傲慢



 〈悪魔博士〉

 最初のターゲット、後満は、テレビでもCMを出すような会社の社長令嬢だ。

 金持ちな事を良いことに好き勝手やっている。

 愛娘にも酷い仕打ちを繰り返したらしい。

 メフィストが出した復讐計画の第一歩、後満の誘拐。

 後満は、車で下校するので、そこを狙った。

 コースは、メフィストが教えてくれた。

 交通事故を偽装し、作戦地点まで誘き寄せ、メフィストが用意した催眠ガスで眠らせた。

 運転手放置し、誰も近付かない無人ビルの一室に裸にして監禁。

 その際、奪った携帯で写メをとる。

 それを警察に届けたら名前と住所と一緒にネットに流すと親に送り付け、携帯を捨てる。

 もとより単なる時間稼ぎ。

『本番は、ここからだ』

 メフィストの言葉に私は、頷いた。





〈後満〉

「此処は、何処ですの!」

 苛立ちのままに怒鳴るが誰も応えない。

 私は、埃まみれな部屋に閉じ込められていた。

 それも裸で。

「私が誰だと思っているの、こんな事をしてただで済むと思わないことにね!」

「どうなると言うんだ?」

 扉が開いて、その先から覆面の男が現れた。

「私にこんな真似をしたことを後悔させてあげるわ!」

 手で大切な場所を隠しなが、言いはなってやった。

「どうやってだ?」

 この男は、頭が悪いらしい。

「御父様に言えば、直ぐにでも……」

 言葉の途中で男が遮る。

「誘拐したことは、告げてあるが直ぐには、助かっていないな」

 やっぱり誘拐されたのか。

「お金が目的ですの? それでしたら私には、それ相応の対応をする事ですわね」

 苦笑する男。

「残念だが違う。これは、お前への復讐だ。協力者も沢山居るぞ」

 扉が開き、どこか見覚えがある男達が入って来た。

「こいつに思い知らせてやれるのであれば刑務所に行っても良いんだな?」

 覆面の男の確認に、男達が私を睨んで来た。

「構わねえ! こいつの我が儘のせいで俺達は、仕事を失って、最低な生活をおくって来たんだ。今更刑務所に行くぐらい何でもねえ!」

「私が何をしたって言うの!」

 見覚えなどまったく無い。

「忘れたか! 休みだと言うのにお前に買い物に付き合わせれた挙げ句、荷物を一つ落としたとクビになった俺を! あの日は、娘の誕生日だったんだよ! それなのに、ちゃんと祝ってやれなかった上にクビになったせいで妻と喧嘩、仕事も決まらず、離婚されて家族も失ったんだぞ!」

 思い出した。

 修学旅行に行くために買い物に行くのに無作為に選んだ一人で、気に入った服を汚したんで御父様に言ってクビにして貰った使用人だ。

「ちゃんと仕事をしなかった貴方が悪いのでしょう!」

 私の言葉にそいつが私の腕を掴み、持ち上げた。

「休みだったと言っただろうが! 使用人のスケジュールも解らないガキがいっぱしの口をききやがって!」

「何をするの! 私の裸は、貴方みたいな卑しい者が見て良い物じゃ無いのよ!」

 必死にもがくが全然力では、勝てない。

「そんな俺にお前は、処女を奪われるんだよ!」

「ふざけないで! 誰が私を汚す真似を許すものですか!」

 信じられない妄言だ。

 覆面の男が言う。

「まだ状況を理解して居ないみたいだな。頼みの父親が助けに来るまでには、時間がかかり、その間の君は、無力な子供なのだよ」

 信じられない。

 私がこんな卑しい者達より無力だなんて。

「嘘よ! だいたい、御父様が来たらどうなると思っているの!」

「簡単だ。それまで撮った君の恥ずかしい映像をネットに流して警察を呼ぶだけだ。普通に警察に捕まり、君や君の父親は、我々には、何も出来ず、全てが司法の手に委ねられる」

 覆面の男の言った意味が解らない。

「警察に捕まるのよ! 平気なわけ!」

「裁判になったら、お前をどうやって犯したか、事細かに証言してやるよ」

 私の手を掴んだ男が楽しげに語ってきた。

「……許して」

 こんな男達に許しを乞うなんて屈辱だが、それでも犯されるよりましだ。

「俺がクビにしないでくれと土下座した時、お前がなんて言ったか覚えているか?」

「そんな細かい事を覚えているわけないわ……」

 男が怒鳴る。

「随分と軽い頭なのねって言ったんだよ! そんな事を言われた俺が許すわけ無いだろうが!」

 埃だらけの床に押し倒された。

 片手で両腕を押さえられ、残った手が男の穢らわしい物を掴み、私のあそこに押し付ける。

「嫌ぁぁぁ! お金が欲しいでしょ? 一生遊んでいけるお金をあげるから、それだけは、止めて!」

「そんなんだから犯されのだ」

 覆面の男が呟く中、男の凶器があそこに捻り込まれる。

「痛いぃぃぃ!」

 体が引き裂かれる。

「もう無理よ! 死んじゃうぅぅぅ!」

「うるせー! まだまだこれからだ!」

 これ以上、奥に入ったら、本当に死んでしまう。

 暴れ、逃れようとしたが、それより早く男の凶器がより奥に入ってくる。

「……」

 声も出ない激痛が有ることを私は、この時、初めて知った。

「流石に初めてでこれ以上は、入らないか。だが直ぐに全部入る様にしてやるよ!」

 絶対に無理、まだ半分も入って無いのに、胸の所まで埋まってる。

 全部なんて入れられたら、口から出てしまう。

「取り敢えず一発目だ!」

 私の中で熱い物が出ている。

 それが何なのかは、考えたくも無かった。

 涙が止めどなく流れる。

 それでもこれで終わり、男が離れて行く。

「……最悪、私の初めてが卑しい男に奪われたなんて」

 死にたかった。

 覆面の男が近付いてきた。

「最悪か……、勘違いしているな」

「何を勘違いしてるって言うの! これより酷い事なんて在るわけ無いじゃない!」

 怒鳴る私に覆面の男が苦笑する。

「そうでは、ない。まだ始まったばかりだって事だ。本当の最悪は、これからだ」

 覆面の男が下がった後、周りに居た男達が股間に付いた凶器を剥き出しにしながら近付いて来る。

「……嘘よね?」

「いいえ、元御嬢様」

 そう言って何処か見覚えがある男達が襲い掛かって来る。

「嫌ぁぁぁ! もう許してぇぇぇ!」

 私の声は、男達に通じない。





〈悪魔博士〉

 私は、後満が輪姦され、泣き叫ぶ姿を確認してからメフィストが待つ部屋に行く。

『欲情してるみたいだな?』

 無節操に勃起してしまう体に舌打ちする。

『ちょうど良い、今日の生気を捧げて貰おう』

 メフィストは、勃起した物をとりだししゃぶる。

 中身が悪魔だとしても愛娘のこんな姿は、見たくなかった。

「後は、見付かるまで犯し続け、その映像をネットに流すだけだな」

『それでは、小娘が単なる被害者で終わってしまう』

 計画とは異なるメフィストの言葉に私が苛立つ。

「これ以上、何をするつもりだ!」

 メフィストは、愛娘の割れ目を拡げる。

『まずは、生気からだ』

 私は、男根を愛娘の中に突き刺す。

 契約の日から何度繰り返しても罪悪感が消え無い。

 そして認めたく無いが、今までしたどんなセックスよりも私に快感を与える。

 愛娘の中で吐き出される私の精子。

 メフィストは、割れ目から溢れ出した精液を指で掬い、舐めながら告げる。

『あの小娘も狂った快楽の世界に招待するのだ』

「未成熟な子供がセックスの快感を覚えられる程の時間があると思えないがな?」

 私の反論にメフィストは、一本の注射器を見せる。

『悪魔の薬がある』

 メフィストは、輪姦で体力を使い果たした後満に注射して、男達に指示を出す。

「どんな効果があるんだ?」

 メフィストは、楽しげに語る。

『精液を栄養とし、食事の間宿主に快感を与えるレミングを注入した。愉快な事になるぞ』

 底無しの悪意に背筋に悪寒が走る。





〈後満〉

 身体中、特にあそこに痛みを感じながら眼を覚ます。

 割れ目からは、白濁の液体が止めどなく流れ、私があいつ等に汚された事を痛感させる。

 覆面の男が言った通り、最悪は、始まったばかりだったのだ。

 そして理解したくもないが男達が凶器を突きだし、目の前に居る以上、まだまだ最悪の時間が続く。

「これ以上、私を汚さないで……」

 口にしながらも無理だと判っていた、だってこの私が何度も言ったのに、止めてくれなかった。

「口で奉仕すればオマンコは、許してやるぞ」

「……口で奉仕?」

 男達の言葉に戸惑う。

「俺達のチンポをしゃぶって、ザーメンを吐き出させて満足させれば良いんだよ」

「そんな穢らわしい事が出来る訳がない!」

 反射的に答えていた。

「別に構わないぜ、このままオマンコを使って妊娠の可能性を高めても。まあ、もう手遅れかもしれないけどな」

 嫌味な笑い声が広がる。

 悔しいし、おぞましいが、こんな奴等の赤ちゃんが出来る可能性を減らせるのならやるしかなかった。

「わかったわ、舐めるわよ……」

「奉仕させて下さいだろ?」

 私が睨み付ける。

「俺達の赤ちゃんを孕む方が良いのか?」

 最悪は、止まる事は、なかった。

 しかし、御父様が助けに来てくださるまでの時間稼ぎだ。

「どうか奉仕させて下さい」

「誰が、何処で、何をだよ? はっきり言わないとオマンコに入れるぞ!」

 殺してやりたい。

「私の口でそれに奉仕させて下さい」

 男達が爆笑してから、腰を突き出してくる。

「さあ、始めろ」

 目の前にすると、こんな物が自分の中に入っていた等信じられない。

 口にすら、入るとも思えない。

「早くしろ! それともやっぱりオマンコを犯されたいのか?」

 舌を伸ばし、舐めた。

 気持ち悪い味が口に広がる。

 吐き出しそうになるのを堪えて舐める。

「そうじゃない! こうするんだ!」

 頭を押さえつけられ、無理やり喉まで押し込まれる。

 喉に突き立てられ、気持ち悪く、息苦しいが半ば強引に頭を前後させられる。

「出すからちゃんと飲み込みよ」

 喉の奥に熱い物が吐き出される。

 粘りつき、臭く、吐き出したかったが、喉の奥まで突き立てられて居たので飲み込みしか無かった。

 解放され、噎せる私に次の男があれを突き出す。

「ちょっと待ってよ……」

「オマンコで……」

「わかったわ!」

 胸まで粘りつく中であれを口に入れた。





 何人のあれを口に入れ、吐き出させただろう。

 不思議な事に粘付きや臭さが気にならなくなっていた。

 飲み込んだ後、体が熱くなり、切なくなる。

 お腹の奥がやるせなく、脚をモジモジさせてしまう。

 あそこが疼く。

 指で弄ると疼きが和らぐが、消えることは、無かった。

「オナニーしてないでちゃんと飲めよ!」

 新たに吐き出されると疼きが増し、我慢できない。

 新たに突き出されても口に出来ない。

「出来ないんだったら、オマンコでするだけだ!」

「駄目、今入れられたら……アァァァン!」

 私は、叫んで居た。

 あれをあそこに入れられるとさっきまで有った疼きが消えた。

 そして、快感が私を包む。

「嘘、何で無理やりやられているのに……アァァァン!」

 気持ち良いが止まらない。

 どんどん大きくなって行く。

「どうした? 腰が動いてるぞ」

「らめぇぇぇ! 気持ち良くって腰が勝手に動いちゃうぅぅぅ!」

 何がなんだか解らない。

 ただただ、あそこから込み上がる快感に突き動かされていた。

「孕みやがれ!」

「イクゥゥゥ!」

 お腹の中で吐き出させた瞬間、私は、何処か別世界に飛んでしまった。

 胸が激しく動悸し、未知の興奮が冷めない内に次の男が入れてきた。

「アァァァン! おかしくなっちゃうぅぅぅ!」

 まともな思考がなく、チンポに合わせて腰を振って気持ち良くなる事しか考えられない。

「もう一発行くぞ!」

「またイクゥゥゥ!」

 目の前が真っ白になる。

 私が床に倒れても男達は、止めない。

 吐き出される度に私の中の何かが快感に塗り替えられて行く。





〈悪魔博士〉

 私の目の前で、傲慢だった後満が蔑んでいた男達に言われるままに腰を振り、フェラをしていた。

「恐ろしい効果だ……」

『そろそろタイムリミットだ』

 メフィストの言葉に私は、更なる地獄を与える為に動く。





〈後満〉

 私は、家に帰って来た。

 しかしそれは、御父様の捜索の結果では、ない。

 私は、処女を奪ったあの男に救出された事になっている。

 そしてその功績で復職したあの男は、人前では、私の忠実な使用人だが、私達だけの時は、立場が逆転する。

「ほらちゃんと奉仕しないか、チンポを抜かれたいのか!」

 今日復職したあの時の男の一人に口で御奉仕する私に御主人様が駄目だしする。

「申し訳ございません。心から御奉仕させて頂きますから、オマンコからチンポを抜かないで下さい」

 私は、喉の奥まで使い、チンポを根元までくわえこみ、舌を絡めながら唇で扱きあげる。

「……出る」

 口の中でザーメンが吐き出される。

 口内に広がる雄の匂いを満喫しながら一滴残らず飲み干す。

「ザーメン、大変美味しく飲ませて頂きました」

 私の言葉に御主人様が告げる。

「よしよし、肉奴隷としての礼儀も解ってきたみたいだな。褒美だ。存分に味わえ!」

「熱いぃぃぃ! 御主人様のザーメンがオマンコの奥で出てるぅぅぅ! イクゥゥゥ!」

 大量のザーメンが私の割れ目から溢れ出す。

 今夜だけでも、これで十発目。

 それでも、私の疼きは、止まらない。


「御主人様、どうかこの卑しい肉奴隷のオマンコにチンポを下さい」

 大股開きで割れ目を拡げ、御主人様達に見せる。

「俺は、昼間の仕事で疲れているんだ。自分でくわえこめ」

 横になる御主人様を跨ぎ、チンポに向かって腰を落とす。

「アァァァン! 御主人様のチンポ、太くて、最高れすぅぅぅ!」

 初めての時は、半分も入らなかったチンポを今は、根元まで入る。

 チンポが子宮を突き上げる快感が堪らず、腰が激しく上下させる。

「良い、いい、イイィィィ! 良すぎて死んじゃうぅぅぅ!」

「それじゃあ、ザーメンで終わりにするか?」

 御主人様の言葉に私は、オマンコを締めてチンポを離さない。

「らめぇぇぇ! 死んでも良いから、子宮をザーメンでいっぱいにしてぇぇぇ!」

「良いだろう。存分に味わえ!」

「アァァァン! 子宮が破裂しちゃうぅぅぅ!」

 私は、子宮をザーメンでいっぱいにしながらアクメする。





〈悪魔博士〉

『アァァァン! 子宮が破裂しちゃうぅぅぅ!』

 誘拐の協力者から送られてきた映像、後満が娼婦の様に男に奉仕し、未成熟な体で大人の男性器を騎乗位で根元までくわえこみ、ビッチの様に腰を振り、膣出しされて白目を剥いて絶頂し、涎等の体液を垂れ流す淫らな姿をさらけ出していた。

「あの後満があんなに風に成るなんてな」

『所詮人間の女等全部男に奉仕する為に生きているのだ』

 メフィストがそう言いながら私の物を取り出し舐めあげる。

『復讐が一つ成就した。だがまだまだ先が長い。完遂するまでお前は、生気を捧げ続けるのだ』

 愛娘の愛液で濡らした割れ目を拡げるメフィスト。

「……わかっている」

 私は、無くなることの無い背徳と後悔をもちながら愛娘とセックスをするのであった。


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