第5章 引き裂かれた純潔
「まだまだ後が控えているぞ・・では・・次だ、エリス!」
ルシファーの言葉と共に、深紫色の触手が沙織の後ろに回りこむ。
破壊の女神エリス・・地獄より甦った亡霊聖闘士(ゴーストセイント)を率いてアテナ抹殺を企てた悪しき神である。
「こいつは嗅覚が優れている・・・獲物の最も感じる場所を嗅ぎ分け、新しい快楽に目覚めさせてくれるのだ・・。アテナ、貴様の弱点はどこかな・・?クックック・・」
「やはぁっ・・もほっだめっ・ひぃもちよすぎてへっだ・・・だ・めになっちゃっ・・」
触手が近づいているのにも気付いていないのか、聖なる女神は甘い悲鳴をあげ続けている。
鎌首をもたげた触手が狙いを定めた、次の瞬間・・
「くぁっ・・っっっ!!??」
沙織の悲鳴が途切れ、媚薬によって研ぎ澄まされていた性感が爆発した。
(あっがっ!?・・ひっ!!そっ!?そんなっっっ〜〜!!?)
エリスの魂を宿す触手が、白く輝く丸いおしりの谷間で息づくアナルをひとなめしたのだ。
沙織は想像もしなかった部分への責めに驚き、戸惑った。
しかし、その戸惑いは次の瞬間、恥ずかしい部分から響きわたる妖しい感触へと向けられた。
好きな人にさえ見せることの出来ない不浄の場所・・・しかしそこからもたらされたものは抵抗しようの無い最上級の快楽であった。
(いやぁっ!そんなっ、おし、りが・・そん・・なトコロがっ・っ・っ?アヒッ・・どうして・・こ・ンなにひぃ・気持ちひぃ・気持ちよすぎ・い・・っちゃ・・あひゃあああっ)
「きっ・・ぃもちひっ・気持ちいいっっ!?・ああんっだめっ!た、たま・らなぁひっ・いひひぃいっ」
清らかな聖女は、恥ずかしい排泄器官を忌まわしい触手に舐め回されることで最上の快感を得て、瞬時にオルガに達してしまっていたのである。
「ぎゃはぁっ!?そんなっ・おしっおしりひぃ!?っ・はっ恥ずっ・か・しぃっ・んあっ気持っちぃぃっだめっ・いひっ・そんっおしぃひっっっ・・・!」
沙織は粘液で濡れまみれている美貌を振り乱し、汗と涙と涎をまき散らしながら、言葉にならない悲鳴をあげて立て続けにイキつづけた。お尻を高く上げ這いつくばったイヌのような格好で悶え狂う。
「くっくっく。そんなところが大好きだったとはなぁ、ここまで淫乱とは思わなかったぞ、アテナ。ふふふっ、そろそろ後のヴァージンを奪ってやれ・・!」
ルシファーの言葉に、触手は先端をグズリ、とアナルのすぼまりにねじ込ませた。
「いぎっ・・・!!だめぇぇっっ!そ、そんなはい、る・・わけな、あはぁっ!!?ひやあああぁんっっ・・・っ!!」
痛みで一瞬我に返った沙織だったが、触手が徐々に侵入してくると、再び巻き起こる快楽の嵐の前に、みだらな嬌声を上げ続けることしかできなかった。
「またっ・・イっ・・ちゃ・・・・!うぁぐっ・・ヒィっ・っっかはぁっ・・ハッ・ゥおほっおひぃぃ〜っ!」
「ククク。はしたないものだな。慈愛の女神が、アナルを貫かれて、淫らな快楽に溺れているとは」
エゲツナイ快感にのたうつ女神。10秒ももたずに次の絶頂を迎えてしまう。
正義を象徴する光の乙女は、淫らな触手に絡め取られて弄ばれているにも関わらず、悦びの声をあげ震え続ける。
奥底まで侵入した魔手はさらに激しくアナルを突き上げる。沙織はみだらに崩れ落ち、熔けていく。
「ははははっ!恥ずかしくないのか?そんな不浄のところですら気持ちいいのか?やはりお前はただの淫乱なメス、性奴隷がふさわしい!」
「あがっ!あひっィクゥッ・・!!はぁっ・くふぅっ・!やはああぁあぁっ!!!」
ルシファーの言葉を肯定するように、お尻を高く突き上げ身悶える沙織。
そして、待ちきれぬかのように最後の、真っ赤な触手が動き出した。それと同時に、ポセイドンとエリスの触手はスルリと沙織の身体から離れる。
「うっ・・う・ぐぅっ・・はぁっ・・あぁ・・」
(あっあぁ・・っ、も、もう・・だ・めかと・・あと、少しの・辛抱・・だわ・・)
凄まじい悦楽から一瞬、開放された沙織は必死に心を落ち着かせようとする。だがそれを見てルシファーはにんまりと顔をほころばせた。
「フフッ・・待ちきれんのか?・・アベルよ・・確かアテナとは兄妹だったな・・・クックック、おもしろい・・!」
太陽神アベル・・・大神ゼウスの息子でありながら、天界から地上まで全てを我が物にせんとする邪悪な野望を持った神であり、神話上ではアテナの兄にあたるのだ。
「クックック・・生前のアベルは、美しい妹だけは傷つけまいと、エリュシオンにおいて貴様に永遠の命を与えようとしたが・・今の奴には本能しか残っていない・・!子孫を残すという、動物の本能しかな・・」
「あ・あふっ、く、くぅうぅんっ!ア、アベル・・か、神であ・ありながら・はぁっ!んぐぅっ・・悪魔にたま・しいを・・んっ・・売ったと・いう・・の・ですか・・!」
邪悪な神とはいえ、自分の兄が異形の魔物の姿に変えられ、わが身を犯そうとしているのである。恐怖とおぞましさで、快楽に熱せられていた心が冷やされる。
「こやつの精液は特別でね・・メスの胎内に放出したなら、その受胎率は100パーセント・・いや、出産率も100パーセントだ・・つまりこいつに犯されたら確実に妊娠し、子供を産む・・!醜い触手の幼虫を、だがね・・!」
「っっっ・・・っ!!」
沙織はショックのあまり声も出せなくなった。アベルの触手は迷うことなく、女神の聖泉に狙いを定める。
ピチャ・・
触手の先端が沙織の、愛液にまみれた裂け目に密着する。
「ひ・・っ!ひっ!!いや!!いやぁっ!!!やめてえぇえええっ〜〜っ!!!」
沙織は恐怖を爆発させた。いかに女神アテナといえど、まだ花も恥らう少女だ。妊娠、しかもその子供は人間ですらない・そんな事実に耐えられるはずが無かった。泣き喚く沙織を無視し、触手は力をこめていく・・。
「ククッ・・!アテナよ・・その触手にはもうひとつ特徴があってな・・出産の際、一瞬の激烈な快感が女の体を襲い、廃人にするんだ・・なぜだと思う・・?生まれた子供のエサのために、獲物は動かないほうがいいだろう・・そういうことさ、クックック・せいぜい壊れてしまわんよう、がんばることだな」
ルシファーの言葉に沙織は戦慄を覚えた。魔物を出産したあげく、幼虫のエサになるなんて・・・そんな最期は絶対にイヤだった。だが、耐え切れるという自信も無い。
「あっあぁ・・・」
絶望の黒い影が沙織の心を浸食してゆく。そして・・
ズブウゥッ!!
「っ!!!ぐがあああぁぁあっ!!」
触手が挿入を始める。充分に濡れているとはいえ、無垢なままだった幼いワレメに、自分の太ももほどもあろうかという触手は大きすぎた。
ブチィッ!メチビチビチィッッ!
たちまちのうちに触手は沙織の膣をいっぱいにし、ひろげ、のばし、引き裂いていった。白い内腿の間、秘めやかな肉奥に真っ赤な華が咲き、ぬめりとなって滴り落ちる。
神聖な乙女の泉に、醜悪な魔物がねじこまれ、激甚の破瓜の衝撃に沙織は絶息する。
メキィッ!メコッ!メキメキメキイイッッ!!
「あがっ!あががぁっ!!ぐはあぁぁっっ・・・っ!!」
骨盤のきしむ音が聞こえ、沙織は泡を吹いて白目をむく。『地上を守る聖なる女神』と謳われる美少女の輝く裸身が、冷たい床の上で跳ね、のたうちながらたわんだ。
触手は休むことなく沙織の秘所を突き上げ、ドスンッという音とともに膣の最奥に衝突する。
「ぐぎゃああああああァァァァァァ〜〜〜〜ッッッ!!!」
普段の清楚な乙女の姿からは想像もつかない獣じみた処女喪失の叫びが、端麗な唇からほとばしった。
* *
(助けて!!)
女神の救いを求める叫びが、玉座を目指す4人の聖闘士たちの頭に、直接響き渡った。
「沙織さん!?」
重い身体を引きずり歩いていた聖矢たちは、体の痛みも忘れ走り出した。
(一体何をしているんだ・俺達は!?)
聖矢の頭の中は自責の念でいっぱいになった。麗しい女神の姿を思い浮かべながら、聖矢は真剣に後悔していた。
(沙織さんっ・・!無事でいてくれ!)
他の3人の心情も同じだった。聖闘士たちは必死でルシファーの玉座を目指した。
* *
「ぐぎゃっ!あぐっ!・・ぐっ・・!」
凄まじい激痛に見舞われ、快楽と痛みに半ば気絶したように成すがままになっている沙織。
ギュポッ ギュポギュポッ
高貴の血を絞り取るかのように、触手が沙織の膣を出入りする。
「ククッ・・・そろそろか・・・?」
そのルシファーの言葉どおり、触手の体積が膨れ上がった。
「ひぃっ!!?ま・・まさ、か・・」
その瞬間をまじかに感じ、沙織は我に返った。
「そう、そのまさかだ!覚悟はいいか!?ハァッハッハッハッハ!」
沙織は人目もはばからず泣きじゃくる。
「いやっ!そ、そんな・・!や、やめ、やめてぇっ〜〜!!」
(だ、だれか、たすけて・・!たすけて・・っ!たすけてえぇ〜〜っ!!)
・・ドクゥッッ!!ドクッドクッゴポァァッ・・!ビュクッビュクッ
沙織の祈りもむなしく、ついに魔物の性を中に放たれてしまった。あまりの量に沙織の小さな膣では入りきらず、逆流してくる。触手の精液は粘度が高く、しかも黄味がかっていてひどい悪臭が漂う。全てを吐き出した触手はズルリと沙織の膣から這い出してきた。
仰向けで、両方の太ももを大きく開いて喘ぐ沙織の秘所からは、ごぽごぽと精液が溢れ出し、泡が吹いているように見える。
「ア、ウゥ・・・」
沙織は両目を見開いたまま、床に這いつくばり、うめくばかりだった。そんな哀れな聖女に残酷な言葉が投げつけられる。
「フフ・・休んでるひまは無いぞ・・ほら・・もうお腹が膨れ上がってきている・・」
「・・・えっ・・?あぁ・・っそ、そんな・・」
沙織は自分の目を疑った。つい先ほど射精されたばかりなのに、もうお腹が妊婦さながらの大きさにまで膨れ上がっているのだ。
「こいつの母体内での成長の速さは異常なのだ、さらに貴様の小宇宙から栄養を吸い取って、こんなにも早く生まれようとしている・・!」
「い、いあぁっ・・!アアッ・・もおっこんな・・・ヒグッ!?」
すすり泣きが突然悲鳴に変わったかと思うと、沙織は破水を始めた。
「イヤァァーーーーーッッ!!」
ビチャッッ・・・ビチャァッ、ビチャビチャッ・・・・・!
悲鳴と共に沙織の無惨に広がった穴からゆっくりと血まみれの触手の幼虫・体長10センチはあろうかというイモムシに似た赤黒いモノが排出されていく。排出するたびに沙織の醜く膨れたお腹は元に戻り、スレンダーな体形になっていった。
そして、それはいきなりであった。
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
今までで最凶の快感が一瞬にして沙織の理性を焼き尽くした。声にならない絶叫を吹き上げる沙織。アベルの触手が持つ特有の毒素・・その一瞬の衝撃はポセイドンの媚薬をも上回るとされる、出産後の悪夢が沙織を飲み込む。
「あっがあああぁああ〜〜〜!!らひぃっ!!オマ〇コホォ〜!きもちひぃっ!なんとかしてへぇ〜〜っ!!!」
自分で自らの秘所をかきむしり髪を振り乱し悶える。文字通り狂ってしまったかのように・・だが・・
「ふぎゃうっ!!オ、オマ・・ッ・コ・きもちひっ・・!ひはああぁんっ〜〜!!!だ・めへっ!や、やめなっふごおぉおおん!!ぐははあっ!!たすっ!けぇ・・!いはああぁ〜〜っん!!」
聞くに耐えない淫らな叫び声の中に、かすかだが抵抗の意志が見える。これにはルシファーも心の底から驚いたようだった。『聖なる女神』の名に恥じぬ、驚異的な精神力・・その支えになっているのは、もうすぐ到着するであろう、希望の聖闘士たちだった。
「・・・何という精神力だ・・・さすがはアテナ・・・!」
だが、魔王の驚きの声の中には、嬉しさがにじみ出ていた。
(これはいい・・これは・・!私が考えるよりはるかに素晴らしいエンディングが見られそうだ・・・!!本当はよがり狂ったアテナの目の前で聖矢たちを葬ろうと思っていたが・・ククッ・・!少しシナリオを変えるとするか・・クク・・クックック・・!)
ルシファーが狂喜の笑みを浮かべる。
その時、4人の足音が扉の前まで近づいていた。
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