01:下着
朝、目が覚めると、あそこがべとべとしていた。
見下ろしてみると、あそこから、神無堂の精液が垂れていた。
「そうだ、昨日は、お風呂にも入らず寝ちゃったんだ」
激しい絶望感があたしを襲う。
お風呂に入り、何度も何度もあそこを洗う。
いくら洗っても精液の感触が残っている。
涙が自然と零れてきた。
それでも学校に行かないといけない。
あたしは、学校に行く用意を始めた時、あの黒い携帯が目に入る。
強く握り締め、振り上げる。
このまま振り下ろして、叩き壊せたらどんだけ幸せだろう。
でもあたしには、それが出来なかった。
「持っているだけなら、皆に伝えないで自分一人で止めて置けば良いんだよね」
あたしは、鞄の中に携帯を入れて、玄関で靴を履く。
「睦月お姉ちゃん行ってきます」
そしてドアを開けた時、目の前に神無堂が居た。
「おはよう」
返事なんて出来ない。
神無堂は、あたしを玄関に押し戻してドアを締めて言う。
「どうせ、踏ん切りがつかないだろうから、少しだけご褒美の前払いだ」
そう言って勃起したチンポを見せてくる。
「素直に俺達のいう事に従う操作キャラになるんだったら、朝一番の濃いザーメンをオマンコに飲ませてやるぞ」
断れ、心の中で力の限り絶叫した。
しかし、実際にあたしの口から出たのは、悲しくなる程従順な言葉だった。
「神無堂様、何でもいう事をききますから、あたしのオマンコにいれて下さい」
満足気に頷く神無堂様。
あたしは、玄関の壁に手をつき、後ろから神無堂様にチンポをいれられていた。
神無堂様のチンポがあたしの中を削り取るようにピストン運動をする。
「再確認だ。お前は、さっき渡した物をあいつ等に俺達からのメールを見せてから渡せ。そして、指示通りに携帯で写真や動画を撮っておくるんだ、良いな?」
「アァァァァァン!」
あたしは、もう少しでいきそうで返事どころじゃなかった。
それなのにいきなりチンポが抜かれた。
あたしは、力の限り叫ぶ。
「抜かないで! お願いします、何でもしますから、いかせて、熱いザーメンを注ぎ込んでください!」
神無堂様は、舌打ちをした後、チンポを挿入してから言う。
「だったらちゃんと返事をしろ。次、返事が無かったらご褒美は、無しだぞ」
「ちゃんと返事をしますから、チンポを動かして!」
あたしは、自分でも情けなくなる程、淫らに腰を振る。
そうしてないと気が狂いそうだったのだ。
「それじゃあ、お前の仕事を復唱しろ」
あたしは、チンポが動くたびに襲ってくる快感に意識が遠のきそうになるのを堪えて答える。
「学校に、行って、アアァァァン! 皆にメールをウゥゥン! 見せて、本人の……意思確認後、指定されたパンツを渡して、それを着た姿を携帯で撮ってメールしま、イクゥゥゥゥ!」
言葉の途中で絶頂に達してしまう。
「そうだ、その後の事も解っているな」
あたしは、靴箱に倒れ掛かりながら言う。
「……はい。体育の着替えの時の動画を撮って送るんですね」
「よし、それじゃご褒美だ!」
熱いザーメンがあたしの子宮を蹂躙した。
行為が終った後、神無堂様は、あたしのパンツを拾い上げて言う。
「お前は、今日は、ノーパンで過ごせ」
あたしは、慌てる。
「駄目です、あたしも着替えないといけないんです!」
必死に食いさがるあたしに神無堂様は、冷笑を浮かべて言う。
「安心しろ、お前は、体調不良の遅刻で、本日は、体育も見学と睦月に連絡させる」
それでも、ノーパンなんて恥ずかしい。
そんなあたしの気持ちを気付いてか、神無堂様が苦笑する。
「これから友達に、もっと恥ずかしい事をさせるのに、自分だけは、あっさりとご褒美貰いたいって訳だな。別に良いぜ」
胸の痛みで、神無堂様が差し出したパンツを取る事が出来なかった。
あたしは、二時間目の途中で教室に着いた。
「上家、大丈夫か?」
先生の言葉にあたしは、無理に笑顔を作って答える。
「大丈夫です」
あたしが見ると如月ちゃん達も心配そうな顔でこっちを見ていた。
そして、次の休み時間、あまり人が来ない特別教室傍の女子トイレに皆を呼んだ。
「葉月ちゃん、大丈夫?」
心配そうな顔をする如月ちゃん。
「先生は、体調不良っていってたけど、ホンマか?」
師走ちゃんの言葉にあたしは、首を横に振る。
「じゃあ、何なんだよ」
皐月ちゃんの言葉にあたしは、黒い携帯を見せて、言う。
「神無堂様に抱かれてたから遅くなったの。これからあたし達を使ったゲームをするんだって、皆への命令は、メールになってる」
皆の顔が一斉に強張る。
「従う必要は、ありませんわ!」
如月ちゃんの言葉に皐月ちゃんも拳を握り締めて言う。
「これ以上、脅しに屈服したら、人生お終いだ!」
そんな二人の言葉に、あたしは、首を横に振る。
「命令に従わなくても、罰則は、無しだって」
「だったら、命令に従う必要は、無いやな?」
僅かな希望に表情を明るくする師走ちゃん。
でもそれは、間違った希望、あたしは、説明を続ける。
「だけど、命令を守ったらご褒美をくれるって。こんな」
あたしは、スカートを捲る。
ノーパンで、皆の視界に触れた割れ目から神無堂様の精液が垂れていく。
「ザーメンを貰える」
今まで黙っていた卯月ちゃんの言葉に、さっきまでとは、違う緊迫が走る。
「私は、もう、あんな風には、なりたくない」
否定の言葉を口にする如月ちゃん。
「俺だって、そうだ。誰が好き好んであんな風な事をされるって言うんだよ」
皐月ちゃんも視線を逸らして言う。
「でも、本当に大丈夫なの?」
あたしは、頷く。
「神無堂様達は、ゲームしているつもりだから、上手く行かないのも一興だって笑って言ってた」
「本気で、最低な連中ね」
如月ちゃんの言葉には、あたしも同感だ。
しかし、あたしは、逆らえなかった。
そして、卯月ちゃんが手を伸ばしてくる。
「メールを見せて」
驚いた顔をして皐月ちゃんが卯月ちゃんの両腕を掴む。
「何を考えているんだ! また、あんな風になりたいのか?」
あたしの割れ目から垂れるザーメンを指差して卯月ちゃんが答える。
「ご褒美、我慢できない」
皐月ちゃんもその言葉に反論出来なかった。
「どんな命令か、確認だけしよか」
師走ちゃんもメールを見る事を確認した。
そして、なし崩しのまま、それぞれに割り振られたメールを確認した。
「ふざけてる、こんな事が出来る訳ないでわ!」
如月ちゃんが切れ、皐月ちゃんも壁を殴る。
「本気で俺達の事をおもちゃだと思ってやがる!」
しかし、卯月ちゃんは、表情を変えずパンツを脱ぎながら言う。
「僕の下着を頂戴」
驚く如月ちゃんと皐月ちゃん。
あたしは、罪悪感を覚えながらも、卯月ちゃん用のパンツを渡す。
そして、卯月ちゃんは、そのパンツを履いてスカートを捲り上げる。
「撮って」
少しだけ頬が赤くっている。
やっぱり恥ずかしいんだ。
「ゴメンね」
謝りながらもあたしは、産毛しかない卯月ちゃんの割れ目が丸見えな、穴あきパンツ姿を携帯で撮る。
信じられないって顔をする如月ちゃんと皐月ちゃんだったが、次の瞬間、師走ちゃんが個室に入り、おしっこをする。
そして、出てきてスカートを捲る。
「早く撮ってや」
顔を真赤にしながら師走ちゃんが言う。
あたしは、師走ちゃんらしい白いパンツなのに、おしっこのシミが付いている所を携帯で撮った。
そして、皐月ちゃんがズボンを脱いで手を伸ばしてくる。
「卯月や師走がやってるのに俺がやらない訳には、行かないだろう」
あたしは、皐月ちゃん用のパンツを渡す。
そのパンツを履いて、顔を横に向けて皐月ちゃんが言う。
「さっさと撮れ!」
あたしは、男の子っぽい上着に雑誌でしか見た事が無い様なフリフリ付きのパンツ姿の皐月ちゃんを撮る。
そして、皆の視線が如月ちゃんに集まる。
「解ったわよ」
如月ちゃんも問題の下着を履き奥歯を噛締めながら言う。
「撮りなさいよ」
あたしは、豪華な服装なのに、三枚百円の上、穴が開いたパンツ姿の如月ちゃんを撮った。
撮った画像は、直ぐにメールで送った。
皆が違和感を覚える中、問題の時間が来た。
高学年になってから使い始めた更衣室に入る。
皆が着替える中、やはり下を脱ぐのを躊躇する如月ちゃん・皐月ちゃん・師走ちゃん。
しかし、卯月ちゃんは、そんな躊躇をせずにスカートを脱ぐ。
すると周りの女子がざわめく。
今まで見た事も無い下着に皆が戸惑っているんだ。
そんな中を、着替えを済ませて更衣室を出て行く卯月ちゃん。
次に師走ちゃんが、スカートを捲くると今度は、小さな笑い声があがる。
誰もわざとシミを付けたとは、思っていないだろう。
その恥ずかしさに角に隠れて着替えを済ませ、師走ちゃんも更衣室を出て行った。
「女は、度胸だ」
皐月ちゃんがズボンを脱ぐ。
するとクラスメイトが完全に固まる。
それ程にインパクトがあったんだろう。
その反応に皐月ちゃんが切れた。
「こんなもん履いてられるか!」
フリフリパンツを脱いで、そのままスパッツを履いて出て行く皐月ちゃん。
あたしとしては、そっちの方が恥ずかしい気がするが。
そして、最後に残った如月ちゃんは、中々着替えないのに周囲が不審を覚えられるが、何時もの態度で寄せ付けなかった。
結局、如月ちゃんは、チャイムが鳴って皆が出て行った後、着替えた。
放課後、皆があたしの家に集まった。
あたしの家では、睦月お姉ちゃんがゲームサークルのメンバーに回されていた。
「良い、いい、イイィィィ!」
こんな状況でも、睦月お姉ちゃんは、気持ち良さそうだった。
「よく頑張った、さあ、ご褒美だ」
神無堂様に言われるままにあたしは、座位でチンポを咥え込む。
それだけでさっきまであった友達をゲームに巻き込んだ罪悪感が薄らぐ自分が凄く嫌だ。
でも、自然と腰が動き始めてしまう。
「神無堂様のチンポ、サイコー……」
あたしが、神無堂様のチンポに溺れている間も、皆は、緊張した面持ちだった。
神無堂様は、最初に卯月ちゃんを呼ぶ。
「命令通りだった。褒めてやる。あそこに混じって好きなだけご褒美を貰え」
卯月ちゃんは、頷くと、そのまま睦月お姉ちゃんを一方的に攻めているメンバーの所に行き、普段は、絶対に見せない嬉しそうな顔をしてチンポをオマンコで咥え込んでいく。
次に呼ばれたのは、師走ちゃんだ。
表向きには、恐怖の表情だった。
「お前は、確かに命令は、通りに実行したが、隠しては、意味が無いだろう。十分にご褒美を与えられないな」
そう言われた瞬間、師走ちゃんの顔にご褒美をもらえない事に対する絶望の表情が浮かんだ。
その表情を見て神無堂様が言う。
「しかし、一回目だ、サービスだ。好きな奴を一人だけ選んで、ご褒美を貰え」
「ありがとうございます」
本当に嬉しそうな顔をして師走ちゃんは、メンバーの中から、眼鏡フェチの人を選び、フェラをして、眼鏡をつけた顔に顔射して、ザーメンを顔一面に浴びてから、入れてもらい始めた。
そして次は、皐月ちゃんだ。
「お前は、途中で止めたからご褒美は、本来は、ない」
「お前等のチンポなんか要るか!」
そう怒鳴る皐月ちゃんだったが、その視線は、あたしのオマンコが咥え込んだ神無堂様のチンポから外れない。
神無堂様があたしの中からチンポを引き抜いて言う。
「そうか、特別にチンポを舐めさせてやろうと思ったが要らないか?」
「要る訳無いだろう……」
そう言いながらも皐月ちゃんの舌は、チンポに伸びる。
「神無堂様、早く!」
あたしが我慢できなくなって強請ると神無堂様が言う。
「だったら、また嵌めるだけだ」
あたしのオマンコに当てられたチンポを皐月ちゃんは、奪い取るように咥えた。
悔しそうな顔をしていたが、チンポを舐めている内にとろんとしていく。
「存分に味わえ」
神無堂様に口内射精してもらって、ザーメンを味わいながらオナニーを始めてしまう皐月ちゃん。
残った如月ちゃんが堪えられなくなった様子で言う。
「私には、無いのですか?」
神無堂様は、肩を竦めて言う。
「残念だがな。お前は、完全に命令を破った。ご褒美は、なしだ」
すると如月ちゃんは、悔し涙をながしながらスカートを捲る。
オマンコがグチョグチョに濡れて居た。
「こんなに見せ付けて何にもしないなんて、そんな酷いことするんですか!」
神無堂様は、楽しそうに言う。
「ああ、ゲームだから、ルールを守らないとな。だからお前もご褒美が欲しかったら、命令を遂行するんだな」
嫉妬の視線を嬉しそうにサンドイッチでチンポを咥える卯月ちゃんを見る如月ちゃん。
卯月ちゃんは、満足気に。
師走ちゃんは、感覚を反芻しながら。
皐月ちゃんは、口の中に残るザーメンの味に何かを決意し。
如月ちゃんは、悔し涙をながしながら。
それぞれ帰っていった。
多分、あたし達は、このゲームから逃れることは、出来ないのだろう。
あたしは、あたしの肌に付いたザーメンを嬉しそうに舐める睦月お姉ちゃんを見ながら思った。
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