悪夢の始まり・淫蟲の宴



淫蟲ギアナの「食事」が終わり、メローラがおぞましい陵辱から開放されたのはそれから1時間後であった。
「は・・ああ・・・」
処女を奪われ、徹底的に嬲りつくされた王女。常人ならばものの10分で正気を失うであろう激烈な色責めを2時間近くも受けたのである。どれほど強靭な精神力をもっていようと、たとえ聖女と謳われる気高き王女であろうと、ギアナに襲われて正気を保っていられた人間などいない。そう確信している魔女は、グッタリとしている王女に近寄る。
「あらあら、壊れちゃったのかしら?ま、当然ね。ふふっ・・聖なる乙女といえど、あのギアナの責めには耐えられるはずがないわ。これで、この国は私のもの・・お〜ほっほっほ!」
侵略の成功に魔女は高笑いをあげる。だが
「・・わ・・たし・は・・・まけ・なぃ・・」
「えっ!?」
驚きの表情でラミアはメローラのほうに振り返る。
「・・まさかっ・・!?」
首を折り、壁にもたれるように放置されていた王女の顎をつかみ、顔をあげさせる。
(まだ自我が残っているとでもいうの!?そんなまさか!)
メローラの表情は衰弱しきっていた。だが薄く見開いた瞳には、まだ確かな光が灯っていたのである。
「な、なぜだ!なぜ堕ちない!?」
狼狽する魔女を清らかな光が射抜いた。
「・・・言ったはずです・・私は決して屈しないと・・・私がいる限り・・あなたの思い通りには・させません・・」
メローラはキッと魔女を見据え決意の言葉をつむぐ。たとえ一時、肉の快楽に意識を混濁させても最後の理性だけは保ち、優しかった父や母、兄弟、自分を愛してくれた民のことをを思い出し、必死で耐え忍んでいたのだ。『守護者』というのは名前だけではなかった。その驚異的な精神は神から授かった、王女の最後の武器だったのである。

「ふ、なるほど・・聖なる『ホワイトプリンセス』なんてぇのはダテじゃないってこと・・いいわ・・お前がその気なら、さらなる地獄を与えてやるわ!その可憐な美貌も、気高く高貴な精神も、ズタズタに引き裂いてやる・・!覚悟しな!」

烈火のごとく怒り狂う魔女は、その執行者として再びギアナを呼び出した。だが、その大きさはゆうに2メートルをこす巨体であった。巨大蜘蛛から生える、まるでミミズのような触手も無数にあり、数本がメローラの四肢にからまり宙吊りにする。
「フッ、こいつはとっておきの変異種さ・・こいつに襲われたが最後、たとえ頭がイカれようが愛液が流れ出る限り獲物を嬲り続けるんだ。さぁ、泣いて許しを請うなら今のうちよ・・?」
ハァハァと荒い息をはきながらもメローラは気丈に言い放った。
「世界を守るのが私の使命・・たとえこの身体がどれほど穢されようとも、私は、私の心は、決して屈服など致しません・・!」
凛とした美声は威厳すら感じさせ、玉座に響く。ギアナに嬲りつくされた人間とは思えぬ毅然とした表情。
だがメローラの精神はがけっぷちに立たされていた。快楽の波は今だ身体の中で猛威を振るっている。メローラは必死の思いでそれを押さえつけているのである。
(神様・・どうか、私に力をお貸しください・・!)
「言いたいことはそれだけかい!?今度こそ完全に堕としてやる・・!もう二度と正気に戻らないぐらいにねぇ・・!」
触手が、メローラのドレスを引きちぎる。乙女の一糸纏わぬ清らかな裸身が、明々と燃える松明の炎に照らされた。ただ一つ残された頭上のプリンセスクラウンが哀しく光っている。
「ふふっ・・まだまだ身体は疼いているんだろう?さぁ、ギアナ!存分に食らうがいい!」
魔女の命令とともにギアナは無数の触手でメローラに襲い掛かる。
「おごごごっ!」
おぞましい触手が王女の可憐な唇をこじ開け喉奥まで侵入する。顎が外れそうになりながらメローラは濁った嗚咽を漏らす。
 ズプププッ!ズコズコッ!グシャッグシャッ!
別の触手が先ほど無惨に処女を散らされたばかりの秘裂にねじ込まれ、凶悪なピストンで内臓まで突き上げる。その度に淫猥な音が玉座に響く。
「あぐぐぐっ!うぅっ!ぐうううぅ〜〜っ!」
苦痛と快楽が入り混じり、暴風となりメローラを飲み込んでいく。
(ああぁっ!だ、だめ!このまま、流されてしまうわけにはぁ・・)
さらにアナルにも極太の触手が挿入され、メローラは大粒の涙をこぼしながら束縛された麗しい裸身をガクガクと痙攣させ、大きな双乳がゆさゆさと揺れる。
「ひぃっ!ひいいぃっ!はぁっぐ・・ぎゃふぅ」
秘奥から喉まで突き上げられるような触手の責めに、苦しげに息をはく王女。だが、まだ完全には堕ちてはいない。国を、民を想う正義の心を奮い立たせ必死の抵抗を示していた。
「くううっ!うっうぅ〜」
(ま、負けない・・!しっかり・・しっかり心を、持つのよ・・!)
喘ぎ声など決して漏らすまいと、血がにじむほど唇を噛みしめる。
「へぇ・・よくがんばるじゃない・・どうあがいてもお前に勝ち目などないのよ。さっさと降伏しちゃいなさい?もうこの国にお前を助けに来るものなんていやしないのよ」
ラミアは王女の頑張り、忍耐ぶりに多少驚きながらも余裕の口調でしゃべりかける。
「はぐっ!ぐぐぐ・・っ・ぜ、絶対に・負けたり・し、しない・・わ。はぁっ・はぁぁ・・わた・し・・は・この・国を・守って・みせる・・!」
凄まじい陵辱の嵐に翻弄されながらも気丈に声を出すメローラ。その間も触手は休むことなく王女を嬲り続け、大量の精液を浴びせかける。
どくっどくっ!どぷぅっ!
「ああぁう・・ふ・・うぅ・・」
思い切り中出しされ、頭からも精液をかぶり、頭上のプリンセスクラウンから、天使のような清楚な美貌も、しなやかで優美な肢体もギアナの精液にまみれる。

「あはははっ!いい格好ね!お美しい聖女さまが魔物のザーメンまみれだなんて・・あら、そのおっきなオッパイがさみしそうね?ちゃぁんとかわいがってあげなくっちゃね?ンフフフ・・」
魔女の言葉を聞いたメローラの表情が恐怖に曇る。国中を覆う淫らなエネルギーを注がれ肥大化した乳房は、今やクリトリス以上の性感帯と化し、メローラにとって絶対的な急所となっていたのだ。
「い・・いやぁっ!やめてぇっ!」
哀訴の悲鳴を無視し、触手は噴火寸前の活火山のようになっている二つの豊かなふくらみにトグロ状に巻きつき、思い切り絞り上げた!
ギュチチチィッ!!
「イギヤアアァ〜〜!!あがっ!ひああああ〜〜〜っ!!」
その瞬間、獰猛な快楽の電流が全身を駆け巡り、『神に愛されし聖なる乙女』と謳われたプリンセスの理性を焼き尽くした。身体をのけぞらし、手足を硬直させ、あられもない悲鳴を上げる。
「ひはぁっ!ああっ!くあああぁっ!!らめぇっ!す、すごひっ!こんな!きひぃっ!きもちひっ!いひいぃっ!」
これまでの快楽など序章にすぎなかったとをメローラは身体の芯から思い知らされた。食いしばっていたはずの口からはヨダレを撒き散らしブザマに喘ぎ声を上げる王女。
(こ、こんな!ス、スゴ・イィッ!った、耐えられ・なひぃっ!)
「おふうぅっ・・!イ、イクッ・・!イっちゃうぅ〜っ!あはああああんっ!!」
秘所からはとめどなく愛液が流れ続け、一瞬の間もなく絶頂へと昇らされる。さらに信じられないような光景に王女は悲痛な叫び声をあげる。絞り上げられている乳首から白い液体がドプドプと流れ出ているではないか!それは間違いなく母乳であった。
「ひああっ!?な、なん・・で・・?ミ、ミルク?いやあはああぁんっ!あんんっ!いやあああ〜〜!オッ・・オッパイがぁっ!お乳がぁああッ!と、とまらなヒッ!お乳止まらないィィ〜ッ!」
「ホホホホッ!なんとまあ凄まじい噴乳だこと。はしたないにもほどがあるわよ?ホワイトプリンセス様?ホホホッ!」
その光景に愉快そうに笑うラミア。

「ひぎっ・あぐあぐあぁっ・・ど、どう・して・・私が・お乳なんか・・?」
あまりの状況に正気を失いつつある王女は力なく首を振りながら泣き悶える。
「クスクス・・どうして、ですって?母乳が出るってことは、決まってるじゃない?妊娠よ、ニ・ン・シ・ン♪ウフフフッ!」
「・・え・・?に、妊・・娠・・?」
魔女の言葉に、完全に血の気のうせた表情で愕然とするメローラ。
「そうよ、さっきたぁくさん注いでもらったでしょ?ギアナの精液を・・。こいつらの繁殖能力はハンパじゃないわよ?ほら!自分の身体をよく見てごらんなさい?」
メローラは恐る恐る自分の腹部に目をやる。そこには妊婦さながらにまで膨れ上がったお腹があった。それを見たメローラは完全にパニックに陥ってしまった。王国の守護者に選ばれし聖なるプリンセスといえども、まだ16歳になったばかりの少女なのである。異形の魔物の子を身籠るなどという現実に耐えられるはずが無かった。
「そっそんなっ!そんなあぁっ!イヤアァ〜〜〜ッ!だ、だれかぁっ!たすったすけてぇええ〜〜っ!!」
我が身に襲いかかる悲劇に、哀れな悲鳴を上げる少女。だがその救いを求める叫びは闇に響くだけであった。
純白の姫君と称えられる光の乙女は、可憐な美貌を泣き濡らし、優美な肢体をふるわせ、圧倒的な闇の濁流に飲み込まれて行く。


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