2・恥辱の檻
「ぐがががああぁっ!!」
濁った悲鳴が暗闇に響き渡った。
少女の哀願を無視し、妖魔の剛直が無慈悲に突き込まれたのだ。肛虐の激痛にマーキュリーは体をガクガクと震わせとめどない涙をこぼす。
「あぐぐぁ・・抜いて・抜い・てぇ・・痛いぃ・・痛いのぉ・・」
本来、異物が「入ってくる」事などありえない小さなすぼまりに、自分の二の腕ほどもある野太い触手が挿入されているのだ。痛みと羞恥に泣き喚く姿は、悪と戦う美少女戦士をただのか弱い乙女である。
「フハハハ・・そう泣かんでもよい。そのうちに気持ち良くなってくるはずだからな」
アーガの言葉が終わらないうちに、少女の様子に変化が訪れる。
「うあぁっ!?・・・な、なに・?お、お尻・熱い・・?」
乙女の恥ずかしいすぼまりを蹂躙した触手から、粘液のようなものが滲み出していた。
「これも妖魔の唾液と同じ効果を持つ誘淫剤・・さぁたっぷり楽しんでもらおうか!」
グッチッ、グチュッ、ビチュズチュッ
ギチギチに埋め込まれた肉棒が粘液を潤滑油にし、マーキュリーの肛門を激しく出入りする。その度にマーキュリーは艶めいた声を上げてしまっていた。
「はああぁんっ!ひ、ひはぁっ!だめ!だめぇ!動かないで!あくううぅんっ!」
(やだっ・・!やだやだぁ・・こんな、お尻を犯されてるのに・・かっ・感じちゃってる・・こんなのが気持ちいいなんて・・ぇ・・)
時に激しく、時にリズミカルに、妖魔の触手は美少女戦士を貶めるべくピストンを繰り返す。
「どうだ!?アナルセックスもなかなかいいだろう!?ハッハッハッハ!美少女戦士が尻を嬲られて悶えるとは、情けないものだな!」
アーガの嘲りにマーキュリーは沈みかけた理性でかろうじて抗う。
「うくあっ・・こ、こんなのに、ま、負けるもんですかっ・・や・はあぁっ!ふあっ!ひいぃっ!?」
抵抗の声を上げる最中に突然の激しい突き上げをくらい、マーキュリーは声を失う。パクパクと開閉される可憐な唇が大きく息を吸い込んだかと思うと
「うはああああん!!きゃはあああああぁ〜〜っ!!」
あらんかぎりの絶叫が吹き上がった。体中を蝕む妖魔の唾液と肛虐の快感に、蒼き美少女戦士は絶頂を極めてしまったのだ。だがそれでも妖魔の責めは止まらない。
「ふひあっ・あぐあぁがはっ!らめへぇ!やめへぇ!く、くるし・ぐはっ!ああああうっ!」
「遠慮するなセーラーマーキュリー!まだまだこれからだぞ!」
敏感になりすぎた体にアーガの執拗ないたぶりはもはや拷問に近かった。マーキュリーは抵抗することもできず、ただ成すがままに嬲られる、人形に過ぎなかった。
それから、1時間近く可憐な乙女のアナルを穢し続けた触手が突然その動きを止め、抜き取られる。
ヌプリと音を立てて触手を引き抜かれ、無惨に拡がりきったアナルからドロドロと粘液が流れ出す。徹底的に恥ずかしい部分を残酷なまでに嬲られ、清廉・気丈な正義のヒロインはもう屈服する寸前であった。
「ふあぁっ・・はぁはぁ・・あっあぁ・・」
弱々しい呼吸を繰り返すマーキュリー。しかし凄まじい陵辱が中断されたことで一息つくことができたようだ。
だが
「ひとつ言い忘れたが、この粘液には下剤の作用もあるのだ。くはははっ!休んでる暇は無いというわけだ!グフアファファ!」
妖魔の下卑た笑いとともに、少女の下腹を鈍い痛みが襲う。
「そっそんな・・!くうううぅっ!」
必死に歯を食いしばり獰猛な便意に耐える。しかし犯されまくった括約筋は痺れて意のままにならない。間をおかずに決壊のときが訪れた。
「うううぅっ〜〜っ!ダ、ダァメエェ〜〜っ!!見ないでええええぇぇ〜〜っっ!!」
醜い音と共に、少女は恥辱の塊を排泄した。
(っっ・・っ!!き、気持ちイイっ!?)
アナルセックスの快感を身体に、そして清らかな心にも刻み込まれた少女は、排泄の衝撃に無上の快楽を覚え、気絶するほどの甘美感を受け入れてしまった。
「ふひ・・いひぃ・・きもひ・いひぃぃ・・」
憎むべき妖魔の前で排泄までし、恍惚の表情で意識を失う正義のヒロイン。蒼き美少女戦士セーラーマーキュリーは妖魔アーガの手に堕ちようとしていた。
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