○第五の禁断
土曜日の午後、竹兄が、ちょっと前に連れてきた女の人とデートに行ってあたしは、一人だった。
竹兄に恋人が出来たのだから、喜ぶべきことなのに、あたしは、凄く嫌だった。
「この前までは、休みの日も一緒に居てくれたのに」
『それは、貴女に邪な欲望を持ってたからよ。普通は、妹より彼女をとるわね』
ミーちゃんを睨むあたし。
「ホソちゃんも牧野先生と二人でどっか行っちゃた。前だったらあたしも誘ってくれてたのに!」
『その二人もバイへの邪な気持ちを封印され、本来の教師と教え子、親友に戻ったから、親子のスキンシップを優先しただけよ』
正論、正しいって事は、解るっているが、納得できない。
「エービくん達は、勝手に新しい少年サッカーチームに入っちゃって、あたしとサッカーしてくれない!」
『性欲の大半を封印されて、スポーツに力が入るようになったのね。まだ小学生だもの、良い事よ』
あたしは、スカートを捲り上げる。
そして、下着越しでも濡れてるのが解るオマンコをみせつけて言う。
「じゃあこれは、どうしたらいいの! ミーちゃんは、元に戻るって言ったけど、竹兄達とのセックスを思い出しただけで、オマンコが濡れてくるの。堪らないんだよ!」
あたしは、自分の指でオマンコを弄り始めてしまう。
『御免ね。でも、全ての禁断を封じたら、その記憶も封印されて、本当に元のバイに戻れるから、それまでの我慢よ』
「我慢できないよ!」
あたしが泣き叫んだ時、普段は、入ってこない愛犬のガリが家の中に入ってきた。
あたしが涙を拭い振り返った。
「どうしたの?」
近づくとチンポを勃起していて、あたしに腰を押し付けてきた。
「発情期だったんだ……」
以前にも何度か同じことがあった。
その時は、お父さんや竹兄が処理してくれた。
あたしは、改めてガリの人とは、違う真赤なチンポを見た。
「オトロくんより大きいかも……」
そして、それは、あたしの欲望に引かれる様に現れた。
『これは、『愛玩獣姦』よ!』
あたしは、唾を飲み込み、ガリに禁断の光が入っていくのを見ていた。
「封印しないと」
あたしは、呪文を唱える。
『六芒星の力を解き放たん、開放!』
魔法少女になったあたしは、素早く杖を掲げて呪文を唱える。
『我が行いは、崇高なり、ここに我が園を開け、楽園!』
あたしは、真赤な目をしたガリのチンポを受け入れる為に、更に呪文を唱えた。
『生殖の力を熟成させたまえ、成熟』
そして、あたしは、四つんばいになって、元々濡れていたオマンコを拡げて言う。
「ガリ、チンポを入れるのよ!」
ガリは、一気にあたしに覆いかぶさると挿入を開始した。
「スゴイィィィィ! 熱くて、おっきくて、もういっちゃうぅぅぅぅ!」
入れられてだけでいってしまった。
当然、ガリの腰の動きが止まる訳もなく、絶頂を感じたばかりの敏感なあたしのオマンコを貫き続ける。
「駄目、だめ、ダメェェェェェ! いっちゃたばっかりなのに、またいっちゃう!」
そのまま連続して絶頂するあたし。
そしてその瞬間が訪れた、ガリが射精をしたのだ。
「熱い! ヤケドしちゃうっぅぅぅぅ!」
熱すぎるザーメンは、止まらない。
そして気付く、ガリのチンポが変形してる事に。
「どうなってるの!」
『大型犬は、一度の射精に三十分以上掛かるの。そして、精液を逃がさないために根元の所が膨らむのよ』
ミーちゃんが説明している間もガリの射精は、続く。
熱く、大量のザーメンがあたしの頭の中をザーメンで染めていく。
そうしている間にガリは、体の向きを変える。
お尻をくっつけあうような形、不自然とも思えるその形になってガリは、前進した。
当然、ガリと繋がったあたしもチンポに引きずられて体が引っ張られる。
「う、動いちゃ、だ、めぇぇ……」
未だに続く射精と、オマンコをひっぱられる感覚にあたしの頭は、ショート寸前だった。
『良かったわ、『級友多淫』を封じて成熟の魔法の効果が上がってなかったら壊れてたわね』
のんきに言うミーちゃん。
あたしは、それ所じゃなった。
お腹は、大量のザーメンで胎動が目に見えて解る程膨らんでいた。
「もう、だ、め……」
あたしは、意識を失ってしまった。
あたしが、目を覚ますと、そこは、お父さんのベッドの上だった。
「どうしてあたしは、お父さんのベッドで寝ているんだろ?」
「私が運んだのですよ」
あたしは、驚いて声をする方を向くと、居るはずのないお父さんが居た。
「どうしてお父さんがここに居るの? それに楽園を解いた覚えも無いよ」
するとミーちゃんが現れて言う。
『せいしょと契約した人間には、その魔力が及ばない。貴女の様にね』
言っている意味が解らなかった。
お父さんは、掛け布団を捲る。
あたしは、慌てて胸と股間を隠すが、お父さんは、お腹を見る。
「無事、『愛玩獣姦』を封印したみたいですね」
あたしがお腹のヘキサグラムを見ると確かに下の頂点が光っていた。
「でも、どうしてお父さんがこの事をしっているの?」
あたしの質問に真赤な目をしたお父さんが答えた。
「それは、全ては、私が計画した事だったからですよ」
あたしは、驚きのあまり言葉を無くし、ただ固まるしか出来なかった。
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