02あゆみ


 私の名前は、市ヶ谷あゆみ。
 家は、お金持ちですが、色々な事情があって、庶民の学校に通っています。
 そんな私ですが、私の海より広い心で、小庶民の人達とも友達付き合いをしてあげています。
 そして今日も、この私の貴重な時間を使って小庶民の友達、佃半平太さんの家に遊びに行ってあげる事にしたの。
 間違っても婆やに習い事を強制されるのが嫌で逃げ出した訳では、無いの。
 そこの所は、大切だから、誤解しないでくださいね。
 私は、半平太さんの家のチャイムを鳴らす。
 しかし、誰も出てこない。
「まさか、この私が折角足を運んだのに、留守なんて事は、ありませんことよね?」
 あっては、ならない事態に私が憤慨していると、安い作りの壁から人の声が漏れ出してきました。
「……め」
 女性と思われる声でした。
 しかし、私は、こんな声の人物を知らなかった。
「おかしいですわね、この家にいらっしゃりそうな女性と言うと、半平太さんのお母様とあの乱暴そうなお姉さんくらいの筈ですが?」
 私が首を傾げながら思案した結果、ある可能性に気付きました。
「もしかして、泥棒という人では?」
 私の脳裏にテレビで見た泥棒の姿が過ぎりました。
 そして、それを発見して捕まえた私を大々的に取り上げるニュース番組が思い描かれました。
「テレビに出るとなると、やはり、婆やに言って、新しいドレスを作らないといけませんわね」
 私は、そんな想像をしながら、泥棒を見つけるため、中庭に入っていきました。
 そして、私は、そこで信じられない物をみてしまうのです。
「アァァァン! 凄い、ハンペイタのチンポ、大きい!」
 あの声の主は、あの乱暴な半平太さんの姉、つくねさんの物だったのです。
 そして、二人は、信じられない事に裸でリビングのソファーの上に居ました。
 その光景は、まるで大人同士のあの風景を想像させました。
「そんな訳は、ある筈は、ありませんよね? お二人は、姉弟なのですから」
 そう呟きながらも私は、ゆっくりと近づいて行きました。
 別に覗き見をする為にでは、ありません。
 あくまで確認の為の行為なのです。
 しかし、その結果判ったのは、お二人が本当に、大人同士の愛し合い方をしていたって事でした。
 半平太さんのおチンチンが、つくねさんの割れ目の中に入ったり出たりしているのがはっきりと見えたのです。
 緊張して私が唾を飲み込んだ時、つくねさんの顔がこちらを向いたのです。
 そして、視線が合ってしまい、私は、慌てて駆け出してしまいました。
 逃げた訳では、無いのです。
 泥棒で無い事が判った上、忙しそうなので失礼しただけなのです。


 その日の夜、私は、あの昼間見た情景を忘れられないで居ました。
 そして、自らの割れ目を鏡で観察するのでした。
「ここに殿方のおチンチンが入るなんて到底信じられません」
 割れ目を広げて、女性の大切な穴を確認している時、私は、気付くのでした。
「何ですかこれは?」
 指が濡れていたのです。
「お小水では、ありませんよね?」
 指の感触もお小水とは、異なり、少しねっとりしていました。
 不安になった私は、チッシュでそれを拭い取り、布団を頭まで被って眠ることにしました。


 翌日の学校からの下校途中。
「寝不足ですわ」
 あの後、何故か落ち着かず、朝まで寝付けないでいました。
 そんな私のまえにつくねさんが現れました。
「ちょっと付き合ってもらえる?」
 緊張しながらも私は、笑顔で答える。
「すいませんが、小庶民の皆様と違いまして、私には、習い事がありまして……」
 私の言葉の途中でつくねさんが耳元で囁くのです。
「昨日のを見ていたんでしょ? 大人しく一緒に来なさい」
 何故か、私は、反論できず、つくねさんに連れられるまま、半平太さんの家に向かうことになりました。
 家には、半平太さんも居ました。
 そして、つくねさんは、リビングのカーテンを閉めると服を脱ぎ始めました。
「何をなさるつもりですか?」
 それに対してつくねさんが今まで見たこともない何処か大人びた笑みを浮かべて言いました。
「別に貴方には、何もしないわよ。ただ説明を聞いてほしいだけよ」
 そういってつくねさんは、半平太さんのズボンを下ろします。
 私は、思わず顔を手で覆います。
「駄目です、殿方のおチンチンをみるなんてはしたない事は、出来ません!」
 私の言葉につくねさんが言う。
「見て貰わないと困るのよ。ほら見てこの金玉」
 私は、指の間から見るとそこには、以上に大きなキャン玉がありました。
「男の人のキャン玉ってそんな大きい物なのですか!」
 驚いた私の質問につくねさんは、苦笑しながら答えます。
「違うわ。病気の一種でしょうね。だから、姉の私が治療してあげているのよ」
 そういいながらつくねさんは、半平太さんのおチンチンを舐め始めるのです。
「そんな汚いですわ!」
 それに対してつくねさんは、幸せそうな顔をして言う。
「あたしも最初は、そう思った。でもね、一度この味を覚えちゃたら駄目。止められないのよ」
 まるで極上の飴を舐めるようにおチンチンを舐めしゃぶるつくねさん。
「姉ちゃん、出るよ!」
 半平太さんの言葉を聞いてつくねさんは、私を手招きします。
 私は、戸惑いながらも近づくと、つくねさんがいきなり顔をそらし、目前に半平太さんのおチンチンが現れその先端から白き液体が噴出し、私に降り注ぐのです。
「汚い! これは、何ですの!」
 必死に拭い取ろうとする私を尻目につくねさんは、半平太さんのおチンチンを滴るそれを舐めとりながら答えるのです。
「これは、精液。もう保険の授業で習っているでしょ。男の人の精子が女の子の子宮の卵子と結合して赤ちゃんが出来るの」
「イヤァァァァ!」
 叫ぶ私を面白そうに見るつくねさん。
「大丈夫よ、掛かっただけじゃ、妊娠しないから」
 震える私につくねさんが愛おしそうに半平太さんのおチンチンとキャン玉を撫でながら言うのです。
「ハンペイタのこれが腫れると、大量の精液、ザーメンを射精しない限り元に戻らないのよ。だからあたしが相手してあげているのよ」
「信じられません! 姉弟でそんなふしだらな事をするなんて非常識です!」
 私の言葉につくねさんが私に近づき、スカートの上から私の割れ目をなぞりながら言います。
「だったら代わりにやってくれる?」
「どうして、私がそんなふしだらな事をしないといけないのですか!」
 私が大声で否定すると、つくねさんは、肩をすくめて言う。
「そうでしょ。だから姉の責任として弟の病気の治療をしてあげているのよ」
 そう言いながら、私の見ている前でつくねさんは、自分の割れ目を広げて、半平太さんのおチンチンを銜え込んでいくのです。
「素敵……」
 虚ろな目をするつくねさん。
 激しく自ら腰を振るつくねさん。
「凄いわ! やっぱりあなたのチンポは、サイコーーー!」
「姉ちゃんのオマンコも凄く気持ち良いよ!」
 そのまま二人は、腰を打ち付けあうのです。
「出るよ、姉ちゃん!」
「出して! 溢れるまで出して!」
 二人の体が痙攣したと思うと動きが止まり、そしてつくねさんの割れ目から、精液が零れ落ちてくるのです。
 そして、つくねさんが私に近づいて来て言いました。
「こういう事情だから、内緒にしておいてね」
 私は、頷くしか出来ませんでした。


 その夜、私は、ベッドの中で、半平太さんとつくねさんの二人の行為を思い出していました。
 そして、つくねさんの嘘を女の本能で気付くのでした。
「つくねさんは、治療の為だけにあんな事をしてるわけじゃない」
 あのつくねさんの嬉しそうな顔は、半平太さんの治療に付き合ってるだけの顔では、なかった。
「あの匂い、凄かったです」
 精子の強烈な匂いが思い出され、昨日の様に体の奥が疼きだしました。
 そして、私は、自分の割れ目をそっといじる事で、その疼きを取り除こうとするのでした。


 翌日の学校の昼休み、私は、半平太さんを人の近づかない校舎裏の体育倉庫に呼び出しました。
「あゆみちゃん、もしかして、昨日の事を誰かに言うつもり?」
 ビクビクする小心者の半平太さんに私が頷きます。
「当然ですわ。あんな破廉恥な真似を見逃すわけには、いきませんわ」
 それを聞いて半平太さんは、両手を合わせて頭を上げてきます。
「お願いです。どうか秘密にしておいてください! 何でもします!」
「本当に何でもするの?」
 私の問いに半平太さんが何度も頷くのです。
「はい。掃除当番も代わりますし、登下校のランドセルも持たせてもらいます!」
 苦笑する私。
「そんな事は、良いの。私の望みは、ひとつだけ。私のここを満足させて」
 スカートを捲り上げる私。
「あゆみちゃん……」
 言葉を無くす半平太さん。
 それもその筈だ、私は、下着を穿いていないのだから。
「貴方達の所為よ。昨日から私のオマンコの疼きが止まらないの。責任を取りなさい」
 濡れた割れ目を広げる私を見て、半平太さんのズボンのチャックが弾け跳ぶ。
 マッドの横になる私の割れ目に半平太さんは、大きくなったおチンチン、チンポを押し当てる。
「入れるよ!」
 そして、半平太さんのチンポが私の中に入ってくる。
「痛い!」
 信じられない痛みに私は、叫んでしまう。
「こんなの嘘よ! なんで、痛いのよ!」
 泣き叫び、押し返そうとする私を押さえつけるように半平太さんが言う。
「痛いのは、最初だけだって。だから我慢して!」
 そう言いながら、半平太さんは、チンポを私の中にこじ入れてくる。
「嫌! こんな痛いのもう我慢できない!」
 私が必死に腰を動かして抜こうとするが、お腹の置くまで入ったチンポは、抜けてくれない。
 そうしている間に、私の中で何かが変わっていく。
「何これ? 嫌、こんなの解らない!」
 痛みは、ある。
 でも、それとは、異なる感覚が、私を襲う。
 そしてそれは、私の理性をどんどんと駆逐していく。
「気持ちよくなってきたんだよね?」
 半平太さんの言葉を聞いて、私は、この感覚が気持ち良い事を理解してしまう。
「駄目、こんなの覚えたら戻れなくなる!」
 それでも、腰は、勝手に動き、半平太さんのチンポを感じようとする。
「姉ちゃんより、狭くて、もう限界だ!」
 その言葉に私は、慌てる。
「許しませんわ! 貴方の子供を妊娠するわけには、行かないのですから!」
「御免、もう我慢できない! 出る!」
 半平太さんの叫びと共に、私の中に熱い精液が放たれてしまう。
 それを受け止めた瞬間、頭の中が真白になり、何も考えられなくなった。




 昼休みの終わりのチャイムに意識を取り戻した私に半平太さんが言う。
「本当に御免。でも、あゆみちゃんは、生理まだだよね?」
「そんな事を答える義務は、ありませんわ」
 私の答えに困った顔をする半平太さん。
「生理がまだだったら妊娠する事は、ないんだけど、どうしよう?」
 そうか、私は、まだ妊娠しないのですね。
「今回は、見逃してあげます。でも次からは、駄目ですからね」
 それを聞いて喜びながらも首を傾げる半平太さん。
「次から?」
 私は、半平太さんに宣言する。
「姉弟であのような事をする事を容認することは、私には、出来ません。ですから私が代わりに治療をしてあげます。感謝してください」
 困惑する半平太さんを残して私は、教室に向かう。
 その途中、これからの治療の事を考えるだけで私の割れ目からは、あの粘着質が高い液体が滴り始めるのが解りました。


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