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「シャ、シャルロットちゃん・・・」
「あぁ?誰だよ、こんなガキまで一緒に連れ込んだ奴は?」
「なんでちか!?そこのおっさん!シャルロットはがきんちょじゃないでち!」
起きて早々の会話がこれであった。リースはシャルロットに
裸体を見られ無いように手で要所を覆い隠し、
獣人は獣人でお楽しみの所を邪魔され、キレる寸前であり、
シャルロットは子ども扱いされてキレていた。
「あぁ・・・そいつはあの連中ように連れてきてな。そいつと一緒に居たから、ついでにな」
(?!・・・あいつ等用・・・!?)
「なるほど・・・じゃあとっとと連れて行けよ。俺たちはこの姉ちゃんさえ居れば良いんだからよ」
「そうだな。さっきからがきんちょじゃないって五月蝿いし」
そういうと獣人の一人が未だに騒ぎ立てているシャルロットをつかんで、
牢の外に連れて行ってしまった。
「ああっ!シャルロットちゃん!」
「お前が心配することじゃねえよ。・・・もっとも、心配する余裕すらないだろうけどな」
「えっ・・・?嫌ァ!」
獣人たちは再びリースの体を貪り始めたのだった・・・





「何するんでちか!離すでち、このバカー!」
「五月蝿ぇ!少しは静かにしやがれ!」
獣人にちゅうぶらりんにされつつも、シャルロットは黙ることを知らなかった。
そして、その状態のまま数分が過ぎた頃、
「そら、ついたぞ。たっぷりとかわいがってもらいな!」
そう言われるが否や、シャルロットは部屋と思しき所に放り込まれ、ドアを閉められてしまった。
「はうっ!・・・・・・あいつ、れでぃに対する態度がなってないでち!」
投げ捨てられ、自分を物のように扱った獣人に腹を立て始めたシャルロットには、
自分が今どういう状況に置かれているかが全くわからなかった。
ひとしきり怒り終わると、シャルロットにもようやく自分の置かれている状況が解ってきたのだ。
薄暗いその部屋には、暗闇の中に無数の瞳が爛々と輝き、
明らかに自分を狙っていることがシャルロットにも否応無く理解できた。
(ま・・・まさか・・・シャルロット、食べられてしまうのでちか!?)
おおよその考え方は間違ってはいなかったが、シャルロットは自分の考えに恐怖を覚え、
なんとかその場から逃れようと試みた。しかし、いかんせん閉じられた戸は
重くその身体を閉じ、子供の力で開けられるほど甘くはなかった。
その間にも、瞳の持ち主たちはシャルロットに近づき、じりじりと間を詰めていった。
「あう・・・あうう・・・」
(い・・・嫌でち・・・シャルロットはお家に帰りたいよう・・・)
そんな思いも叶えられることなく、シャルロットは引っ張り出された。生贄として、獣たちの宴に。
まず一匹が耐え切れずにシャルロットを貪りにかかった。前足でしっかりとシャルロットの細腕を押さえつけると、
そのまま幼い乳首に舌を這えずり回す。
「ひゃっ・・・やめるでちっ!シャルロットは美味しくないでちよう!」
シャルロットも必死に抵抗するが、やはり力の差というものは歴然であった。
更にもう一匹がシャルロットの秘裂を舐めまわし始めると、他の獣たちも我慢の限界か、
一気にシャルロットに襲い掛かった。
獣たちの舌が、シャルロットの全身をこれでもかというほどに攻め立てる。
耳を、口を、胸を、秘裂を。更には手も足も、
舐められていない場所を見つけるほうが難しいほどに。
「嫌・・・んぐっ・・・んむううう・・・」
シャルロットの意思は声にならなかった。唯々、気持ち悪さだけが体に残った。
その幼い体と心には受け止めきれないほどの出来事をシャルロットは体感していた。
だが、彼女にとっての最悪の時間はこれからだった。舐めることにも飽きてきた獣たちは、
自らのそそり立つそれをシャルロットにこすりつけ始めたのである。
「!?・・・や、嫌ぁ・・・臭いでち・・・シャルロットはそんなものいらないでち・・・」
その言葉も虚しく、いや、それすらも意味を成さないようにと、
一匹が肉棒をシャルロットの可憐な口に押し込む。
「ふぐっ・・・んんっ・・・」
なんとかその異物を口外に出そうと試みるものの、もはや精も根も
尽き果てようとしていたシャルロットには無理な話だった。
そして秘裂は今まで男を知らなかったにもかかわらず、愛液にまみれ
汚れを知らなかったその体も、いまや人ならぬ者たちの精にて見るも無残な姿にされていた。
(い・・・やっ・・・)
唯それだけが脳裏をよぎる。そして・・・
「もう良いんだろ?さぁ、本番と行こうじゃないか」
それは訪れた。シャルロットがそれをあらゆる意味で理解する前に
未成熟な秘部が悲痛な音を立てて開かれた。

「うあっ・・・ああああっ・・・・・・!」
(痛いっ!・・・シャルロット・・・・・・もう、死んじゃうの・・・・・?)
「へへっ、やっぱり処女は締りが違うな・・・ヒクヒクと絡み付いてきやがる・・・」
シャルロットに挿れた獣は彼女が処女である事に満足しているのか、
そのまま動かず久しぶりの感覚に身を委ねていた。荒い息がとめどなく
その口から漏れ、上気した顔がいやらしく微笑んだ。
「おい、こら!後がつかえてるんだよ、さっさとしてくれ!」
「まあ、まて。出陣して以来、俺達皆何もしていないだろう?
だから、少しくらいは余韻に浸らせろよ」
(ヒース・・・・・・ヒース助けて・・・・・・)
自らの陰部に感じる巨大な獣のそれの感触。
終わりを告げる事の無いであろう、獣たちの会話。
旅立つ時に決めた、最愛のヒースを自分の手で助け出す
という誓いは、今その意味を無くしていた。
「解った、解った・・・。じゃ、今度こそ本番な」
そう言うが否や、シャルロットの上にのっていた獣が動き始めた。
「やあぁっ!動かないで・・・うあああっ・・・痛いっ、痛いいいっ・・・」
「どうしたよ?挿れるまえ、あんなに濡らしていたのに・・・」
(そんなの・・・・・・知らないでちっ・・・・・・!)
獣が動くたびにシャルロットの秘裂から桃色の液が卑猥な音とともに溢れ出す。
それが、獣を更なる欲情へと突き上げ、腰の動きを加速させる。
「痛いでち・・・もう、許してくださいでち・・・痛い・・・」
「へっ、そう簡単に許すと・・・くっ?!・・・しまった・・・!
久しぶりだからもう・・・・・・!」
「?!・・・やっ、何でちか!?入ってくる・・・!?熱いでち・・・」
獣のものからの脈動とともに、生暖かいものが自分に注がれるのをシャルロットは感じた。
「おいおい、もう終わりかよ」
「仕方ないだろ!久しぶりだったんだから!」
それを聞いてシャルロットは、
(そうでちか・・・・・・これが一区切りなんでちね)
意外と事が済むのに時間がかからなかった事もあって、シャルロットの精神は
安定に向かおうとしていた。が、次の言葉がその行く手を阻んだ。
「とにかくだ。次は俺な」
「いや、俺が先だ!」
「とか言ってる間に頂き〜!」
「っ?!嫌あぁ!もう、シャルロットに何もしないでぇ!」
ズブッ!ズブズブズブ!
「ひぐっ!痛いでち・・・!シャルロット・・・死んじゃうよう・・・・・・」
肉体も精神も限界に近づいていたシャルロットには、本当に自分は死んでしまう
との思いが強く湧き上がっていた。いっそ死んでしまったほうが楽なのかもしれない。
だが・・・最後の一突きがそれを全て無に帰した。
「っと、へへ・・・安心しな。死んでもここには蘇生魔法の使い手が居る。
だから、俺たちが満足するまで楽しもうぜ?」
「!!」
絶望。それ以外に何があるだろうか?幼いシャルロットには、
それ以外の言葉が見つからなかった。
(ごめんでち・・・・・・ヒース・・・・・・)
愛する人に懺悔しつつ、その狂宴の生贄は地獄の苦しみと
かつて感じた事の無い快楽とを感じつづけなければならなかった・・・。


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