<<8月17日(火)24:00 葦挽樹海・小さな洞窟>>

  
  
翔乃がリアルタイムで激しいレイプを受け続けている場所から、ずいぶん離れた樹海の一角にある、切り立った岩壁の下。
他に比べても酷くじめついた空気が漂うここには、小さな自然の洞窟がある。
うっそうと茂った森の中でも一層深い闇を纏ったその洞窟の奥、二つの影が蠢いていた。

影の形から男が一人、そして女も一人。
男の方は大柄・・というより横幅のある体系、女の方は小柄であどけなさを残す体つきをしている。

――チュヴァチュヴァチュヴァ・・ブチュゥ・・

両腕を頭の上に逃がした仰向きの体勢で地面に横たわる少女は、一糸纏わぬ姿で男の愛撫を受け入れている。
迷彩ズボンの男は少女の胸元まで覆いかぶさると、その厚い唇を突き出して乳首に吸い付き、嫌らしい音を立てながら、吸い付き、引っ張りを繰り返す。
そして、そこには一つだけ驚くべき事があった。

「んぶぁ・・君のおっぱい、とっても綺麗だ・・」
「・・あ、やぁんっ・・」
「ピュルピュルゥって、美味しいのが出てくるよォ♪」
「あん、お兄ちゃぁん・・」

男が強く吸い付く度に、未成熟な乳房の先端部からは白濁とした液体が噴出している。
その腹部に不自然な膨らみは見受けられない。
しかし、それは彼女が妊娠している事を示す証に他ならなかった。

「ねぇ、おっぱいをこういうふうに吸われるのって気持ちいいのかい?」
「・・うん、気持ち・・いいよ」
「ほ、本当♪・・じゃ、じゃあもっと気持ちよくしてあげるからねえ・・」
「うん・・もっとしてぇ・・えっちなコト・・」

少女の下に手を回し、肩甲骨の辺りを持ち上げて胸を突き出させると、恍惚に弛みきった顔で鼻をフガフガと鳴らし、目の前の愛らしい双丘をベチャベチャに舐めつくしてゆく。
その様子はエサに群がる養豚そのもの、知性や品位のかけらもない哀れさだけの存在だ。

「ウフ・エヘヘ・・本当に可愛いコだなぁ♪・・んねぇ?ボクのお嫁さんになってよ・・そしたら毎日、えっちなコトいっぱいしちゃうからさァ・・」
「・・でもあたし、まだ中学生だよ?」
「大丈夫大丈夫♪・・愛があれば大丈夫だよ、きっと!ねっ?ねっ?」
「・・う〜〜ん・・」

しかし、対する少女の方は声や口調こそあどけないが、どこか男の扱いに慣れた女が演技をしているようにも見えなくはない。

「じゃあ、あたしのお願いも聞いてくれるんだったら・・お兄ちゃんとケッコンしてあげる♪」
「エヘヘ♪もちろん聞く聞く!君のお願いだったら何でも聞いてあげるよ♪」
「うふふ・・本当、ね・・?」

洞窟の奥、二つの体が一つに重なってゆく中で、小さく誰かの叫びが響く。
場を覆う粘液質の闇と異常なまでのじめつきが、それを隠すかのようにその深さを強めていった・・


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