第3話


(うわ〜〜〜私達はくすぐりのヘンタイに捕まっちまったんだ!!
このままではくすぐられてしまう)

身に迫る脅威に戦慄する、魔理沙。
くすぐり妖怪モチョクセが魔理沙の手首の縄を解く。
「白黒魔法使いのおじょうさん〜〜〜ちょっと待ってろ今準備をするのだ」
崩れ落ちるカラダが抱き上げられ、床に転がされる。
(な…どこへ行く!?)
廃屋の闇に消えるモチョクセ。ゴソゴソと音がする。
妖怪が一時去り、縛めを解かれた今、すばしっこく抜け目のない少女が大人しくしている理由は無い。

(逃げるチャンス…が…無理だ身体がシビれてて思うように動けん)

だが吸わされた痺れ薬は強力で、魔理沙の小さな身体は切なく震えるのみ…。
「ちくしょう薬が切れたら覚えてろよ…マスパで消し炭にしてやるぜ!」
「…いいえ。アイツを殺るのは私よ魔理沙。やっぱり妖怪は殲滅あるのみよ」
相変わらず天井に吊られている霊夢もまた、ガチギレであった。
「そ、そうか…まあ、先に薬が切れた方がやるって事で」
と、人間の少女たちが妖怪の居ぬ間に反撃の算段をしていると。

「待たせたな白黒おじょうさんイヒヒ」
モチョクセが大きな台座を運び、戻って来た。
「ああ、待ちくたびれたぜ。これが弾幕ごっこなら、時間切れで私の勝ちだぜ☆」
「ヒヒヒ、随分と強気なおじょーさんだ…果たしていつまでその強気が持つかなぁ?」
強がる金髪の美少女を見て、ニヤリと笑う、ヘンタイ妖怪。
モチョクセは麻痺して転がされている魔理沙を抱き上げ、台座に仰向けに寝かせる。
「な、なんだよこの台座…な、なにを?」
「ヒッヒッヒッ…」
魔理沙は両腕を広げられ、十字架に磔られるように…
カチャッ。ガチャッ。カチン。カチャン。
四肢を金具で固定されてしまう。
「くそっ!何するんだ!?私をどうするんだよ!」
これでは痺れ薬が切れても抵抗が出来ない。焦りと惧れで、強気な魔理沙の声が少しかすれる。

「ヒヒヒ、これはワシが作った特製のコチョコチョ機…!!
とあるアニメをヒントに作ったのだ!!」

モチョクセが自慢のくすぐりマシーンを説明する。
ちなみにそのアニメ、魔理沙も大切なモノを盗んでいきました的な意味で、関係なくも、なかったり。
でも今はそんな事はどうだっていい、重要な事じゃない…なぜなら…
ズズ…ズリュッ…ズズズゥゥ…
台座の四方八方から、不気味なマジックハンドのような腕が伸び、固定された魔理沙の身体に迫っていた。

「うお〜〜〜〜〜〜!!」
激しく首を振り暴れる魔理沙の視界一杯に、不気味腕と先端に蠢く無数のウネウネ指が映る。
そのウネウネ指からはネッチョリとした粘液が滴り、蠢くたびに卑猥な水音が魔理沙の恐怖を煽る。
「ひっ…ひっ…やだ…やめ、ろ…」
不気味腕の二本は魔理沙の両脇に、また身体のすぐ近くから生えてきた不気味な掌が両の脇腹に、下から伸びた腕は裸足の裏側に、あてがわれる。
ズズゥ…ズリュゥゥ…ニチャ…ウネウネウネ…
「わっ!わっ!わ〜〜〜〜!」
弱気になる魔理沙にモチョクセの卑劣な哄笑。
「さ〜〜〜〜笑いと快楽のくすぐり地獄…受けてみよ!」

「ちょっと待てよ。一方的に私だけすくずられてたんじゃ、フェアじゃないぜ」
「ム?なにがいいたいのだ?」
ピンチにあって、不敵に笑う、魔理沙。
「耐久勝負といこうぜ!私が耐え切れたら、お前を私のマスタースパークで消し炭にさせてもらう!覚悟はいいな!」
「…ほぅ、気丈なおじょーさんだ気に入った!10分耐え切れたらワシの負けだ」
「OK。その言葉、忘れるなよ」

(ヒヒヒ、その前にくすぐりで身も心も堕ちてしまうがよい)
(なんとか痺れ薬が切れれば…霊夢がなんとかするだろ)
(悪いわね魔理沙…何とか頑張って!)

まな板の鯉を嬲るようにゆっくりと伸ばされるウネウネ指が、魔理沙の小さな身体中を舐めるように蠢く。
地獄のくすぐり責めが始まった。
コチョコチョコチョー!
こしょちょちょちょ〜〜〜ッ!
「………っ!!」
こちょちょちょちょちょ〜〜〜!
くすぐり機のヒワイな指先が、魔理沙の両脇に脇腹、両足裏を同時に這いずりまわる。
「おぎゃああ!!!!」
全身の敏感なツボを同時に責められる、想像を絶するくすぐったさ。
(やばい…こりゃあ10分なんて持たないぜ…)
しばらく耐えれば何とかなる!その希望的観測は、一瞬のうちに打ち砕かれてしまった。
痺れている筈の身体は激しく痙攣し、拘束具がカチャガチャ音を立てる。弧を描くように上に突きあげられた身体を支えるように、下から伸ばされた腕が魔理沙を捕え、カラダ中をウネウネ蠢いていく。
「くふふふふ!ぎゃははははっ…あっ!めぇ…ちょ…待って…はぁ、はぅぅ…くふふふぎぁはははははっ!!!」
ズリュ…グリッ…ニュキニュキニュキ〜〜〜ッ
こしょこしょこしょこしょ〜〜〜〜
「にゃははははっ!くふふふふ!きゃははぅぅぅや、めぇぇ…も…めぇ許しゥぎゃはははははくふふはははくっくっ…っはぁ!っは!はぁ息…でキナ…ふぁ…っ」
くすぐり機のくすぐり責めで絶息寸前まで追い込まれた魔理沙の瞳からは涙がこぼれ、半狂乱で振り乱した金髪は解れ台座に散らばり、帽子はいつの間にか床に落ちてしまった。
拘束された幼い魔法使いの身体は汗と不気味ウネウネ指の粘液でグッショリと濡れ、白黒の魔女装束から湯気が立ち昇る。
魔理沙の瞳から次第に光が消え、グッタリと力が抜けていった…

「イヒヒ、どうかな?ワシのくすぐり機のお味は?まだ3分しか経っておらんぞぉ?イーッヒッヒッ!」
「はぁ…はぅ…ふ…ぁぁ…ぁ……」
(ちく…しょう…この、まま…じゃ…っ)
既に残機もゼロ。これ以上くすぐられたら、やばい状況であった。
「全身のくすぐりのツボをくすぐられ、粘液も染み込んで大分カラダもほぐれてきたようだなイヒヒ」
ドクン。
「…っ!」
(なんだ?からだが…あつい…)
呼吸が苦しい。心臓が激しく脈打っている。苛烈なくすぐり責めで暴れたからか?
「このくすぐり機のコチョコチョ指にはなぁ、獲物を敏感にしてくすぐりの効果を百倍にする媚薬粘液が仕込まれているのだ!」
「なん…だと…?」
魔理沙の表情がサッと蒼ざめる。魔法研究の過程で媚薬の知識もある魔理沙は、自分のカラダの異常の原因にピンと来たのだ。
「ふ、ざけるな!なんでそんな変なモノ使うんだ?」
「イヒヒ、それはおじょーさんのような生意気そーな美少女をいたぶる為よ!」
ぽちっ。モチョクセがくすぐり機を再稼働させる。
ズズズズ…ずりゅぅぅぅ…
不気味腕がゆっくり、ゆーっくりと伸ばされる。

「くっ…これ以上やられてたまる…か…」
疲れきった身体で必死に足掻く魔理沙だったが…
ピクン。ゾクッ。
「ふぁ!あんっ!ふぁぁ…!服が擦れたとこが…うずいて…あぁん…」
(くそっ、これが媚薬の効果か…まずいぜ!今、身体をイジられたら…!)
「ウヒヒヒ、暑そうだのぅ。どれ、その白黒の魔女服は邪魔だから剥がしてやろう…!」
ニュキキ…ズル…ワキワキワキワキィ…
不気味腕の先端が更に細い指に変形し、魔理沙の魔女服のボタンに喰いつき…
プチ…プチン…
「や、やめろよ…この、ヘンタイ野郎!くっ、やめ…ふぁ!ふぇあぁぁっ!」
抗議もむなしく、魔女服が脱がされていく。
軽く触れられただけで、熱く蕩けるような甘い痺れと疼くようなくすぐったさに、抗議の意思も溶けてしまう。
汗と粘液で素肌に貼り付き裸同然の下着から、まだ膨らみかけの幼い胸。乳首が勃起し下着を盛り上げてるのが見えてしまっていた。
「う…あぅぅ…わ、私を脱がしてどうするつもりだよっ!」
「ウヒヒ、もちろん更なるくすぐりでイジめる為に決まっておろう!」
クニュウ…ズリュ…
「ひっ…!?」
不気味腕が魔理沙の下着に潜り込み、下着を剥がしにかかる。
素肌を直に這っていくウネウネ指の感触。その気食悪さと疼くような快感に目を見開く魔理沙。
ズリュ…ウネネネネ〜〜〜っ!
こちょこちょこちょこちょちょ〜〜〜〜〜〜!
「ふあ゛〜〜〜〜〜っ!!」
ゾクウゥゥゥ!ピクン!ピクン!ピクン!……
跳ね上がる身体。魔理沙の絶叫が響く。拘束具の鎖がガチャガチャと音を立てる。

「ヒヒヒ、幻想郷とかいう奇っ怪世界に迷いこんだ時はどーなるかと思ったが…この世界の獲物は上玉揃いで素晴らしい!」
剥いだ獲物を見下し、愉悦を零すヘンタイ妖怪。
まだ幼いものの、モチョクセがくすぐり犯してきた少女たちの中でも上位に入るであろう美少女であった。
「ちくしょう…こんな奴なんかに…!」
悔しさに、唇をかみしめる魔理沙。
だが四肢は金具で拘束され、全身に染みわたる媚薬とくすぐり責めで開発された身体は、魔理沙の意思に反して淫乱状態にされていた。

「さてあと3分じゃな。ラストスパートじゃ!おじょうさんのようなカワイイ獲物はやはりワシ自らのコチョコチョ指でくすぐってやろう」
ウネウネウネ〜。
好色そーなニヤけ顔を浮かべ、モチョクセの腕が魔理沙の胸元に迫る。
苛烈なくすぐり責めで激しく息をつぎ、上下する小さな膨らみを、コチョコチョ機の不気味腕が脇腹を掴み固定。
グッと突き出す形となった胸、その頂きで震える乳首をコチョコチョ指がクニュ…と摘まむ。
「ふぁっ!……うぅぅ…やだぁ…やめ…てぇ…」
涙声で懇願する魔理沙。
「ヒッヒッヒッ、そーれコチョコチョじゃあ〜〜〜っ!」
ウネウネウネェ〜〜〜クリクリクリ〜〜〜
コショコショコショショ〜〜〜っ
「ふああぁぁああ゛ひゃめえ゛ぇぇぇぇ!!!」
ピクン!ピクン!ピクッ!ぞくうぅぅぅぅ!
くすぐったさと快感に翻弄される魔理沙。

「イヒヒ、下の方もくすぐり機で同時に責めてやるわ〜!ポチッとな」
ズズズズ〜〜〜っ
「ふあぁぁっ、下って…まさか…!」
ズズ…ニチャア〜〜ウネウネウネウネ〜〜〜〜っ
魔理沙の霞んだ視界に映る、自分の大事な箇所に伸ばされていく、不気味腕。
金具で固定された両脚の間からは、知らぬ間に幾度もイカされた跡である、水溜りが出来ていた。
熱く甘く、激しく疼く…。
「おい…やめろよぅ…そこは、勘弁してくれよ…なぁ、頼むよぉ…」
「ヒッヒッヒッ、さっきまでの強気な態度はどーしたのだ?白黒魔法使いのおじょうさん?イヒヒッ」
泣きながらイヤがる魔理沙の懇願をサディスックな(見た目には分からんが)顔で無視し、最大出力でコチョコチョ機を作動させる。
両脇に両脇腹に首筋に背筋から足裏までありとあらゆるくすぐりのツボが、同時にコチョコチョの猛威に晒される事となった。
「やっ…やめっ…ふぁ…くふふふふふにゃあふあぁぁぁぁあ゛ぁぁぁぁはっっはぅぅははははは!!!!」
あまりのくすぐったさに魔理沙の意識が無くなっていく…

ズズゥ…ズズ……ピトッ。
ゾクウゥゥゥッ!
「…っ!?」
くすぐりの最中、ゆーっくりと伸ばされていた不気味腕が、魔理沙の秘部に到達。既にトロトロと蕩けたソコに、ウネウネ指が宛がわれる。
「ヒヒヒヒそこがおじょーさんの一番敏感カンなツボなのは分かっとる…!覚悟はよいかイヒヒヒ」
「あっ…うぅ…覚悟なんて完了してないぜ…た、たすけ…っ」
「そーれ!おじょうさんのクリをクリクリくにくにじゃあ!」
ウネウネウネウネ〜〜〜くにくにくにくに〜〜〜〜!
こしょこしょこしょこしょ〜〜〜!
「ふあ゛〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」
どぷっ!!!!!
魔理沙のカラダが弓なりに反り上がりピィンと硬直後、どさりと崩れ落ちた。

「さてさて…お次はあの巫女のおじょうさんをくすぐりの地獄へいざなってやろう」
魔理沙を散々弄び満足したモチョクセが、最後の獲物に食指を動かす。

「やめろー霊夢に手を出すんじゃねー!!やめろ〜〜〜!!」
苛烈なくすぐり責めでイカされ続けた魔理沙だが、最後の気力を振り絞り叫ぶのであった、が。
「ま、魔理沙…」
「ほう、あれほどの責めを受けながら…イヒヒ、巫女のおじょーさんを味わった後で、もう一度徹底的にヤってやるかぁ!」
「くっ!あんたねぇ…私は絶対、負けないわ!魔理沙の分も…覚悟なさい。妖怪がぁぁ!!!」
ゴゴゴゴゴ…
「(こ、こわい…)ヒ…ヒーッヒッヒッ!紅白巫女のおじょーさんもイジメ甲斐がありそーだ!楽しみだのぅイヒヒヒヒ!」

つづく。


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