巫女の姫


 私の名前は、ロー。
 生まれ出でて十一年、予言をする巫女として生きてきました。
 そして、一年前、勇者アイ様が魔王を倒す予言をしてしまった。
 私がそんな予言をした為、勇者アイ様は、どれほどの苦労をなされたのかを考えたら、夜も眠れなくなる。
 それでも、あの魔王を倒せる可能性を持つのは、勇者アイ様だけだった。
 しかし、この頃、嫌な予感が私を襲う。
 嘗ては、くっきり見えていた勇者アイ様が魔王を倒すシーンがどんどんと曖昧になっていった。
 そして、遂にこの一週間では、まったく見えなくなってしまった。
 私の中に積もる不安。
 しかし、そんな中、侍女の一人が駆け込んで来た。
「姫様! 勇者アイ様がお帰りになされました!」
「本当ですか!」
 私が聞き返すと侍女は、頷く。
「はい。今は、国王様に、魔王退治の報告をなされております」
 私は、礼儀に反する解りながらも駆け出してしまった。


 私が、広間に着くと何故か不穏な空気に満ちていた。
 そして、国王であるお父様の前には、雰囲気が多少異なるが、勇者アイ様が居ました。
 私が確認しようとした時、お父様が大きな声で叫んでいた。
「その様な事が認められる訳がなかろう!」
 私の足が止まる。
 そんな中、私に気付いた臣下の一人が言う。
「姫様、一度、お部屋にお戻り下さい」
「どうしてですか、勇者アイ様がお戻りなされたのです。私もお会いして、お礼を言わなければなりません」
 私の言葉に、臣下の者達は、複雑な顔をして言う。
「勇者アイ様は、変わられてしまったのです。昔の勇者アイ様では、ありません」
 私が困惑していると、勇者アイ様の傍にいた、私より、幼そうな少女がこちらを指差して言う。
「勇者様、あの子ですよね?」
 それを聞いて勇者アイ様が振り返り、笑顔を向けてくれた。
「巫女姫、お久しぶりです。相変わらず可愛いですね」
 勇者アイ様に褒められて私が顔を赤くする。
「お久しぶりでございます。魔王を無事倒して下さったのですね。ありがとうございます」
 頭を下げる私にお父様が言う。
「ローよ、呼ぶまで部屋に戻って居るのだ!」
 お父様がこんなに強い口調で話してくるのは、初めてだった。
「国王、巫女姫こそ、今回の本題です。ここに居てもらう必要があります」
 勇者アイ様の言葉に更に困惑する。
「勇者アイよ、お前の考えは、変わらないのだな!」
 お父様の詰問に勇者アイ様が頷く。
「はい。全ては、神のお言葉ですから」
 するとお父様が、勇者アイ様を指して言う。
「勇者アイは、魔王との戦いで正気を失った。ここで、成敗しろ」
 騎士達が一斉に襲い掛かる。
「おやめ下さい!」
 止めに入ろうとした私を臣下の者達が止める。
 しかし、私が想像した惨劇は、起こらなかった。
 そこに展開されたのは、私が想像した以上の惨劇だった。
「舐めないでもらいたい。あたしは、魔王を倒した勇者。並みの兵で勝てると思っていたのですか?」
 襲い掛かった騎士達は、勇者アイ様の一太刀で切り殺されてしまったのだ。
「なんて酷いことを……」
 私の言葉に、勇者アイ様の傍にいた少女が言う。
「何馬鹿な事を言っているのよ。先に手を出したのは、そっち。神の使命を忠実に励む勇者様に逆らった者に天罰が下っただけでしょう」
 お父様が怯む中、勇者アイ様が私に近づいて来た。
「あたしは、神の使命さえ果たせればそれで良いの。それは、貴女を神婚させる事」
 それを聞いて私が驚く。
「神婚というのは、巫女の儀式の一つの神婚ですか?」
 巫女として神の嫁とし、一生を捧げる儀式の事をそう呼ぶことがあるのだ。
「そう、そして、あたしは、女神より、貴女を神婚に相応しい、雌姫に調教する使命を授かったの」
 雌姫というのは、初めてきいた言葉だった。
「雌姫というのは、どういう意味ですか?」
 私の質問に勇者アイ様の傍にいた少女が羽織っていたマントを脱いで言う。
「簡単よ、女神様に淫らな行為を捧げ続ける雌に成る事よ!」
 少女の割れ目からは、白い液体が滴り落ちる。
 お父様達がそれを見て言葉を無くす中、勇者アイ様が自らのスカートの裾を上げた。
「第一の男根『奇跡』、これに触れば、これが女神の御業と解るから」
 勇者アイ様の股間が棒状な物が出てきた。
「姫様にその様な物を触らせるな!」
 騎士の一人が勇者アイ様に斬りかかろうとしたので私は、慌てて言う。
「待ってください。私は、巫女として確認します。それまで待ってください!」
 それを聞いてお父様が言う。
「本当にするのか?」
 私が頷く。
「私も巫女の役目も背負う者。それ相応の覚悟があります。どうか、勇者アイ様の事を確認させてください」
 お父様は、渋々頷く。
 私は、勇者アイ様のそれを触った瞬間、強い神気に驚く。
「間違いありません。これは、神の御業です」
 お父様達が困惑するのがわかる。
 そして、勇者アイ様が言う。
「それでは、神婚の準備に入るわ。柱に手を置き、あたしにお尻を向けて」
 私は、薄々この後の事は、解りだした。
 巫女と言うのは、一般人が思っているほど、性について無知では、無いのだ。
 そして、神がそういう事を望むことも知っている。
「ローよ、本当に良いのか?」
 私は、強く頷く。
「これも巫女としての役目です」
「それでは、行くわよ」
 勇者アイ様の棒、男根が私の割れ目から私の中に入ってくる。
 話に聞いていた激痛は、無かった。
「痛みは、無いでしょ? それが神の御業、『奇跡』の力の一端よ」
 私は、お腹の中に入ってくる違和感に耐えながら言う。
「解りました」
 そうしていると、あの少女が物欲しげな顔をして私を見ていた。
 そんな少女に勇者アイ様が小声で囁くと、少女は、離れていった。
 そうしている間にも私の中を進んでいた男根が、一番奥まで来てしまった。
「出すわよ」
 次の瞬間、私の中の隅々まで、強烈な神気が覆い尽くしていった。


 私が目を覚ました時、そこは、何も無い空間だった。
「『奇跡』の力で、貴女は、通常の成長は、行わない。性的成長だけが特化されたのよ」
 勇者アイ様の言葉に私は、唾を飲む。
「解りました」
 神と関係を持つというのは、こういうこともある。
 巫女の中では、死ぬことすら禁じられた者も居た記録すらある。
「第二の男根『昇華』、これで貴女を女にしてあげる」
 そして、勇者アイ様は、私のあそこに大きくなった男根を突き刺してくる。
「アァァァァン!」
 私は、いままで感じた事の無い感覚に自然と声が出てしまう。
「これが気持ち良いって事よ。神は、貴女が気持ちよがる姿を求めていらっしゃるのよ」
 恥ずかしい事だと解った。
 それでも神に求められた以上、巫女として堪えないといけない。
 そう考えていた時、勇者アイ様の指が私の肛門を弄り始めた。
「勇者アイ様! どうか、そこだけは、お許し下さい!」
 しかし、勇者アイ様の指は、余計に激しく私の肛門を弄り始める。
「ウァァァン! アァン!」
 不浄の場所を弄られていると言うのに、私は、気持ちよくなっていく。
「なるほどね、巫女姫は、お尻の穴を攻められる方が恥ずかしくて、気持ち良いのね」
「駄目です! そこだけは!」
 私が拒絶すると勇者アイ様は、なんと男根を肛門に突き刺して来ました。
「アァァァァァン!」
 あたしは、悲鳴を上げてしまいました。
 しかし、それは、気持ちが良いと言う、いけない悲鳴でした。
「そろそろイクわよ!」
 そして私のお尻の中で、男根の先から熱い物が弾けます。
「イクゥゥゥゥ!」
 私は、体から力が抜けていくのを感じました。
「まだ終わりじゃないわよ」
 その言葉通り、勇者アイ様は、そのまま私を攻め続けるのでした。


 あれからどれだけの時間がたったのかは、解りません。
「アァァァン! イキます!」
 私は、オマンコに男根を突き刺され、射精と同時に絶頂に達します。
 脱力する私のアナルに男根が触れます。
「お願いです。オマンコでしたら、構いませんから、アナルだけは、止めてください!」
「神は、より淫らな貴女を求めているの」
 そういって勇者アイ様の男根は、私のアナルに入ってきます。
「アァァァァン! イイィィィィィ!」
 声を止めることは、出来ません。
 勇者アイ様の男根が私の腸壁を擦り上げる度に私の快感が跳ね上がっていき、そして、腸内で射精された瞬間、あたしは、絶頂に達する。
「イクゥゥゥゥ!」
 連続の絶頂に動けない私に勇者アイ様が告げます。
「貴方も幼女から少女を飛ばして女になったわね。それでは、第三の男根『展開』で雌にしてあげるわ」
 勇者アイ様の男根がまた大きくなり、私のオマンコの中に挿入される。
「入れられただけでイクゥ! 駄目、だめ、ダメ! おかしくなる!」
 私のお腹からでも見える男根の動きに私は、絶頂を繰り返す。
 そして射精された瞬間、私の頭の中が真白になった。


 次に私の意識が覚醒したとき、そこは、お父様の部屋であった。
 そして、お父様のベッドでは、お父様と勇者アイ様と一緒に居た少女がセックスをしていた。
「凄い! イー様のオマンコは、最高です!」
「出すのよ! あたしの、雌姫のオマンコにいっぱい出すのよ!」
 お父様は、少女のお腹が膨らむほどの射精をした。
「お父様、どうしてその様な事を……」
 私が愕然としていると勇者アイ様がお父様に近づき告げる。
「さあ、次は、巫女姫を犯しなさい」
 私は、信じられなかった。
「勇者アイ様! 私は、神の妻では、ないのですか!」
 勇者アイ様は、頷く。
「まだよ、貴女は、もっと淫らにならなければいけないの」
 困惑している私に近づいてくるお父様。
「嫌! 駄目です! 親子でするなど、畜生にも劣る行為です!」
 お父様は、私の体を床に押し付け、後ろから強引に男根を挿入する。
「アァァァァァァン!」
 感じては、いけない父親の男根。
 しかし、私の体は、勝手に感じてしまう。
 腰が勝手に動き出す。
「いけない、こんな事は、いけないの!」
 私は、残った理性で腰の動きを止めた。
「頑張るわね。でも、国王は、無理みたいよ」
 勇者アイ様の言葉通り、お父様は、腰の動きを止めてくれない。
「お願いします。どうか、どうか腰を止めてください!」
「止められる訳が無い。お前の、実の娘のオマンコは、最高だ!」
 お父様は、そういって更に腰の動きを激しくする。
「らめぇぇぇ! 腰が勝手に動いちゃうぅぅぅ!」
 私の腰がお父様の男根を求めて動き出す。
 実の父親の男根がオマンコの中を擦る度に私の中の何かが削り落とされていく。
 そしてその瞬間が訪れる。
「イクぞ!」
「中は、中だけは、ダメェェェェェ!」
 しかし、お父様は、私のオマンコの奥、子宮の入り口に男根の先端を押し付け、子宮に大量の精液を流し込む。
「イクゥゥゥゥゥゥ!」
 私は、激しい絶頂の頂に駆け上っていた。




 オマンコから実の父親のザーメンが滴り落ちる私に勇者アイ様は、更に大きくした男根を見せて告げた。
「これが最後、第四の男根『決意』。これを迎え入れる事で、貴女は、神婚するのよ」
 私は、自らオマンコを広げ、腰を突き出して宣言する。
「お願いします。勇者アイ様の男根で、私を神婚させて下さい!」
 お父様より数段大きい男根が私に挿入された。
 脳みそが焼ききれそうな快感に打ち震える私に勇者アイ様が求めた。
「誓いなさい、女神と神婚し、雌姫として快楽を求め続けると」
 私は、快感に涎を垂らし、叫んでいた。
「誓います! 私、巫女姫、ローは、女神と神婚して、雌姫として快楽を求め続けます!」
「誓いの絶頂よ!」
 勇者アイ様の男根が激しく射精する。
「イクゥゥゥゥゥ!」
 私は、最高の絶頂に白目を剥いて叫んでいた。


 私は、テラスに立っていた。
 多くの民が注目する中、私が告げる。
「皆さん、私は、旅に出ます」
 その言葉に民が悲しむ。
 そんな民の前で私は、巫女服を脱ぎ捨てる。
 民から驚愕の声が上がる中、私は、自らのオマンコを広げて言う。
「私は、女神と神婚し、雌姫になりました。だから、勇者アイ様と共に新たな雌姫を探す旅に出ないといけないのです」
 そう宣言する中、勇者アイ様がアナルに男根を突き刺してくださる。
「アァァァァン! これが不浄の穴、アナルですら快感を覚える私が雌姫になった証です」
 激しく男根を挿入されて私は、絶頂に達する。
「イクゥゥゥ!」
 民に向かって潮吹きをする。
 愕然とする民に私が告げた。
「さようなら、もう二度と、私は、巫女姫には、戻りません」
 こうして勇者アイ様との旅が始まった。


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