堕天
ゼクロは各国の王たちと今後の取り決めるべく日夜会議をとりおこなっていた。その政策は決して一方的なものではなくまったく対等なものであり敵であるはずのラルデリカ教の教会でもけして不当な殺生をおこなわないように手を回すなどの一面をみせ感心を買っていた。
そんなある夜――
執務室で仕事を執り行うゼクロの元
「陛下」
いつもの黒衣で身を隠すことなく素顔でクロエはゼクロの執務室に姿を現した。
「クロエか・・・」
クロエがどことなく殺気を帯びながらやってきた。
「はい」
「そろそろ君の計画の出番かい?」
「はい、ラルデリカの犯罪は増加し物価は高騰しています。そして、市民の不安も・・・」
詳細な報告をつげながらもやはり落ち着きは無い
「そうか・・・判った。クロエ、君には首都の戦力を落とし牽制する任務についてもらう、戦力はベネルからも魔獣を回すように手配はしてある。それを存分に使うといい」
「ありがとうございます。私の我侭のような計画に・・・」
「それは気にすることではないよ。それに充分効果的であるし私怨で戦うのは君だけではないしね。でも、無茶をしないように。」
「はい、かならず・・・ではいってきます」
いつもの黒衣に身を包むと影へと消えた。
ゼクロは通信用の水晶球を取り出すと
「さてと、フリーダ。敵も巨大兵器を導入し物資獲得のために地方へとその戦力を放った。そっちの方は人獣とフリーダたちに任せるから、あとクロエのバックアップも頼む」
『判った。人獣にもティターンをまわしとくわ。でも・・・』
通信を受けたフリーダの顔は徐々に険しくなり
『たまには、私の相手もしてよね!!』
「うっ・・・わかったよ。こっちがけりが着いたらそっちにも視察の名目でもつけて行くからな。でも、とりあえずはクロエのこと頼むぞ」
『しょうがないわね。任せといて、あの子の戦いにできることはやっておくわ』
クロエの戦いが始まった。
1ヶ月後――
聖都ラルデリカではいたるところで炎が上がっている。そしてその炎に映し出されるようにマグマのように赤いからだの巨人が街を破壊していた。
それを見下ろすように高台にある家の上にクロエは立っていた。
「見つけたぞクロエ!!」
黒髪をポニーテルにした少女が空を駆け現れた。
『一角獣近衛隊。『ラファエル―栄光の天使』エヴァ・ビショップ・・・』
フリップに律義にも文字を書きながらリタの方を見つめた。
「わ、私たちもいます・・・」
眼鏡をかけた三つ編の少女と
「参上・・・」
きつい印象のする吊り目の少女が屋根の上に躍り出た。
『『サリエル―理解の天使』リタ・カルヴァードと『ラツィエル―智の天使』ジャクリーヌ・ナスタチウム・・・3人だけ?』
「あんたの放った魔獣の対処にみんながまわってるからね」
律義にエヴァは答えた。
「影を操る能力対処には・・・実体を伴う属性の方は逆に不利・・・」
ジャクリーヌが付け加えた。
「覚悟しな。エアースラッシュ!!」
エヴァの間髪入れずに作り出した風の刃が屋根を削りながらクロエに襲い掛かる。
「影門転・・・?」
影の門をくぐり避けようとしたが
「ムダ・・・貴方が影の中に逃げることはお見通し・・・私の結界で封じた・・・」
ズザーー
寸でのところでクロエは横に回避する。
「も、門を作ろうとしても無駄です。く、空間の揺らぎを見逃しませんよ」
リタの能力は『千里眼』その瞳には全ての事象を見通す力があるといわれている。リタがクロエの術の発動を察知し、ジャクリーヌがそれを結界で阻み、そしてエヴァの風の刃がクロエに襲い掛かる。
だが、クロエの動きはすばやくリタに接近戦を挑む、その体から放たれる連撃をなんとか動きの読みだけで受けるがやはり体がその動きには付いていけていない。もっとも並みの兵士ならば最初の一撃にすら反応できないのだが。
「影錬」
一瞬、間合いを取ると影を大鎌に変えた。
「ちっ・・・なら一気に行くぞエアースラッシュ『風華乱舞』」
エヴァの無数の風の刃が不規則に動きながらクロエに襲い掛かるも、それを悠然と鎌で切り払い、体をすこし動かす動作だけで避ける。
「なっ」
『どんなに不規則でも、もともと見え辛い風の刃。どんなに多角でも攻撃は私に向ってくる。殺気を感じ取れば避けれない攻撃ではない。次はこちらから』
クロエはすばやく印を結び術を発動させる。
「影真似人形劇」
屋根の砕けた石の破片にできた影が膨らみクロエと同じような黒いローブの人影ができる。
よく周りを見渡すと町で起きている火災はこの場所を中心に起きていたのである。そしてその炎に映し出され影が無数できている。
「こんな人形で!!エアースラッシュ!!」
向きになったエヴァは影人形に風の刃を放つ、だが・・・風の刃に人形は切り刻まれるどころか影に呑みこまれ消えていった。
「ジャ、ジャクリーヌちゃん!?」
リタは注意を促しなにをいいのか察したジャクリーヌはは
「いけない・・・」
慌ててエヴァを守る結界をはる。それから刹那ほど遅れ風の刃が襲い掛かってきた。
「き、気をつけてください。あ、あの分身、すべてが門になるみたいです・・・」
リタは警戒を促すが頭に血の上りつつあるエヴァは
「ならこうするまで!!エアースラッシュ『風穿雨林』」
天空の大気を操り無数の大気の矢を作り出しそれがいっせいにクロエとクロエの作り出した分身に降り注ぐ。そのあまりの質量でいくら転送し様にも転送した先から相殺しあい大気の矢に貫かれた分身たちは黒い染みに変わり地面に広がっりその足元にもその風の矢の痕跡が残る。
そして、その姿形を持たない矢の雨には流石のクロエも避けきれず手傷を受けたのか動きが鈍い。
「いまだ。ジャクリーヌ!!」
「エアーバインド・・・」
チャンスとばかりに空気を圧縮しクロエの動きをしっかりと固定する。
「これで逃げ道は無くなったな。ターニャの仇討たせてもらう。エアースラッシュ『風輪華斬』」
ゆっくり風を操り円形に固定し加速させる。その加速は留まることなく大気はまるで謳うかのように音を奏で始めた。
「裁きを受けて地獄で後悔しな!!」
大輪の風の華はその優雅さとは裏腹に凶悪なまでの破壊力を秘めながらクロエに近づく、クロエも逃げようとするがやはり逃れることはできずその残忍な刃は衣を切り、皮を裂き、肉を抉り、骨を断った。
「はぁはぁ・・・さてと、その素顔を拝むとするか・・・」
エヴァは息を切らせながらも勝ち誇った表情でクロエの遺体へと近づくと・・・
ピシッ―
そんな乾いた音が響いたかと思うとその音がどんどんと大きくなる。
「なんだ!?」
突如、屋根が崩壊する。だが、それでも流石は精鋭、屋根が砕けると同時に跳びあがる。
その一瞬・・・
「えっなに!?」
「・・・!?」
ジャクリーヌとリタが影に包まれ一瞬でその姿を消された。油断、クロエを倒したという安堵と屋根崩壊がとてつもない大きな隙を作ってしまったのである。
「ジャクリーヌ、リタ!!」
唯一難を逃れたのはクロエの遺体に近づいていたエヴァ、ただ1人だけ
「油断大敵、敵の死をきちんと確認するまでは油断するなど実戦なれしていない証拠。常に最悪の事態を想定して動く。私たちの戦いの基本の一つ」
背後からエヴァに声が響いた。
「まさか・・・」
振り返るとそこには間違いなくクロエが立っていた。はじめて聞く声だがどこかで聞き覚えがあった。
「くっ」
「さらに言うなら、大技を連発しすぎ。常に余力を残して戦うことを忘れない」
「どうしてだ・・・確かに・・・」
「影と影を繋ぐ力を使えば、いないのにいるように見せることもできる。感謝するわ。なにせ一度にあれだけの門を開けば流石のジャクリーヌの結界でもカバーしきれなかったし、リタの目も誤魔化せて楽にこの下の部屋に移動することもできた。貴方の攻撃で屋根はボロボロで破壊して隙をつくるのは容易かったし・・・」
「あたしのせいで・・・」
エヴァは愕然としその場にへたり込む
「そう、落胆することはないわ。こうして私の声を聞かせたのはせめてものお礼。貴方もすぐに送ってあげる。影牢送々」
もはや抗う意志を失ったエヴァが逃げられる訳はなく消えた二人のように影へとその姿は消えた。
飛び交う黒い炎、それに対するように氷と光が交じり合う。
黒い炎を操るのは昆虫のような姿のもつ女―『アバドン』
光を操るのはフローラ・リグ・フォルテ・ラルデリカ。一角獣近衛隊団長『ミカエル―美の天使』の称号をもつ美しいプロポーションを持ち神の作り出した美の化身と称えられるほどの美少女―
氷を操るのはラリサ・デニソフ『カマエル―断罪の天使』の称号を持つ氷のような印象をうける美少女―
その3人が激しくぶつかり合う、空を舞うアバドンに対しラリサが凍りの舞台をつくりその上を駆けながら氷の鏡で辺りを囲みそれにフローラが光を反射させる。しかし、アバドンは氷を黒い炎に喰わせ連携を断ち切る。
2体1の戦いではあるがアバドンが若干優勢に傾いていた。
「ブリザード・ブラスト」
そんな中、ラリサは起死回生の氷の塊が放たれアバドンへと向うが・・・
「影門障壁」
突如伸びた影がアバドンを守ったのである。その光景にフローラ達の動きが止まる。
『アバドン、決着はついたから帰るわよ』
その視線の先にはフリップをかざしたクロエが立っていた。
『御意』
くぐもった独特の声で追従の意志をしめした。
「ま、まちなさい!!エヴァやジャクリーヌやリタは・・・」
フローラは最悪の事態を想像しながらもそれを否定したいがために訊ねたが、
『お土産』
そんなフリップをかざすと何かを投げてフローラよこした。それを手に取ったフローラは愕然とし跪きぎゅっと抱きしめた。
その様子をみながら何をするでもなくクロエは
「影門転位」
小さく呟きアバドンを伴い影へと消えた。
2人の姿が消えた後ラリサはクロエの投げ渡した物を見つめるフローラに近づき
「フローラ様・・・それは?」
フローラは涙を浮かべながら手を開いて見せた。手の中にあったのは3人の少女が身につけていた一角獣近衛隊の紋章であった・・・
★ ★ ★
エヴァたちはどこともしれない石造りの大きな部屋で衣服を剥ぎ取られ椅子に拘束されていた。「うぅぅん・・・ココは」
「んっ・・・」
「ぐっ・・・・・・」
三人の少女は目を覚ますと目を開くと
「なんだよこれ・・・!!」
「いやぁぁぁぁぁ!!」
「・・・・・・やぁっ・・・・・・!!」
叫び声をあげ驚いた。それもそのはずである。互いに向き合うように置かれた椅子は他の2人がよく見えるようにされており、股を大きく開いた状態で椅子に座らせられておりしかも閉じられないように足首同士を棒枷で固定さてさらに太ももにを左右の椅子の足に荒縄でしっかりと固定されいる。手は後ろで縛られやはり上腕同士を棒枷で固定されいる。さらに座っている椅子も真ん中の部分がなく、いわば少女達自身が椅子を固定させるつなぎとなっていた。
「お目覚めかしら?一角獣近衛隊のお嬢さんがた?」
暗闇から白衣をきたダークエルフの女―ベネルが2人の厚手の生地の白衣のスカートを着た少女を伴いそのむ姿を現した。
「ぐっ何の真似だ!!」
エヴァは必死に吼えた。
「あらあら、女の子がしかも貴族の令嬢がそんな言葉使いはいけないわ。私の名前はベネル。貴方達の教育係よ。」
他の少女達は恥ずかしさのあまり声を立てられないがエヴァだけは気丈にベネルを睨みつけていた。エヴァは隊の中でも17歳で面倒見がよく、また少し高めの身長であるため姉のような存在として尊敬されていた。
「くす。年長者の義務かしら?その口から私だけ助けてって言わせたいわ。でも、とりあえず素直になれるお薬をあげるわね」
「な、なにをする気だ」
さすがに得体の知れないモノを使われるには恐怖を感じられずにいられなかった。
「あら、怖いかしら?くすっそんなに怖がらなくていいわよ気持ち良くなれお薬だもの。これを使えば進んでちんぽをしゃぶりつく娼婦になれるわ」
「や、やめろ!!」
「いいわよ。貴方の分をこっちの子にでも使うから」
そういいながらリタへと近づいた。リタは内気で自分に自信のない少女だった。それはその能力『千里眼』が役に立っているという実感がもてないことや自分の容姿を他のメンバーと比べるとどうしても見劣りすると感じてからである。
「リタに手を出すな!!」
「あら、ならこっちの子ならいいのかしら?」
ベネルはジャクリーヌの後ろに回りながら少女の頬を指でなぞり楽しそうにエヴァの顔を見つめる。
「2人に手を出すな!!」
いまにもかみつきそうな勢いで吼えるがベネルは
「おお、怖い。怖い。」
わざとおどけてみせる。それが挑発とわかっていてもエヴァは怒りを覚えずにはいられない。
「くすくす。そんなに睨まないで、いいわよ〜私はとっても優しいからこの子達に手は出さないでいてあげるわ。そのかわりこの子達の分まで貴方が受けるのならだけど・・・もし、私の『教育』に最後まで耐えれたらこの子達は無事に帰してあげるわ。」
「本当だな・・・」
「ええ、神に誓ってもいいわよ。そのかわり貴方も神に誓ったら、最後まで教育を受けるって」
「ああ、神の名において誓う。」
「これで正式な契約ね。ならルールはしっかりと決めないといけないわね。遊びは真剣にしなくちゃ」
ベネルには一つの悪癖があった。それは賭け事がとてもすきなのである。
「ルールはそうね・・・先ずは日時をはっきりと決めないとね。そうね・・・1日もあれば充分ね。砂時計を用意して」
「かしこまりました。」
そばに控えていたお付きの少女はそう言うとエヴァの見える位置に立ち地面に魔方陣を書き込むといきなり地面が発光し巨大な砂時計が置かれていた。
「次に、そこの2人にはなにもしないけどきちんと役目をあげるわよ。それはね。貴方が何をされてるかしっかりと見てること2人が見ていないとなにかされちゃうかもね。それと私の質問には素直に答えることもしウソだと思ったらその分のペナルティーをあげるわ。それじゃー始めましょうか?」
その言葉とともに砂時計が落ち始める。
「先ずは、そうね。このお薬を使いましょうか?でも三倍の濃度だからこれだけでギブアップしちゃうかもね」
ベネルは大きな注射器を手に取る。それをエヴァに見えるようにしながら首へと射した。
「一体・・・なにを・・・」
「ふふふふ、すぐに効果はわかるわ。もしかしたら発狂しちゃうかもね」
その言葉どおりにエヴァの体には目に見えて変化が現れ始めた。
「はぁはぁ・・・」
「どう全身が性感帯になった気分は?」
エヴァの息は乱れ全身から大粒の汗が流れ落ちる。その流れ落ちる汗ですからクリトリスを愛撫されたのとなんら変わらない快楽をあたえ、あふれ出る愛液から味わう快感はもはや表現し様がない。
「あぐぅ・・・あぐぅ・・・」
「もう、限界かしら?でも、まだまだ序の口よ。つぎは二種類同時にいってみようかしら?」
ベネルのその言葉にお付きの少女たちは胸とクリトリスへと注射を撃った。
「ぎぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁぁあがぁぁぁぁぁびぎぃぃぃぃぃぃふぐぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「あらあら、はしたない。一日も必要なかったかしら?ねえ、どう貴方達の代わりに彼女はくるしんでるのよ。あら、でも気持ちいい思いかしらね?」
妖艶な微笑を浮かべながら拘束される少女達の表情を伺う。2人の少女は目を背けたい必死にこらえながらも頬をあからめ尊敬すべき先輩の痴態をみせつけられ戸惑いを受けていた。
「はぁはぁ・・・あぐぅ・・・これくらい・・・・・・たえ・・・・・・あぎぃっ・・・はぐぅ・・・・・・」
「くすくす。『これくらい』ね。私にいわせればこの程度かしらね?くすっそろそろ効果が出るわよ。いま撃った薬の効果がね。」
その言葉どおりの変化がエヴァの体に起きた。
「体が・・・・・・熱い・・・・・・あぁぁぁぁぁぁ」
肉体に大きな変化が置き始めたのである。形のよかった胸が異常な速度ふくらみその大きさは自身の頭よりも一回りいや二回りは大きい、またクリトリスも肥大化しその長さはエヴァの口につくほどであり太さは手首ほどの太さまでなるとそれはエヴァがいまだ見たことの無い形―男性器へと形を変えた。
「あらあら、いきなり自分のをおちんちんをパイずり?意外と淫乱なのね」
「お・・・ちん・・・ちん?」
「そ、チンポ、ペニス、男根、おチンポ。言い方は様々だけど男の人のシンボル。とってもりっぱよ〜くすくすでもこれじゃ〜化け物ね」
その異形と化した姿を想像するだけで死にたい気分になるがラルデリカの教えでは自殺はもっとも罪の重い行為とされているために敬虔なラルデリカ教徒であるエヴァは自ら命を断つことはできない。
「それじゃ〜感度と機能を確かめてみましょうか?」
「ひいっ・・・はふっ・・・なにか・・・あぐぅ・・でるぅぅぅぅぅぅぅ」
ベネルの冷たい手が軽く触れただけで激しい痙攣とともに始めての射精を迎えると同時に膨れ上がったバストからは大量のミルクが溢れ出した。そして、エヴァのペニスから放たれた精液は強烈なまでの生臭さをはっし生暖かいミルクとでジャクリーヌとリタの体を白く染め上げた。
「あらあらはしたないわね。早漏なんて・・・これはお仕置きしないと、貴方たち」
「はい、ベネル様」
「やめ・・・」
2人の白衣の少女はベネルに命じられるまま分厚い革製のベルトでペニスとニップルをきつく拘束する。
「これで射精は搾乳もできないわね。あなたたちしっかりと扱いて上げなさい」
「あがぁいぎぃぃぃ・・・こんな・・・あぐぅ・・・まけ・・・・・・ひぎぃぃ」
2人の少女に丁寧に胸を揉みながらペニスに舌を這わせる。
(負けるもんか・・・・・・絶対・・・・・・耐えて・・・2人・・・助け・・・)
強い意志を持ちながらも体はなんども絶頂を迎える。
「ほらほら、体は正直に反応してるわ」
「ひぐぅぅはぐぅぅ」
(負けるな・・・私は・・・・・・一角獣近衛隊のラファエル・・・栄光の称号をもつ・・・正義を・・・・・・守る・・・騎士だ・・・快楽に・・・負けて・・・たまるか・・・)
だが、心では抗おうと思っても体は射精への快感への衝動が駆け巡る。
「あらあら、苦しそうね?また、汚いザーメンで大切なお友達を汚したいのかしら?どうおもう?」
今までどうしていいのかわからずただただ放心するしかなかった2人の少女に近づいた。
「ねぇ答えてよ?」
リタの背後に回り体についた白濁した液体を手で綺麗にすくいながら片手では少女の年の割りには未発達な乳房を軽くなでまわす。
「や、やめてください・・・」
「ほら、質問に答える。トルマリン、お薬追加して」
「えっ・・・」
「はい、かしこまりました。」
トルマリンと呼ばれた少女は注射器を手に持つとペニスに撃った。
「あぎぃぃびぎぃぃぃあがぁぁぁぁぁぁぁぁ」
エヴァは絶叫しながら全身を痙攣させる。
「ほら、あなたが質問に答えないからお友達がくるしい思いをするのよ。ザーメンまみれになりたいの?臭くて汚いザーメンで体中を汚されたい?」
「そ、それは・・・嫌です・・・」
「あらそう?じゃートルマリン。もう一本追加ね」
「はい」
再び今度は乳房に注射を撃った。
「そ、そんな!!ちゃんと答えたじゃないですか」
「ええ、答えたわよ?でも・・・」
「ひゃうっ・・・」
ベネルはリタの股を軽くなでると透明な粘り気の強い液体がベネルの指を濡らす。
「ほら、濡れてる。本当はザーメンかけられて感じてるんでしょ?ウソはいけないわ」
「ウソなんて・・・」
「だまりなさい!!」
ザーメンをすくい集めていた手をリタの顔に押し当てる。ザーメンが鼻孔へと侵入してその強烈な匂いにむせ返る。
「けほっけほっ」
「あんたはね!!ザーメンかけられて臭い匂いをかいで股濡らす淫乱娼婦なのよ!!それが一角獣近衛隊?ふざけんじゃないわよ!!本当はザーメンまみれになりたい変態がかまととぶってんじゃないわよ!!」
「ちがふ・・・」
突然のベネルの激昂ぶりにリタは思わず不覚にも震えてしまった。
「やめ・・・ろぅ・・・ひぐぅぅ・・・・・・手を・・・・・・出さない・・・やく・・・そ・・・・・・あぐぅぅ・・・」
エヴァは息も切れ切れながらも強靭な精神力を振り絞ってベネルを制止する声をかけた。
「あら?たいした精神力ね。まだ精神がまともなのね・・・いいわ。この子はここまでにしておきましょ」
そういうとあっさりとリタから離れ今度はジャクリーヌのそばに立つと、
「ねえ苦しそうでしょ?お友達を助けたいとはおもわない?あなたが『私は淫乱なメスブタです。臭くて汚いザーメンまみれになりたいです。』ていったらあの子の拘束を解いてあげるわよ?その代わり貴方はザーメンまみれになるけどね。くすくす」
選ぶことのできない選択。例え選択しなくてもエヴァの苦しみがより一層深くなるだけ、かといってその言葉を口に出すことはあまりにも屈辱でありそして同時に敗北を認めるに近いだがそれでも仲間を見捨てることは少女にはできず
「わ・・・私は・・・」
「やめ・・・はぐぅぅ・・・・・・わた・・・だい・・・いぎぃぃあがぁぁぁ」
気丈に振舞おうとするエヴァの姿が逆にジャクリーヌの覚悟を決めさせた。
「私は淫乱なメスブタです・・・・・・臭くて汚いザーメンまみれになりたいです・・・」
消え入りそうな声でなんとか言い切るも
「聞えないわ。もっと大きな声で言いなさい」
ベネルからさらなる要求が突きつけられる。
「私は淫乱なメスブタです。臭くて汚いザーメンまみれになりたいです。」
今度ははっきりとエヴァの耳にも聞える声で答えた。
「くすくす。ザーメンまみれになりたいのね〜変態ね。いいわ優しい私がそのお願い聞いてあげる。外してあげなさいトルマリン」
命じられた少女は頷くと椅子をその少女の体では思えないほどの怪力で軽々と待ちあげるとジャクリーヌのほうをむけ拘束を外す。
ドビュルルルルルルルルルルルルルル――
まるで雪崩のような勢いで射精しジャクリーヌはザーメンのドレスを身に纏ったようであった。「変態メス犬ちゃんにはもっと味わせてあげる。もっと出させなさい。トルマリン、トパーズ」
「はい」
エヴァを激しく責めたてる。その責めはあまりにも巧で的確に性感帯を刺激する。感度の上がっているエヴァにとってはその効果は何十倍と現れ何度も何度も射精しそのたびにジャクリーヌは精液に溺れる。
「あぐぅぅ・・・やめ・・・」
「なにギブアップかしら?いいのよ。素直に助けを請えばいいのよ。そうすれば楽になれるわよ?」
「・・・だめ・・・エヴァさん・・・負けないで・・・」
ジャクリーヌはむせ返るような生臭さ匂いに包まれながらもエヴァのことを気遣った。
「あらあら、ずいぶん自分勝手ね。敗北を認めれば残るのは快感だけなのに・・・あの子ようにね。そういえば来るようにいっていたけど遅いわね」
呼びつけた人間がこないことにじゃっかんの苛立ちを覚えていたがそれでも目の前で痴態に苦しむ少女をのんびり堪能するのも悪くないと感じていた。
カツンー・・・カツンー・・・
石畳が甲高い音を響かせる。
「あら?着たみたいね。ちょっと遅いわよ。アバドン」
「申し訳ありません。きちんと会うのは久しぶりですのでそれなりのお洋服をとおもいまして」
その声に
「うそ・・・この声・・・」
「ま、間違いありません」
「あぐぅぅ・・・なんで・・・」
三人の少女は驚きを隠せない。
「ごきげんよう。みなさん」
微笑を浮かべる。それは3人の少女にとってよく知っているはずの笑顔だか、その姿はけっしてかつての彼女からは想像できる者ではなかった。
ボディーラインのくっきりと現れる胸のはだけた漆黒のドレス。そして全身から感じられる淫靡な雰囲気が妖艶さをかもし出し、知っている人物であるはずがまったくの別人がそこに立っているようであった。そしてかつては違うのはそれだけでなく豊満な双丘の中央にはどす黒く輝く血のように赤い宝玉が埋め込まれていた。
「こうやってお話しするのは久しぶりですね。いつもはお話しする暇はありませんから」
「まさか・・・そんな」
その事実に気がついたのはジャクリーヌであった。
「見せてあげたら?」
「かしこまりしまた。ベネル様」
ターニャの体から黒い炎が噴出しその体を覆い隠すと次に少女たちが目にしたのは別のよく知る姿にへと変わった。昆虫のような皮膚をもつ悪魔アバドン。さすがに少女たちは絶望を感じずにはいられなかった。敵がかつての仲間であったのだから当然ではある。
「いい顔ね。でも、絶望する必要は無いわ」
アバドンはすぐに姿を人の姿に変える。
「そうよ。至高の快楽が味わえるのよ。それでベネル様ご用件は?」
「ああ、そうだったわ。この子達があまりにもいい顔をするものだから忘れるところだったわ・・・この子達を捕らえるときに囮役として充分な活躍をしたそうじゃないちょっとご褒美をとおもってね。」
「そんなことは・・・クロエさまは三人も相手にしてこれほどの成果をあげられてますのに」
「私の評価が不満?」
「いえ・・・そのようなことは」
ベネルの機嫌を損ねたかとおもい萎縮したがベネルは気にする様子もなく
「恐縮しなくていいのよ。クロエは貴方よりも才能、技術、環境、意志、総合的な戦闘能力、実戦経験どれをとっても格段に上なのだから、もし、殺す気で貴方たち全員と戦えば確実に勝てるわね。なにせクロエに勝てるのなんてゼクロくらい、あとは互角くらいでアルト、クルツ、キルデ、フリーダの四人くらいなものよ。」
「申し訳ありません。」
「いいのよ。それくらい傲慢でもね。さてとご褒美の件だったわよね。ご褒美はねエヴァちゃんのしょ・じょよ。どう素敵でしょ?」
「はい」
色っぽい笑みを浮かべターニャはエヴァに近づいくと
「くすっ。エヴァちゃんの肌すべすべしててとっても美味しわ」
ぺろりと舐め淫靡な雰囲気をかもし出す。
「や、やめてくださいターニャさん・・・」
「嫌よ。リタちゃん私に命令しないでくれる?これからエヴァちゃんの貫通式なんだからエヴァちゃんのおマンコも濡れ濡れでおちんちんを頂戴ていってるわよ」
そこにいるのはかつての仲間思いの彼女ではないことを改めて実感させられる。
「ターニャ、時間はそんなにないのよ。早くしてあげなさい。」
ベネルにせかされると
「申し訳ありません。ところで椅子に座らせたままですと・・・」
「やり辛いのなら外してもいいわよ。どうせ逃げられないし逃げることもできないでしょうから」
「ではお言葉に甘えて」
手をかざすと黒い炎が噴出しエヴァの体を傷つけることなく拘束具だけを焼き払う。
「はぐぅぅ・・・ター・・・ニャ・・・・・・」
「あらあら乱暴ねお友達は痛そうよ?」
「あら、痛かった?ごめんなさい。でもすぐに気持ち良くしてあげるわ」
そういうとスカートをたくし上げるとそこには凶悪なまでに巨大なペニスがむくむくと大きくなっていった。
「リタちゃんもジャクリーヌちゃんもよく見ててね」
優しく微笑みかけながら体格的には頭一つ大きいエヴァを軽々と持ち上げると股を大きくひらいてリタたちによく見えるように体位を動かす。
「それじゃーいくわよ。エヴァちゃん」
「ひぎぃぃぃぃあぎぃぃぃぃあぎぃぃぃぃぃぃぃぃ」
極太のペニスがエヴァの秘裂をこじ開け奥へと侵入していく、だがエヴァは苦痛は感じることなくむしろ今まで味わった快楽とは比べ物にならないほどの快楽が全身を駆け巡る。
「どう気持ちいいでしょ?『気持ちいいっていってよ』」
エヴァの体にその言葉が染み渡る。
「あああきもちいぃぃぃおまんこがぁぁぁぁきもちいいぃぃぃもっとぉぉぉぉもっとぉぉぉ」
(口がかってに・・・なぜ・・・)
理性と本能が切り離された感覚。エヴァの口からは快楽を謳うが心ではソレを必死で否定する。
「すごい締め付け。もう出ちゃいそうよ」
「出してぇぇぇ出してェェェおまんこの奥にだしてぇぇぇぇぇ」
(違う!!私はこんなこと言いたくない)
それでも淫靡な声をあげて快楽をねだる。
何度も何度も絶頂を迎えながらそのたびに心が快楽に蝕まれる。
「どう気持ちいいでしょ?」
「キモチイイの・・・・・・キモチイイの・・・もっと・・・・・・もっと・・・」
(キモチイイ・・・違う・・・キモチイイ・・・・・・しっかりしろ・・・エヴァ・・・おまえは・・・・・・一角・・・メスブタ・・・違う・・・一角獣近衛隊・・・インラン・・・天使・・・心が・・・キモチイイ・・・壊れて・・・・・・しっかり・・・感じなきゃ・・・気持ち良くなるのが・・・一角獣近衛隊の・・・ツトメ・・・・・・カイラク・・・に身を・・・マカセセセルルルル・・・ココロガ・・・狂ウ・・・アァァァァ・・・闇ニ・・・堕チル・・・)
エヴァの闇が心へ染み渡る。
「きもちいいですモットモットあははははリタ、ジャクリーヌみてぇぇぇぇ淫乱な私をミテェェェ」
「エヴァちゃんはしたない。おチンポをそんなに気に入ったの?おマンコがぎゅっぎゅっ締め付けてくるわよ」
獣のように四つん這いになりながら地面に飛び散った自らの精液をかき集め舐めまわす。
「くすくす。どうやら堕天したようね・・・ねえ、エヴァもっと気持ち良くなりたい?」
ベネルのその問いかけに
「気持ち良くなれるなら・・・なんでもいいぃぃのぉぉぉおもっとモッとキモちヨくゥゥナリなりたたい」
「いいわ。なら、こういいなさい。『私は敗北を認め、淫乱なメス奴隷として忠誠を尽くします。』てね」
その言葉にもはや快楽に支配されたエヴァは迷うことなく
「私ハ敗北ヲを認めぇぇ、淫乱な・・・メス奴隷として忠誠を尽くします。」
ニヤリとベネルは笑みを浮かべると
「なら奴隷の証を上げるわ」
小さな紫色に輝く一粒の宝石を取り出すとエヴァの胸の谷間の上のほうに押し当てると
「目覚めよ悪魔の種子よ。汝の姿を現せ」
宝石から無数の細い管が伸びエヴァの体を駆け回る。
「あぎぃぃきもひぃぃぃぃあぁぁぁぁぁぁぁ」
エヴァの意識が暗黒よりも暗く深い場所まで落ちていった。
「くす。さてとターニャその子を運んでくれるかしら?調整をしないといけないから」
「かしこまりました。」
ターニャはエヴァをお姫様抱っこをすると軽い足取りでベネルに付き従う
「トパーズとトルマリンはその子達を綺麗にしておきなさい」
ベネルは思い出したかのように足を止めるとそう命令をくだし
「「おまかせをベネル様」」
2人の少女は未だ現実を受け入れられない少女へと近づいた。
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