05:小泉チカ


 あたしの名前は、小泉チカ。
 普通の女子生徒だ。
 周りに突拍子も無い連中が居るのが変わっているって言えば変わっているかも。
 特に家が近くの幼馴染、佐藤リョータがガキで目立っている。
 そんなあたしが、放課後、リョータに声をかけようとした時、カズミがそんなあたしの横を通り抜けて、リョータの近づき、その耳を噛み付く。
「痛い、何をするんだよ!」
 リョータが文句を言うとカズミが今まで見た事が無い、何処か妖しい目つきで言う。
「愛情表現」
 そのままリョータの腕に抱きつき、胸を押し付ける。
「何するんだよ!」
 嫌がりながらも鼻の下を伸ばすリョータを見てあたしが、怒鳴る。
「良かったわねリョータ、素敵な恋人が出来て!」
 するとリョータが慌てて言う。
「何を言っているんだ、何時ものおふざけに決まっているだろう」
「私は、本気」
 カズミの言葉に戸惑う、リョータ。
「……冗談だろう」
 カズミは、胸を押し付けたまま首を横に振る。
「本当に良かったわね!」
 あたしの言葉にリョータが顔を引き攣らせているとカズミがあたしを指差して言う。
「ヤキモチ」
「違うわよ! リョータの事なんてなんとも思ってないんだから! 好きにしていいわ!」
 あたしは、そのまま教室を出る。
 ただ、リョータとカズミがあんな事をしていただけなのに、どうしてこんなに胸が苦しいんだろう。
 そんな時、誰かとぶつかる。
「大丈夫かい?」
 その声に顔をあげるとそこには、実習生の高峰先生が居た。
「すいません」
 頭を下げるあたしに高峰先生が耳元で囁く。
「涙が出ているよ。とりあえず、落ち着くまで僕の使っている準備室に来るんだ」
 あたしは、慌てて涙を拭って高峰先生に誘われるままに準備室に向った。


 準備室に入ると不思議な御香の匂いがした。
「良い匂いですね」
 気分が楽になる気がした。
「そうだろう。とりあえず、ゆっくりすると良いよ」
 あたしは、頷いて、奥の簡易ベッドに座る。
 この不思議の匂いの御香の匂いを嗅いでるだけでいままで、だいぶ楽になってくる。
 そんなあたしに向って高峰先生は、ペンライトを見せてきた。
 そのペンライトを見ているうちにあたしの意識が曖昧になる。
「服を脱いで、ベッドに横になって、もっと楽になるんだ」
 言われるままにあたしは、服を脱いで、ベッドに横になる。
 そうしている間に高峰先生は、ドロドロした液体をあたしのおまたに塗り、ズボンからチンチンを取り出す。
「これは、君の気持ちを裏切った佐藤くんへのあてつけだ、良いね」
 そうだ、リョータがカズミとあんな事をするならあたしだって。
 高峰先生のチンチンがあたしの割れ目を押し広げて入ってくる。
 先生のチンチンが引き抜かれるたびに血が零れていく。
「その目で刻み込んでおくんだ、初めて女になって僕の精子を受け止める瞬間を」
 次の瞬間、あたしの中で何か熱い物がはじけた気がし、頭が真白になっていった。


「落ちついたかい?」
 高峰先生の言葉にあたしが慌てて頷く。
「はい!」
 そんなあたしに高峰先生が言う。
「そうだ、一つ良く効くおまじないを教えてあげるよ。好きな異性の名前を書いた物を擦りつけ、そして自分の中に隠しておく、品物を換えて一週間続けるとその人と仲が良くなれるそうだ。これは、入れる物が大きいほど効果が高いらしいよ」
「自分の中にいれるってどうやって?」
 あたしが聞き返すと、高峰先生は、耳の穴を指差して言う。
「一般的には、耳の穴らしいけど、少し汚い話だと、お尻の穴に入れるつわものも居るらしい」
 あたしは、顔を真赤にする。
「下品なことを言わないで下さい!」
 高峰先生が手を合わせて謝る。
「ごめん。しかし、元気になったみたいだね」
 そうか、高峰先生は、あたしを元気づける為にわざとあんな事を言ったのか。
「元気になったところで、もう遅いから家まで送るよ」
 あたしは、慌てて手を振る。
「悪いですよ」
 高峰先生は、笑顔で言う。
「今日だけは、君のナイト役をやらせてください。お姫様」
 やっぱり、他の女子が言うように高峰先生ってカッコイイ。
 結局、あたしは、高峰先生に家まで送ってもらった。


 翌日、あたしは、明日の学校の準備をしている時、携帯が鳴る。
 あたしは、慌てて携帯を見ると直ぐに止まる。
「あんなメロディーを登録していたっけ?」
 首を傾げている時、ふと昨日の高峰先生との会話を思い出す。
「あのおまじない、本当かな」
 あたしは、耳に入りそうな物を探している時に何故か、学校の帰り道に気になって買ったビーズ入りの瓶が目に入る。
「あんなの耳には、入らないよね」
 そう言いながらもあたしは、そのビーズ瓶にリョータの名前を書いていた。
「お尻の穴に入れるのは、嫌だな」
 何故かあたしの中では、それを使っておまじないをする事が決まっていた。
 そして、思いついてしまう。
「こっちの穴に入るかな」
 あたしは、ビーズ瓶を割れ目に擦り付ける。
「ここだったら、ばれないよね」
 擦り付けるスピードが早くなって、どんどん割れ目がいやらしい液体で濡れていく。
「アァン! 気持ち良いよ!」
 そして、遂にあたしは、ビーズ瓶を割れ目に入れてしまう。
 奥まで押し込んだ時、軽い絶頂に達してしまった。


 それから、あたしのおまじない続き、一週間目の学校の帰り道、あたしは、肩で息をして壁に寄りかかっていた。
「ちょっと大きすぎたのかも」
 あたしは、人目を避けて、横道に入り、スカートを捲る。
 そこには、パンツの上からも形が解るほど割れ目から出ている最初のよりふた周り大きなビーズ瓶を見る。
「外でそんな物を入れて楽しむ淫乱小学生が居るなんて、世も末だね」
 声に驚き、振り返るとそこには、立派なスーツを着た男の人が居た。
 しかし、最初にあたしが思ったのは、見られた事に対する恥ずかしさでなく、見られたことにより、おまじないが失敗した落胆だった。
 そんなあたしに男の人が近づいてきて言う。
「そんなに欲求不満なら私が満足させてやろう」
「違います!」
 あたしが逃げようとしたが直ぐに捕まり、ビーズ瓶を引き抜かれる。
「アァァァァン!」
 ビーズ瓶を抜かれた刺激にあたしは、しゃがみこんでしまう。
「こんなにいやらしい液体を垂れ流していて、違うって事は、無いな」
 そういって、男の人は、チンチンを取り出して、あたしの割れ目に押し当ててくる。
「駄目、最初は、リョータにって決めてるの!」
 言ってから、あたしは、リョータへの気持ちを確信してしまった。
 でも遅かった。
「好きな男が居る少女を無理やりか、楽しめそうだ」
 男の人は、あたしの嫌がる気持ちすら楽しそうにチンチンを入れてきた。
「嫌々!」
 必死に顔を横に振って拒否する。
 しかし、予想した痛みは、無く、逆にチンチンが動くたびにどんどん気持ちよくなっていく。
「感じてるね。本当に淫乱だな」
「違うのに! どうして!」
 涙が出てくる。
 でも、気持ちよさだけは、止まらない。
「俺のチンポを存分に味わったな! これからお前のオマンコにザーメンを注ぎ込んでやるぞ!」
「それだけは、駄目ぇぇぇぇぇ!」
 力の限り男の人を押し返すが、あたしの力では、無理だった。
 そして、男の人は、あたしの中で射精した。
「イクゥゥゥゥゥ!」
 あたしは、リョータ以外のザーメンをオマンコに受け止めて、イッてしまった。
 あたしが泣き崩れる中、男の人は、去っていった。


 翌日の学校、あたしは、リョータの顔をまともに見れなかった。
 リョータを避けるように廊下を徘徊していると高峰先生が声をかけてきた。
「小泉さん、ちょっと良いかい?」
「はい、出来れば下校時間までかくまってください」
 あたしの言葉に高峰先生が言う。
「解った。さあ、きてくれ」
 そして、あたしは、高峰先生と一緒に準備室に行く。


 そして、高峰先生は、真剣な顔をしてあたしに言う。
「君が売春をやっているという噂があるんだ」
「そんな事をしてません!」
 あたしが慌てて反論すると、高峰先生は、昨日の男の人とのセックスしている写真を見せてくる。
「これが証拠の写真だよ」
 顔が青褪めるのが解る。
「君がそんな好きでもない人とセックスしても気持ちよくならない女子だと信用させて欲しい」
 その言葉にあたしは、頷き、服を脱ぐ。
「高峰先生として、証明してみせます」
「解った。信用しているよ」
 高峰先生は、ズボンからチンポを取り出して見せ付ける。
 それを見た途端、あたしの胸の鼓動が早くなる。
 無意識の内に口を近づけ、舐め始めていた。
「中々上手いね」
 あたしは、いつの間にかに自分の指でオマンコを弄り始めていた。
「さあ、止めるかい?」
 あたしは、強烈なオマンコの熱さにあたしは、限界に来ていた。
「駄目、もう限界」
 あたしは、高峰先生のチンポに手を添えて、自ら腰を降ろし、オマンコに入れていく。


「気持ち良いぃぃ! 高峰先生のチンポ、凄い、昨日の人のより良いよ!」
「そうかい、でも彼の前でも出来るかい?」
 高峰先生がそう言って、傍にあった簡易ベッドの毛布を捲るとそこにはリョータが居た。
「嘘、駄目、見ないで!」
 あたしは、顔を覆うと高峰先生が言う。
「大丈夫、彼は、一度寝たら起きないんだろう」
 確かにそうだ、それでも、リョータの前で他の男の人とセックスしてるなんて。
「止めたいんだったら、止めて良いんですよ」
 高峰先生がそういったが、あたしは、腰の動きを止める事が出来なかった。
「凄いぃぃぃ! もう駄目、いっちゃうぅぅぅ!」
 高峰先生に膣内射精された時、あたしは、今まで感じた事が無いほど深く、絶頂に達してしまった。
「これで、大切な人の前で他の男とセックスをしてイク、淫乱だって事が証明されたね。そんな君が彼に相応しいと思うかい?」
 あたしは、首を横に振る。
「そんな君でも僕なら、抱いて上げられるよ。一緒に来るかい」
「一緒に行きます。だから、もう一度、してください」
 こんなあたしには、こう答えるしかない。
 だって、リョータと一緒に居られないあたしには、高峰先生しか居ないのだから。


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