3・乙女に刻まれる絶望


それから3日間、リップとキッス、そしてメッツァーにより昼夜を問わずティアナの調教が続けられた。囚われのプリンセスは数え切れぬほどの陵辱を受け、いくたびもいくたびも泣き、悶え、倒錯した快楽を身体と心に刻み込まれた。

だがどんなに弄ばれおぞましい精液を浴びようとも、ティアナは魂まで売り渡しはしなかった。
手酷い辱めを受け服従を強要された時には、必ず優しく偉大な母・クイーングロリアや自分を慕ってくれた魔法戦士たちのことを思い浮かべた。その度ごとに、まだ希望は残されているはずと信じて歯を食いしばり、耐え抜こうと誓ったのだ。
事実、常人ならば発狂するか服従するかに違いない激烈な色責めを、ティアナは立派に耐え抜いた。たとえいっとき、性的な快感に翻弄され、肉の屈服をしようとも、悪夢のような調教から覚めたときは毅然とした態度を保持し続けた。

「・・わ、私は・・こんなことに・・屈したりは・しません・・」

「ここまで耐えた女は初めてだ・・さすがはプリンセスティア、とでも言っておこうか。フッフフ・・」

執拗な陵辱にひたすら耐え忍ぶティアナ姫。悪と戦う神聖なコスチュームは精液にまみれ白濁に汚されてしまった。しかし心までは決して穢されない。
このまま調教が長引けばティアナ救出の為に他のナイツたちがすぐに動き出すはずである。今は耐えることしかできないがチャンスはきっと訪れるであろう。メッツァーにとっては好ましくない状況であるはずだ。しかしメッツァーの態度は余裕そのもの、焦燥感など見られない。それで逆にティアナのほうが不安をかきたてられてしまう。

「わ、笑っている余裕などあるのですか。これしきのことでは私を奴隷になどできませんよ・・!」

触手の毒で身体の自由を奪われ、足元でふるえる事しかできないくせに、せいいっぱいの虚勢をはるティアナを悠然と見下すメッツァー。その傍にココノが姿を現す。

「メッツァー様・・件の薬が完成いたしました」

「待ちわびたぞ・・クククッ・・これまでの陵辱など単なる暇つぶしに過ぎん・・ふはははっ!」

排卵誘発剤の入った注射器を手にティアナに近づくメッツァー。

「なっなにをするんですかっ!?くうっ・・イ、イヤ!こないで・・!」

逃げようとするもはいずることしかできず、すぐに捕まってしまう。
易々と腕をつかまれ、注射器の液体が少女に注入されてしまった。

「うぅ・・ど、どうせ、媚薬か何かなんでしょう!こんな薬まで用いるなんて・・恥を知りなさい!」

これまで何度も強制的に快楽を味合わされてきた。しかしそれだけならば、完全に精神までも溺れてしまうことはなかった。例えどれほど強力な媚薬だろうと耐えることができるはずだ、とティアナは確信していた。

「ふふ・・それは媚薬などという生易しいものではない・・お前には、俺の奴隷になっていたほうが遥かにマシだったと思える地獄を見せてやる!オイ!入って来い!」

メッツァーの合図で部屋に入ってきたのは3匹の下魔だった。2メートル以上あろうかという巨体の醜悪なトカゲ人間だ。そしてその股間のイチモツはティアナの太ももほどの長さと太さを持ち、ギンギンにそそり立っている。
まるで鎌首をもたげた大蛇のようだ。

「こいつらの精子にはちょっとした改良を施してある。妊娠の確率、胎児の成長の速度、ともに従来のものの100倍以上の値になっているのだ・・ククク・・そしてお前にうった先ほどの薬は排卵誘発剤・・射精されればほぼ確実に身ごもるだろう。ティアナ姫、お前には我が軍団の兵力増強の為の排卵奴隷になってもらうぞ!」

「・・えっ・・?」

(な、何を言ってるの・・?妊娠・・?排卵・・?わ・私が・下魔の子供を・・?)

あまりの事態にティアナの聡明な頭脳はうまく働かない。というより本能的に最悪の事態を知覚しようとしないのかもしれない。
口をパクパクとさせながらひどい混乱に陥っているティアナ。そんな少女に、もう待ちきれなくなったのか下魔たちが一斉に飛びかかった。

「いやああああぁっっ!!」

乙女の悲鳴も全く意に介さない。もともと旺盛な性欲を薬によってさらに高められている。そして目の前には極上の獲物がいるのだ。知性に乏しい魔物が我慢できるはずはなかった。聖少女の運命は風前のともし火といっても良かった。

「いぎいぃっ!・・あがっはがごぼぶぶっ・・!」

最初の一匹がまず女陰に剛直をねじ込む。そして間髪いれず二匹目がアナルを蹂躙し、残る一匹がティアナの口を男根で塞ぐ。欲情した下魔たちにとって、穴でさえあれば良かった。

「おごぼぉっ!ぶぐぐぐぅっ!」

(いやっ!いやあっ!い、痛い・・痛いぃっ・・もうやだぁっ!な、中でぶつかって・・奥まで・・)

あまりの激痛に泣き叫びたいのだが肉棒に口を塞がれているため、まともに声を出すことすらできない。低俗な魔物の肉棒に埋め尽くされる聖少女。つぶらな瞳から大粒の涙がとめどなくこぼれ落ちる。

(うあああぁっ・・ま・また・・き、きもち・・よく・なっ・・だ、だめっだめよティアナ!こんな・こんな淫らな・ことぉ・・耐えなきゃ・・絶対に・負けちゃ・・だめ・・)

乱暴で自分達の欲望を満足させるためだけに行われる挿入にすら、鋭敏になり開発されてしまった身体はティアナの心の叫びを無視し快楽をむさぼってゆく。
下魔の動きにあわせて腰をゆらめかせ、愛液をしとどに流してしまう。括約筋はキュウキュウと締まりペニスを誘い入れるかのようだ。呼吸を求めて僅かに開閉する唇も下魔を悦ばせる動きにしかならない。
少女の淫蕩ぶりに下魔たちも興奮しきっており、思わず爪や牙をたて魔法少女のコスチュームを破り、雪白の肌に傷をつける。
背徳感に満ちた甘美な魔悦に染まってしまう美少女ヒロインに、一心不乱にペニスを突き入れる下魔。薬によって精力を大幅に増強され、繁殖の効率の為、射精も早められていた。すでに三匹とも限界のようでゲコゲコと奇妙な鳴き声で絶頂を知らせる。

「ぐぁうっ・ぎゅぐぶぐ・・」

いっそうピッチの上がったストロークに潰れたようなうめき声をあげるティアナ。
そして早くも下魔たちのペニスが濃厚な精液を勢いよく噴出させる。

ドクッドクドプゥゥッゴパアアァッ・・

「ふきゃあはぁは・・・」

子宮の奥に激しくぶつかる濁流を感じながらティアナはイってしまった。口から溢れ出た精液が、清楚なおもざしから清らかな肢体までを白く染め上げる。
ペニスの拘束から開放された姫君は、床にぐったりと横たわる。快楽の余韻に身体がピクピクと痙攣してしまうのが何とも哀れだ。

「随分と汚い格好になったものだな、プリンセスティア!ふふふふ・・本番はこれからなんだぞ・・ほぉら、自分の腹を見てみろ・・!」

メッツァーの言葉に、虚ろな感覚で己の下腹部に目をやるティアナ。そこには妊婦さながらにつややかに膨れ上がったお腹があった。普通の妊娠年月であれば9ヶ月といったところか。

「なに・・コレ・・?うぐっ!?くる・しぃっ・・私のお腹に・・中に・なにか・いるのぉ・・?ひっ!ひいぃっ!?・・ぶつかってるぅ・・・!」

ティアナの中に生まれたソレは驚くべき速さで成長していた。射精されて10分ほどで、人間の胎児よりも大きく育っていたのだ。プリンセスティアの強大な魔力によるものであろう。この急激な変化に、当のティアナはもとより薬を開発したココノも驚嘆していた。

「すごいですわ、ティアナ姫様。想定を遥かに上回る成長ですよ。聖涙石に選ばれしプリンセスの魔力・・改めて驚きました・・!」

「や、やだあぁっ・・わ、私、どうなっちゃうのぉ・・?」

事態の把握すらできていないティアナをよそに下魔の仔獣は成長し続ける。そして妊娠姫の身体がビクンッと跳ね上がったその時、

ブビュッブビュウゥッ!

破水が始まった。お腹の仔獣が外へ出ようとする確かな動きを見せる。既に獣人の姿をしているようだ。手足が激しく動き、母胎であるティアナの下腹部がボコボコと盛り上がる。

「あががががぁっ!!いっぎっ!そ、そんなっ!?で、出て・くるうぅっ!?ひががはああがっ!」


膣道を逆流する胎動。泳ぐように進む仔獣の手足が膣壁にすれるたび、ショックでこと切れてもおかしくないような激痛に泣き喚きながらも、そんな異常な刺激にすら至高の快感を感じて悦んでしまう、聖なる姫君の姿がそこにあった。

「ああっアーーーっ!おひっ!すごっいぃ・・しゅごいぃっ!イクウゥッ!赤ちゃん産みながらァ!イグウゥっーーーっ!!」

秒単位で連続した絶頂に達しながら、ザーメンまみれの身体を狂ったように暴れさせるティアナ。その姿に、誇り高き魔法戦士の面影は全く残っていない。
道を拡げるべく仔獣が頭を上下左右に動かし、ティアナのお腹はボコンボコンと膨れ上がる。

ガコガコガコッ!

「っぎゃはああああっっ!!」

骨盤がきしむ音とともに、普段の清廉でたおやかなプリンセスの姿からは想像もつかない獣じみた濁った咆哮が部屋に響く。
膣口から最初に現れたのは仔獣の手であった。両手の甲を合わせた形で出てきた指先が第二関節のあたりでグッと外に曲げられたかと思うと、なんとそのまま力を込めて女陰を割り拡げるではないか。

ブチッ!プチミチメキミチイィッ!

「ひぎいいいいィィィィ〜〜っっ!!」

引き裂かれるティアナの膣から血と愛液と破水とが混ざり合ったものがぬめりとなってほとばしる。
尋常ならざる激甚の破瓜に、断末魔といっていいような魂消れる絶叫が噴き上げられた。

端麗な唇から血の泡をこぼしながらティアナは気絶してしまった。だが、出産陵辱の只中にある乙女に安息などあるはずはなかった。ズリュゥッという粘った音と共に仔獣が顔を出し、大きく呼吸をすると、それまでのもがきが嘘のように、ぬるんっと全身が飛び出る。

膣壁と仔獣の身体との一気の摩擦によって激痛がそのまま快感へと変換された。それは今までで最上の衝撃であった。
裏返り白目を剥いた瞳が一瞬黒目に戻ったかと思うと、再びグルンッと裏返る。

「ふぐわあああああーーーーっ!!ひゃぐっ!あおおおぉっっ!!」

(ひやらあああぁっ!!く、狂うっ!しっしっ、死んじゃうう!イキッぱなしになるうぅっっ!!)

快感により覚醒した刹那、快感によってまた気を失ってしまう。仔獣の身体が膣から外に出る数秒間の間に気絶と覚醒を繰り返させられる残酷な官能地獄に、愛と希望のプリンセスと謳われた聖少女の精神は崩壊寸前に至っていた。自らの意思に関係なく、全身が小刻みに痙攣している。

清楚な美少女の秘所から這い出る醜い獣。その光景はスプラッターホラー映画の一幕さながらのおぞましさだ。正常な神経の者が見たなら吐気をもよおすか、もしくは卒倒してしまうかもしれない。

「あがぁっ!・・」

車にひき潰されたカエルのような大股開きで仰向けに寝ている少女の細腰がぐぐっと持ち上げられた。恥部を見せつけるかのような淫靡な格好の姫から、仔獣はようやく全身を外に押し出す。

ベチャリ・と床に産み落とされた仔獣。その背丈は70センチ程度もあり、生命力が桁外れらしく、早々に目を見開き自力で立ち上がる。

「クハハハッ!素晴らしい!清らかで高貴な王家の姫が醜い魔獣の仔を出産する・・なかなかの見物だったぞ、ティアナ姫!どうだ?自分の産んだ子だぞ!かわいいだろう!?ハハハハッ!」

茫然自失となったティアナには、メッツァーの声も届いてはいなかった。凄絶な快楽と魔獣の仔を出産したという事実を刻み込まれた非業のプリンセスは、光の消えた虚ろな瞳からただただ涙を流すだけであった。


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