○第六の禁断
お父さんは、固まっていたあたしにキス、それも舌を激しく絡めるディープキスをした。
いつの間にかにあたしもお父さんの舌に己の舌を絡めていた。
長い長いキスの後、お父さんが説明を始めた。
「この思い、六つの禁断『父娘妊娠』を持ち始めたのは、バイさんが初潮を迎えた時からです。大切な娘が子供を作れる体になったと知った時、私は、激しい興奮を覚えました、実の娘を妊娠させて子供を産ませる事が出来ると知って」
胸に禁断の光を宿したお父さんは、あたしのオマンコに愛撫をしながら説明を続ける。
「禁断と言われる感情。いけない事だと解っていました。だから私は、それを封じる方法を探し続けました。そしてみつけたのがこの性書、禁断の欲望を封じる書物でした」
お父さんは、ベッドの脇の置いてあった、あの本を指差した。
「それじゃあ、あたしが開放しちゃったのは、お父さんの計画だったの? アン!」
あたしが質問をしている間にお父さんの指は、あたしの胸、特に乳首を弄っていた。
「そう、バイさんが掃除にきた時に触れるように置いておきました」
そういってから、乳首をしゃぶるお父さん。
「そんなに吸ったら駄目!」
そんなあたしの言葉を聞かずお父さんは、あたしのクリトリスを刺激する。
「でちゃう!」
あたしが出した母乳を飲み微笑むお父さん。
「この年になると、若い人たちみたいに無制限にとは、いきませんから、バイさんの力をお借りします」
あたしの母乳の力でお父さんのチンポは、硬く、熱く勃起していた。
「これからバイさんを妊娠させます」
あたしは、慌てた。
「駄目だよ、父娘で子供作ったら駄目なんだから!」
お父さんは、微笑んで答える。
「大丈夫です、これも楽園の中での事、最後の封印を施して、性書に封じれば、全てが無かった事にできます。この狂った思いも」
自嘲ぎみに笑ってお父さんは、あたしのオマンコにチンポを挿入した。
「……」
声に成らなかった。
言葉にするのも難しい。
今まで味わったどのチンポより熱く、硬く、そして大きかった。
何よりあたしのオマンコとフィットした。
まるでお父さんのチンポを受け入れる為にあたしがこのオマンコを持って産まれてきた気がするほどに。
入れているだけであたしは、軽くいってしまう。
チンポの先が子宮を突くたびにあたしの激しい絶頂に襲われた。
あたしは、声に成らない気持ちの代わりに力の限りお父さんに抱きついた。
両手を首に回し、両足で、お父さんの胴体を締め付ける。
それが、いまあたしに出来る全ての事であった。
「出します!」
お父さんのザーメンは、まるで溶岩の様だった。
熱く、固体のように濃密なザーメンは、あたしのオマンコを犯しつくし、子宮に新たな命を宿した。
あたしのお腹がどんどん膨らんでいった。
『それが、『愛玩獣姦』を封印して可能になった、一夜の妊婦って力よ。そのお腹には、新しい命が宿っているわ。さあ見なさい、最後の光が灯っていることを』
ミーちゃんの言葉を確認する為、あたしは、鏡を見る。
もう膨らんだお腹でお臍の周りのヘキサグラムが見えないのだ。
鏡でヘキサグラムの上部の頂点が光っているのを見て、あたしは、言葉を失った。
そこには、確かに妊婦が居た。
小さい体なのに、大きなお腹をし、父親の子供を宿した妊婦のあたしが。
ふとみるとお父さんは、ベッドに横になって意識を失っていた。
『欲望を奪われたことによる反動よ』
あたしは、お父さんに掛け布団をかけて膨らんだお腹に宿る愛しい命を感じながら言う。
「あたしは、どうすれば良いの?」
『バイのお父さんとの契約は、あくまでバイとこの封印の儀式を行い、自分の禁断の思いを封印すること。それは、無事に達成されたわ』
ミーちゃんは、妖しい笑みを浮かべて性書を指差して言う。
『こっからは、バイの決断次第よ。お父さんの思う様に全ての禁断を封印するのだったら、性書にその封印の六芒星を戻せば良いわ。でもそれは、貴女から永遠に禁断の行為を奪うことを意味する』
あたしの脳裏に色々な思いが通り過ぎていく。
竹兄との朝のじゃれ合い。
牧野先生との楽しい会話。
ホソちゃんとの昼食。
エービくん達との放課後のサッカー。
ガリとの戯れ。
そして、お父さんと一つのベッドで寝る喜び。
「嫌! 他人から後ろ指指されても良い! 竹兄や、牧野先生、ホソちゃん、エービくん達、ガリ、お父さんともっと近くに居たい!」
ミーちゃんは、嬉しそうに微笑む。
『そう、だったら産むのよ。そうする事でバイは、ヘキサグラムの魔女となり、封じられた六つの禁断は、開放される。全ては、元通りになるのよ』
あたしは、頷くとお腹に痛みが走る。
そしてお腹の中から何かが、這い出てくる。
あたしに強烈な快感を与え、それを産み落とした時、あたしは、意識を失った。
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