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○伊塚、無邪気の災い
僕の名前は、伊塚。
運動が好きで、いっぱい体を動かせるからこの学校に入った。
だから、この儀式には、参加したくなかった。
思ったとおり、全然運動出来なくてつまらない毎日だった。
そんな時、何時も遊んでくれる芳名さんを見つけた。
「芳名さん！ 遊んで！」
すると芳名さんは、こっちを向いた。
その時、僕は、何故か違和感を覚えた。
「芳名さん、どうかした？」
芳名さんは、何時もとどこか違う笑みを浮かべて答える。
「良い事があったの」
「そうなんだ。良いな、僕も何かいい事ないかな」
僕の言葉に芳名さんは、僕の手を握って言う。
「伊塚ちゃんにも良い事を味あわせてあげる」
「本当！」
僕が確認すると芳名さんは、頷いた。
「体の芯から味あわせてあげるわ」
「やったー！」
嬉しくて飛び跳ねる僕。
そして僕は、聖堂に連れてこられた。
「それじゃあ、服を脱いで」
僕は、言われるままに裸になると芳名さんも裸になった。
「裸ですることなの？」
僕の質問に芳名さんが頷く。
「そう、でも凄く楽しいわよ」
「僕、楽しいの好き」
喜ぶ僕に芳名さんが近づいて来て、僕のおまたの線の所を触ってきた。
「くすぐったいよ！ もしかしてくすぐりっこ？」
僕の言葉に芳名さんが頷く。
「そうね、最初は、くすぐりっこ。降参したら負けよ」
「よーし、僕も」
僕も芳名さんをくすぐった。
そうしている間に、僕は、変な気分になってきた。
「芳名さん、僕、何かへンだよ。おまたを触られていると変な気分になってくるよ？」
芳名さんは、微笑みながら答える。
「感じ始めたのね。それが気持ち良いって事なの。どんどん感じて良いのよ」
「気持ち良い？」
言われた直後は、よく解らなかったけど、確かに気持ちよくなってくる。
「良いよ、芳名さんに触られていると、凄く気持ち良いよ！」
いつの間にかに僕は、一方的に芳名さんにおまたを触られて居た。
そして、芳名さんは、おまたの所に顔をつけて、舐めてきた。
「駄目だよ、おしっこをする所を舐めたら駄目！」
僕が嫌がると芳名さんが顔を上げた。
「大丈夫、伊塚ちゃんのここは、美味しいから。それに気持ち良いでしょ？」
僕は、頷く。
「凄く良いよ。指で触られているより、ずっと気持ち良い」
すると芳名さんは、不思議な黒い玉を取り出した。
「もっと気持ち良い事しない？」
「もっと気持ち良い事？」
僕が聞き返すと頷く芳名さん。
「そう、もっと凄く気持ち良い事」
「する！」
すると、芳名さんは、その黒い玉を僕の中に入れようとする。
「何をするの？」
「最初は、痛いかもしれないけど、直に気持ちよくなるわよ」
そういって黒い玉を強引にいれてくる芳名さん。
「痛い、止めて！」
「我慢よ。伊塚ちゃんは、注射を我慢できる良い子でしょ？」
芳名さんに言われて僕は、頷いた。
注射を我慢するようにその痛みに耐えた。
そして、黒い玉は、僕の中に入ったと思うと、震えながら僕のお腹の奥にもぐって行く。
「やー、気持ち悪い！」
体の中にある異物感に吐き気を感じた。
「大丈夫、直に気持ち良くなるから」
「嘘！ こんなの気持ちよくないよ！ 出して！」
僕が泣き叫ぶが、それは、どんどん奥に入っていく。
そして、動きを止めた。
「もう嫌だよ！」
泣く僕を慰めるように頭を撫でてくれる芳名さん。
「偉かったわね。でも、我慢しただけ、ご褒美があるわよ」
その時、僕のお腹の中の黒い玉が膨らんだ。
それが解るほどお腹が膨らむ。
そしてそれが二つに分かれると、分かれた方が動き出して、外に出ようとする。
「あれ、おかしいよ！ さっきは、気持ち悪いだけだったのに、凄い！ 気持ちいいよ！」
意味不明な気持ちよさに僕は、芳名さんに抱きつく。
「もっと、もっと凄くなるわよ！」
芳名さんの言葉通り、分かれた黒い玉が震えながらお腹の中を通っていく動きが凄く気持ちよかった。
「良い！ いい！ イイヨォォォォォ！」
頭が真白になっていく。
「もうすぐイクのね？」
僕は、荒い息のまま問い返す。
「ハァハァ、イク？」
「そう気持ちよすぎて頭が真白になることをイクって言うのよ」
芳名さんの言葉を聞いて、僕が頷く。
「僕、イクよ！ イッちゃうよぉぉぉ！」
黒い玉がおまたから出た時、僕の頭の中が真白になった。
力が入らず、ぼーとしていた僕に不思議な声が聞こえてきた。
『もっと、楽しく気持ちよくなりたくないか？』
お腹にある黒い玉を見ながら僕が言う。
「僕、もっと楽しみたい！」
『そうか、だったら我の言う事を従え、そうすればお前を満足いくまで楽しませてやろう』
黒い玉がまた分裂していくのを見ながら僕は、誓う。
「言う事を聞く！ だから僕が満足するほど、楽しませて！」
僕は、黒い玉が出て行こうとするのを楽しみながら契約を結んだ。
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