＜＜８月２５日（水）７：００　東京・ＪＨＫテレビ局＞＞ 　　 では、今日のニュースをお伝え致します。 まずは、つい先日まで約一週間に渡る大嵐で、大きな災害に見舞われていた＊＊県から、新しいニュース。 嵐の勢いが治まり、レスキューヘリが出動できるようになった事に伴い、＊＊県の北方一帯に広がる葦挽の森に合宿に出たまま連絡が途絶え、心配されていた、＃＃県の名門、私立鳳徳学園中等部の水泳部の顧問とメンバー合わせて７人の行方がわかりました。 メンバーは、全員宿泊先であったロッジ内で発見されましたが、このうち、顧問の教師であった矢部幸造さんは、腹部を鋭利な刃物で裂かれたような跡がある上、全身がひどく腐乱しているという変死体で発見されました。 女生徒は６人全員の生存が確認されましたが、皆意識がなく、酷く衰弱しきっており、すぐにヘリで病院に運ばれましたが、絶対安静の重体です。 また、その場には、矢部幸造さんと同じような、大人の男性のもの５体と、『無数の胎児』らしき腐乱死体が散乱しており、警察では５人の男性の身元の解明を急ぐと共に、入院中の女生徒たちが意識を取り戻し次第、現場の状況を聞く事にしています・・ Ｅ．Ｎ．Ｄ． →戻る →狼と兎と黄色い湖のトップへ