(令嬢が性欲奴隷に堕ちる夜)


 
その少女は、お嬢様だった。
 しかし、そんなお嬢様の自分に不安を抱えるていた。
 その少女の名前は、玉木麗香という。
 そんな不安を覆い隠すように今日も、情報通のお供、島倉かおりを引き連れて、教室に入る。
 すると、転校生のあいこが父親の仕事を手伝っていると羨ましい事を言っていたので、思わず自分でもたいした事じゃないと思っている事を自慢げに言ってしまう。
「さすがわ玉木様」
 強い者には、巻かれるかおりの上辺だけの言葉にも麗香は、精一杯の高笑いを上げる。
「当然ですわ。オーホホホホホホ」
 そこにあいこがやってくる。
「玉木、ちょっと質問なんやが、玉木の家の雇い人は、皆、玉木の言う事だったら何でも聞くんか?」
 麗香が胸をそらして言う。
「当然ですわ」
 内心、麗香は、全てお金のおかげだと自虐的な思考を持っていた。
 そんな内心すら今のあいこや、その後で成り行きを見守っていたどれみとはづきは、気付いていた。
 麗香の見栄が上辺だけで、その奥底にあるのは、何も信用出来ない不安の塊だと。
 あいこは、その突かれたくない心の不安を突く。
「この指輪は、大阪で売ってる逆ナンにご利益があってな。どんな女でも男が釣れるって優れもんや。男の性欲を強く刺激する特殊な匂いが出てるそうや」
 そういって指輪を見せるあいこ。
「やめてください」
 麗香が嫌がるとあいこが笑顔で言う。
「安心しいや、あたしら女性には、効果ない。しかし、本当に何でも言う事をきくんだったら、この指輪をつけていても、雇い人達は、大人しくしているかもしれんな」
 かおりがすぐさま乗ってくる。
「とうぜんだわ、そんな怪しげなアイテムに玉木様への忠誠心が劣るわけは、あるもんですか!」
 あいこが妖しい笑みを浮かべて言う。
「本当にそうおもん?」
 麗香が内心、強い不安にかられながらも胸を張る。
「当然ですわ。そんな指輪の効果なんて、私への忠誠心に比べればカスですわ」
 あいこは、指輪を麗香に渡す。
「だったら試してみい。明日、結果を聞きたいから今日から始めてや」
 そのまま去っていくあいこ。
 かおりが肩をすくめて言う。
「そんな怪しげなもんが本当に効果があるわけがないですよ」
 麗香は、指輪を握り締めて言う。
「もしも、効果があっても、私への忠誠心の前には、意味がありませんがね」
 麗香は、こうして魔女たちの罠に嵌るのであった。


 その日麗香は、何時も通り家に帰った。
 すると執事が頭を下げて言う。
「お帰りなさいませ、お嬢様。旦那様と奥様は、本日は、ご予定があり、帰ってこられないそうです」
「毎日、同じ報告は、要らないわ!」
 麗香は、苛立ちで、自分が生まれる前から仕えている執事に怒鳴りつける。
 執事は、頭を下げたまま謝罪する。
「気分を害してしまい。すいませんでした」
 自分の孫ほどの麗香にすら主人として扱う態度に、麗香は、強い自己嫌悪に襲われ、そのまま自分の部屋に入ってしまう。
 そして、部屋着に着替えようとした時、あいこから貰った指輪が落ちる。
「この指輪が本当に男性を惹きつける力があったら、私を本当に必要としてくれる人が現れるのかしら?」
 必要とされたい、そんな欲望に負けて麗香が指輪をつけてしまう。
 そこに、数人メイドがやってくる。
「麗香お嬢様、お食事の用意が出来ました」
「わかりました。いま行きます」
 そして、麗香が食堂に向った。


 麗香が食事をしていると、料理を運んできた若い使用人の一人がいきなり麗香を凝視した。
「どうかしましたか?」
 メイドの一人が心配そうに声をかけた時、その使用人は、目を見開き、麗香に襲い掛かる。
「何するのですか!」
 麗香は、必死に抵抗するが、男性と少女、力の差は、歴然としていた。
 麗香の服が引きちぎられる。
 メイドが数人がかりでその使用人を押さえつける。
「お嬢様、お逃げください!」
 麗香は、顔を引きつらせて、這うようにして使用人の下から這い出ると、庭に逃げ出す。
「どうなってるの?」
 戸惑う麗香の前に大きいが心優しい庭師の男が現れる。
「お嬢様、どうなさいましたか?」
 麗香は、安堵の息を吐き言う。
「新入りの使用人がいきなり襲ってきたのよ。本当にどうしたのかしら?」
 自分が逃げ出して来た方を見て、不安そうにする麗香。
 その麗香の後から庭師が抱きつく。
「何をするの!」
「お嬢様、俺は、もう我慢できない!」
 庭師は、麗香の手首ほどもありそうな男根を見せ付けて言う。
「入れさせてくれ!」
「……無理よ、そんなの入れたら私の体が裂けちゃう」
 後ずさる麗香。
 庭師は、その麗香の両肩を掴むと、体を持ち上げて、濡れても居ない割れ目に自分の男根を押し付ける。
「イタイ! や……止めて!」
 必死に押し返そうとする麗香であったが、庭師の力は、強力で、強引に麗香の割れ目に男根を押し込んでいった。
「ダ……駄目、さ……さけ、ちゃ……う」
 強烈な圧迫感に言葉もろくにつけず、激痛に目を限界まで広げる麗香。
「いきます!」
 そんな麗香の状況などお構い無しに庭師は、先端しか入っていない男根から精子を噴出す。
「……!」
 灼熱の精液に白目を剥き、麗香は、そのまま意識を失った。


 麗香は、股間を襲う、強烈な激痛で目を覚ました。
「お嬢様のマンコ、最高です!」
 そう叫び、庭師は、血と精液まみれな麗香の割れ目から男根を引き抜き、服の役目を果たさず、逆に襲撃者の欲情を煽るワンピースと麗香の汚れを知らなかった白肌に射精する。
 麗香は、涙を流しながら弱々しい態度で言う。
「もう、止めて。お願い」
 その仕草に庭師の男根は、更に硬くなる。
「何時も尊大なお嬢様が、俺にお願いしてる。堪らない!」
 再び割れ目に男根を押し込む庭師。
 どんな強烈な痛みも人間は、慣れてしまう。
 麗香は、一方的に欲望のはけ口にされる現実から目を背けるように横を見る。
 すると、そこには、あいこから貰った指輪が見えた。
「もしかして、これの所為?」
 麗香は、残った力で必死に指輪を外そうとしたが、指輪は、抜けなかった。
 そんな時、あの執事が駆け寄ってきた。
 麗香は、助かったと思った。
「早く、こいつをどっかにやって!」
 麗香の言葉に答えるように執事は、庭師を拳の一撃で倒す。
 麗香は、やられ過ぎでまともに動かない下半身を恨めしく思いながら手を執事に向ける。
「お風呂に連れて行って。少しでも早く、この汚れを落したいの」
 執事は、麗香を姫様だっこする。
 麗香にとっては、下手をすると父親や母親より慣れ親しんだ感覚に、僅かな安堵を覚えた。
 しかし、安堵は、直ぐに打ち破られた。
 庭の水道の前に麗香が落とされる。
「何するの!」
 執事は、ホースを麗香に向け、水を出す。
「何を考えてるの! 私を誰だと思ってるの!」
 執事が麗香が今まで見たことも無い欲望にまみれた顔で答える。
「私の性欲を満たす、雌犬です。今から、それを教えてあげます」
 ズボンのジッパーを下ろし、庭師にも負けない男根を見せてくる。
 麗香の顔が一気に青褪める。
「嫌! 止めた! もう、あんな痛いことは、嫌なの!」
 下半身が動かない為、必死に這って逃げようとする麗香。
 しかし、執事は、後から麗香の割れ目を舐める。
「そ、そんな所、舐めたらダメェェェェ!」
 麗香が割れ目から生まれる違和感に必死に首を横に振る。
 しかし、執事のそれは、先程までの一方的な欲望の押し付けとは、違い、幼い麗香にも快感を感じさせ始めていた。
「嘘! こんなのが気持ち良い訳なーーーーーい!」
 麗香の声と裏腹に、麗香の割れ目からは、愛液が垂れ始めていた。

「よく旦那様の居ない時に、奥様のお相手をしたが、弱いところは、一緒みたいだな」
 意外な言葉に麗香が呆然とする内に、執事は、割れ目の上部、淫核を甘噛みする。
「あぁぁぁぁぁん!」
 麗香が、初めて絶頂を感じた瞬間だった。
 脱力した麗香の割れ目に執事は、男根を押し当てる。
 先程のまでの痛みを思い出して麗香は、必死に首を横に振る。
「もういや……痛いのは、嫌なの」
「大丈夫だ、あの奥様の血を引いているんだ、直ぐに男に溺れる雌犬になれる」
 執事は、そういって、男根を押し込む。
「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」
 悲鳴を上げる麗香。
 しかし、ゆっくりと動く執事の男根は、庭師の強引なピストン運動と違い、確実に麗香の感度を上げていく。
「あぁぁん、ああぁぁん」
 甘い息を漏らす麗香。
「どうですか? 痛みは、おさまりましたか?」
 卑しい笑みを浮かべて執事が言うと麗香は、自分を襲う不可思議な感覚に戸惑いながら答える。
「わ、解らない。何か、何か、気持ちいいぃぃぃ!」
 遂に麗香は、自ら腰を動かし始めてしまう。
「本当に、何から何まで奥様と一緒だ。旦那が居るというのに、二日と男無しでは、居られないスケベな雌犬。お前は、お嬢様じゃない、使用人に手を出す、スケベな雌犬の娘だ。そしてお前も、もう雌犬の仲間入りだ!」
 執事の言葉に攻めが麗香の心をえぐる。
 特に母親が、長い間信じていた執事と寝ていたという事実が、麗香の心を傷を入れ、執事の男根の一突きごとに傷が広がっていく。
「小学生のガキの癖に、もうこんなに感じて、母親以上の雌犬だな!」
 麗香は、首を必死に横に振る。
「ち、違ぁう……、わ……私は、メス……イヌじゃな……、そんな……深く、入れ、たら、へ……変に、なっちゃウゥゥゥ!」
 執事が麗香の中に射精すると、その精液で麗香も絶頂に達してしまう。
 しつじが男根を引き抜き、立ち上がる。
 麗香は、ようやく終わりが来た事をしり、安堵する。
 そして、幼い体で受けた激しい性交の連続でボロボロな体に無理をさせて、立ち上がり、自分の部屋の戻っていった。
 精液まみれな体。
 特に血と複数の男性の精液がいまだ流れてくる割れ目の違和感に枕を濡らす麗香。
 だが、扉が開き、メイドが駆け込んできた。
「お嬢様、逃げてください!」
 メイドの必死の忠告だったが、全てが遅かった。
 玉木家に仕える男がそこに揃っていた。
 その道筋には、犯され、精根つきた女性の使用人達が不思議な事に満足そうな顔で倒れていた。
 そして、先頭に立つ執事が言う。
「お嬢様には、私達全員の性欲奴隷になってもらいます」
 麗香が顔を引きつらせて言う。
「どうしてよ! どうして私なの!」
 号泣する麗香に執事が告げる。
「それは、お嬢様みたいな世間を知らずに威張っていたガキに男が支配者だって事を思い知らせてやる為だよ!」
 その後、麗香は、朝日が昇るまで玉木家の使用人に犯され続けた。


 翌日の学校。
「……玉木様」
 かおりが声をかけられなかったのも当然だ。
 その日、教室に入って来た麗香は、いままでのお嬢様な麗香では、なかった。
 服装は、何時も通りだったが、昨日まであったお嬢様オーラがなくなっていた。
 そこにあいこが来て言う。
「おはようさん、その首輪、よー似合ってる」
 麗香は、何も反応しない。
 はずきが頷く。
「本当。でもそれってペット用のじゃないの?」
 そこにどれみが牛乳片手に駆け込んできて、こける。
「ごめん、牛乳こぼしちゃった!」
 明るい笑顔にクラスメイト達が微笑んだが、直ぐに冷たい空気が流れた。
 麗香がこぼれた牛乳を舐め始めたのだ。
 全てを舐めとった後、麗香が哀願するように言う。
「これでよろしいでしょうか?」
 その様子にどれみ達は、内心、笑みを浮かべながらも心配そうに言う。
「汚いよ。そうだ保健室に行こう」
 クラスメイトも頷く中、どれみは、麗香にアスモデウスの種を埋め込む為に保健室に連れ込むのであった。


 そして、雌犬として、どれみ達にアスモデウスの種を埋め込まれ、性欲の固まりになった男子生徒や先生の相手をする麗香を置いて先に帰ってきたどれみだが、クラスの雰囲気が違う事に気付く。
「どうしたの?」
 はづきがあいこの次の転校生、チャイドルの瀬川おんぷを指差す。
「めずらしく瀬川さんが来てるの」
 あいこが言う。
「おんぷちゃんと言えば、人気があったのに、母親の強引なマネージャー活動の所為で仕事減ったらしいわ」
 どれみは、思いつめるおんぷの顔を見て言う。
「あの顔、人気を取り戻す為だったら、何でもするって思いつめた表情だよ。魔女にぴったりだね」
 新たな仲間の予感に秘部を濡らすどれみ達であった。


 ネクストターゲット『瀬川おんぷ』


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