黒衣(くろえ)



 クロエ――本名・性別・年齢不明。神出鬼没のゼクロの側近。おもな活動は情報伝達と諜報活動――

 黒・・・・

 闇・・・・・

 影・・・・・・

 それが私・・・・

 全てを失った私・・

 全てを貰った私・・・

 生きる意味も・・・

 絆も・・・

 力も・・・

 大切なことを全て教えてくれたあの人・・・・・・

 私の全てを受け止めてくれたあの人・・・・・・

 私が戦うのはあの人のためと―――に復讐すること・・・・・・

 昔の名前は――――

 今の名前はクロエ・・・

 『クロエ』あの人がくれた私の名前・・・・・・

 私は影使いのクロエ

 光に対になる者…

 ★ ★ ★

「ふむ、ようやく出発したか・・・やれやれ手間のかかる。」
 老人――アーネスト・フリスタ卿。晩酌を楽しみながら軍が出立したことに安堵していた。
「しかし、リチャード坊やも、やきがまわったの。偉い出費じゃな」
 アーネスト老はそうぼやきながら椅子に深く腰掛けていた。
「高そうなお酒ですね」
「誰じゃ!?」
 老人の額から汗が流れた。部屋には誰もいない。それは間違いない。
 おまけにここはアーネスト老の邸宅。警備は万全であり、さらに無理を通して一角獣近衛隊から1人派遣されている。一角獣近衛隊は聖天十字近衛隊とは別に設けられた部隊で聖天十字近衛隊が攻勢的な側面が強い近衛隊に対し一角獣近衛隊は逆に防御に徹した近衛隊である。そして、一角獣近衛隊の構成メンバーは全て若く処女の乙女でさらに家柄、実力ともにともなっていないと入団不可能な組織である。そのため規模では他の部隊と比べるとわずか10人の少数ではあるが少数精鋭のエリート部隊である。
 老人は椅子から立ち上がり部屋を見渡した。
「姿を見せい!!」
 大声で騒ぎながら心臓の鼓動が激しくなる。まるで部屋中にドクンドクンという音が響き渡るようであった。 
「もう、見せてるわ・・・」
 老人の背後から声がかけら老人は振り返ろうとしたが首元にひんやりとする感触が伝わった。
(この声どこかで・・・・・・)
 それが老人の最期の思考となり次の瞬間には老人の首は宙を舞い赤い液体が部屋中に撒き散らされた。
「任務完了・・・とは行かないようね・・・」
「フリスタ卿ご無事で!!」
 それと同時にバンッと扉が開き二人の屈強な兵士と錫杖をもった17歳くらいの赤い修道服の少女が入ってきた。
「これは・・・貴方がやったのですか?」
「影蛇画廊」
 少女の問いに答えることなくクロエは短く呟くとクロエの影が無数の小さな線に変わり部屋中の壁を這いまわり兵士達に襲いかかった。
「危ない!!」
 兵士達が動くよりも早く前に出ると錫杖をかざし見えない盾で影の蛇を防いだ。
「みなさんは下がってください・・・・・・この敵はかなり危険です・・・」
「わ、わかりました。ターニャ様もお気をつけて・・・」
 少女はクロエから目を放さないように見つめながら兵士達が離れるのをまった。
(ターニャ・ゼラニウム。一角獣近衛隊の1人。称号はザドキエル・・・炎の天使。ちょうどいいわ。一角獣近衛隊の力見極めさせてもらう)
 クロエもまた、引く兵に攻撃しても無意味なことを理解しており目の前の敵に集中を始めた。
「兵を引くのをまっていただきありがとうございます。それではお覚悟!!」
 そういと少女の足元で小さな爆発が起きるその爆発を利用しターニャは一気に間合いをつめ錫杖を巧みに扱い様々な角度から攻撃を放つ対するクロエは大鎌で攻撃を捌きながら攻撃を繰り出す。互いの攻防は一進一退それほどの激しい攻防でも互いの衣服を切り裂くの精一杯であった。
 何度も打ち合いが続き間合いを計ろうとクロエが後退した一瞬をつきターニャは爆発を利用した高速移動で間合いをつめる動作と同時に突きを繰り出しクロエの胴を貫いた。
「私の勝ちです。フレイム・エクスキュージョン!!」
 錫杖から炎が噴出しクロエの全身を包み込んだ。
「ごめんなさい・・・こうするしか・・・」
 少女は殺すしかできなかった敵に涙を流した。
「『相変わらず』甘いわね。それに一つ判ったわ貴方は、実戦経験がすくないわね」
「えっ・・・・・・」
 ターニャは驚き振り返るとそこには1人の女性が立っていた。焼け焦げたのはクロエのローブだけが焼け焦げただけである。顔は影がかかっており表情は見えない。だが声から感じる年のころはターニャと同じ年くらいだということは判った。
「なら、私が負けることはないわ・・・・・・いくわよ」
 少女は錫杖を構えるが先ほどとはクロエの動きが明らかに違った。ターニャは打ち返すどころか防御することですら精一杯やがて息があがってきた。
(このままじゃ・・・いえ、弱気になるわけにはいきません。一瞬・・・一瞬でいいです・・・神様どうか私に力をください)
 その祈りの願いが通じたのかクロエの膝が落ちた。そのときをチャンスとターニャは渾身の突きを放つがクロエはそれを予想してたかのように飛び上がると突きをかわすと
「影牢送々」
 地面に残っていたクロエの影が大きく広がりターニャを包み込みまるで水溜りができるように影が広がると少女の姿は消えており地面には砕けた錫杖だけが取り残されていた。
「私なら相手を倒しても油断はしない・・・そこが貴方と私の実戦経験の差・・・」
 影がクロエを全身を包むローブへと姿を変えそのまま闇に溶け込み部屋には老人の死体が一つ残された。

 ★ ★ ★

「ふふふ、面白いのができたわ」
 ベネルは一仕事を終え悦に入っていた。
「それで何のようかしら?」
 振り返ることなく背後に声をかけた。
「なにか言ったら・・・てっクロエか・・・あなたいいかげん喋ったら?まーいいけどでなに?」
『お土産』
 そういうと影が膨らみ影の中から気を失った少女が現れた。
「誰?」
『一角獣近衛隊ターニャ・ゼラニウム』
「へーそれでどうすればいいの?」
『壊さなければ何してもいい。でも、あとで使うから返して』
「壊さなければ私の自由なのね?」
 クロエが頷くとベネルの目がキラキラと輝いた。

「うぅぅん・・・私は・・・・・・」
 ターニャは気がつくと冷たく堅いベッドの上に大の字で寝かされており手足は拘束されていた。
 彼女は12歳の時に一角獣近衛隊の養成学校に入り一角獣近衛隊は20歳になれば引退し様々な役職につくために定期的に入れ替えがあり前任者が引退したために15歳で入団許可が下りた。性格は慈悲深くついつい敵に情けをかけてしまう心優しく控えめな少女でありその容姿も慎ましく野に咲く花のようと謳われている。
「あら、気がついたわね」
 ベネルは少女の顔を覗き込みながら容態を確認した。
「ダークエルフ・・・・・・私にいったいなにをするきですか・・・」
 すこし恐れながらも気丈に振舞うと
「あら、もう何もしないわよ。」
「ひぐぅっなに!?」
 突然、ターニャの下半身に電気が流れるような感覚が伝わった。
「いまの体勢では見れないわね。すこし見えるように起こしてあげる」
 ベッドに近づきベッドの支柱に幾つか附いているボタンを押しダイヤルを回すとターニョの上半身部分だけがわずかに持ち上がった。
「いやぁぁぁぁぁぁ」
「どう驚いた素敵でしょ?」
 ターニャが見たものそれはターニャにありえない器官が股間から生えていた。ベネルはそれをなでながら嬉しそうに話し始めた。
「感度はなかなかねでもまだ馴染んでないから予想よりも反応が弱いわね。それで感想を聞かせてくれる?馬のおちんちんをつけられた気分はどうかしら?カリの部分なてまるでキノコのかさ並みの出っ張り。やっぱりファブニールのおちんちんは立派ね」
 ファブニールとは稀少な野生の馬で他の馬と違い6本の足があるのが特徴でありその大きさも他の馬よりも2回り以上は大きく気性は荒々しいために軍馬として用いられる。その男根もまた巨大でまるで成人女性の足のようなサイズである。
「こ、こんなこと・・・・・・ひどい・・・・・・なんでこんなこと・・・・・・」
「こら人の話は聞きなさい!!」
 力いっぱいターニャの男根を握った。
「ひぎぃぃぃ」
「まったく、これから最終調整をおこなうわ。」
 ベネルの楽しそうな態度ではあるがその瞳は冷たい光を宿していた。
「それじゃー先ずは慣らしていこうかしら。ペロ」
 その呼び声に反応し黒い仔馬程の犬が駆け寄ってきた。
「よし、いい子ね。それじゃーさっそくおやりなさい。『あなたは目を背けちゃダメよ』」
 少女の悪夢のような光景をみることになった。巨犬は大きな口を開き三枚の太い舌を伸ばしてきた。舌はまるでヌラヌラと光っており一本一本が別の生き物ように動きを見せターニャの陰部へと伸びた。
「やめて・・・やめてください・・・・・・」
 震えながら哀願したがベネルは手元に用紙をもち実験動物を見るのように観察するだけだった。
「ひゃうっっ」
「舌がざらざらして気持ちいいでしょ?この子の舌はねやわらかい歯舌になってるのよ」
「し、しぜつ?」
「貝とかナメクジとかつまり体の柔らかい生き物の歯よ。ああ、安心して本来なら餌を削り取るけどこの子の舌のは好物の人間の排泄物を集めやすくためのものだから体に傷はつかないわ。」
 巨犬の舌に舐められるたびに今まで出したことの無い声をあげながら今までに無い感覚に襲われやがて一枚の舌がターニャの男根に絡みつき一本はヴァギナに一本はアナルへと侵入を始めた。
「いや、そこはダメ・・・はぐぅ・・・そこは・・・・・・」
「何を言ってるの?体は欲しい欲しいて感じよ?ほら、舌チンポが入っていくわ」
「ひゃうっ・・・そんな・・・・・・あぅぅ・・・なかで暴れないでぇぇぇ・・・なにか・・・出ちゃうぅぅ」

 全身を激しく痙攣させると始めての射精を迎え少女は精液まみれになった。だがそれでもペロの舌は動きを止めなかった。ヴァギナとアナルに挿入された舌は激しく体内で暴れまわり、ペニスに伸びた舌はベニス全部を包み込むだけでなく尿道へと無理やり侵入し尿道に残っている精液すら舌で集め始めた。ターニャはそんな様子を目を背けることなく見つづけた。本人は見たくないはずなのに目を背けることを心の中でなにかが拒んでいる。
「どうはじめての射精は?ペロも喜んでるわよ。あなたの精液美味しいって。貴方も気持ち良かったのなら『気持ちいい』ていっていいのよ」
(こ、こんなこといけないのに・・・いけないのに・・・)
 ターニャは心では快楽を否定しながらも体は人の限界を軽く凌駕する快感を受けた。
「こんなおかしいのにきもちいいぃぃぃいやぁぁぁきもちいぃぃぃい」
「それじゃー耐久テストを始めましょうか?目標は12時間。この砂時計が落ちきったら終わりよ。」
 そういい残しベネルは研究室を出た。研究室の外ではクロエがまっていた。
『アレで大丈夫なの?』
「なに?心配で見に来たの?大丈夫、壊れないようにちゃんと仕掛けをして置いたわ。」
『仕掛け?』
「ちょっとした暗示よ。いろいろと潜在意識に刷り込んでおいたのよ。たとえば性的行為への嫌悪感の削除とかね。やっぱり貞操観念が強いからその部分をクリアしておかないと、それと私の言葉でのある程度の誘導よ。ちょっと魔力を込めて発音するとそれが発動キーになって体を支配するの。これはフリーダの圧縮魔法の亜流みたいなものね。とりあえず、急ぎ調整するから遅くとも2日程度で終わるわ」
『充分』
「それじゃーなにかあれば報告するわね。」
『よろしく』
 クロエは影に溶け込み姿を消した。
「さてと、フェミラ」
 ベネルは近くにいた助手のダークエルフの少女に声をかけた。
「はいなんですか?」
「私はこれから休憩に入るからとりあえず、15号と17号に薬液のA―12の投与をそれからJSTの2人は使えるか確認をとって、あとはそうね・・・急激な変化がなければ通常どおりもし異常が起きたら私を起こしてもし緊急レベルが3以上なら実験体は廃棄、施設の保存を最優先。ああ、そうそう、とりあえず試作7番と試験薬35のレポートをまとめておいて一応、陛下にも見ていただくから回りくどい書き方は避けて専門的な言葉も使わないように簡潔にまとめて置くのよ」
「判りました。ベネル様。あの、本日予定していた実戦テストのほうは?」
「そうね・・・いいわ進めておいて、貴方達も私無しでもできるところを見せてね」
「はい」
 少女が嬉しそうに返事をするとベネルは城内にある自室へと戻った。

 ★ ★ ★

――12時間後
 ベネルは休憩を終えると他の仕事を片付け2人のまだ14歳くらいの少女を伴い再びターニャの元に戻ってきた。2人の少女は双子なのか目鼻立ちはそっくりで違うのは髪型くらい1人は髪を後ろで束ね眼鏡をかけており、もう1人の少女は髪を短く揃えていた。2人ともメイド服を身につけてはいるが胸や陰部の部分はさらけ出されていた。
「ペロ、ハウス!!」
 今だに責めつづけていた巨犬、ベネルの声を聞くと舌の動きを止め自身の小屋へと戻っていった。
「あ・・あ・・・や・・・・・・め・・・な・・・・・・いで・・・」
「ずいぶん素直になったわね。ずいぶん馴染んだみたいだし。ルビー、サファイア。」
「「はい、ベネル様」」
 2人少女は声をかけられるとターニャへと歩み寄った。
「2人が誰かわかるかしら?」
「あなたたちは・・・・・・」
 ターニャの意識は何度も絶頂を迎えさせたにもかかわらずいまだはっきりしておりその瞳で捕らえた二人を見て驚きを隠せなかった。
「お久しぶりです、ターニャお姉さま。」
「ちがうよ、ルビー。始めましてだよ。だって私たちはもう昔の私たちじゃなくて魔物専用精液便所奴隷なんだから」
「なんで・・・なんで貴方達が・・・」
 それをみたベネルはあることを思い出した。
「意外だったかしら?そういえばここは何処だか言ってなかったわね。ここはラムルテッドよ。だから当然、修道院に通っていたあなたの従兄弟がいるわけ。最初は泣き叫んで大変だったけど・・・・・・」
「いまではベネル様に感謝てます・・・だってこんな素敵なことができる体にしていただいのですもの・・・」
 2人はベネルの身を寄せ陶酔しきった表情を浮かべた。
「あなたたちの従兄弟にも素晴らしい快感を味わってもらいましょ?」
「「はい、ベネル様」」
「い、いや・・・2人ともやめて」
「ターニャお姉さまそんなに脅えないでください本当に気持ちいいのですから」
 ベッド上で何をされるかわからずターニャは言い知れない恐怖を感じた。
「2人ともターニャは新米奴隷なのよつまり貴方達の格下、お姉さまだなんて呼ばずにちゃんと呼び捨てになさい」
「「はい」」
「それではターニャ・・・なんか変な感じでもなんだか楽しい」
「もう、それじゃーサファイア私がさきね」
「あっずるいよ」
 そういうとショートカットの少女―ルビーがそそり立つ男根に爪先立ちでまたがると秘裂を自らの手で大きく開き体重をかけ一気に飲み込み始めた。
「どうですターニャ。私の体はベネル様が改造していただいておマンコはまるでゴムのような伸縮性があるんですよ。」
「そんな・・・ひどい・・・はうっ・・・なに、これ・・・すごい・・・いや、そんな締め付けないで!!」
「ルビーどう?」
「す、すごいぃぃぃまるで太い丸太をおマンコに入れられたみたいぃぃぃぃ」
 ルビーのお腹が大きく膨らみ歓喜の声を上げ、体はターニャの男根に支えられ完全に宙に浮いいながらも体をゆすり男根を刺激した。
「うぁぁあ、またでるぅぅぅうきもちぃぃいいい」
「しゅごいぃぃぃ精液タンクがいっぱいになっちゃぅぅぅぅぅうぅぅ」
 ターニャの射精により膨らんでいた少女のお腹はさらにふくらみ今にもはちきれんばかりとなっていた。だがそそり立つ男根はいまだ衰えることなはかった。
「うわっすごい・・・それじゃー次は私の番だね」
 髪を束ねた少女―サファイアは丸太のような男根に抱きつきながら頭上のルビーの腰に腕を回し全身を上下させた。
「あぐぅぅびぎぃぃぃサ、サファイア・・・・・あぐぅぅそんな激しいよ」
「やめてぇぇ・・・出したばかりなのにぃぃぃあぐぅぅぅまた気持ちイィィイなにかヌルヌルしてきもちいぃいの」
「すごいでしょターニャ。私の体の汗腺わね。特殊な粘液を出すことができるの。とってもヌルヌルして気持ちいいでしょ」
「いやぁぁ出したくないのにぃぃお願いぃぃぃやめてぇぇぇぇこれ以上わやめてぇぇぇええ」
「もう、わがまま言わないでください」
「待ちなさい。いいわターニャそんなに出したくないのならそうしてあげる」
 ベネルはベッドに歩み寄ると異型のベルトの取り出し男根へと巻きつけた。
「ルビー!!サファイア!!全力で責めなさい。そうすればご褒美をあげるわよ。そう全力でね。でも、それだけじゃつまらないわ・・・ターニャ、一応言っておくわ。『神様。卑しいターニャは快楽に屈指、神の教えをすてメス奴隷になります』ていえたら外してあげる。貴方の神への信心をみせてね」
「「はい、ベネル様」」
 2人の姉妹は激しく体を動かし感度の高まったターニャを責め始めた。
「ひぎぃぃあぐぅぅぅあぎぃぃ」
「くすくす。2人は私の作品のなかでもなかなかの出来栄えなのよ。その二人の責めどこまで耐えられるか見せてね。」
「ターニャ、こういうのはどうかな?」
 ルビーのお腹がぼこぼこと動き出した。
「な、なにいい、しゅごくぅぅぅきもちいぃいぃぃあぐぅぅひぐぅぅぅ」
「あぐぅっすごいでしょ。私はぁはぁん自由に膣圧を変える事や膣を動かせることができるのよぉぉはぁぁんすごいぃぃ」
「それに、私たちは自由に感度が変えられるから感じないでターニャだけを責めることもできるんだよ。ベネル様にご褒美もらえるからさらにがんばらなくちゃ。私の場合は体がすごく柔らかいのタコとかみたいにね。だから・・・」
 サファイアは片手がまるで蔓のように絡みつき、もう片手はルビーの秘裂へと侵入しカリに絡みつかせながら先端を指でなで始めた。
「はぐぅぅひぎゃゃぁぁぁぐぅぅひぎぃぃぃぃ」
「くすくす。これだけされても目を背けないなんて本当は嬉しいんだ」
「ち、ちがう・・・ひぐぅぅぅ」
 少女達の責めは激しくいだけではなく性のテクニックは巧で間を置くことでより一層快感を強めていった。
(もう・・・だめ・・・みんなさん・・・・・・ごめん・なさ・・い・・・わたしは・・・)
「か、神様。いや・・・卑しいターニャは快楽に・・・はぐぅ・・・屈指、神の教えをすてメス奴隷になりますぅぅう」
「意外とあっけなく終わったわね。」
 本を読みながら経過を観察していたベネルは微笑み。
「お願い・・・ださして・・・」
「いいわよ。ルビーちょっといつまで咥え込んでるの。さっさと抜きなさい。」
「はい」
 ルビーはサファイアの手を借りながら地面に降り立った。
「貴方のためにいいものを用意してあげたわ。フェミラ」
 外に声をかけると白衣の少女が鎖を引いて入ってきた。
「ベネル様、お言いつけのものをお持ちしました。」
 鎖の先にはルビーたちよりも幼い少女が全裸で繋がれていた。少女は四つん這いで歩かされ小さく震えていた。
「この子を犯しなさい。そしたらはずしてあげる。」
「そ、そんな・・・」
「あら、気にすることなんかいないわ・・・だって貴方が気持ち良くなりたいのでしょ?ならそうすればいいのよ。欲望のままにね。それとも我慢する?できないわよね貴方のスケベチンポは出したい、出したいて疼いてるもの。ほらチンポ以外の拘束も解いてあげるわ。いやならそのままじっとしてればいいわ。でもその間サファイアに好きなようにさせるわ」
 拘束を解かれたターニャはふらふらとした足取りであったがゆっくりと振るえる少女に近づくと少女を押し倒し前戯もなく乱暴に挿入し様としたがぴったりと閉じられた秘裂に挿入することはできず秘裂に擦りつけるしかなかった。
「なんで入れたいのに入れたいのに!!」
 発狂寸前まで追い込まれながらなんどなんども擦りつけ続けた。
「それじゃーいつまでたっても無理よ。」
 ベネルはドロリとしたローションを少女の秘裂にかけると少女は泡を吹きながら身悶えし始めた。
「これで入るわよ」
 ターニャは少女の腰を掴むと一気に挿入すると鈍い音ともに少女の膣を広げながら入っていった。
「うわぁあの子骨盤くだけたね」
「あとでベネル様が改造してくれるわ」
 そんな双子の会話などターニャの耳に届くことなく何度も何度も腰を動かしていた。
「それじゃチンポの外してあげるわね」
「ひぎぃぃぃああぁぁでてるぅぅぅぅぅう」
 太い杭を打ち込まれた少女の秘裂からは精液が漏れることなく幼い子宮へと全て注ぎ込まれた。
「あぐぅおねがい・・やめて・・・・・・・ください・・・お願いします」
 少女は泣きながらかすれた声で哀願をするがターニャの腰の動きは止まることは無かった。
(なんで、なんでやめなきゃいけないの。私は気持ち良くなりたいの・・・そうよなんでなんでこんな子の言うことを聞かないといけない)
 かつて慈悲深く心優しい少女の面影は消え始め、もはや性欲の獣。
「うるさい!!うるさい!!あんたになんで命令されないといけないのよ!!私は精液を出したいの!!」
 ついに声に出して吼え始めた。
「くすくす。フェミラ、手術室の容易をあの子の治療をしてあげなさい。ターニャ、いいかげんになさい。もう『終わり』よ」
 その言葉と共にターニャの意識は闇へと沈んでいった。

 ★ ★ ★

「ここは・・・」
 ターニャが気がつくときちんとベットメイクがされており男根も跡形も無く消えていた。
「気がついたわね。気分はいかが?」
 ベッドの縁にベネルが腰をかけていた。
「はい、まるで生まれ変わったようでとってもすがすがしい気分です。ベネル『様』」
 少女の心は完全に堕ち今や従順な僕となっていた。ターニャは上半身を起こしながらベネルに挨拶をした。
「ええ、あなたは生まれ変わったのよ。あなたには私が新しい力を授けてあげたわ。その力を使って王国を滅ぼし、そして我らが皇帝ゼクロ様のお力になるのよ。力の使い方は判るわね?」
「はい・・・頭の中にどうすればいいのか浮かび上がります・・・」
「いずれ皇帝陛下には合わせてもらえるはずよ。あなたは今日からクロエの配下になることが決まったわ。」
 部屋にはいつの間にかクロエが現れていた。
「クロエ、早いわね。」
『プランのほうは陛下に提出してきた。許可も下りた。陛下としてはあまり気持ち的には使いたくないけどんな手を使っても勝たなければいけないといってられた。そして、その事実から目を背けることはないともいってられた。』
「そう・・・でも、そういう陛下だから私たちは付き従ってる」
『ターニャの教育は私が引き継ぐ』
「ええ、お願いするわ。」
 そういい残すとベネルは部屋を後にした。
『それじゃ始めましょうか?』
「はい・・・クロエ様」


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