淫行教室_03:寅


『お嬢様と使用人と執事』


 ○和音の呟き

 今回のターゲットは、寅野(トラノ)柘榴(ザクロ)ちゃん。
 有名女子校の中学一年生の少女で、両親は、大企業の会長。
 典型的なお嬢様で、自分が特別だと自覚もしているが、それと同時に両親に構ってもらえない寂しさを覚えていた。
 その為、インコ教室に顔を出していたが、プライドゆえに相手にそれ相応の経済基盤を求めてしまう。
 丁度、私が該当するそれを持っていたので何度も話し相手をして、友好な関係を結んでいた。
 そして、彼女は、今日も寂しさを紛らわせる為、インコ教室にやってきている。
 それでは、早速、行動を開始する事にしよう。

 ○寅の少女

 学校から家に戻る車で、私が質問する。
「お父様とお母様は、今日は、帰って来ますの?」
 私の担当の運転手を兼ねた使用人が困った顔をして答える。
「旦那様も奥様もお忙しいので、お嬢様が起きていらっしゃる時間には、難しいかと……」
 解っていたけど、思わず溜息が漏れてしまう。
 そして、私の視界に、キャットビルが入る。
「今日は、キャットビルチャイルドカルチャースクールに寄ります。貴方は、駐車場で待っていない」
「はい。お嬢様」
 使用人は、そう答えて、地下駐車場に向かう。
 キャットビルチャイルドカルチャースクール、通称インコ教室。
 キャットビルのお客様サービスの一環だが、そこには、キャットビルオーナー、猫野和音がよく居る。
 普通なら、そんな所に働く人間では、無いが、本人の趣味らしい。
 そして、そういう一流の人間で無いと私の相手には、相応しくない。
 私が、車から降りて、インコ教室に行くと、庶民が騒いでいる中、猫野さんが居た。
 私は、猫野さんの所に行き、告げる。
「猫野さん、庶民の相手は、他の人でも構わないでしょ。私の相手をして下さい」
 周りの庶民が文句ある様な顔をするが、猫野さんは、そんな庶民に笑顔で謝罪してこちらに来る。
「いらっしゃい。今日は、どうしますか?」
「猫野さんに任せます」
 私の答えに、猫野さんは、少し考えてからいってくる。
「イギリス王室の御用達の紅茶を貰ったのだけど、私の家で飲みませんか?」
 これだ。
 こういった、セレブの対応こそ、私には、相応しい。
「そうですわね、私も、飲み飽きていますが、偶には、家以外で飲むのも良いでしょう」
 こうして私は、猫野さんの家に行くことになった。


「上がらせて頂くわ」
 家に入ると一見すると解らないが、家具や照明等、どれも一級品だ。
 こういう空間が私の居る場所だ。
 正直、下で庶民と一緒に過ごすのは、ストレスが堪る事もあった。
 もっと早くこちらに招待してくだされば良かったのだ。
 そんな事を考えている間に猫野さんは、本格的な紅茶の用意を終えて、私の前に戻ってきた。
「ケーキは、うちのビルに出展している賞をとった菓子職人が焼いたものよ」
 確かに、それだけの風格があるお菓子だ。
 口に含むと、上品な甘さが広がる。
「まあまあね」
 私の答えに猫野さんは、笑顔になる。
「喜んでくれて嬉しいわ」
 この人は、他の人とは、違う。
 学校や習い事の先生は、所詮は、雇われ人、資産も少なく、私に媚を売るしか考えていない。
 学校のクラスメイトも逆らいもしない。
 家の使用人は、論外。
 唯一、私と対等に話せる人だ。
 お菓子を満足するまで食べて、紅茶で口直しをしていると猫野さんが言って来た。
「十分に栄養を取ったわね?」
 変な言い方をすると私が首を傾げた時、猫野先生のスカートから、変な物が伸びてきて、私の手足を押さえ込む。
「何ですの、これは!」
 それに対して、猫野さんは、笑顔を、私は、今まで見た、どんな笑顔より妖しい笑顔を浮かべて言う。
「これから、寂しい柘榴ちゃんを変えてあげます。直ぐに沢山の人と楽しめるようになるわ」
 本能的な嫌悪感から私が叫ぶ。
「止めなさい、今すぐ止めないとお父様に言いますわよ!」
 それに苦笑する猫野さん。
「何時ですか? もう一週間は、会ってないのでは?」
 痛い所が突いて来るが、ここで黙る訳には、いかない。
「何時だって関係ない。幾ら貴女が金持ちでも、お父様の前では、関係ありませんわよ!」
 それに対して猫野さんが言う。
「関係ありますよ。だって、柘榴ちゃんは、直ぐに変わるのだから」
 そうしている間にもそれは、私の下着の中に無理やり侵入し、割れ目にその先端をこすり付けてくる。
「イヤァァァァァァ!」
 私が叫ぶが、それは、容赦なく、私のバージンを奪った。
 激痛が走る中、私は、涙を流して、初めて心のそこから懇願した。
「お願い、お願いだから、抜いて! このままじゃ死んじゃう!」
 しかし、猫野さんは、笑顔で答える。
「大丈夫よ、もう終るわ」
 その瞬間、私のお腹の中で熱い何かが弾けた。


「柘榴ちゃん、起きて下さい」
 その声に私が目を覚ますと、猫野さんが居たので、慌てて離れる。
「貴女、私にあんな事をしてただで済むと思ってますの!」
 それに対して猫野さんは、首を傾げる。
「どうしたのですか? もしかして、私が入れた紅茶が熱かったですか? 紅茶を飲み終えた後、そのまま寝てしまったので、満足して居たのかと思ったのですが?」
 あくまで普通の態度に、私は、さっきまでの行為を思い出そうとするが、よく思い出せない。
 まるで夢だったみたいに……。
「もう、晩いですからお帰りになった方が良いですよ」
 私は、夢と現実を混合した事を少し恥ずかしく、そっぽを向いて言う。
「そうですわね、今日は、ありがとうございました。このお礼は、必ずしますわ」
「気にしないで下さい」
 他の人だったら嘘だが、猫野さんは、本気でそう思ってるのだろうが、私のプライドの問題だ。
「今度、父が手に入れた最高級の紅茶の葉を持ってきますわ」
 すると猫野さんは、笑顔で言う。
「その時は、また一緒にお菓子を頂きましょう」
 その笑顔は、反則だ。


 地下駐車場に戻った私。
 使用人が待っている車の横まで来た。
 そこで信じられない物を見てしまった。
 使用人が私の座っていた席の座席に頬擦りしながら、自分のペニスを擦って居たのだ。
 下品な同級生が口にしていた、男性のオナニーだろう。
 しかし、そのオカズに、私を使用するなんて、許せない。
「何をしているの!」
 私が怒鳴ると、使用人は、ようやく気付いた様子でドアを開けて、頭を下げてくる。
「すいません!」
「許さないわ! とにかく、家に戻ります。貴方の処分は、それからよ、急ぎなさい!」
「はい!」
 使用人は、そう答えて運転席に戻る。
 私は、さっきまでとは、別の方に座り、一刻も早く、帰りたかった。
 そんな事を考えていた時、いきなり車が止まる。
「何やっているの!」
 私が怒鳴りつけた時、使用人は、助手席を前に倒して、私の方に侵入してくる。
「お嬢様と同じ空気を吸えなくなるのだったら、いっその事……」
「止めなさい!」
 私が叫ぶが、使用人は、私の体を押さえつけ、下着を脱がし、汚いペニスを私の割れ目に押し当てた。
「貴方みたいな人間が、私を抱けると思ってるのですか!」
 使用人は、荒い息で言う。
「部相応な事は、解ってます。しかし、もう我慢できません!」
 そのままペニスを私の中に挿入してしまう。
 痛みと悔しさで私は、涙する。
 その後、乱暴な行為が続いた。
「出ます、お嬢様の中で私のザーメンが出ます!」
「駄目よ、貴方みたいな使用人が私の中に出すなんて、天が許しません!」
 叫ぶが、私の中で使用人のペニスが脈動し、射精してしまう。
「……最高です」
 使用人の言葉に、私は、何も言えるわけが無かった。
 家に帰り、部屋に戻った後、私は、一人泣いた。


 翌日の登下校は、地獄だった、いつ襲ってくるかと思ったら生きた心地がしなかった。
 あんな事があった以上、本当の事を言って、他の人間に代わらせる訳には、いかない。
 自室でそんな事を考えて居た時、あの使用人がやって来た。
 私は、慌てて内線電話を手に取る。
「近づかないで! それ以上近づいたら、人を呼ぶわよ!」
 それに対して、使用人は、何かを吹っ切った顔で言う。
「もう、良いんです。昨日ので確信しました。お嬢様を抱けるなら、私等どうなろうと本望だと」
「何を馬鹿な事を言っているの?」
 戸惑う私に、使用人が言う。
「お嬢様と出来るなら死んでも構いません!」
 そのまま、使用人は、私をベッドに押し倒す。
「止めなさい!」
 そう叫ぶ、私の口を使用人の唇が塞ぐ。
 悔しかった、バージンに続き、ファーストキッスまで、使用人に奪われてしまった。
「愛しています」
 そう呟かれた時、不覚にも胸の鼓動を高まらせてしまった。
 そして、使用人は、私の割れ目を舐める。
「いや、そんな汚いところ舐めないで!」
 激しく拒絶するが、使用人は、強い力で抵抗を無視して舐めながら答える。
「お嬢様に汚いところなんてありません」
 その言葉を聞いてしまった後、私は、舐められる事が気持ち良くなってしまう。
 そして、使用人は、ペニスを取り出し言う。
「いきます」
「駄目よ! 私の体は、大切な……」
 私が必死に反論するが、それを無視して、使用人は、ペニスを挿入してきた。
 それは、昨日とは、まるで別物だった。
 痛みもあった、しかしそれ以上に気持ちよかった。
「何、これ、こんなの初めて!」
 私の腰が使用人のペニスを深く求める為、勝手に動いてしまう。
「お嬢様!」
 そして、使用人が私の中で射精した瞬間、絶頂に達してしまった。


 あの後、あの使用人は、部屋に来たメイドに見られ、クビになったが、聞いた話では、満足そうな顔をしていたらしい。
「本当に、お嬢様にあのような事をするとは、天も恐れる大罪だ!」
 私が生まれる前から居る執事が激怒している。
 今、私は、自室に閉じ込められている。
 あの事件が万が一にも外に漏れないようにお父様が色々動いているらしい。
 その間、執事が付きっ切りで護衛する事になった。
「お嬢様ご安心下さい。あの男の行為は、お嬢様の体に何の影響を与えていません」
 詰り、妊娠していないって事だろう。
 しかし、それは、間違いだ。
 私は、あれで変わってしまったのだから。
「……欲しい」
 私の呟きに執事が近づいてくる。
「直ぐに用意させます。何でも言って下さい」
 私は、濡れた割れ目を見せて言う。
「私のここを慰めてくれるペニスが欲しい」
 青褪める執事。
「落ち着いて下さい!」
 その時、思いついて。
「そうだ、貴方にもあるのよね?」
 私は、執事の前に行き、ズボンのチャックを下ろす。
「お止め下さい! それに私めのは、もう……」
 私が執事のフニャフニャなペニスに舌を伸ばす。
「……美味しい」
 強い雄の匂いが堪らない。
 私が舐めているとどんどん執事のペニスが硬くなる。
「……馬鹿な、私めのが、勃起した!」
 すると執事の態度が変わった。
「お嬢様!」
 そのまま私を押し倒してペニスを挿入する。
「早くして!」
 私の言葉に答えて執事が腰を動かす。
 それは、使用人みたいに激しくないが、私の気持ち良い所を的確についてくる。

「良い! いい! イイィィィィィ!」
「あの愛らしかったお嬢様が、こんなにも成長してるとは! 出しますぞ!」
「出して! 熱いのを出して!」
 執事が射精した瞬間、私の頭は、真白になってしまった。


 翌日から学校に行く事が出来た。
 しかし、私の頭には、もうペニスの事しか無かった。
「駄目ですわ。こんな事では、寅野家の娘としては、失格ですわ」
 悩んだ結果、私は、猫野さんに相談する為に、インコ教室に来た。
 そして、猫野さんに誘われるままに再び、猫野さんの家に来てしまった。
「悩みは、解るわ。大企業の会長の娘として、使用人や執事と肉体関係を持つことは、いけない事だと思うのね?」
 私が頷くと猫野さんがスカートを捲り、ペニスみたいな形状をした物を見せ付けて言う。
「柘榴ちゃんが、先生にエナジーを運ぶ、雌鵜になるって契約したら、快楽に満ち溢れた、至福の毎日を保障してあげる」
 猫野さんのいう事ならきっと大丈夫だ。
「なります。私は、猫野さんの雌鵜になります。ですから、私を満足させてください」
 猫野さんから生えたペニスみたいな物が私の中に入ってくる。
 それは、使用人や執事のペニスとは、比べ物にならない程気持ち良い。
「最高です、もっと、深くまでお願いします!」
 そして、猫野さんのが私の子宮に到着した時、それが起こった。
 何度も何度もあの激しい快感が襲って来たのだ。
「これ! コレ! これが欲しかったの!」
 私は、体力の限界まで絶頂を続けた。
 疲れ果てて、猫野さんの膝に頭を乗せていると猫野さんが教えてくれた、私のとるべき道を。


「この男が新しい使用人です」
 執事が私の前に新しい使用人を連れて来た。
「これからよろしくお願いします」
 頭を下げる新しい使用人に私は、股を広げて言う。
「忠誠の証を見せなさい」
 首を傾げる新しい使用人。
「どの様にしてでしょうか? まさか、靴を舐めろと言うのですか?」
 私は、苦笑する。
「私を愛するのです。そして、その想いを射精で示しなさい。一回なんて認めませんよ!」
 困惑する新しい使用人に執事が言う。
「ここの使用人は、全員、お嬢様を愛しておる。それこそ、毎日、何回も膣内射精を出来る程に」
 私は、勃起した執事のペニスを舐めながら言う。
「どうなの出来ないの?」
 新しい使用人もペニスを勃起させて言う。
「愛します! 何回でも射精します!」
 そういって、激しく腰を打ち付け、十回も射精する。
 私は、家の使用人の相手を終えて、精液で膨らむお腹を撫でながら言う。
「こうやって使用人を服従させるのも寅野家に生まれた私の仕事。そして、こうやってエナジーを溜めれば、猫野さんと一杯出来る。そうそう、執事がまだだったわね」
 私は、微笑み、お父様に呼ばれて、途中退席してしまった執事の所に向かう。


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