2 姉妹堕淫


 
これまでの事件から、この化け物がこれから自分に何をするかは予想がついているが、ニヤニヤと笑うだけの邪鬼に嫌な予感を否定できずにいる少女は、心を奮い立たせようと邪鬼に向かって叫ぶ。
「わ、私に何をしようというの!私には神の御加護がついている。たとえどんなことをしても私がお前に屈することは有り得ないわ!」
「フン、威勢がいいな。ならばとっておきの秘術を味あわせてやろう」
そういうと邪鬼がなにやら呪文を唱える。印を結んだその手から黒く光る球体が生み出され、それがナコルルの体に吸い込まれていった。
(いったいなにを・・?)
何の変化もないことに戸惑うナコルル。だが・・

ドクンッ

自分の股の辺りで、何かが生まれた。それがとてつもない違和感となる。ズボンになっている装束の下、今まで無かった何かが存在しているという感覚だけはハッキリしていた。
「な、なに・・これ・・?」
何が起きたのか全く理解できずにいる少女に邪鬼が歩み寄り、後ろから羽交い絞めにし、触手がナコルルの両脚をM字型に広げる。
「あぁっ!は、離せっ!」
体の自由を封じられている為、ナコルルは邪鬼のなすがままになってしまう。
「グヒッグヒヒッ!さっきの呪文を説明してやろう・・それは・・これだぁ!」
ビリッ!と少女の下半身の巫女装束を破り捨てる。そこには・・
「え・・・?う、うそ・・そんな、いっいやっ!いやあああぁ〜〜!!」
女性に有るはずの無い性器・・巨大で、グロテスクな男根が、自分の股の間からデロンと垂れ下がっているのだ。我が目を疑う光景にナコルルは半狂乱で悲鳴を上げる。

「ヒヒヒ・・どうだ?ワシからの贈り物は気に入ってくれたかな!?」
「ああぅ・・うそ・・うそよ・・こんなの・・いやぁ・・」
あまりの状況に、ただ涙をこぼし首を振るだけの聡明な乙女に邪鬼が得意げに説明をする。
「この男根はお前の神経に完全に根付いている。さらにお前が精を放つとき、お前の神通力を全て搾り取って射精されるのだ・・つまり、イッた瞬間、お前は廃人・・いや、ワシの操り人形となるのだ!・・さらにたっぷりと楽しんでもらうために、こんな趣向を用意させてもらったぞ・・さぁ我が僕よ、こっちへくるがいい!」
邪鬼の声に、霧の中から人影が浮かぶ。それは一人の少女だった。
「リ、リムルル!」
ナコルルが叫ぶ。その少女は、捜し求めた妹・リムルルであった。
「あぁ!リムルル!無事でよかった・・リムルル?リムルル!返事をして!」
姉の呼びかけに、リムルルは無表情で何の反応も示さない。
「ま、まさか・・」
「その通り!こやつはすでにわしの操り人形だ!さぁリムルルよ、お前を助けに来たやさしいお姉さんを楽しませてやりなさい」
「・・・はい、邪鬼様・・」
コクリとうなずくとリムルルは、姉の下半身にちかづく。
「な、なにを・・やっやめなさいリムルル!あっあうぅっ!」
リムルルはナコルルの股座にある男根を両手で握り、ゴシュッゴシュッとこすり上げる。ストロークが続くにつれ、マラは熱を帯び、むくむくと直立してくる。
「ほほぅ、もう反応しておるのか?どうだ、気持ちよかろう?」
「あぁっ!ぐっぐふぅ・・っき、きもち、よくなんか・・ないわ!ふっふぐ、むっ・・」
自分の精神を支配してゆく未知の感覚。それははっきりとした快楽であった。2倍ほどにも膨れ上がったその先からは早くも透明な液体がにじみ出ている。
不浄な気持ちを抑えるように、ナコルルは歯を食いしばり声を漏らすまいとする。
(こ、こんなことで・・負けるわけには・・!)
「がんばるじゃないか。リムルルよ、もっと激しく・・そう、汁をたっぷりとまぶして・・」
リムルルはうっとりとした表情で、姉の巨根全体をなでまわし、舌を這わせてゆく。
「あくうぅぅ!だっだ・めぇ!はぁっはぁっ」
邪鬼に破かれた巫女装束の残がいをまとう麗しい肢体をブルブルとふるわせ、可憐な容貌を苦しげに歪める。植えつけられた男根はすでに限界まで勃起し、そそり立っていた。
(ああぁ・・どうしてこんな・・淫らな感覚に・・ダメッ・・くふう・・っ)
「次は陰嚢だ・・もみしごいてやりなさい」
妹の小さな手が、男根の下にぶら下がった玉袋をグニグニと弄ぶ。そこからの刺激は、これまでのものより鋭く、頭の先まで貫くような感覚が清らかな乙女に哀れな悲鳴を上げさせる。
「くはああぁっ!あぁっ!いいいっいやぁぁっ!そこっ!や、やめっ・・リ、リム・ルル!お、お願い正気に・・も、戻ってぇ!」
姉の悲痛な叫びにリムルルの手がピクッと止まり体をぶるぶると震わせる。彼女もまた邪鬼の支配にギリギリのところで抗っていたのだ。
「はぁ、はぁ・・そ、そうよ・・がんばって、リムルル・・こんなヤツに、ま、負けては・だめ・・!」
荒い息をはきながら懸命に耐える妹を必死で励ますナコルル。だが、そんな健気な姉妹の頑張りを邪鬼はあっけなく蹴散らす。
「フフッ美しい姉妹愛ではないか。だがワシの力の前では・・!」
邪鬼の眼がギラリと怪しい光を放つ。リムルルの体がビクンと震え再びその手をナコルルの陰嚢に添える。
「あっあううぅ〜!だ、だめっ!リムルルッ・・・ああああんっ!」
これまでよりさらに強力な呪縛に捕らわれたリムルルに姉の声、いや、もはや邪鬼の言葉以外は届かない。涎を垂らし、淫靡な表情で姉の男根を愛撫してゆく。
「あはああ・・ねぇさま・・もっと・・きもちよくなりましょ・・私みたいに・・邪鬼様の奴隷に・・ンフアァン・・」
妹の口から漏れる信じられない台詞に、ナコルルの心に絶望の影がよぎる。
(な、なんてこと・・あぁ・・リムルル・・私が不甲斐ないばかりに・・でも、きっと・・助けてあげる、この・命に代えても・・!)
愛する妹を救うため、この絶望的な状況でも聖なる巫女の心は折れてはいなかった。
「お、おのれ邪鬼め・・っ!い、妹をこんな・・絶対に・ゆ、許さないっ・・!」
姉としてのプライド、巫女としての誇りを奮い立たせ、歯を食いしばる。その瞳に宿る清浄な光はまだ消えてはいなかった。
「ほっほぅ・・楽しませてくれるじゃないか。まだまだ足りんとみえるな」
すっかり官能に狂わせたと思っていた邪鬼は、いまだに理性を残す少女に、意外そうに声を上げた。
(思ったよりも楽しませてくれるじゃないか。そう来なくてはな。クク・・その凛々しい美貌を快楽に歪め、神の輝きを放つ高貴な精神をボロキレのように引き裂いてやる・・『純白の聖巫女』がどこまで耐えられるか・・存分に楽しませてもらおうか・・!)
嬉しい誤算、といわんばかりに邪悪な笑みを浮かべる。
「フフフフ・・たいした小娘だ・・・だが、これでも耐えられるかな・・・?」
そう言うと、装束の下でふるえる二つのふくらみを両の手で思い切りつかみあげる。
「ぐひいいぃ!ダァッメ・エエッ!そ、そこはぁ・・」
決して大きいとはいえないが、女らしい丸みを帯び、形よくふくらんだ美乳。瑞々しい張りに満ちた白い双乳が邪鬼の手の中で惨めにひしゃげる。
「グフフ・・いいカラダをしているじゃないか・・それにこの先っぽも・・」
これまでの男根への責めに、若いカラダは正直に反応してしまっていた。可憐な桃色の乳首はこれ以上ないというくらいビンビンに尖っていた。それを邪鬼は荒々しくつまみ上げ、ぐりぐりところがす。
「んああぁっ!ひっ!ひいぃっ!ああんっ!」
これまで懸命に声を押し殺していたつつましい唇から、喘ぎに近い声が漏れ出す。眼に涙をいっぱいためて、美しく清らかなおもざしをふりたくるナコルル。
「さっきまでの威勢はどうしたのだ?くく・・いやらしいカラダよのう、ナコルル」
邪鬼の言葉嬲りに、艶やかな黒髪を振り乱し何とか逃れようと体をもがかせる。その間も、リムルルは休むことなく男根を責め続ける。
「ああんっ!うぅぅ〜やっやめ・て・け、けがらわしいっ!はぁぅうっ・・!」
「くくく・・口ではどう言おうと貴様のカラダは感じてしまっておるぞ。これではここも・・」
そう言うと、邪鬼の触手がナコルルの下半身に集まり、最も秘めやかな部分・・清らかな乙女の泉に群がる。
「いやあああ〜〜っ!だめぇっ!そ、そこだけは・・!」
触手の動きを感じたナコルルはひときわ大きな悲鳴を上げる。その声を無視し、触手が乙女の秘所をくつろげる。
グチャ・・
「あぁ・・っ」
少女の深いため息とともに、くつろげられた秘部からドロリと愛液が流れ出る。
「くくく・・これはこれは、どうしたことだ?けがらわしいだなんだと言いながら、たっぷりと感じておるではないか。聖巫女ともあろうものが、実の妹の愛撫にオマンコをグチョグチョにして・・これではただのヘンタイではないか・・ん?」
(く、悔しいっ・・どうして、こんな・・!)
美少女剣士の絶望感、失墜感をあおるように邪鬼が笑う。そして触手の群れが秘部の周りや内壁をなぞりあげる。
「くはああぁっ!?あっあんっ!ウフウウン!」
ぞくぞくと背中を駆け上がる快楽の電流に甘い悲鳴を上げ続けるナコルル。
「やはああん!も、もうやめ・てぇ・・そ、そこっお、おかしくなっちゃ・・」
これまで清らかに生きてきた乙女にとって、マラと女陰からの快楽というけして有り得ない異常な感覚は、到底耐え切れるものではなかった。
「姉さまのオチンポ美味しひいぃ・・あはぅ・・姉さま・・綺麗で清らかで・・ずっと憧れてたナコ姉さまのオチンポォ・・」
快楽の崖っぷちで必死に耐えようとするナコルルを追い詰めるように、リムルルは小さな唇を目一杯広げて男根を喉奥限界までくわえ込む。
「やはああっ!だっだめぇ!リム・ルル・・もうやめて・・お願い、もとの素直なリムルルに戻って・・あああぁ・・」
嘆く姉を完全に無視し、妹による悪夢の愛撫が続けられる。

聖巫女と称えられる光の乙女は、可憐な美貌を泣き濡らし、優美な肢体をふるわせ、圧倒的な快楽の濁流に飲み込まれて行く。
(こ、このままじゃ・・ホントに負けちゃう・・忌まわしい快楽に・・邪悪な魔物に・・だ、だめ・・こんな・ヤツに屈するなんて・・リムルルのために・・絶対に耐えてみせる・・!)

絶望的な状況でありながら、妹のため、これから己を襲うであろう陵辱にその身を晒す覚悟を決める。白き巫女は唇を噛みしめ心を引き締めた。


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