1:いかにして女戦士ガイアがザーメン中毒になったか?


 あたしの名前は、ガイア。
 国王の為に長い間戦いを続けていた。
 魔王が現れ、毎日の様に悲惨な報告を受け、自分の無力さを痛感していた。
 何人もの先輩が魔王討伐に出ては、死亡していくなか、あたしにもその順番が来た。
 勇者の血を引くと言われる少女、フレアと共に魔王討伐に向かうことに成った。
 しかしフレアは、期待されていなかった。
 理由は、簡単だ。
 少女に魔王討伐など出来ないだろうと思われていた。
 本命は、むしろその弟。
 フレアは、その露払いの意味合いが強かった。
 その為、同行者もあたし一人、報告は、徹底する様に命令された。
 その上、いざとなったら逃げて、報告を優先しろとさえ言われていた。
 しかしフレアは、勇者として立派だった。
 多くの苦難を乗り越え、仲間を増やした。
 あたしが罪悪感から告白した時でさえ、フレアは、笑顔で告げた。
「ありがとう。ガイアの報告は、きっとアポロの役にたつ筈だよ。だから死なないでね」
 自分が捨て石にされようと知っても優しさを失わないフレアに、あたしは、命を懸ける決心をした。


 そしてあたしたちは、魔王の城に到着した。
 ここまで報告は、全て送った。
 後は、フレアの為に金が言うように命懸けで踏み台になるだけだ。
 その機会は、直ぐに来た。
 莫大な数のオーク、通り抜けた所で、後ろから追撃されては、まともな戦いが出来ない。
 殿についたあたしは、パーティーが扉を抜けたのを確認して、扉を閉め、オーク達の方を向く。
 優しいフレアは、最期まであたしの命を諦めないだろう。
 あたしもその思いに答え、最期の最後まで抗い続けよう。


 あれから何体のオークを倒しただろう。
 もう十分な時間は、稼げた筈だ。
 仲間の死体に囲まれたあたしに、オークも畏怖しているが、最早、肩を上げる事も出来ない。
 刃が取れた剣を杖がわりに立っているのが精一杯だった。
 死を覚悟していたあたしにオーク達が武器を捨てて近付いて来た。
 怪訝に思うあたしであったが、その理由は、オークの下半身が教えてくれた。
 いきり立つオークのチンポ、奴等は、あたしを犯すつもりなのだ。
 そんな屈辱的な事を受け入れるより、あたしは、自決を選ぼうとした。
 しかし、脳裏にフレアの顔が浮かび上がって出来なかった。
 あたしもオボコじゃない。
「良いだろう、好きにしろ! だかな、心まで犯せると思うな!」
 あたしの声が切掛けになりオークの一匹があたしを押し倒し、服を剥ぎ取り、人間のそれより二まわり大きなチンポを強引に突き刺して来た。
 体を引き裂かれる様な激痛が走るが、あたしは、歯をくいしばり、悲鳴を噛み殺した。
 痛みしかない、一方的な行為、あたしは、必死に耐えた。
 そしてチンポが奥、子宮に押し付けられ、ザーメンが吐き出された。
 子供を産む為の一番大切な場所が汚された。
 悔し涙が零れるのを堪える事までは、出来なかった。
 当然、まだ終わりじゃなかった。
 次のオークがチンポを入れてくる。
 出されたザーメンが潤滑油代わりに成ったのか、スムーズに入って来る。
 それが幸いしたのか、痛みは、殆どなくなっていた。
 それと引き換えに、グチョグチョといやらしい音があたしのあそこからたてられる。
 本能のままに、一辺の愛情も、テクニックもない挿入が続くなか、あたしに変化が現れてしまった。
 オークのチンポが動く度に気持ちよくなっていく。
 信じられなかった。
 オークのチンポで気持ちよくなる筈が無いのだから。
 困惑する中、二度目の射精があたしを襲う。
「アァァァン!」
 喘ぎ声が勝手に漏れてしまった。
 チンポが抜き取られ大量のザーメンが吐き出されるのを見た時、あたしの頭にオークに襲われた村の事が思い出された。
 男達は、殺され、女は、年端も行かない少女までもが犯されていた。
 そして殆どの女が狂った様に男を求め、オークのザーメンを渇望していた。
 それをみた先輩が悔しそうに教えてくれた。
 オークのザーメンは、中毒性が高い媚薬だと、一度中毒になったら最期、二度と元には、戻れないと。
 その効果があたしにも現れ始めたのだ。
 背筋が凍りつく。
「嫌だ、オークのザーメン中毒なんてなりたくない!」
 あたしの叫びなどお構いなしに次のオークが挿入してくる。
 快感は、直ぐに襲って来た。
「アァァァン! 駄目、感じたら駄目。戻れなくなっちゃう!」
 あたしの思いと裏腹にオークのチンポで突き上げられる快感がどんどん羽上がってくる。
「それ以上しないで! それ以上されたら……」
 昂る快感にあの瞬間が迫ってくるのが解った。
 そしてオークのチンポが奥に突き刺さり膨らんだ。
「止めて! いま出されたらイッちゃう!」
 残った力を振り絞り、オークの体を押し返そうとしたが間に合わなかった。
「熱いぃぃぃ! イクゥゥゥ!」
 オークの射精と共に絶頂に達してしまった。
 脱力するなか、チンポが引き抜かれザーメンがこぼれだす。
 オークに犯されて絶頂に達するなんて事に絶望するあたしだったがオーク達は、まだまだ残っている。
 次のオークが現れ、チンポを入れてくる。
「アァァァン!」
 絶頂に達して敏感になった体では、それを堪える事が出来なかった。
 チンポで膣を擦りあげられる度に快感が走り抜け、愛液が溢れだす。
 腰が勝手に動き出す。
「もう駄目、またイクゥゥゥ!」
 また絶頂に達してしまう。
 それでも止まらないチンポに更に高まる快感。
「いけない、これ以上気持ちよくなったら戻れなくなる。アァァァン!」
 駄目なのが解っているのに漏れる喘ぎ、溢れる愛液、チンポを求めて動く腰。
 もう限界が目前だった。
「アァァァン! フレア、すまない、もうこれ以上は、我慢出来ない!」
 あたしは、舌を噛みきろうと大きく開けた瞬間、口にオークのチンポが突っ込まれる。
 頭を上下させられ、強引にフェラチオをやらされる。
 口に広がる雄の臭いに頭がぼやけてくる。
 そして、口内で射精されるザーメン。
 強烈な雄の味があたしを虜にする。
 チンポが引き抜かれ、もう舌を噛む障害が無いのに、あたしは、舌を噛む事が出来なかった。
 あたしの舌は、引き抜かれたチンポの伸び、ザーメンを舐めとる事に必死だった。
 そうしている間にオマンコのチンポが射精する。
「良いぃぃぃ! 気持ち良い! イクゥゥゥ!」
 絶頂を止める術は、もうあたしには、残されていなかった。


 あれからどれだけの時間が経っただろう。
 最初は、常に思い浮かべていた仲間の顔もこの頃は、はっきり思い出せない。
 あたしの頭の中に在るのは、喉の奥までくわえ込んでいるチンポとチンポが引き抜かれると同時に噴き出すザーメンだけだった。
 あたしは、頭を上下させ、チンポを扱きながら、舌を絡み付かせる。
 チンポが痙攣し、射精されると思った瞬間、根元までくわえこむ。

 直接胃に吐き出されるザーメンを感じながらもチンポに残ったザーメンを吸い出すのは、忘れない。
 一滴残らずザーメンを飲み込んだ後、オマンコからこぼれ落ちるザーメンを掬い取り、舐めながら、両足とオマンコを拡げる。
「もっと、ザーメンを頂戴!」
 何時もだったら直ぐに入れてくれるのに、オーク達は、慌ただしく何処かに向かって行く。
「また、あたしの幸せを邪魔するやつが来たのね」
 あたしは、前回の邪魔者から奪い取った剣を手に取り、オーク達が向かった先に行く。
 そこでは、あたしを満たしてくれるオーク達を殺す邪魔者達がいた。
「あたしのチンポを減らすんじゃない!」
 邪魔者達を切り殺すあたしに邪魔者の一匹が言う。
「ガイアじゃないか! どうしたんだ? 一緒に国王の下で戦った俺達を忘れたのか!」
 確かに見覚えがある顔もあった。
「関係ない。あなた達は、あたしのチンポを減らす邪魔者よ」
 あたしが降り下ろす剣を絶望した顔で見る邪魔者達であった。
 邪魔者達を排除したあと、あたしはオーク達に向かって腰をつき出す。
 荒々しく突き立てられるチンポ。
「アァァァン、良いぃぃぃ! いつも以上に激しい!」
 戦闘の直後は、オーク達も興奮していて、激しくなる。
 我慢出来ないオーク達のチンポをフェラチオしたり、手で扱く。
 あたしの肌にチンポを擦り付けて射精するオークまでいる。
 全身をオークのザーメンに覆われながらあたしは、絶頂を繰り返す。
「イクゥゥゥ! イクのが止まらないぃぃぃ!」
 オーク達がザーメンを吐き出し終える頃にようやくあたしも満たされる。
 ザーメンだまりに横たわり、雄の臭いを感じながらあたしは、微笑む。
「幸せ……。オークのチンポとザーメンが有れば何も要らない」
 次の乱効を思い浮かべながらあたしは、眠りにつくのであった。


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