堕天薬『クラス委員長の性交チェック』


 私の名前は、鈴木良子(リョウコ)。
 区立中学に通う、何処にでもいる女子中学生だ。
 読書が趣味で、その所為で目が悪いので眼鏡をしている。
 そんな私は、クラス委員長をやっている。
 今日も委員長としての仕事で遅くまで教室に居た。
 誰も居ない教室で私は、それをみつけた。
「何かしら?」
 男子の机から落ちた一冊の本。
 私は、それを拾う。
「文庫本みたいだけど……」
 本好きだった私は、自然に開いてしまった。
「何これ!」
 思わず叫んでしまった。
 それは、ポルノ小説だったのだ。
「なんて本を持ってきているの!」
 思わず放りだしてしまった。
「どんな本でも、大切にしないと」
 拾いなおして、本を見てみると、ブックカバーが少し破れている事に気付いた。
「私が投げたから?」
 元々の可能性もあったが、私が原因の可能性も高かった。
「同じブックカバーが家に有った筈。持って帰って、明日、早く戻しておけば、気付かないかも」
 こうして私は、そのポルノ小説を持ち帰る事にした。


 家に戻って、ブックカバーを取り替えて鞄にしまう。
 夜中、宿題も終わり、明日用意をする為に鞄を開く。
 私の目にあの本が目に入る。
「どんな内容なのだろう?」
 自然と唾を飲み込んで居た。
 そして、私は、ポルノ小説を開いていた。
 そこには、女子中学生が、クラスメイトの男子に無理やり、エッチな事をされる話だった。
「こんな本を読むなんて最低!」
 読み終わった後、本の持ち主だと考えられる男子の事を考えながら、文句を口にした。
 そして、眠ろうとパジャマに着替えようとした時、下着に変なシミがあるのに気付いた。
「おりもの?」
 それは、私の想像と違った。
「……まさか?」
 私は、もう一つの可能性を無視し、ティッシュで割れ目を拭いて、下着を取り替えベッドに横になった。


「何であんな夢を見たのだろう?」
 通学中に私は、ため息を吐く。
 少し寝不足だ。
 理由は、明白だった。
「あんな夢を見たから眠れなくなったのだ」
 私は、夢の中で、あの本の持ち主の男子に無理やりエッチな事をされていた。
 その瞬間を迎える前に目を覚ましたが、その後、目を瞑るたびにその光景が思い出されて眠れなかった。
 そのまま朝が来て、学校に向かった。
「早く、行って戻さないと」
 その時、一人の女性とぶつかって、こけてしまった。
「大丈夫」
 その人は、とても綺麗な女性だった。
 まるで天使の様なその人は、私に手を差し出してくる。
 私は、慌てて立ち上がって頭を下げる。
「すいません」
 その時、その女性は、あの本を私に見せる。
「これ貴方の本?」
 私は、慌ててその本に手を伸ばす。
「返して下さい!」
 それに対して女性は、手を上にあげて届かないようにしてから言う。
「チラッと中が見えたんだけど、ポルノ小説よね?」
 その言葉に私は、顔を真赤にして抗弁する。
「違うのです、それは、クラスメイトの男子の物で、昨日間違ってブックカバーを破いてしまったので、取り替えただけなのです!」
 女性は、魅力的な笑みを浮かべて言う。
「そう、でも読んだのよね?」
 私は、視線を逸らして嘘をついてしまう。
「そんな事は、ありません」
 女性は、本を私の前に持ってきて言う。
「そう、でも、これも神様のお導きかもね。もしその本の持ち主と話す時が来たら、この薬を飲むと良いわ」
 本と一緒に渡された一つのカプセルに私が戸惑っていると女性が続ける。
「その時は、きっと冷静にいられないから。その薬は、貴女を助けてくれるわ。もしも、何か問題があったらここに携帯に電話して」
 携帯の電話番号が書かれた名刺を渡してくる女性。
「地上のキューピッド、アリリスさん?」
 私が声を出して詠むとアリリスさんが苦笑する。
「ちょっとした虚勢ね。何事にもハッタリが必要な事があるの」
 そのまま去っていくアリリスさん。
 私は、混乱をしていたが、本を返すために急がないといけない事を思い出して走り出した。


 その日の放課後も私は、委員長の仕事で遅くなった。
 そして、帰ろうとした時、あの本の持ち主と思われる男子が私の前に立った。
「委員長、もしかして、あの本を見たのか?」
 私は、慌てて否定する。
「何の事?」
 男子は、私の手を掴んで言う。
「嘘をつくなよ! 破れていたブックカバーが勝手に戻る訳ない。取り替えられたのは、最後まで教室に居て、最初に教室に入った委員長しか居ないんだよ!」
「やっぱりあのブックカバーは、元々破れて居たのね」
 私の言葉に男子が睨みつけてくる。
「先生にチクるのか?」
 私は、混乱していた。
 この状況は、昨日の夢の内容と一緒だからだ。
 そして夢の中では、私は、このままエッチな事をされてしまう。
「言わない、忘れる。だから何もしないで!」
 私は、叫んでいた。
 男子は、夢と同じ様に私を押し倒す。
「信じられるか! こうなったら……」
 服に手にかけてくる男子。
 その時、どうしてかアリリスさんから貰った薬の事を思い出してしまった。
 そして男子が服を破る為に自由になった手であの薬を口に入れた。
 カプセルが溶けていくのが解った。
 そして、それと同時に私の中から何かが開放された。
 強引の男子の手がまだ未成熟な私の胸を揉む。
 自分で触った時は、痛いだけのそれが、今は、違った。
「イイィィィ! もっと、もっと強く揉んで!」
 気持ち良いのだ、凄く。
「そうか、委員長もエッチだったんだな!」
 男子の嘲りに心の中では、心では、反論したかった。
 でも体が逆らえなかった。
「私は、エッチです! だからもっと強く揉んで気持ち良くしてください!」
 男子の強引に胸に揉まれる度に強烈な快感が体を襲った。
「胸だけでこうなんだ、あそこを触ったらどうなるんだろうな?」
 男子は、いやらしい顔をしながらスカートをめくりあげる。
「ベチャベチャに濡れてやがる。そんなに我慢出来なかったのか?」
「……嘘?」
 私の言葉に男子は、手を下着の中に入れて抜き出し、私にポルノ小説にみたいな糸引く愛液を私に見せてくる。
「これでも違うと言うのかよ!」
 私は、恥ずかしさのあまり、顔を真赤にして背ける。
 男子は、ニヤニヤとしながら下着を脱がし、私のあそこを舐め始めた。
「ダメダメダメ! 変になるぅぅぅぅ!」
 男子の舌が私のあそこを舐める度に全身に震えるような快感が走る。
「嘘をつくなよ! お前のここ、クリは、こんなに膨らんでるぜ!」
 そういって男子は、私のあそこの上に付いた淫核を触った。
「アアアアァァァァァァ!」
 その瞬間、私の中を稲妻が走った。
 それは、今まで感じたことも無い感覚。
「いったのか? 淫乱だな」
 蔑む様に言う男子の言葉で、私は、それがいく、ポルノ小説にあった、絶頂に達した事を理解した。
「いれるぞ!」
 その言葉に、私は、一気に正気に戻る。
「それだけは、駄目!」
 しかし、男子の性器が私のあそこに触れた瞬間、快感が私を襲い、抵抗する力を奪った。
 そのまま、男子の性器は、私の中に侵入する。
 痛みは、あった。
 でもそれ以上に……。
「イイィィィィ! 何で、痛いのに気持ち良いのぉぉぉぉ!」
 私の体は、処女膜を破られたその瞬間も快楽を感じていた。
「すげえ、委員長の中は、最高だ! もう出ちまう!」
 殆ど動かないうちに男子は、私の中で射精した。
「……」
 熱い精液が私の中に放たれた時、私は、声に成らない歓喜の叫びをあげた。




 行為の後、男子は、逃げるように帰っていった。
 私も、行為の痕跡を始末してから家に帰った。
 直ぐにお風呂に入り、何度も何度もあそこを洗ったが、途中からそれは、自慰行為に変わっていった。
 しかし、それは、あの時に感じた快感には、程遠い物だった。
 満たされる思いをまま、私は、眠れる夜を過ごした。


 学校に向かう途中、私は、気付いた。
「独りだから、駄目なのよ。男子と一緒にすればきっと」
 放課後に昨日の男子を捕まえて言う。
「今日も昨日と同じ事をお願いできる?」
 男子は、少し戸惑った顔をするが、いやらしい顔をして頷いた。
 そして、男子と性行為を行った。
 自分でするよりは、ましだったが、とてもあの時の快感には、及ばなかった。
 男子は、一人、満足気に言う。
「委員長がこんなにエッチだったなんてな。これから俺の家でもう一回どうだ?」
「もう良い!」
 私は、教室から走り出る。


 夜の風が私の体を冷やす。
 しかし、私の中か湧き出す、あの快楽への欲求は、止まらない。
 私は、汗を拭くためにスカートのポケットに手を入れた時、アリリスさんの名刺が当たった。
 脳裏にあの気持ちよさがあの薬の所為だという可能性が浮かぶ。
 そしてそれがとても危険な事だとも気付いてしまった。
「習慣性のある薬だったら、危ない。もう二度と関わるべきじゃない」
 理性では、解って居た。
 でも私は、携帯を取り出し、あの名刺に書かれた番号を押してしまう。
『やっぱり、電話してきたわね』
 全てを見透かしたようなアリリスさんの声が私の耳に入ってくる。
「あの薬は、危険な薬なのですか?」
 もしそうだったら、どんなに苦しくてもこの電話を切らないといけない。
 決死の思いのその問いにアリリスさんは、あっさり答えた。
『あの薬自体は、習慣性も無いわ。でもね、あの薬を飲んで、セックスしたらもう駄目ね。あの強烈な快感を知ってしまったらどんな事をしてでも薬を飲んでセックスしたくなる。もう貴女の頭には、あの快感が刻み込まれた二度と消えないから』
 寒気が走った。
 理性が電話を切るべきだと言っている。
 しかし、私は、聞いてしまう。
「どうしたら、あの薬を貰えるのですか?」
『難しいことは、言わないわ。なんだったら、先渡しにしても良いわ。まずは、必要な機材を送るから、住所を教えて』
 私は、自分の住所を教えてしまう。


 数日後の教室。
 私は、あの男子を待っていた。
「いきなり呼び出して、何の用だよ」
 私は、口に含んだあの薬、『フォールエンジェル』を飲み込む。
 体が内部から変わっていくのが解る。
 私は、自分の机の上で股を開いて自らオマンコを広げて求める。
「入れて、何度も何度も出して、貴方の精液が無くなるまで」
 男子は、一瞬だけ戸惑うがあのいやらしい顔をして言う。
「委員長は、変態だな、教室じゃないと燃えないのかよ」
 本当は、違う。
 でも、あの人の言うとおりしないと次の薬が貰えない。
「そう、私は、自分が通っている教室で、クラスメイトに犯されないと感じない変態なの!」
「好きなだけ出してやるぜ!」
 男子は、そのまま私の中に入れてきた。
 あの時と同じ、強烈な快感が私を支配する。
「イイィィィィィ! もっと、もっと奥まで入れてぇぇぇぇぇ!」
 自分の足を男子の腰に巻きつけて少しでも奥に入れて貰える様にする。
「良いぞ、委員長! もっと腰をふりやがれ!」
「腰を振るから、もっともっと!」
 私は、男子が言う様に腰をふる。
 もう、私の頭の中には、ここが教室で、目の前に居るのがクラスメイトだという事などどうでも良くなって居た。
 ただ、この快感だけが全て。
 そして、この後に来る歓喜の瞬間を切望した。
「いくぞ! 委員長の中に出すぞ!」
「出して! 私の中に熱いザーメンを出して!」
 次の瞬間、放たれたザーメンは、私の子宮を直撃する。
「……」
 言葉に出来ない歓喜。
 私は、白目を向いてそれを受け止めた。
「満足したか?」
 男子の言葉に、私は、抱きついて答える。
「まだ! もっと、もっと私を犯して!」
 そして私は、数え切れない程、中だしされ、更に多く、天国を見た。


○堕天使の日常
「鈴木良子からテープが届いたぞ」
 あたし、アリリスのパートナー狩雄がそういって、あたしの部屋に来て、上映の準備をする。
 あたしは、これから見る映像を想像して、オマンコを濡らした。
「今回は、丁度いい獲物が見つかったわ。『フォールエンジェル』との相性もいい上に、犯す相手まで、あっちに居た。私は、薬を渡して、あのポルノ小説に弱くなった恋の矢の力を込めただけで、済んだのですもの」
 狩雄は、苦笑する。
「運命の赤い糸があったって事だな。お前が干渉しなければ恋人同士になれたのかもな」
 あたしは、心外そうな顔をして答える。
「何を言ってるの、普通に恋人になってたら、こんな至福の顔をする事は、無かったでしょ? あたしは、天から落ちても人々に至福を与える天使なんだから」
 あたしの前の大画面では、鈴木良子本人につけさせた隠しカメラで撮った、問題の男子や他のクラスメイト達との情事が映し出されている。
 狩雄は、さっさとオナニーを始めながら言う。
「普段は、真面目な委員長が放課後は、クラスメイトの男子を自ら求める淫乱娘。萌える情景だな」
「今度は、多人数プレイでもやらせようかしら?」
 あたしの言葉に狩雄が言う。
「まずは、一人ずつ全員回して、それからだ」
 そんな商売の話しをしながら一通り見るあたし達。
「それで、次は、どうするんだ?」
 狩雄の質問にあたしは、笑顔で答える。
「次の子は、小学生よ。父親は、毎日塾の送り向かいまでする馬鹿親でね。さて、どこまで子供の痴態を我慢できるか楽しみね」

 『塾通い娘のカーセックス』


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