04:水着


 あたし達は、都内一の屋内プール施設に隣接した、小さな部屋に居た。
「こんな水着を着ろって言うのかよ!」
 皐月ちゃんが怒鳴る。
「こんな水着は、私のセンスに合いません!」
 如月ちゃんも拒絶する。
 その中、いち早く着替えを終えたあたしが言う。
「サイズが合ってないと思います」
 あたしの着ている水着は、あたし達が普段着ているのとは、少し違う、旧スクと呼ばれるものらしい。
 スクール水着だから皆みたいにデザインには、問題ないが、サイズが大きすぎて、少し動いただけでおっぱいや割れ目が見えてしまう。
「わざとだ。お前は、撮影する役目があるからあからさまな奴は、駄目なんだ」
 そして、次に着替え終えたのは、卯月ちゃんだった。
「着替えた」
 神無堂様は、言う。
「よし、良い子だ。さっき説明したように、一度プールに入って、水着を濡らしてから、この屋内プールをゆっくりと一周して戻って来い。
戻ってきたら、早速ご褒美だ」
 卯月ちゃんは、頷き、部屋を出る。
 あたしもその後を追う。
 卯月ちゃんは、命令どおり、一度プールに入り、あがる。
 そうするとやはり卯月ちゃんがつけている少し小さめな白い水着は、完全に体の形を浮き出し、裸同然になってしまう。
 卯月ちゃんは、そのまま、歩き出す。
 あたしは、不自然に成らない様に卯月ちゃんに話しかけながらその様子を携帯で撮影する。
 ただ、歩いているだけなのに、視線は、痛い物だった。
「おい、あの子の水着すけてるぜ!」
「いくら小学生だって、割れ目があそこまでくっきり出てるのは、エロイな」
「写真とっても良いよな」
「もしかして露出狂?」
 男達のいやらしい視線。
「信じられない。子供だからって、あんな水着で」
「常識が無いんじゃない」
「変態よ!」
 女性達の蔑む視線。
 一見、平気そうな顔をしている卯月ちゃんだが、近くに居るあたしには、解る。
 あそこは、プールの水と異なる液体、愛液で濡れ、息が荒くなっている。
 恥ずかしいのが気持ち良くなっているのだ。
 そして、指示通り一周して戻ると直ぐに神無堂様のチンポにしゃぶりつく。
「早く、ご褒美頂戴」
 嬉しそうに神無堂様が言う。
「良いだろう。存分に味わえ」
 神無堂様の指示に答えて、他の部員の人が後ろから卯月ちゃんを犯す。
「この、裸同然のその姿を見られて感じたか!」
「感じた。凄く気持ち良かった。だから、チンポもっと動かして」
 涎を垂らし、必死に懇願する卯月ちゃん。
 そんな卯月ちゃんを見ているだけであたしも我慢するのが辛くなる。
 そんなあたしの様子に気付いたのか、神無堂様が言う。
「他の奴は、どうする? 行かないんだったら、睦月のご褒美を始めるぞ。そうなったら……」
 その先の言葉は、要らなかった。
 如月ちゃんが、その場で服を脱いで、指示された水着を着る。
「次は、私が行くわ」


 プールからあがり恥ずかしそうに如月ちゃんが言う。
「こんな悪趣味な水着、どこから見つけてきたのかしら」
 如月ちゃんの水着、それは、漫画でしか見たことの無い貝殻の水着だった。
 如月ちゃんは、それでも何時もと同じ様に胸を張ってあるく。
「あれ、何の冗談だろうな?」
「でも、ガキが貝殻の水着着てるのって意外と良いな」
「ダサいとかいう以前にセンスが欠如してるのよ」
「もしかして、誘ってるのか?」
 そんな声を聞きながらも如月ちゃんは、最後のプライドをもって胸を張って歩き続けた。
 部屋に戻った時には、精魂尽き果てた顔になって居た。
「頑張った、ほら皆、一斉にかけてやれ」
 神無堂様の指示に答え、動けない如月ちゃんにゲームサークルの人たちが次々に射精していく。
 口や胸で受け止め、如月ちゃんが笑みを浮かべて言う。
「これよ、この為に頑張ったのよ」
 床に落ちた精液まで舐める如月ちゃん。
 あたしも大量の精液に手が伸びそうになった所に師走ちゃんが来る。
「睦月、すまん。次は、うちや」


 師走ちゃんは、水からあがった時、乳首が出ていた。
 慌てて直す師走ちゃん。
「こんなの水着やあらへん」
 師走ちゃんの意見には、あたしも賛成だ。
 少なくとも、乳首と、割れ目しか隠さないヒモと僅かの布地だけのそれで泳ぐことは、絶対に出来ない。
 それでも、師走は、恥ずかしがりながらも歩き始める。
「おいおい、あれって何の冗句だ?」
「子供の癖になんてはしたない水着を着てるのかしら」
「ロリコンを誘ってるって」
「あれだったら犯しても犯罪にならないよな」
 そんな会話に足を止める師走ちゃん。
「もう動けないわ」
 あたしは、必死に手を引っ張る。
「こんな所で止まったら駄目。どんどん人が集まってくるよ」
「もう手遅れや」
 師走ちゃんの言うとおり、もうかなりのギャラリーが出来ている。
 あたしは、奥の手を出す。
「戻らないとご褒美をもらえないよ」
 その一言に劇的に反応する師走ちゃん。
 出来るだけ手で体を隠しながら歩き、一回りする師走ちゃん。
 水着を毟り取りオナニーを始める師走ちゃん。
「もう限界や、お願いやから直ぐにでもチンポをうちの恥知らずのオマンコに入れてや!」
「良いだろう」
 そして、早速両穴攻めを受ける師走ちゃん。
 あたしの我慢も限界に達しかけていた。
「あたしにもご褒美を下さい」
 それに対して神無堂様が言う。
「もう一回だけ我慢しな。あいつもやる気みたいだから」
 皐月ちゃんは、遂に一番問題ある水着を着て待っていた。
「早くしろ。卯月や如月がするのを見せられ続けて限界なんだよ!」
 皐月ちゃんに引っ張られるようにあたしは、部屋を出る。


 皐月ちゃんがプールから上がり言う。
「男子って本気でこんな頼りない水着を着てるのかよ」
「本当だよ、サポータ一つないもんね」
 頷くあたしは、オマンコの形がはっきり出ている、男子のビキニパンツ型の水着しか着ていない皐月ちゃんを見る。
 皐月ちゃんも胸が無いほうだが、周りの男子と比較すれば、一目瞭然で違いがわかる。
 それでも皐月ちゃんは、歩き始める。
「おい、上を忘れたのか?」
「違う、あれって男子用だぜ」
「女の子よね?」
「いや、絶対男子だろ」
 そんな言葉を聞き、皐月ちゃんは、小声で言う。
「俺は、女子だ」
 後半、男子だろうと思い込まれて注目が薄れる中、皐月ちゃんは、部屋に戻りつく。


 部屋に戻ると直ぐに割れ目を広げて皐月ちゃんが叫ぶ。
「俺は、女子だ。男のチンポが欲しくて仕方ない雌犬だ! だからチンポをくれ!」
「ああ、たっぷりと女子だって事を満足させてやるよ」
 チンポを入れられて直ぐに喘ぎだす皐月ちゃんを見れば、誰も男子と誤解しないだろう。
 そしてあたしは、神無堂様の所に行く、ぐちょぐちょに濡れたオマンコを見せて言う。
「早くあたしにもご褒美下さい」
 そして、神無堂様は、あたしにチンポを入れながら言う。
「そういえば、お前達全員生理は、きてたよな」
 あたしは、考え無しに頷く。
「はい、卯月ちゃんも一学期のうちに生理きてました! それより、あたしのオマンコにもザーメンを注いで!」
「解ってる。今出すぞ!」
 熱い精液があたしの子宮を襲う。
 頭が真白になる快感で絶頂に達し、脱力して倒れかかるあたしを優しく抱きしめながら神無堂様は、耳元で囁く。
「今月は、ちゃんと来たか?」
 一気に理性が戻る。
「来てない……」
 ショッキングすぎる毎日で、すっかり忘れていた。
 そんなあたしを見て神無堂様が心底嬉しそうに言う。
「面白いエンディングになりそうだな」
 それは、きっとあたし達にとって、最悪のエンドだろう。


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