第2話


 「今度ノ、指令ハ女王様ノレズプレイ。キャプテンマニアックデス。」
グランガランにやってきたロペット。新たな指令を前に考え込んでいた。
女王様といえばシーラ・ラパーナとやってきたのはいいが、なにしろラーカイラム
と違って勝手がわからない。

「あはははは。赤いロボット何、悩んでるの〜?」物陰から現れるフェラリオの少女。
ロペットは彼女に相談する事にした。勿論、お涙頂戴のストーリーを創作して。

「.....悲しいお話ね。女王様のレズプレイをビデオにとってもって行かないと貴方の恋人
ロボットが分解されちゃうのね、うん、任せて!フェラリオ特性の催淫剤でなんとかなるから。」

数時間後、グランガランの一室。
シーラ・ラパーナはグランガランの警備にやってきたザンボットチームを歓待していた。
中でも紅一点の神北恵子とは同性という事もありいろいろと話が盛り上がっていたようだ。

「随分 苦労しているようなのですね…まだ幼いというのに」
「いいえ、これも地球の為。多くの人を救うためなんです。それに私だってもう14歳。
もう立派な大人です。」
 会話に夢中になっている二人のカップにこっそり秘薬を入れるフェラリオ。
(....事情が判ればシーラさまだってきっとわかってくれるから大丈夫。)

まずシーラ女王に異変が起こった。

(....何か、この眩暈は)今まで和やかな雰囲気で心地よかった身体に強い脱力感が走った。
「シーラ様?どうしたんです…あっ.…」続いて恵子の身体にも強い脱力感が走った。

女同士の語らいということで警護の兵は離れた部屋にいる。呼び鈴に手を伸ばす余裕もなく
シーラの意識は別のものに切り替わった。

「....ふう...高貴なものというのも疲れるものですね。少し破目を外したくなりました。」
先ほどまでの温和な顔が悪戯っ子のような笑顔に。そしてその笑顔は気を失っている恵子に
向けられていた。

「フフフフ、可愛い...」ポニーテールを指に絡める。
恵子は...「うううん....」髪を弄られた所為か...微かに意識が戻る…。
「あ、シーラ様。すみませんちょっと気を失ったみたいで、大丈夫...あ...」
起き上がろうとするが下半身に力が入らない...そして、見る間に広がる水溜り..。
「え、え!嘘っ...とまらない、とまらないよお...。トイレに行けない...」
シーラの性格が豹変したように恵子のカップに篭められた薬の所為か....そのショートパンツ
からあふれ出る暖かい水。

「....私の部屋で失禁するなんて無礼な娘ね。そういう子にはこうしてあげなくては...」
懐からゆっくりと短剣を抜きショートパンツを切り開く...。生き生きとしたシーラの表情
を恵子は凍りついたように見ることしか出来なかった。

 切り開かれた恵子の下半身。薄い金髪の陰毛と薄い桃色、ぽってりとした秘肉が露になる。
「フフフ...綺麗ね。私も...暑くなってきたわ。」
謁見用のドレスを脱ぎ捨て恵子の側に身を落とすシーラ...。その姿は同性の恵子から見ても
美しく、気高かった。(.....とても綺麗.....)そして荒々しく重なる唇。
「ううう.....」閉じようとする恵子の唇を抉じ開け、口腔内へ....挿入される舌。
そして、恵子の上着がナイフで切り開かれる....。真っ白な少女らしいブラジャー。
その中にある小ぶりな乳房。シーラの欲情がさらに昂ぶって行く。
「ふう...感じているのね。私の接吻で、可愛い娘....」
そういいながらシーラは恵子の乳首を正面から軽く親指と人差し指で摘み上げた。
「あ、あああん....」「感じているのね。まだ子供の癖に...早熟な子」
思わず否定しようとしたが自分の口から漏れた吐息がまだ信じられないといった思いが
恵子の感情を支配していた。
「フフフ...我慢は良くないのよ。」
乳首を弄りながらもう片方の手は小さな乳房を優しく揉みしだく。
「ああああ....もうダメえ....」必死に維持しようとした自我。それが快感に押し倒されたように
恵子の右手は自分のお豆を弄り始めた。「ふ....ああ...あは.....」
「慣れているようね...毎日自分で慰めていたの?」
「そ、.....そう...です...だって....戦った後って...こうでもしないと眠れないの...
怖くて、辛くて....」
「判ります、神北恵子。私だってそうなのですから」シーラの右手も恵子の自慰を手伝うように
そのクリトリスを愛撫していた。

「そろそろ...ですね。」シーラは自身の肉襞を恵子のそれに重ね合わせた。
「シーラ様...?」「こうやって肉襞同士をすり合わせると一緒に気持ちよくなるものなのですよ...」
恵子の答えをまたずに女王は腰を振り始めた。二人の艶声と汗と淫液が放つ独特のオーラが
シーラの私室に満ちていく.....。
「神北恵子、一緒にいきましょう...」「あ....わかりました....シーラ様....」
更なる快感を求めて肉襞がクリトリスが秘唇が液体を撒き散らしながら....
シーラはクリトリスにを中心に刺激を貪る....そして恵子も同じように...だらしなく口から
涎をたらしながら虚ろな瞳でシーラを見つめている...まるで愛しい人を見ているように。
(...なん....なんだろう...気持ちが良くなりすぎて....)
『ああああ!!』二人は殆ど同時に大きな甲高い声を上げて身震いをした。
この淫らな儀式に終わりを告げるように...。

「....これはいったい....」深い眠りから覚めたような気だるさ。重い瞼をなんとか
あげたシーラは最後に見たときから一変した自分の周りにまるで夢を見ているような
心地で何とか思い出そうと...考えにふけっていた。

 裸になっている自分
 乱れた部屋
 そして何より....驚いたのは自分が抱きしめていた少女の存在
 「この娘は...神北恵子....いったい...どうして...」
 そして二人の身体から匂う不思議な匂い....
 
 「私は一体何をしたというの....」

 
 それから数日....
「ねえ、ロペット。あのビデオで大丈夫だった?シーラ様ってストレス溜め込んでいたのねー。
 びっくりしちゃった。あの薬、ストレスの度合いにあわせて全く別の人格を呼び出す仕組みに
 なってるの...」
「デモ キャプテン大喜び。ヨカッタデス。」


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