシャーマンを場に出すして終了だ。」
 ほむらの場にはインディアンふうの衣裳を身に纏った褐色肌の少女が表れ『責め:0 守り:3』と表示された。
「次に手札が5枚になるように山札からカードを引くのだ。さてメイは次にコスト1の蟲使いの魔女ッ子を場に出すのだ。それと魔女ッ子の特殊能力を使うのだ。特殊能力は行動完了にすると使えるのだ。場に出せば発動する能力もあるのだ。魔女ッ子の特殊能力で山札からエフェクトカード『強制妊娠』を手札に加えて終了なのだ。」
「な、なんだ。その如何わしいカードは…」
『ただのカードゲームじゃないといっただろう?』
「そうなのだ!!」
 場には壺を抱えた眼鏡を掛けた黒いローブの少女が場に現れており下には『責め:2 守り:1』と表示されていた。
「すげぇいやな予感してきた。ま…まー負けなきゃいいだろうから…あたしは、コスト1の踊り子とコスト0の見習い神官戦士を場に出すだ。」
 露出度の高い踊り子の服をきた褐色肌の少女その下には『責め:0 守り:2』表示されもう1人の修道服を身に纏い右手にはメイスを持ち左手にはラージシールドもった少女が場に現れ『責め:1 守り:2』と表示されていた。
「むむ…うーんとメイは魔女ッ子を場に出して終了なのだ。」
「えっとあたしは踊り子の効果で手札が6枚だよな?…えっと、見習神官戦士とコスト2の天空の歌姫と見習いシャーマンを場に出すぞ」
 ほむらの場には新たに白い衣裳を身に纏い背中に純白の翼を持つ少女達が現れ『責め:1 守り:2』と表示された。
「むー、ほむらはずいぶん出してるのだ。メイはホムンクルスと新兵少女を場に出すのだ。困ったのだ…」
 メイの場に新たに裸身の少女が場に現れ『責め:0 守り:1』と表示され、新兵少女が新たに追加された。
「さて、あたしの番だな。悪いなあたしはこのカードを場に出すぜ」
 ほむらは自身満々の笑みを浮かべ
「コスト5の巫女姫『ティタニア』だ」
 ほむらの場に神秘的な雰囲気を漂わせ千早をきた少女が現れ『責め:2 守り:5』と表示された。
「こいつの能力であたしのコストは−1されるんだよな?」
「そうなのだ…まさかそのカードをこんなに早く出て来るのは予想外なのだ。」
「それじゃー踊り子とコスト2の供物の巫女を出すぞ。コストが1減ってるから…」
「出せるのだ…」
「よしっ出ろ」
 ほむらの場に新たに鎖でつながれた裸身の少女があらわれ『責め:0 守り:2』と表示された。さらに踊り子が追加された。
「ところで攻撃とかはどうすれば良いんだ?」
「攻撃させるユニットを宣言すればいいのだ。攻撃を受ける側は行動終了でないユニットで防御することができるのだ…攻撃すると行動終了になるのだ。」
「それじゃー見習神官戦士2人と天空の歌姫攻撃しろ!!」
 ほむらが宣言した少女達はメイに向かって動き出した。
「ま、不味いのだ。えっと…永続エフェクトカード『張形』を見習神官戦士なのだ!!」
「えっ?」
「エフェクトカードは相手の行動に対してカウンターでもつかえるのだ。加えて言うとエフェクトカードには永続効果があるカードがあるのだ。これは効果を打ち消す効果のあるカードを使うまで効果は持続するのだ。」
 突如、1人の見習神官戦士の少女すわりこみ、手に持った盾とメイスを捨て修道服をたくし上げ秘所へと手を伸ばした。
「な、なんだ?」
 ほむらが少女を見ると少女の秘所で何かが蠢いていた。
『張形ってのはなバイブのことだ。その振動のために動けなくなったのさ』
「そ、そんなのありか?」
「ゲーム的に言うと責めが0になったから攻撃できなくなったということなのだ。さらに蟲使いの魔女ッ子の特殊能力『むしむし行進曲』を使用するのだ。この能力はコスト1以下のユニットを行動完了にするのだ!!対象は天空の歌姫」
 その宣言と同時に、手に持った壺からミミズに似た生き物が空を舞う少女に纏わりついた。少女は嫌悪の表情をうかべ逃れようとするが逃れることができず、ミミズは少女の服の下へと侵入を始め蠢き始めた。
「や、やっぱりそんな展開か…」
「そうなのだ…でも困ったのだ…仕方がないからもう一人の見習神官戦士の攻撃はメイが受けるのだ」
 神官戦士の少女はメイの背後に回り、首筋にキスをした。それと同時にメイの下に表示された20という数字が19へと変わった。
「はぅっ…」
「まさか…攻撃って…」
「そうなのだ…ユニットからエッチなことをされるのだ。責めが大きいほど…その激しいのだ…。そしてライフポイント…つまりメイたちの下に表示されてる数字が0になったら罰ゲームとしてまわりの群集に…えっちなことをされるのだ…」
「で、でもこれって立体映像だろ?」
「立体映像なのは間違いないのだ…でも、これはその感触を電気信号に変えて擬似的に体感させる機能があるのだ。むろん、ひどい苦痛は緩和されて伝わるからショック死したりすることはないのだ…」
「……ぜ、全力でやるからな!!あたしはそんなの味わうのごめんだ!!あ、あたしは終了だ。」
「メイの番なのだ。突撃少女兵を場に出すのだ。」
 メイの場に新たに銃剣をもった少女が現れ『責め:3 守り:1』と表示された。
「こ、この手だけは使いたくなかったけど…永続エフェクトカード『強制妊娠』をメイに使うのだ」
 メイがそう宣言すると地面から分娩台がせりあがりメイを固定し、さらにメイのショーツがおろされ男根を模った白濁とした液体を内包した注射器が挿入された。
「お、奥にはいって…あぁぁぁぁ…」
 注射器に内包された溶液が全てメイの胎内に送り込まれるとメイのお腹はまさに妊婦のように大きく膨れ上がった。
「な、何してるんだ??」
 ほむらはあまりのできごとのため、理解できなかった。
「はぐぅぅ…強制妊娠の効果は…1ラウンドに1回だけ……はぁはぁ…ライフポイント1点を支払うことで…はぐぅぅ…ユニット1体…場に現れるのだ…ふぐぅぅぅ…だ…だから…1点支払って……場にユニットを出すのだ…」
 そうメイが宣言すると、注射器が引き抜かた。
「ふぐぅぅ…う、産まれるのだぁぁぁぁぁぁぁ」
 メイのお腹が蠢くとメイの膣口が大きく広がり巨大な茶褐色の芋虫が飛び出した。芋虫はメイの場に加わりその下には『責め:1 守り:1』と表示された。
「はぁはぁ…す、すごいのだ…」
 出産を終えると再び注射器がメイに挿入され再び白濁とした液体を流し込んだ。
「ひぐぅぅぅ…」
 メイのライフポイントは18へと変わった。
「まだ…メイのターンなのだ……はぁはぁ…ホムンクルスの特殊能力『肉体寄生』を…使うのだ…た、対象は……生贄の巫女なのだ…」
 その宣言と共にホムンクルスの姿がゲル状に変わり生贄の巫女へと絡みついた。絡みつかれた生贄の巫女はふらふらと歩き出しメイの場へ加わった。
「なにをしたんだ?」
『肉体寄生は、コスト2以下の相手ユニットを自軍ユニットに変更させる効果だ』
 出産後の苦しみで息が乱れているメイに変わり錬がそんな説明をした。
「こ、これでメイは終了なのだ……」
「よ、よし。えっと…あたしのカードで…おお、このカードだ!!場に戦いの巫女、天空神官戦士、蔦の精霊をだすぜ」
 ほむらの場に黒髪をなびかせ巫女服に身を包んだ刀をもった少女その下に『責め:2 守り:2』
と表示され、その右隣に修道服の上にレザーアーマーを身に纏いその背には純白の羽をひろげその手には槍をもった女性が羽ばたいており下に『責め:2 守り:3』と表示され、左隣には蔦で胸と秘所を隠した少女がたっていたおり下に『責め:3 守り:5』と表示された。
「悪いが、そうそうに決めさせてもらうからな……その…」
「き、気にすることはないのだ…それに…め、メイはまだ負けてないのだ。ホムンクルスとサキュバスを場に出すのだ…」
 メイの場には、コウモリの翼を生えた女性が舞い降り下に『責め:2 守り:2』と表示され。その影からホムンクスルの少女が現れた。
「さらに…また一体…産むのだ…ひぎぃぃぃぃぃぃあがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 メイの宣言と共に再び膣口は大きく開かれ、巨大な芋虫が場に現れた。
「ぐぅぅぅ…え、エフェクトカード『束縛の鎖』…なのだ……対象は戦いの巫女なのだ…これで2ターンの間…行動完了なのだ…それで終了なのだ……」
「うーん…これじゃどちらも攻められない…こまったな。とりあえずあたしは永続エフェクトカード『復活の光』と『蔦の衣』をつかうぞ。これ復活の光の効果で毎ラウンドライフポイントが1点回復するから…蔦の衣はティタニアに使う、これでティタニアの守りは9かとりあえずこのターンは様子見でいいか」
 ほむらの体を優しい光で包まれティタニアは蔦の衣で完全におおわれその姿を隠した。
「め、メイは…永続エフェクト『感覚共有』を使うのだ…」
 メイがそう宣言すると…
「な、なんだ…あそこから…うっ…一体…なにを…」
『感覚共有は相手プレイヤーとそのプレイヤーの使用するユニットの感覚を共有させる効果だ。ゲーム的な効果はユニットが破棄されると1点のダメージを受けるだ』
 錬がインカムを通してそう補足した。
「場に…このカードを出すのだ!!出るのだ有人式機械兵『ダブルヘッド』!!」
 メイの場に無骨な甲冑が地面からせり出しその下には『責め:5 守り:5』と表示された。 
「はぁはぁ…ホムンクスル、戦いの巫女に肉体寄生なのだ…」
「ひぎぃ…な、なんだからだ熱い…はぁぅ…や、やめろ…はぁぅ…はぁはぁ…」
 感覚共有の効果のためほむらは体に異物が侵略されていく感覚を味うことになった。それはほむらに別の効果を与えた。
(…なんで…あたしは…戦ってるんだ?…メイお姉さまを…攻撃するなんて……ち、ちがう…あたし、しっかりしろ…まさか…これも……しまった…肉体寄生とか言うのであたしのユニットが洗脳されたから…あたしまで…ぐっ…逆らえなく…なって…はぁぐ…)
「ど、どうやら…メイの策略にはまったようなのだ…ほむら…はぁはぁ…覚悟するのだ。メイのターンはこれで終了なのだ。さーほむら如何すればいいかわかるのだ?」
「はい…メイお姉さまに…エフェクトカード『癒しの光』を使用します。これでメイお姉さまのライフが3点回復します……さらにメイお姉さまに…『復活の光』を使用して…終了です…」
(しっかりしろあたし…ぐっだめだ…体の自由が効かない…)
 ほむらの心は必死に抗おうとしたが、カードの呪縛は強力で破ることは不可能であった。
「ふふふ、ほむらはいい子なのだ。だからメイはたっぷり可愛がってあげるのだ。まずはこれなんかいいのだ。永続エフェクト『刷毛車』と『歯車式拡張機』を使ってあげるのだ。」
 メイがそう宣言するとほむらの体は空中に浮かびあがり地面から椅子がせりあがってきた。椅子の中央にはバイブが二本生えており、ほむらの体はゆっくりと椅子に腰をおろした。
(なっ…うぐぅ…入って……あたし…いや…これは立体映像だ。…本当に処女を…)
 ほむらにも乙女心はある。たとえこれが擬似であっても無機質な物に処女を奪われる感覚は声をだして泣きたかったが、体の支配を奪われた今それすらできなかった。そして、ほむらへの責めはそれだけではなかった。

「刷毛車の対象はティタニアなのだ。」
 その宣言と共にティタニアを覆っていた蔦が半透明になるとティタニアの行灯袴(筒状になった袴)が引き裂かれ足が肩幅に開かれると股間に刷毛のついた水車が取り付けられ水車がまわり始めた。水車に取り付けられ刷毛は水車が回るたびにティタニアの秘所を刺激しその刺激は無論ほむらへと伝わった。
(はぐっぅ…はあぅ…やめてくれ…こ、こんなの…)
『あーほむら、聞えてるかどうかわからないが、いちよう補足だ。まずは歯車式拡張機は毎ターン少しずつバイブが巨大化していく。ゲーム的にはダメージ1点くるがちょうどおまえの場合は復活の光で打ち消されるからダメージはこず快感だけがつたわるから良かったな。それと刷毛車はユニットの守りを毎ターン1点ずつ減少させる。そんなところだ。たっぷり楽しんでくれ』
 そういうと錬は通信を終えた。
(くそ…たしかにゲームは公平だが…ぐっ…まさかこんなことになるとは…)
「さてとメイのターンはまだまだなのだ。先ずはサキュバスの特殊能力・淫靡の夢なのだ。この効果はコスト3以下の好きなユニットで好きなユニットを責められるのだ。淫靡の夢の対象は蔦の精霊なのだ。蔦の精霊で天空神官戦士を責めるのだ」
(な、なんだ…このふわふわしたの…気持ちいい…)
 ほむらの手は胸へと伸び小さな突起に刺激を与え始めた。
(こ、こんなの…だめだ…とまらねえ…くそっ…なんで…こんなに気持ち良いんだよ…)
 責めることを命じられた蔦の精霊は天空神官戦士の鎧を…衣服をむりやり剥ぎ取りそして蔦で四肢をばりあげると裸身となった少女の秘所とみずからの秘所をこすり合わせ始めた。裸身の少女は必死に快感に絶えようとするしぐさをみせるがやがて耐え切れず自ら腰を動かし始めたそのとき場外にいた異形が裸身の少女を掴み異形の群れへと引き込んだ。引き込まれた少女に異形の群れは己の逸物を挿入し少女は抵抗することなく…むしろ自ら受け入れ腰を使い始め場外のオブジェと化した。
(はぐぅ…なんだ…この激しいの…まさか……やめてくれ…いまでこんなのだと……)
 ほむらはあまりの事体に戦慄した。ほむらは現在ユニットの感覚を共有している。ユニットが犯されるということはほむらも犯される感覚を味わうことになる。まして1体の現状でも処女のほむらにとっては絶えられない。これから増えつづければほむらはその感覚を一身に受けることになる。もはやそれは淫獄といってもいいだろう。
「次々行くのだ。さてダブルヘッドの責めなのだ。ダブルヘッドは同時に二体のユニットに攻撃できるのだ。」
(や、やめろ)
「見習神官戦士の2人で受けます…」
 ほむらの口からは本人の意思とは違う言葉が発せられた。
 生贄とされた2人の少女は身を寄せ合い身を震えだすと無骨な甲冑から無数の触手が伸び修道服を剥ぎ取ると手のひらを少女の股の下へと差し出すと手のひらから無数の舌のような金属の鞭が少女の秘所と菊門を舐め始めた。少女達はひっしに耐えようとするが耐え切れず秘所からは大量の愛液をもらし絶頂を迎えると再び異形の群れから手が伸び捕らえられた。捕らえられた少女達は抵抗することなくむしろ自ら進んで異形を受け入れた。
(はぐぅ…3人分の…や、やめてくれ…とめて…お願いだ…)
「まだまだ行くのだ。さてと突撃少女兵で責めるのだ」
 メイは容赦なく責めたてた。
「天空の歌姫で受けます」
 銃剣がバイブに変わり空を待っていた少女を組み伏せスカートをたくし上げ菊門へと深々と突き刺した。そしてそのまま異形の群れへと投げ飛ばした。少女は必死に羽ばたこうとしたが異形たちに阻まれそして異形たちに衣服を剥ぎ取られ、その白い肌は異形たちの精液により濁った白へと染められた。
「まだまだ行くのだ。ほむらもっと責めてあげるのだ」
「はい…もっと責めてください」
(や…やめて…くれ…これ以上は…)
 ほむらは狂いそうなまでの快感を与えられても消して狂うことなかった。それはこの体感マシンの性能のなせる技でありわざ発狂寸前の快楽を与えつづけるように設計した錬とメイの能力の高さを示していた。
「じゃー意味はないけど踊り子にむしむし行進曲なのだ」
 踊り子に虫たちが這いずり回り、踊り子の少女は悶え苦しみながらも顔は赤く染まりそして秘所からは愛液をたらした。
(あぐぅぅぅ…うそだ…そんな…気持ち良いなんて…)
「さて、メイのターンは終わりなのだ。」
「供物の巫女をだして終了です。」
(はぎぃっ…大きく……あがっ…たのむ早く終わってくれ…このままじゃ…おかしくなっちまう…)
 ほむらの秘所と菊門を支配している異物は巨大化し、ティタニアの秘所に取り付けられた水車は回転を早めた。
「いいカードが来たのだ。永続カード『スライム漬け』なのだ。対象は見習いシャーマンなのだ」
 シャーマンの少女の足元から濁った水があふれ少女の衣服をとかした。
(はぐっ…ひぎぃぃ…はぐぅぅ…体に…あぅ)
 スライムは一見すると動いていないようではあったが実際には少女の敏感なところに刺激を与えていた。その感覚はもちろんほむらと共有しておりほむらは8人分の快感をあたえらてはいたがまだほむらのライフポイントは残っておりギブアップもできず、もはや責めが一刻もはやく終わることを祈るしかなかった。
 メイはさらに責めを行い。供物の巫女、踊り子、見習シャーマンを場外に落とした。
 10ターン後…
 メイの場には茶褐色の巨大芋虫が大量に這いまわっており。逆にほむらの場にはユニットはすでに一体もなく、秘所に埋め込まれたバイブはすでに2リットルのペットボトルよりも太くなっていた。
「そろそろ止めをさしてあげるのだ。いくのだ!!」
 メイの号令とともに蠢いていた虫たちがほむらめがけて動き出し、秘所を埋め尽くしていた淫具を破壊し、ほむらの胎内へと侵入した。
「あぐぅぅひぎぃぃぃぃぃぃぃはぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう」
 ほむらはあまりの苦しみのため口から泡を吹き、その悲鳴はもはや人の発するものとは思えないものだった。
「ふふふ、ほむら。メイの勝ちなのだ。だから罰ゲームなのだ!!」
 メイはほむらに近づき全身を痙攣しているほむらを異形の蠢く場外へと蹴落とした。ほむらの姿は異形の群れへと消えていった…


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