05『 現保有技能 』

 

 『 現保有技能 』



 ※エリス、レティシア、ゾエオルのみ抜粋

 ※年齢・現保有技能は序章開始時点







   『エリス』(12)



 ヴェンツェル皇国・アルティス公国の狩人。

 伝説における、後の勇者。

 公主の落胤。以後、公都の老夫婦に引き取られる。

(公式記録から完全に抹消)

 十二歳時に養父の職を継いで狩人を選択。

 実の父親とは知らず、公主トリグラフに仕えた。

 狩人歴一年も弓の技量は卓越しており、特に機敏さに優れている。

 短剣の扱いにも心得があり。

 無欲で素朴、温厚な性格。意外と責任感が強い。

 皇女レティシアの窮地を救い、その縁によって以降、皇国に関わっていく。





 [ 特殊技能 ]



『解放』(アクティブスキル)

 潜在能力のリミッターを解除。

 能力上昇に伴い、反動ペナルティーもあり。



『緊急回避』(パッシブスキル)

 瞬時に回避行動がとれる。



『致死無効』(パッシブスキル)

 即死系の術式を無効化する。



『命中補正』(パッシブスキル)※弓装備時。

 中遠距離までの命中率を補正。



『暗視適正』(パッシブスキル)

 暗闇の中でも視認できる。



『察知』(パッシブスキル)

 殺気などを瞬時に察知する。



『特定相性』(パッシブスキル)

 異性の関心を惹きつける。

 同技能所持、相性に応じて欲求度増加。



『想望超過』(パッシブスキル)

 期待に応えようとする力。

 思いの分だけ能力向上。







 『レティシア・ミラルド・ティア・ミステル』(10)



 ヴェンツェル皇国第四皇女。

 後の伝説における、勇者と結ばれる皇女。

 『皇国の至宝』と称されるほどの超絶の美少女。

 童顔にジト目。小柄な身体、発育面に難あり。

 母親が平民出身のため政治的価値は極めて低いが、

 純真無垢な性格で、民衆からは爆発的な人気を誇る。

 譲れないところでは頑固になる意地っ張りな一面も。

 毎日の牛乳は欠かさない。

 窮地を救ったエリスに惹かれていく。

 また魔導師としての素質がある。





 [ 特殊技能 ]



『祝福』(パッシブスキル)

 恋する異性を祝福する。

 対象者の能力向上。

 想いの丈に応じて効果上昇。



『魔法適正』(パッシブスキル)

 攻撃魔法に限り、その威力が倍加する。



『魅了』(パッシブスキル)

 異性を強く魅了する。



『特定相性』(パッシブスキル)

 異性の関心を惹きつける。

 同技能所持、相性に応じて欲求度増加。



『憧憬一途』(パッシブスキル)

 惹かれた異性を頑なに想う。

 挫けることを拒絶する。



『極上名器』(パッシブスキル)

 性交では異性を至福に籠絡させる。

 想いの強さに応じて熟成。



『優良卵子』(パッシブスキル)

 優秀な後継者が得られる。

 二年後の(初排卵時)より効果発動。



『恩寵慶福』(パッシブスキル)

 能力に関係なく、神聖婚資格を有す。

 要:『エターナルリング』







   『ゾエオル』



 『魔軍四天将』の一人。

 一人称は「儂」

 神話時代から生を存えさせる大魔導師。

 膨大な魔法力と数多の技能を会得している。

 数多の手数で相手を翻弄する技巧型スタイル。

 神話時代、『神聖婚』の成功例を唯一に見届けた存在。

 尚、当時の人間時代の名をヨーゼフ。

 (イメージとしてはダイ大のザボエラ)



 [ 特殊技能 ]※一部のみ抜粋。



『魔法開発』(アクティブスキル)

 状況に応じ、それに適した魔法を開発できる。



『空間転移』(アクティブスキル)

 障害物・距離に関わらずに目的地へ。

 ※ただし転移先の明確なイメージが必要不可欠。



『千里眼』(アクティブスキル)

 遠くの出来事を眺めることができる。

 音声は拾えない。



『生態調査』(アクティブスキル)

 対象の状態を把握する。

 保有する技能まで確認できる。



『誘導』(アクティブスキル)

 特殊技能を植え込み、好みの状態へと誘う。

 用途多様。ただし効果発動までに時間を要す。

 対象者の性質、現保有技能数、包容量にも影響。



『先見』(パッシブスキル)

 おおまかであるが、後の出来事を予見する。

 定期的、自動で発動。



『魔法習得』(パッシブスキル)

 系統の性質を理解することで、即座に習得可能。


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