○純粋な姫 キャッツアイ
 
 キャッツアイは、ジュエル王国の第五王女。
 お父様を元に戻すためにこの封印の館に来たの。
 最初の夜、物凄く痛いことをされたけど、それからは、比較的普通の毎日が過ぎていた。
 エメラルドお姉ちゃんやルビーお姉ちゃんは、何か深刻そうな顔をしているけど、サファイアお姉ちゃんは、幸せそうに顔をしている。
 そして、今朝は、トパーズお姉ちゃんも幸せそうな顔をしている。
「トパーズ、お前もなのか?」
 辛そうな顔をしてエメラルドお姉ちゃんが言うとトパーズお姉ちゃんが以前より楽しそうにご飯を食べながらいう。
「御免なさい。でも、ワタクシは、変わってしまったの。もう淫魔王様無しでは、生きていけない体なのよ」
「そんな、どうして!」
 悲しそうにルビーお姉ちゃんが叫ぶ。
 そんな中、サファイアお姉ちゃんが言う。
「次は、誰かしらね?」
 その一言で、エメラルドお姉ちゃんもルビーお姉ちゃんも黙ってしまった。


 その日の夜、何故かキャッツアイは、普段と違う部屋に移動させられた。
「キャッツアイは、この奥に居て。もしも何かあったら声を出すんだよ」
 ルビーお姉ちゃんは、そういって通路とキャッツアイの居る部屋の中間の部屋に戻っていった。
 そこには、エメラルドお姉ちゃんも居る。
「つまらないの」
 キャッツアイは、退屈をしていた。
 そして、お父様の事を思い出す。
「元に戻ったらまた遊んでくれるかな?」
 お父様は、忙しくあまり遊んでくれなかったが、時間が出来た時は、キャッツアイと遊んでくれた。
 そんな時、部屋の壁がずれてサファイアお姉ちゃんが出てきた。
「こんな部屋では、退屈よね?」
 キャッツアイは、頷く。
「うん。サファイアお姉ちゃん、遊んで」
 サファイアお姉ちゃんは、困った顔をしていう。
「そうしてあげたいのだけど、私は、淫魔王様の所にいかないといけないの」
 あの痛みが甦る。
「痛いことをしに行くの?」
 それに対してサファイアお姉ちゃんが笑顔で答える。
「とっても楽しいことよ。キャッツアイも一緒にする?」
「痛いことしない?」
 キャッツアイが確認するとサファイアお姉ちゃんが頷く。
「絶対しない。もしもキャッツアイが痛いと言ったら私が止めてあげる」
 サファイアお姉ちゃんの言葉だったら信じられた。
 キャッツアイは、サファイアお姉ちゃんと一緒に中央広間に向かった。


「何をするの?」
 キャッツアイが尋ねると、お父様だった物が言う。
『気持ち良い遊びだ』
 そういってキャッツアイの目の前に触手を伸ばしてくる。
「これは、嫌! 凄く痛かったもん!」
「安心して、淫魔王様は、もう無理やり入れたりしないわ。その触手もずっとそのまま。動かすのは、キャッツアイの方よ」
 サファイアお姉ちゃんの言葉にキャッツアイは、戸惑う。
「キャッツアイが動かすってどういうこと?」
 すると先に居たトパーズお姉ちゃんが触手を握って自分のおまたの割れ目に擦りはじめる。
「こうして先端部分で割れ目を擦るのよ。キャッツアイもやってみなさい」
 言われるままにキャッツアイは、触手を握って自分の割れ目を擦る。
「アァン!」
 声が漏れて手を止めてしまう。
「サファイアお姉ちゃん、何かへんな感じがしたよ」
 尋ねるとサファイアお姉ちゃんも触手で割れ目を弄りながら答えてくれる。
「アァァァン! それが気持ち良いって感覚よ、いっぱい動かせばもっと気持ち良くなるわ」
 頷きキャッツアイは、触手をいっぱいこすり付けるとサファイアお姉ちゃんが言うとおり、どんどん気持ちよくなっていく。
「良いの! 触手で擦るの気持ち良いの!」
『その調子だ。出てきた愛液を触手に絡めて擦るともっとよくなるぞ』
 お父様だった者の言葉にキャッツアイが首を傾げる。
「愛液って何?」
 トパーズお姉ちゃんが自分の割れ目を指で擦って見せてくれる。
「気持ちが良いとここから溢れてくる液体の事よ」
 見てみると確かにキャッツアイの割れ目からも液体が出ているので、触手にそれを絡めながら擦るとさっきよりも気持ちよくなっていく。
 そうしているとどんどん頭の中が真白になっていくのが解る。
『そろそろだな。割れ目の上にある突起、クリトリスを触手で弄るんだ』
 言われるままにキャッツアイは、割れ目の上にあるお豆みたいな物、クリトリスを触手で突く。
「アァァァァン! 真白になっちゃう!」
 体から力が抜けて倒れるキャッツアイをサファイアお姉ちゃんが支えてくれた。
「今日は、ここまでね。部屋に戻りましょうね」
 頷くキャッツアイ。
 そして部屋に戻る途中にさっきのが絶頂、イクって事だとサファイアお姉ちゃんから教えて貰った。


 翌日の食事の席でエメラルドお姉ちゃんが眉を顰めていた。
「結局、昨夜は、何もしてこなかったな?」
 ルビーお姉ちゃんも納得して無い様子で言う。
「どういうことだ?」
「トパーズお姉ちゃん、エメラルドお姉ちゃん達は、何を悩んでいるの?」
 キャッツアイが尋ねるとトパーズお姉ちゃんがエメラルドお姉ちゃん達を見ながら言う。
「キャッツアイは、知らなくても良い事よね?」
 エメラルドお姉ちゃん達が頷く。
「キャッツアイだけのけものにしてる」
「そういう訳じゃない。ただキャッツアイは、まだ知る必要が無いって事だ」
 ルビーお姉ちゃんが言い訳してくるが、納得できない。
 するとサファイアお姉ちゃんが耳元で囁いてくる。
「二人がのけ者にするのだったら、キャッツアイも私達との遊びの事は、内緒にしておきましょうね」
「そうだね。そうするよ!」
 キャッツアイの言葉にエメラルドお姉ちゃんがこっちを向いた。
「何かあったのか?」
 キャッツアイは、そっぽを向いて言う。
「何でもないよ」
 エメラルドお姉ちゃんは、苦笑をしてルビーお姉ちゃんとの話を再開する。


 その夜もキャッツアイは、サファイアお姉ちゃんと一緒にエメラルドお姉ちゃん達に内緒で中央広間に行った。
「今日も昨日と同じ遊びをするの?」
 キャッツアイの質問にお父様だった者が言う。
『それでも構わないが、もっと気持ちよくなる方法を教えてやろう』
「本当にもっと気持ちよくなるの?」
 キャッツアイが尋ねるとサファイアお姉ちゃんが頷く。
「本当よ」
 そして触手がキャッツアイの前に来る。
『触手を自分で割れ目、オマンコに入れるのだ』
 キャッツアイは、眉を顰める。
「それは、嫌! 痛いもん!」
 それに対してトパーズお姉ちゃんが言う。
「ワタクシ達は、気持ち良いですわよ」
 そういって、触手を本当に割れ目の奥に入れていく。
「嘘だよね? だってあんなに痛かったんだよ?」
 キャッツアイが改めて尋ねるとサファイアお姉ちゃんも触手を割れ目に入れながら言う。
「最初は、皆が痛いの。でもね、痛いのが無くなると凄く気持ちよくなるのよ」
 信じられなかった。
 それでも目の前でお姉ちゃん達は、気持ちよさそうに触手を入れている。
『まずは、昨日と同じ様にするんだ』
 キャッツアイは、言われた通り、触手で割れ目を弄り始めた。
 すると直に気持ちよくなった。
「良い! いい! イイィィィィ! 昨日より気持ち良い!」
 触手を動かすのが止められない。
『入れるのは、もっと気持ち良いぞ』
 その言葉にキャッツアイは、悩んだ。
 あんな痛い思いは、二度としたくなかった。
 でも、お姉ちゃん達は、本当に気持ちよさそうにしているのだ。
『するのは、自分だ。痛いと思ったら自分で抜けば良いのだ』
「そうか、キャッツアイが自分でやってるんだから、痛かったら止めれば良いんだ」
 そうと解れば試してみるしかない。
 キャッツアイは、触手をあの夜と同じ場所に入れていく。
「アァァァァン! 凄い、さっきまでとは、比べ物にならないよ!」
 こんな気持ちが良い事を躊躇していたなんて凄く勿体無い気がした。
 少しでもそれを取り戻そうとキャッツアイは、触手を動かし続ける。
 すると、昨夜と同じあのイクって感覚が近づいてくる。
「もうイッちゃうよ!」
 頭の中が真白になってしまった。
『これで終わりで良いのか?』
 キャッツアイは、首を横に振って触手をまた動かし始める。
「もっと、もっと気持ちよくなるの!」
 この後、キャッツアイは、何度も絶頂に達して動けなくなってしまった。
 そんなキャッツアイをサファイアお姉ちゃん達が部屋まで連れて行ってくれる。
「キャッツアイ、どうして外に!」
 部屋の前に待っていたルビーお姉ちゃんが驚き、エメラルドお姉ちゃんがキャッツアイの部屋を見に行ってから戻ってきていう。
「抜け穴があったのですか?」
 サファイアお姉ちゃんが頷く。
「何でいわなかったんだ!」
 ルビーお姉ちゃんが怒鳴ってきたのでキャッツアイは、言い返す。
「だって、ルビーお姉ちゃん達だってキャッツアイをのけ者にしたからだよ」
「それは、違うのだ!」
 エメラルドお姉ちゃんが何か言おうとするがサファイアお姉ちゃんが言う。
「今日は、疲れているんだから寝かせて上げて」
「うん、いっぱい遊んで疲れたよ」
 キャッツアイは、ベッドに横になるとすぐに寝てしまった。


 翌日、キャッツアイの部屋には、エメラルドお姉ちゃんとルビーお姉ちゃんが居た。
「キャッツアイ、絶対に姉上達と遊んでは、いけないぞ」
 エメラルドお姉ちゃんが強く言ってくる。
「どうして、あのお父様だった者も痛いことしてこないよ?」
 ルビーお姉ちゃんが大声をだす。
「あんなのは、お父様では、無い。お父様を元に戻って欲しくないのか?」
「それは、戻って貰いたいけど……」
 キャッツアイがそういうとエメラルドお姉ちゃんが言う。
「だったら我慢するのだ」
 キャッツアイは、渋々頷く。
 そうしていると、扉が開き、触手が迫ってくる。
 ルビーお姉ちゃんは、剣を構えて言う。
「キャッツアイには、手を出させない!」
 エメラルドお姉ちゃんもキャッツアイを前に出る。
「これ以上、妹達には、手を出させません」
『残念だが、お前達には、今夜は、用は、ないのだ』
 お父様だった者の言葉にルビーお姉様が言う。
「そっちに無くてもこっちには、ある。それいじょう近づけば切るまで!」
 その時、サファイアお姉ちゃんとトパーズお姉ちゃんが入ってきて触手の前に立ち塞がる
「淫魔王様を傷つける事は、私達が許しません」
 サファイアお姉ちゃんの言葉にエメラルドお姉ちゃんが言う。
「退いてください。キャッツアイがどうなっても良いのですか?」
「それは、キャッツアイ自身に決めてもらいましょう? 淫魔王様もそうお考えですから」
 トパーズお姉ちゃんがそういう中、触手は、キャッツアイの直傍までやってきた。
『キャッツアイよ。お前は、どうしたい? お前がそれでしたい事を姉達に教えてやれ』
 キャッツアイは、触手に手を伸ばす。
「止めるんだ!」
 ルビーお姉ちゃんが言うがキャッツアイは、触手を逃げって言う。
「キャッツアイは、触手をオマンコに入れて遊びたいの」
 そして、お姉ちゃん達が見ている前で触手をオマンコに入れる。
「アァァァァン! オマンコの奥に当たるのが凄く気持ち良い!」

 昨日より更に気持ちよく思えた。
「そんな事に溺れては、いけない!」
 エメラルドお姉ちゃんが必死に何かを言っているが、そんなのは、気にならない。
「もっと、もっと、もっと! もっと気持ちよくなりたいです!」
『その願いを叶えてやろう』
 すると触手が勝手に動き出した。
「アァァァァン! 良いよ! イッちゃう!」
 キャッツアイは、自分でするより何倍も激しく触手でオマンコの中を突かれて何度も絶頂に達してしまう。
 そして、遊びつかれて動けなくなった時、触手がオマンコから抜けていき、お父様だった者が言ってくる。
『朕の雌奴隷になると誓えば、いっぱい触手で遊んでやろう』
 キャッツアイは、嬉しくて即答した。
「誓います。淫魔王様の雌奴隷になりますから、触手で遊んで!」
 するとエメラルドお姉ちゃんが言う。
「駄目よ、そんな事を誓ったら、二度とお父様が戻ってこなくなる」
「そうだ、大好きだったお父様と会えなくても良いのか!」
 ルビーお姉ちゃんも言ってくるがキャッツアイは、傍に漂う触手を握って言う。
「お父様と遊ぶのも楽しかったけど、それより、触手で遊ぶほうが何倍も良いの。だからもっと遊んで」
『良かろう、お前が満足するまで遊び続けてやろう』
 そう答えて淫魔王様は、触手をキャッツアイのオマンコに入れてくれる。
 その感触にキャッツアイは、お父様との遊びでも感じられなかった充実を覚えた。


 こうしてキャッツアイは、九日目で淫魔王様の雌奴隷になったの。


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