(う〜ん、ノート見づらいなぁ…)
牧野楓はノートをとるのに悪戦苦闘していた。
くちゅちゅ…
「くぅん…」
(あ、また声出ちゃった。ちゃんと授業聞かなくちゃいけないのに)
ノートがぐしゃっとなり、字が曲がる。
(あ〜あ、また消しゴムに持ち替えないと。面倒だなぁ…)
ちゅちゅ…
「ふぁ、ぁぁ…」
楓がシャーペンを消しゴムに持ち替えようとしたとき、隣の男子が身を乗り出し、自分の股をまじまじと見ているのに気がついた。
だがそれは良くあることなので特に気に留めず、楓は授業に戻った。
ちゅばぁぁ…
「ふぁぁぁ!」
石塚透は、隣で行われている行為に釘付けになっていた。
いや、その行為は隣だけでなく、この教室中で行われていた。だが透はこのクラスになって、ちょっといいなと気になっていた楓に目を奪われていた。
楓は授業が始まるとショーツを脱ぎ、膝を机にかけて脚を開き、腰を突き上げるような状態でずっと授業を受けているのだ。しかもその左手はずっとヴァギナを弄り続けている。
透は身を乗り出し、なるべく近い距離で楓の濡れるヴァギナを観察していた。イスから離れられないので、今の透にはこれが精一杯だった。
楓のヴァギナは二本の指が出入りを繰り返している。ヴァギナは開ききり、その上には剥きだしになったクリトリスも観察できる。
少し浮き上がった尻からは、ヴァギナから流れ出た愛液に濡れるアナルがかすかに覗かせていた。
「ふぁ、あ、あぁ…」
楓の指はイきそうになると動きを遅くし、イくのを堪えていた。
透はチャックからペニスを出し、自分でしごいた。しかし射精しそうになると手を止めて、それを我慢する。
透は視覚は楓の痴態に固定し、聴覚は楓のみではない教室中から聞こえる喘ぎ声と、ぴちゃぴちゃと汁を滴せる音を聞いていた。
いや、一つだけ激しく、「ぐちゅっ」とか「ぐっぽぉ」という音も混ざっている。これはくぐもった声を上げている真樹のものだ。
真樹だけはなぜかバイブを使った激しいオナニーをし、何度も何度もイき続けていた。
透はヴァギナがバイブを咥え込む様子というのも興味があったが、あちらは遠いのでここからはよく見えなかった。
それに、どうせなら楓の痴態の方が興味が強かった。楓がバイブで乱れているなら、それが一番良かったが。
(あぁ、すっげぇ…楓のマ○コいやらしい汁垂れ流してやがる。突っ込んだら気持ちいいんだろうなぁ〜。あ〜〜、俺のチ○ポでよがらせてぇ〜〜)
ツカツカ…
楓との間に真が立ちふさがる。
(なんだよ、ジャマだなぁ。大体ずるいんだよ、こいつだけ何してもいいって…)
透は落胆し、他に眼を向けようとした。
しかし真が楓にペニスを咥えさせると、透はその光景に目を奪われた。自分の気になっていた女の子が教室で、しかもみんなが見ている前でフェラチオをさせられている。その光景に透のペニスは、はちきれんばかりだった。
真はその様子をみてにやりと笑ったが、透には見えていなかった。
真が楓に耳打ちすると、さっきまでヴァギナを弄っていた左手が、すっと透のペニスに伸びた。その手には授業と同時に脱いだショーツが握られていた。
透のペニスはショーツにくるまれ、楓の手によってしごかれる。
透は楓がフェラチオされる姿に視覚を刺激され、クラス中の女子の喘ぎ声と愛液の滴る音に聴覚を刺激され、ぷぅんと匂う女の匂いに嗅覚を刺激され、そして最後に楓のショーツの布の感触と、その上から感じる楓の手にペニスをしごかれ、触角を刺激される。
「ぅぁ…」
どっく、どっく、どっく…
透は楓のショーツに向かって射精した。少し遅れて真も楓の口の中に射精する。
どっく、どっく、どっく…
ごく、ごく、ごく…
透は楓が抵抗なく精液を飲んでいることにショックを受けたが、それ以上に興奮していた。
にっちゃぁ…
真が口の中からペニスを引き抜くと、楓は透の大量の精液でどろどろに汚れたショーツを舐めてきれいにし始めた。
しかもただ舐めるだけではなく、しっかりしたに絡ませ、くちゅくちゅと音を立て、口内でじっくり味わってから飲み干していた。
(うわぁ!楓が、俺の精液飲んでる!!)
その光景に透は更に興奮する。
(俺の精液が、楓の口を犯してる。俺の精液を、楓があんなに美味しそうにのんでる!!)
にちゃ、にちゃ、にちゃぁ…
似たような光景がこの時間、クラス中で行われていた。
昼休み後、真のクラスは体育だった。他のクラスは二クラス合同授業だったが、真のいる5組は生徒の数の都合上、一クラスだけで体育を行っていた。
他のクラスの男子からは、「人数少なくていいよな」と羨ましがられることしきりであった。
しかし、これから行われる光景を見れば、そんな人数の問題など気にならなかっただろう。
体育は体育館で行われていた。体育館は校舎と離れた場所に立てられているため、何が行われていても気づかれないだろう。
念のため教師は、入り口のところで見張りに立たせていた。
体育の前にはまず十分な準備体操が必要だ。まず男女ペアになる。このとき人数の関係上一つだけ男2女1の組が出来るが、それは真樹に当てる。特典つきなので嫌がる男子もいないだろう。
準備体操のときはブルマを脱ぐ。下着は一切着ていないのでそれだけで下半身は裸になる。
さて、十分にほぐさないと。
男女は向かい合って座る。女子は大きく足を開き、男子は女子の足の内側に足を当て、ぐぐっと脚を開く協力をする。
男子の協力によって内側から大きく足を開けさせられた女子のヴァギナは大きく開き、目の前の男子に晒されることになる。
女子は気にせずこれからの体躯に備え、ヴァギナをよくほぐす。指で開いたり閉じたり、指を一本いれ出し入れ、それを二本に増やし、じゅっじゅっとよくほぐれてくると三本に増やす。
クリトリスに指を当て、上下左右に、円を描くように動かす。ブラをつけていない胸は、体操服の上からでも乳首がピンと張っているのがよくわかった。
目の前の男子は女子の足を大きく開けさせ、食い入るようにその光景を眺めていた。
例によって女子は普通の体育だと思っているが、男子には普通の感覚でいてもらっている。
「ふぁ、あ、あ、ふあぁぁ!」
体育館は水音と喘ぎ声で満たされていった。
じゅっぶじゅっぶじゅっぶ…
「あ、あ、あひぃぃぃ!い、いいのぉ!き、きもちひぃぃぃ!マ○コ、ま○こぉぉぉぉ!!」
真樹一人、他とは違う準備運動をしている。真樹は二人がかりで押さえつけられ、アナルとヴァギナに刺さったバイブを出し入れされ、イかされ続けていた。
準備運動の方法は違うが、あれだけほぐれれば問題ないだろう。
今日の体育は碁石拾い。水泳のときのあれだ。
だがここは体育館なのでプールのようには、もちろんできない。そこで女子にヴァギナに三つ碁石を入れてもらい、その上にブルマをはいてもらう。
「ひとーつ、ふたーつ、みっつ」
「ふぅぅん…」
コリ…コリ…
女子が自ら碁石を入れていく様子は、周りの男子にしっかり観察される。
女子はブルマを履き、歩き始めるが、歩くたびに中の碁石が擦れあい、甘い声を上げる。それでなくとも十分にほぐされたヴァギナは愛液を滴らせ、ブルマに大きなシミを作っていた。
「ふぁぁん…」
「ふぅぅん。ふぁん!」
歩きにくそうにしながら女子は体育館に散っていく。そしてスタートの掛け声と共に男子が女子を追いかけ始める。
「うぉぉぉぉお!」
怒声と共にドドドっと男子たちが目当ての女子に向かって走り出す。女子は男子から逃げようとするが、男子は数人で囲むように一人の女子を追い掛け回した。
これがこの碁石拾いだ。女子のヴァギナに入れられた碁石を、男子が取るのである。
男子はなかなか捕まえようとはしない。ヴァギナで蠢く碁石に喘ぎながら逃げる女子を、じっくり視姦してから襲い掛かるのだ。
奈菜未は三人の男子に捕まり、手足を押さえつけられ、四つん這いの状態にさせられた。
ずちゅ、ずちゅ…
「ふぁぁぁん!!」
すぐ碁石を取るのかと思えば、後ろに回った男子が指をヴァギナに当て、擦りつけ始めた。
「う〜ん、なかなかブルマが脱がせないなぁ~」
「おおぃ、早くしろよぉ〜」
「待てって。碁石取るのって難しいんだから」
「ふぁぁぁん!ひぁ、ひ、ひぃぃん!!」
二本の指をヴァギナに当て、ブルマの上から中に入れる。
「ひぁ!挿ってる、挿ってるのぉぉ!」
奈菜未は指の感触に歓喜の声を上げた。男子はニヤニヤしながら乱れる様を観察する。
ブルマの上からクリトリスを弄る。
「ふぁぁん!いい、そこ、そこいぃぃぃ!!」
体操服は捲くれあげられ、ピンと張った乳首は二本の手によって弄ばれる。
「おーい、まだ見つからないのか?」
「ちょっと待てよぉ〜」
男子はようやくブルマを降ろし、ヴァギナを大きく開き、中で蠢く三つの碁石を確認した。
「う〜ん、ずいぶん奥にあるなぁ…」
「どら、ちょっと見せてみろよ」
「おぉ〜、うまく取れるかなぁ?」
いひひ、と笑いながら一人が二本の指をヴァギナに差し込み、碁石を奥へやるようにコリコリと動かす。
「うっひぃぃん!膣で、膣で擦れてるぅぅぅ!!」
「うう〜ん、なかなか取れないなぁ…」
指を開いたり閉じたりして楽しむ。
「よし、俺も協力するよ」
そう言って、もう一人が指をクリトリスに当てた。
「はぁぁぁん!ひぁ、そ、そこぉぉぉ!そ、そこひぃぃぃぃ!!」
奈菜未は体全体をがくがくと震わせ、悦ぶ。
「おい、そこにないんじゃないか?」
最後の一人が、指をアナルに差し込んだ。奈菜未は慣れない挿入感に目を剥く。
「ひぃぃぃあ!そ、そこ違…!!」
「ほれほれ、これでどうだ?」
しかしクリトリスから来る刺激に、すぐ快楽に溺れる。
「ひぃあぁぁ!ひぃぃん!もっと、もっとしてぇぇぇぇ!!」
「碁石拾いってハードなスポーツだよなぁ」
「そうだよなぁ。奈菜未ちゃんもう汗だく、いや、汁だくか」
「マ○コ、大盛り、汁だくで、なんつって」
「イ、イくイくイくイくぅぅぅ!!」
奈菜未は背を仰け反らせ、果てた。男子はそれを嬉しそうに眺めながら、すぐ二回目のアクメを迎えさせようとしていた。
「ふぅぅん!あぁん、あんあん!」
ある女子は仰向けにさせられ、乳首を吸われ、ヴァギナとクリトリスを弄り回されていた。
その横で、数度アクメを迎えさせられた奈菜未が、子供がおしっこをするような格好で持ち上げられていた。もう碁石は三人の男子の手の中だ。
「なぁなぁ、もう碁石残ってないよな」
「う〜ん、どうだろ?」
指を入れ、ヴァギナを大きく開き、膣の奥まで観察する。
「ふぅぅん…」
「よし、子宮まで見えるけど、もうないみたいだ」
「そうか。じゃあ運ぶか」
大またを開かせたままの状態で、奈菜未をステージの上へ運ぶ。そこにはM字に股を開いた数人の女子が並べられていた。
彼女らはすでに膣の碁石を男子によって奪われた女子たちだ。碁石は残っていないという証拠のために、股を大きく開けさせられているのである。
女子の中の何人かは、手に濡れた碁石を握っているものもいる。
「お、やってるじゃん」
「ちょっと見てこうぜ」
ステージの上では透が楓の口を犯していた。
碁石を持っていると一個につき一度、並べられた女子の口を犯していいことになっているのだ。口に射精したら碁石を女子に渡すというシステムである。
ずっちゃ、ずっちゃ、ずっちゃ…
「ん、ん、んん〜〜」
「いいよぉ、楓。もっと舌を絡めて、僕のチ○ポ吸ってくれよぉ〜〜!!」
透は楓の頭を押さえ、無理やり前後させていた。
「どうだ、透。楓の口は」
「ああ、すっげぇ気持ちいい!もっと見てやってくれよ、楓がチ○ポ美味しそうに咥えてる様子をさ!!」
「ああ。突き入れられるたびに、口からチ○ポの形がよくわかるぜ」
「ほんと、いやらしい女だよ!クラスの奴にマ○コ弄られて、よがりまくってさ!今はチ○ポ咥えてやがる!こんなやつに憧れてたなんて思うと、ほんとムカつくよ!!」
勝手なことを言いながら頭を動かし続けた。
じゅっぶ、じゅっぶ、じゅっぶ…
「ふぅぅん!!ふぅん、ふぅん!!」
「ほんとだよ。どうせこんな女、男に使ってもらうぐらいしか能がないんだぜ」
「そら、飲ましてやれ飲ましてやれ」
「イ、 イくぞぉぉぉ!!」
「むぶぅぅぅ!!」
どっく、どっく、どっく…
「どうだ楓ぇぇぇ…俺のザーメンは美味しいかぁぁぁ…」
透は満足そうに呟いた。
「今の見てたら、俺も立っちまった。次、俺が使わせてもらうぜ」
「ああ、使ってやってくれよ。楓のいやらしい口を」
その後透は、楓が三人の男に代わる代わる口内発射される様子を嬉しそうに眺めていた。
真は放課後、適当に校内をぶらついていた。クラスを自分のものにしたはいいが、そろそろそれもマンネリ化を感じるようになっていた。
「ふぁ…ふ…」
欠伸を一つ噛み殺す。面白いことはないかと校内を練り歩いたが、そう簡単には見つからないようだ。
ほとんどの生徒は部活動を始めている。それなら活動場所にでも行けばいいわけだが、あまり人の出入りが激しいような場所での行動は控えたかった。リスクが高い。
「って、そーいえば、放送で流しても効果は一緒なのかな…?」
ふとそんな疑問を口にしたとき、生徒会室の方から声が漏れ聞こえてきた。真は足を生徒会室に向ける。
「あなたたちねぇ、生徒会室は溜まり場じゃないのよ」
ドアの隙間から、中の様子を覗う。中では三人の男子生徒がスナック菓子を机に広げる姿と、困ったようにそれを眺める金髪・碧眼の女子生徒がいた。
彼女は副会長の唯木真璃亜。金髪・碧眼なのは染めているわけでも、カラーコンタクトでもなく、ハーフだからだ。
生徒会副会長に立候補。目立つ容姿というのもあったため、見事に当選。
「え〜、いいじゃんいいじゃん。どうせ行事でもないと生徒会なんてやることないんだし」
「だったら、さっさと帰ったらどうなのよ。わざわざ生徒会室を散らかすために残るなんて、迷惑以外の何者でもないわよ」
「いや、でもねぇ〜〜」
「でもねぇ」
男子たちは目を合わせ、ニタッと笑った。真璃亜は訝しげに目を細めた。
「何?」
「だって、会長と副会長を二人っきりにしたら、何するか分からないもんなぁ〜〜」
「そうそう」
「な、な、何を…!!」
真璃亜は顔を赤らめる。何か言い返そうとするが、言葉が出ない。
「何するって、ナニするに決まってんじゃん」
「おい、お前。そりゃ下すぎだろ」
「いい加減にしなさい!!勝手なことばっかりベラベラベラと!!そんな低俗な話をするために残ってるのなら、さっさと出て行きなさい!!」
顔を真っ赤にしながら怒鳴る姿は、どこかそそるものがあった。
「まあまあ、副会長さ。落ち着いてよ」
「あ、あ、あなたたちが変なことを言うから…!!」
男子たちの表情はさっきとは違い、からかうようなものではない。しかし真璃亜はそれに気づくこともなく、耳まで真っ赤にしながら怒鳴り声を上げた。
「いや、実際どうなのよ。会長との関係さ」
「え、え、え…そ、それは…あ、貴方たちとは関係のないことでしょ!」
ぷいっとそっぽを向き、男子たちの視線から逃げようとするが、それだけでは許してもらえなかった。
「今さら隠したって意味ないって。生徒会のメンバーは大体気づいてるよ?」
「そうそう。気づいてないのは会長本人ぐらいなもんだよ」
「マジメぶってるからな〜、アイツ」
「純一さんは純粋な人なんです!マジメぶってるとか、そんな風じゃ…!」
真璃亜がバンっと机を叩く。
純一と言うのは生徒会長の名前だ。一部上級生の話では「真面目が服を着て歩いているような人間」と呼ばれているらしい。
「でもさ、告白とかしたら一発だと思うけどな。言わないの?」
「こ、こ、告白って…その、純一さんとは…」
「好きなんでしょ?」
男子たちの視線が真璃亜に集まる。真璃亜は俯き、ごにょごにょと口ごもるばかりだった。
「す、好きというか…確かに素晴らしい人だとは思いますけど…その、恋人とか、そういう…」
「今言えないと、この先ずっと言えなくなるよ。思い切って言ったほうがいいって」
「で、でも…私なんかが、そういうことを…」
派手な容姿だからてっきり男関係もそうだと思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。
「あれ?生徒会に何か用?」
不意に後ろから声をかけられる。振り向くとそこには、例の生徒会長の純一がいた。
純一は優しそうな微笑を浮かべている。
「ええ。ちょっとしたことなんですけど」
「そう。じゃあ入りなよ。ああ、今度からそんなに警戒しなくてもいいよ。みんないい人たちだしね」
純一はドアを開け、真を招き入れた。そのとき真の口元が歪んでいたことには気づいていなかった。
真璃亜は生徒会室で真と二人で話していた。
真が会長に用があるとやって来たのだが、生憎純一は生徒会室にいなかった。そこで純一が戻ってくるまでの間、ここで待ってもらうことにしたのだ。
「ふ〜ん。そうなの。でも、私催眠術とかそういうの、信じてないのよね」
話は催眠術のことになっていた。真が自分は催眠術ができると言い出したのだが、真璃亜はそのことをまったく信じなかった。
テレビなどでよく見るが、あれは単なるやらせだと信じて疑っていない。
「本当ですって。クラスの友達とかにもかけて、遊んでるんですから」
「そうなの?どうも怪しいわね」
「も〜、疑い深いですね〜。本当に本当なんですって。命賭けます!」
「ふ〜ん、そこまで言うなら、試してみる?」
意地悪そうに真璃亜は笑う。
「試す?」
「そう。私に催眠術をかけてみるの。もし私がかかったら、信じないわけにもいかないでしょ?」
掛かるわけない。そういう確信から出た発言だった。
「そうですか。わかりました。やりましょう」
真は席を立ち、真璃亜のイスの向きを変えさせ、向かい合うようにする。
真は鞠なの目の前で人差し指を立てた。
「いいですか。この指をよーく見てください」
真璃亜は言われるままに人差し指に集中する。催眠術になんて掛かるわけない。そう固く自分に言い聞かせて。
「は〜い、いいですか〜、この指がゆーら、ゆーら動くと、真璃亜さんの体もゆーら、ゆーら動きますよ〜」
真が指をゆらゆら指を動かすと、真璃亜の体も、それと合わせてゆらゆらと動き始めた。
「ほ〜ら、ゆーら、ゆーら、ゆーら」
「え、え、え…」
真の言葉どおりに動いてしまう自分の体に混乱する。
「ど、どういう…」
「はーい、一度止まりますよ〜」
真が指の動きを止めると、真璃亜の体も止まった。
「な、何これ?すご〜い…」
「まだまだ色んなことができますよ。例えば、こうやって手を合わせてもらえますか?」
真は胸の前で両手を合わせて見せた。真璃亜はそれに倣い、両手を合わせる。
「それじゃあ、今度はそのまま手が離れなくなりますよ〜」
「う、嘘…そんなこと…」
真璃亜は合わせた手を離そうとするが、真の言うとおり合わせた手は接着剤でくっついたようにびくともしない。
まさかと思って手に力を込めてみるが、やはり手は離れなかった。
「や、やだ…なに、コレ…」
「すごいでしょ?」
「え、ええ…これ…信じられないけど…」
「おおっと、これだけで驚いてもらったら困りますよ」
「ま、まだやるの…?」
最初はただの驚きだったのが、手が離れなくなったことで不安になってきた。この手は離れるのだろうか?
「次のをやる前に、この手を外してもらえる?」
不安そうな声で訴える。しかし真は首を振った。
「いえいえ。手はそのままで」
「ちゃ、ちゃんと離れるわよね?」
「ええ。後でちゃんと元に戻してあげますから」
「そ、それならいいんだけど…」
自分を納得させるような気持ちで頷く。
「それじゃ〜、そのまま少しずつ脚を開いていきましょうか。手はその状態のまま動きませんからね〜」
「え?!」
次に出された行動に、顔を蒼くさせる。スカートはそれほど長いものではない。脚を大きく開けば中のショーツは見えてしまう。
その不安を煽るように、真は真璃亜の目の前で屈み、スカートの中が見える位置にいた。
「ちょ、ちょっと、やめ…」
しかし意思とは関係なく真璃亜の脚は開いてゆく。手でスカートを押さえようにも、手は前で合わさったまま、ピクリとも動かない。
「や、やめ…」
足は限界まで開ききり、スカートの中のショーツは真の前に晒されていた。
「へ〜、白ですか。てっきり黒とかそういうの履いているんだと思ってたんですけど」
「そ、そん……」
怒鳴りあげようかと思ったが、羞恥心から言葉が出なくなってしまっていた。
「それじゃ〜、次はその状態のまま、だんだん気持ちよくなってだんだん気持ちよくなってきますからね〜。でも、絶対にイくことはないですからね〜」
「ちょ、そ、そんふぁ…!」
ゾクゾクと快感が全身を駆け回った。ヴァギナがムズムズとする。乳首が徐々に起き上がり、ブラと擦れる感触が分かる。
「ふぅ…ん…ふぁ…ちょ、や、やめなさい…ふぅん…」
拒否する声は弱々しい。ヴァギナから愛液が漏れ始める。
「ほ〜ら、もっと、もっと気持ちよくなっていきますよ〜〜」
「ふぁぁぁ……」
ゾクっとしたものが全身を駆け巡った。快感は徐々に真璃亜の脳髄を蝕んで行く。
(触りたい…触りたい…あ、アソコを…で、でも、手が…手が動かな…)
真璃亜は必死で手を動かそうとするが、手はまったく動かなかった。目に涙が溢れる。
(触りたい…触って欲しい…で、でも、こんなの…こんなよく知らない相手に…しかも自分をこんなにした相手になんてぇ…)
「ふぅん…ふ、ふ、ふぁん!」
真璃亜の腰はモノ欲しそうに前後に、いやらしく動いた。真はその光景を嬉しそうに眺めていた。
ショーツの中心からシミがじわ、じわと広がっていく。真璃亜の口からは切なそうな嬌声が漏れ聞こえた。
「お、お願いだから、もう止めて…ふぅん…だ、誰にもこのことは言わないからぁ…」
「でもこんな風に途中でやめちゃっていいんですか?先輩ももっと気持ちよくなりたいんでしょ?」
「そ、そんなふぁ!!」
(あ、あ、あぁ…だ、だめ…も、もう我慢できない…は、はやく気持ちよくなりたい…)
「それとも、このまま会長が来るまで待ってますか?」
その言葉がきっかけだった。さっさとこんなことは切り上げてしまいたい。純一にこんな姿を見られたくない。その一心で真璃亜は口を開けた。
「…さ、触って…」
消え入りそうな声で嘆願する。それでこの地獄のような快楽から逃れられるのだと信じて。
「え?どこをですか?」
「わ、私のアソコ…」
「え?アソコってどこですか?」
知っているくせに、真はとぼけた。
「オ…オマ○コ…オマ○コ触って欲しい…」
「え?マ○コですか?マ○コを触って欲しいんですか?」
大きな声で確認する。真璃亜は小さく頷いた。
「頼まれたら仕方ないですね」
真はショーツを降ろす。
(ああ、これで開放される)
「う〜ん、綺麗な色してますね。って、これ、処女膜ですか?意外だな〜、てっきりもうヤっちゃってるもんだと思ってましたよ」
「い、いいから、早く触って!!お願いだから、私のオマ○コ触って!!」
ヴァギナの観察ばかりして一向に好意に移らない真に我慢できず、真璃亜は哀願した。その恥を忘れたような真璃亜の姿に、真は満足する。
「じゃ、遠慮なく」
「ふぁぁ!!」
ちゅっちゅっちゅ…
真の指はヴァギナの入り口付近で出入りを繰り返す。
「ふぁ、ふぁ、ふぁぁぁ!!」
真の指がクリトリスを弾いた。真璃亜の体を快楽の波が襲う。
しかし何かおかしい。どんなに快楽が訪れても、決して達することがないのだ。おかげでいつまでも、いつまでも果てることのない快楽が真璃亜を襲い続ける。
「ふぁぁん!ひぃあ!なんでぇぇ!なんで、イけないのぉぉ!?」
絶え間なく襲い続ける快楽の波に、真璃亜は首を振った。
「ああ。さっき言ったでしょ。イくことはないって」
(そ、そんな!!だめ、こんなのずっとされてたら、おかしくなっちゃう!!)
「いや、いや、いや…イかせてぇ、お願い、お願いだからイかせてぇぇぇ!!」
涎をたらし、ヴァギナからはとめどなく愛液を溢れさせる真璃亜。気が狂ったように頭を振る。本当に気が狂わないように。
「そうですねぇ。それじゃあ、チ○ポで突いたらイけるようにしましょうか」
「イイ!イイ!!挿れて!チ○ポ!チ○ポ挿れてぇ〜〜〜!!」
すでに真璃亜は快楽にやられてしまったようだ。少しは抵抗するかと思っていたが、ただイきたい一心で泣きながら懇願する。
「そうですねぇ〜。でもただで挿れるってのもなんですから、ここで誓ってもらいましょうか」
「ふぅん…ち、誓う…?」
「ええ。これから僕の奴隷になるって、そう誓ってください」
「そ、そんなの…」
さすがにこれには抵抗があった。いくらなんでも奴隷になるなんて。
「嫌ならいいですけどね」
「ふひぃん!!」
真がクリトリスを摘み、擦り挙げる。達することのない快感が真璃亜を襲った。それに脳髄が壊される。
(も、もういい…どうだっていい…早く、早くイきたい)
「ち、誓うから!奴隷に、奴隷になります!だから、イかせて!!」
「なら、この誓約書に書いてあることを読み上げてください。それが終わったら、手も自由に動きますからね」
真はポケットから紙を取り出し、真璃亜の目の前で広げた。
「あ…」
一瞬真璃亜は躊躇った。しかし真の次の言葉がその躊躇いを吹き飛ばした。
「それを読んでくれたら、チ○ポ挿れてあげますよ。そうすれば、何度でもイけますから」
(イきたい。イきたい。イきたい!!)
真璃亜の小さな口が開く。
「わ、私は…真様の忠実な肉奴隷です…真様のどんな命令も、ちゅ、忠実に行い…い、いついかなるとき…でも…真様が望めば、マ○コを差し出し、真様のせ、精液を受け止めます。口も、アナルも、全て真様のものです。ご、ご自由にお使いください」
その瞬間突然、それまでいかったはずの生徒会の男子メンバーが視界に映った。
「え、え、え、い、いやぁぁぁ!!」
真璃亜は混乱する頭の中でヴァギナを隠そうとするが、それよりも早く真のペニスがヴァギナを貫いた。その瞬間、それまでじらされていた絶頂に達する。
「イ、 イくぅぅぅぅ!!」
ビクッビクッビクッと体を痙攣させ、真璃亜は達してしまった。痙攣はなかなか治まらず、数度、その状態でイき続けた。
真は真璃亜に催眠術をかけていた。それは生徒会室にいる間、奴隷宣言をするまでは真以外見えないというものだった。最初から生徒会室には他の男子生徒もいたのである。
もちろんそれまでの痴態も晒されていた。
真は絶頂に達したまま帰って来れない真璃亜を持ち上げる。そして自分はイスに座り、背中から抱くように真璃亜を上に座らせる。真璃亜の足の内側に膝を入れ、大きく足を開けさせる。正面から見れば、真璃亜のヴァギナが真のペニスを咥え込んでいる様子がよく見える。
その状態のまま、真は下から突き上げた。
ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ…
「おおぉ、すっげぇ…真璃亜のマ○コ、しっかり咥え込んで、チ○ポ離さないぜ」
「も〜ヌレヌレじゃん」
男子生徒たちは至近距離で、真璃亜のヴァギナにペニスが出入りする光景を観察していた。ズボンの中はカチカチにして、中には自らペニスをしごき始めるものもいた。
「ひ、ひぃん!あひぃ!あ、あ、や、やめて、み、見ないでぇ!!」
「会長。どうです?」
「ひぃ!?」
真が男子たちの中に居る純一に声をかけた。このときようやく真璃亜は、純一にも見られていたことに気づいた。
純一は目を皿のようにしながら、真璃亜の痴態を凝視し、手では自分のペニスをしごいていた。
「ああ。すごいエロいんだな、真璃亜って。俺もそのエロマ○コに突っ込んでみたいよ」
(そ、そんな!純一さんはそんなこと言う人なんかじゃ…!!)
純一の心無い言葉に、真璃亜の心は壊れた。
「あ、あひぃぃん!!いい、いいよぉ!!マ○コ、チ○ポがずぶずぶ言ってるぅ〜〜!!」
ただ快楽に溺れてゆく。
「イっく!イくイくイく!イっちゃう!!」
ぶしゅっと潮を吹きながら、何度目かの絶頂へ上り詰める。
「ぼ、僕もそろそろ…膣に、このまま膣にだすぞぉ!!」
「い、いや!や、やめてぇ!!」
生徒会室が一段と盛り上がる。
「んん!!」
どっくどっくどっく…
「あ、あ、熱い〜〜!!熱いのが来てるぅ〜〜!!」
「うぉぉぉ!膣だしかよ!すっげ〜〜」
真の性が、容赦なく真璃亜の子宮を襲った。
最後の一滴まで出し尽くした真は、ゆっくりとペニスを抜いた。男子たちはヴァギナを広げたりして、精液を注がれた後の膣内を存分に堪能していた。
その中で先頭にたっていたのが、あの純一だった。
真璃亜は気でも触れたかのように笑っている。
真はその光景を嬉しそうに眺めていた。
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