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２：発情期を体験してしまったムーンブルクの王女
はっきり言って、ドラクエ�兇離┘蹈僖蹐妊燹璽鵐屮襯�の王女を発情させるなんてネタは、やりつくされている。
今回は、それに挑戦、新しいと思わせられたら勝ちかと思っています。
私は、ムーンブルクの王女。
大神官と名乗るハーゴンが率いる邪神教団によって国を滅ぼされ、私自身も犬に変化させらると言う呪いにかかってしまった。
犬となった我が身では、何も出来ず、ただただ、この呪いが解ける事を祈る事しか出来なかった。
犬になってからどれだけの月日がたっただろう。
最初は、抵抗があった地面に落ちている物を食べるのにも抵抗が無くなった。
このまま、心の底まで犬に成り下がってしまうのでは、という恐怖に怯える日々。
そんな中、私は、再びあの時期が来たことを体で理解しています。
あの時期、発情期だ。
動物が生殖を行う時期であり、犬にもそれは、ある。
そして、犬に変化させられた私の体にも発情期は、訪れてしまう。
前回の発情期の事を思い出すだけで背筋が寒くなる。
私は、大型犬と呼ばれる人と同じサイズある黒犬と交尾をしてしまった。
今でも思い出される。
その犬は、他の犬より一際大きく、強かった。
自然界では、強き雄こそ子孫を残すべき存在として、多くの雌と交尾を繰り返していた。
そんな光景を見ていた私も、無意識に近づいていた。
熱くなる体。
いや、違う、子宮がこの雄の子種を欲しがっている。
それが解ってしまう。
自分は、人間だと強く自尊心をもって抵抗しようと足を止めた時、その犬が近づいてきた。
私は、反転して逃げようとした。
しかし、少し行った所で圧し掛かられ、いっきに男根を押し込められた。
『アオーーーン！』
遠吠えをあげてしまった。
それは、今まで感じたどんな感覚とも一線を引く、強力な物だった。
自分の中を埋め尽くすような大型犬の男根に自分が雌である事を強く自覚させられる。
『アァン！ アァン！ アァン！』
鳴き声さえ、普段と違う。
体の赴くままに腰をぶつけ合い、その瞬間が来た。
熱い子種が私の中に噴射された。
目の前が真っ白になる。
しかし、それで終わりでは、無かった。
大型犬の男根は、根元が膨れ上がり抜けなくなっていたのだ。
吐き出され続け、溢れ出ようとする子種が逆流して私の子宮の隅々まで押し広げていく。
長い長い射精が終わり、男根が抜かれると溢れ出る子種。
倒れた私は、水溜りに映る自分の顔を見て戸惑う。
そこには、周りにいる雌犬達と同じ満ち足りた顔をしていたのだから。
暫くして正気を取り戻した時、私は、自分が本当の犬に成り下がったと思って絶望した。
そんな暗い気持ちもようやく癒されてきた今、再び発情期が私を襲う。
子宮の熱く、激しく子種を求めていた。
それも強い雄の子種。
何かの書物で呼んだ事がある。
生物は、自分に無い物を異性に求めると。
詰り、ハーゴンに国を滅ぼされた無力な私は、強い力を持つ雄を求めているのだ。
そんな本能に負けないようにしていると、あの大型犬が現れた。
顔を逸らしたが、その先にある男根から目が離せなかった。
そして大型犬がゆっくりと近づいてくる。
私は、逃げないとと思うが体が言う事をきいてくれなかった。
それどころか、まるで男根を求めるように腰を突き上げていた。
大型犬もそれに答えるように男根を突き入れてくる。
『アオーーーン！』
遠吠えと共に交尾が始まった。
激しい腰の動きに私は、快感を感じずには、居られなかった。
『アァン！ アァン！ アァン！』
どんどん昂ぶる感覚の中、再び射精が始まる。
『アァァァン』
もう何も考えられない、ただ、子宮を満たしていく子種だけが全てだった。
交尾が終わり、私は、疲れから眠りについていた。
「気がついたみたいだね」
そう声を掛けてきたのは、人間の少年だった。
驚きながらも私は、起き上がり、気付いた。
自分が元の人間の姿に戻っている事を。
「ラーの鏡で呪いを解いたんだよ」
別の少年がそう教えてくれた。
彼等は、私と同じロトの血を引く者だった。
ハーゴンの手を逃れた兵士の救援に答え、ハーゴン討伐に旅をしていたそうだ。
その途中に私の呪いを知り、解除してくれたらしい。
「ありがとうございます」
「いいんだよ。それより、これからどうする？」
王子達の問いに私は、決意を込めて答える。
「ハーゴン討伐の旅に連れて行ってください。私には、ハーゴンを倒さなければいけない理由があります！」
王子達は、きっと思ったことだろう、私が国を滅ぼされた事でハーゴンを倒したいのだと。
確かにそれもあった。
しかし、本当の理由は、違う。
私を呪いで犬にし、あんなとんでもない体験をさせたハーゴンだけは、絶対に存在を許しておけなかったからだ。
長い旅の末、私達は、ハーゴンを滅ぼし、異界の邪神をも倒した。
私は、ムーンブルクの復興の為に忙しい日々を過ごしていた。
そんな私の前に一匹の犬が現れた。
見覚えがあったその犬は、私に大きくなった男根をこすりつけて来る。
「この駄犬が！ 姫様に何をする！」
兵士達が慌てて武器で追い払おうとする中、私は、微笑みながら言う。
「止めて下さい。私も呪いで犬になった事があります。犬の気持ちは、よく解ります。きっとお腹が空いているだけです。私が餌をあげてきます」
「それでしたら、侍女にでもやらせれば……」
兵士の言葉に私は、苦笑する。
「すいません。ちょっと一人になりたいんです。この頃なにかと忙しかったものですから」
兵士達は、犬に餌をあげるというのが単なる口実だと理解し、私を見送る。
それは、半分当たっている。
しかし、本当の目的は、解らないだろう。
人気が無くなった所で私は、犬だった時の様に腰を突き上げた。
「さあ、私と交尾をしましょう！」
私と二度交尾した、あの大型犬は、一気に男根を挿入してくる。
「アァァァン！ これ、この快感が良いのぉぉぉ！」
私も国の復興の為に婿をとり、夜の営みも行っていた。
しかし、犬の時に味わったあの快感には、程遠かった。
「もっと、もっと激しくして！」
私は、自分から腰を振って、大型犬の男根を刺激する。
そして、男根の根元が膨らむのを感じ、私は、歓喜する。
「出すのね！ 子種を出してくれるのね！」
私の言葉に答える様に始まる射精。
「熱いぃぃぃ！ こんなに熱い子種がいっぱい！ あふれちゃうぅぅぅ！」
お腹を膨らませるほどの子種だが、膨らんだ男根が流出を拒む。
どんどんと増えていく子種は、私の子宮を広げていった。
「イクゥゥゥ！」
絶頂に達し、崩れる私から大型犬が男根を抜く。
「姿を変わったのに私の事を見つけてくれたのね。嬉しい」
私は、きっと物凄く満ち足りた笑顔をしている事だろう。
その後、その大型犬は、私のペットとして王宮で飼う事にした。
そして、私は、大型犬を見ながら呟く。
「早く発情期が来ないかしら」
発情期が無い代わりに、常に交尾がしたくなる人間の私は、今も子宮を熱くするのであった。
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