5
放課後、部室にやってきた祐司は目の前の光景に、動けずにいた。
「…なんですか?」
琴音が不機嫌そうな表情を向ける。
「いや、なにって…」
どうしたのか聞きたいのは祐司の方だった。
なぜ琴音は不機嫌そうにしながら、自分の席に座る生徒会副会長古川清美の膝の上に座っているのだろうか。
清美は琴音を膝の上に座らせ、腰に手を回している。
琴音は不機嫌そうにそれを受け入れているのだ。
そもそも琴音は他の人間に必要以上に近づかれることや、体に触れられることを嫌うのだ。それをなぜ、敢えて不機嫌になりながらも、体を密着させる状態を受け入れているのか。
先に来ていた大和や太一に説明を求めるが、分からないと首を振るばかりだった。
そんな祐司を尻目に、琴音は清美が纏めて来た調査報告に目を通していた。
さすがに剣道部員を総動員したと言うだけあって、一日で全調査対象への聞き込みが終了している。母体数の多い調査は人海戦術ということを、まざまざと見せ付けられた気分だ。
結果としては、バスが目撃されたているのは月曜と木曜。名振の休みが水曜、土曜ということを考えれば、間違いなく関わっていると言うことだろう。
ただしバスの目撃情報は、今年の1月を遡ることは出来なかった。
事件があったのが、9月中旬。それからは三ヶ月の開きがある。
やはり奏の言うとおり、バスと事件を結びつけるのは難しそうだ。
「…事件のこと…調べなくてよかったの…?」
耳元で清美に声を掛けられる。息が耳に吹きかかり、ぞっと身を竦める。
「別に、事件について調べていると言った覚えはありませんよ。それと、あまり耳元で話しかけないでください」
本当は事件との関わりがないか、調べているのだが、それは隠す。
いくら個人的に協力してくれたとは言え、本来事件を隠すべく動いている生徒会の一員だ。本当のことは伏せておいた方がいいだろう。
「…事件のことじゃ…ないの…?」
「ええ。そうですよ。もう半年も前のことですし、奏さんも調べるのは、諦めたみたいですし。今年入ったばかりの私一人で、調べるのも馬鹿らしいでしょう?それと、さっきも言ったように、耳元で話しかけないでください」
「?奏君は事件のことは、もう調べていないのですか?」
驚いたように大和が声を上げる。
「ええ。そのように聞きました。他に調べたいことがあるから、と」
大和は扇子で顎を持ち上げ、「ふむ」となにやら思案する。
「あの奏君が…ですか…」
「奏さんは昔から、飽きると早いですよ。ね、祐司さん」
「え?あ、う、うん…そう」
急に話を振られ、祐司は驚きながらも、昔のことを思い出しながら相槌を打つ。
「確かに、そういうところありますね、奏さんは。熱中しやすいけど、飽きやすいって言うか…」
「一方向にしか向かないんですよ、興味が」
「まあ…そうですか…なるほど…」
まだ大和は、少し思案しているようだ。
「良かったではないですか。部長はそのことで頭を悩ませていたのでしょう?」
「いえ、まあ、調べていることについて…と言うよりは、怒られない方法で調べてさえくれれば、問題はないんですけどね、私は」
大和は苦笑いしながら扇子で頭を掻く。
祐司も少し気になるようで、腕組みをして考え込んでしまう。太一はその側で一つ、大きなあくびをした。
ミーティングを終え、解散となる。
解散となった後、大和は奏を呼び止め、一言二言言葉を交わした。
事件から身を引いたことの確認をとったようだ。
ミーティングが終われば自由行動。部室に残ったのは、大和、未汐、祐司、琴音と、そして契約時間の残っている清美だ。
大和は元々部室に残って時間を潰しているだけの存在。
未汐は次号用記事に提出された記事の校正を行っている。
清美は約束した時間が過ぎるまで動くつもりはない。
琴音は清美から解放されるまで、ここを動けない。
祐司は祐司で、やることがないので残っている。
そんな状況だ。
「…琴音のこと…琴ちゃんって…呼んでもいい…?」
「やめてください。あと、耳元で喋らないでください」
そっけない態度の琴音に、清美はぷぅっと頬を膨らませる。
そして何か思いついたようないやらしい笑みを浮かべ、ふぅっと耳に息を吹きかけた。
「ひぁっ!?」
思わず立ち上がって逃げ出そうとする琴音だが、それを清美が許さない。
「ちょっ!何をするんですか、あなたは!?」
「…琴音…耳…弱いんだ…」
「弱いって?!そんなことあなたにはひゃ!?」
今度は首元に息を吹きかけられ、体を反らせる。
「首元も…」
「そんな…平気な人の方がおかひぅん!?」
今度は首筋に舌を這わされ、目じりに涙を浮かべる琴音。
「そ、そんなとこ…舐め…や、やめてくださ…」
「あ、あの…先輩。琴も嫌がってるみたいだし、その辺で…」
祐司が見かねて助け舟を出す。清美は責めをやめ、祐司を睨みつける。
祐司は一瞬怯むものの、引き下がりはしなかった。
「それにほら、部活動中なんで、あんまりうるさくすると、未汐先輩とかも作業してますし」
「私は構いませんよ〜。楽しそうでしたし〜」
「あなたは…黙ってて…ください…」
疲れきった琴音は、上体を机に預け、空気を読まない未汐にツッコミを入れる。
「…別に…君に注意される…筋合いないし…」
「いや、ありますよ。新聞部の部員ですよ、僕は。だいたい部外者じゃないですか、そっちは」
無言で睨みつける清美に、今度は睨み返す祐司。
琴音は頼もしそうにその姿を見ていたが、ただ唯一の心配は清美が泣き出さないかということだった。
「あー…」
無言の睨み合いが続く中、二人を仲裁しようと大和が口を開いた瞬間、ガラっとドアが開き、長谷部愛が姿を現す。
愛は清美が琴音を自分の膝に乗せている姿を見て、「あ゛〜」と頭を掻く。
「全く、今日は生徒会会議があるのに、姿も見せないで何をやっているんです、副会長」
「…悪かった…でも、琴音が放してくれなくて…」
「なんなら、今すぐにでも退きますが…」
腰に回していた手に、ギュッと力を込め、琴音を放そうとしない清美。琴音ははぁっとため息をつく。
「いいから、さっさと戻ってきてください。会議が進まないんです、副会長のせいで!」
「…琴音が…来たいみたい…会議に…」
琴音と離れたくない一心で、精一杯の嘘をつく。
「勝手に行ってください。もうすぐ約束の時間ですし」
「ったく…副会長の我がままに付き合ってられないんですよ、こっちは。太鼓持ちの早稲田だけで、手一杯ですよ」
早稲田、と言われ、顔半分が眼鏡の小男を思い出す。確か以前に会ったときは夕菜という、もう一人の副会長にやけに肩入れしていた。
つまり、夕菜の太鼓持ちと言うことか。
以前のやり取りを見る限りは、夕菜と愛は仲が悪そうだったので、その不満も愛には募っているのだろう。
副会長と書記、パワーバランスとして愛が劣っていると言うこともある。
まあ、そうでなくても、自己中心的な夕菜だ。いくら巨大派閥の長とは言え、嫌う人間も多いだろう。
わざわざ新聞部の目の前で、ゴシップの題材ともなりそうな会話を聞かせるのも、鬱憤晴らしの一環か。
惜しむらくは、一番喜びそうな奏がこの場にいないこと。ここに残ったメンバーで、ゴシップネタだと大喜びで食いつく人間はいない。
「ナイ胸同士…仲良くすれば…」
「私はまだ成長する余地があるんですよ!!」
「……」
失礼なカテゴリ分けをして、一方的に仲良くするよう迫る清美に、悲しい言い訳をする愛。
普段ならツッコミを入れる琴音も、疲れきった今ではただ一分、一秒でも早くこの時間が過ぎることを祈るばかりだった。
ぴぴぴぴぴぴ――
願いが通じたのか、セットされてあった琴音の携帯のアラームが鳴る。
「時間ですよ…清美さん…」
約束の時間。清美の悲しそうな表情。
「……三十分延長…」
「カラオケですか、私は…?」
帰り道、琴音と祐司が肩を並べて歩く。
清美が生徒会室に連れられていった後、疲れきった状態の琴音を気遣い、大和が二人を帰る様に薦めた。
二人はその薦めに応じ、下校した。祐司は、琴音を送り届ける役だ。
「…さっきは…ありがとうございました…」
歩きながら目は向けず、ポツリと琴音が礼を述べる。
「いや、別に…」
琴音の声を数日振りに来たような気分の祐司は、少し照れた。
「それより…ごめん」
「…なにがですか?」
祐司に謝れる理由が見つけられず、聞き返す。
「いや…その…この間の…」
「…ああ…」
言われて、祐司が言っているのが保健室での出来事だと言うことに思い当たる。清美のことですっかり忘れていた。
「なんかさ…俺も分けわかんなくて…その…なんて言ったらいいのか…」
「もういいですよ…」
「えっ?」
「今日のことで帳消しにして上げます」
肩の力が抜けた気分。それはお互いに言えたこと。
「んっ」っと祐司は大きな伸びをする。
「なあ、琴。今度のゴールデンウィークどっか遊びに行く?」
「いいですね。どこにします?」
「う〜ん…遊園地とか?」
「混んでいるでしょうね、ゴールデンウィークは」
「ってゆうか、どこも混んでるって。その辺は諦めろよ」
「仕方ありませんね。その辺は考慮に入れます。では、当日の予定は、祐司さんにお任せします」
「了解っ!それより、なんで副会長の膝に座ってたんだ?」
「まあ…色々とありまして…」
「嫌だったら、断ればいいじゃん」
「できればやってましたよ」
そんなくだらない会話を延々と繰り返しながら、二人は並んで帰った。
部活動を終えた生徒たちが次々と家路に着く頃、愛はボイラー室の裏手にやってきた。
そこでは二人の男子生徒が愛を待っていた。
「誰にも言ってないでしょうね、ここに来ること」
愛が二人に念を押す。
「大丈夫だって。そういう約束だろ?」
「今までだって、誰にもばれてないじゃん。信用してくれよ」
「…全く、他にこんなこと頼める人間いないから、仕方ないけど…」
愛はそう言うと、ショーツを脱ぎ、スカートのポケットに入れる。
これはこれから行われる行為に際し、ショーツが汚れるのを防ぐためだ。
男たちはそれを下卑た笑みを浮かべ、その行為を眺めている。
「ちょっと。そんな変な顔で見ないでよ」
二人の視線が気になり、愛は注意する。二人は「ごめん」と頭を下げた。
「それじゃあ、お願い…」
愛は制服をブラごと捲り上げ、小さな胸を二人に晒す。
「それじゃ、いただきま〜す」
「いただきますって…」
その言葉に違和感を覚え、愛が困った症状を浮かべる。
それもそのはず。これから行われる行為は愛の胸を大きくするためにするのであって、「いただきます」という挨拶はそぐわない。
「まぁまぁ、そう言わずに…」
ちゅぱぁ…
「うぅん!」
二人は同時に胸に吸い付く。
こうやって他の人間に胸を吸い上げてもらうことで、胸が大きくなると、マインドコントロールにより信じさせられてしまっているのだ。
ちゅび、じゅばぁ…ちゅっちゅっちゅ…
「んっ…くぅぅ…!」
愛は声が出ないように指を噛み、我慢する。
「別に思いっきり声出せば、いいんじゃない?」
「はくぅ…バ、バカ言わないで。んはぁ…胸を大きくしようとしてるなんて、他の人に知られたら…あっくぅ…」
「そうだね、確かに」
にへへと笑う男。
愛はあくまで「二人の男子に胸を吸われている」という行為が恥ずかしいのではなく、「胸を大きくしようとしている」ということが恥ずかしいのである。
ちゅばっちゅばっ、ちゅぅぅぅ…
「ふむぅん…!」
二人が乳首を口に含み、吸い上げる。愛は目を瞑り、必死で耐える。
「ふぐぅん!」
一人がつんと尖った乳首を甘噛みすると、愛は背を反らせた。
太腿にはツゥっと愛液が伝う。
「やっぱりパンツ脱いでよかったね。今日も下がびしょびしょだよ」
「うぅん!?」
二人が乳首を噛んだまま引っ張る。
「くきぃぃぃ!?」
「あ〜、ごめん。痛かった?」
レロレロと舌で乳首を弾く。
「はぁぁん…うはぁん…」
ちゅび…ちゅぱ…くちゅ…
二人が丹念に舐め上げ、胸全体が唾液でびしょびしょにされる。
「よし…このぐらいでいいんじゃないか?」
二人が胸から口を離す。
「うん。また大きなおっぱいに一歩、近づいたね、これで」
「はぁ…はぁ…」
愛は制服を直し、胸を隠す。
「じゃ〜、今度は俺たちの番だよ、長谷川さん」
「はいはい、わかってる。交換条件でしょ」
愛はくるりと二人に背を向け、ボイラー室の壁に手を着き、軽く足を開いた。
足元まで垂らした愛液で、太腿は濡れている。
「おちんちん大きくするために、下の口で吸い上げてあげるんでしょ?」
スカートを捲り、怪しく光るヴァギナを男たちの前に晒した。
「まったく…なんでおちんちんなんか大きくしたいのか…男子ってわかんないわね…」
「まま。男のたしなみってやつだよ」
一人がじっくりとヴァギナを視姦した後、愛の腰を掴む。
「先に失礼しま〜す」
ずちゅぅ!
「うぅぅん!」
愛液で滑りの良くなっていたヴァギナは、苦もなくペニスを根元まで飲み込んだ。
「うっわ〜、ヌメヌメだ〜!」
「ちょっ!あんまり大きな声出さないで!!誰か来たらどうするつもり!?」
あくまで愛が気にしているのは、自分が胸を大きくしようとしていることを人に知られたくないからであり、セックスしている姿を見られたくないからではない。
「あ〜、ごめんごめん」
男はにへへと笑い、腰を愛の尻にぶつけるように動かし始める。
パンパンパン――
じゅっじゅっじゅっじゅ…
「はぁん!く…んくぅふん…!」
肉と肉のぶつかる音と、湿った音、それに愛の嬌声が響く。
愛は上半身をくねらせながら、必死に下半身から全身へ抜けるような快楽から逃れようとする。
「うっお〜、ずっぽり咥え込んじゃって。デカチンになるのも、時間の問題かな〜」
もう一方の男子は、愛のすぐ横でしゃがみ込み、ペニスが出し入れされる度に卑猥に形を変えるヴァギナを観察する。
びしゃびしゃと撒き散らされる愛液が顔に掛かる。
男は手で拭き取り、嬉しそうにその手を舐めた。
「あっくぅ!!」
「うおっ!?」
どっくどっくどっく…
愛が絶頂に達し、膣がギュッとペニスを締め付た。
男はその瞬間に果てる。
精液が膣を通り、子宮へと流し込まれる。
「くぅぅぅ…いきなりイくなよ〜。ちゃんと言ってくれないとさぁ」
じゅく…じゅっじゅ…
射精後の余韻を楽しむかのように、数度腰をスライドさせ、ペニスを抜き去る。
愛のヴァギナから、収まりきらなかった精液が零れ出す。
「ご、ごめん…」
男に怒られ、愛は素直に謝る。
「これからはイくとき、ちゃんと言ってくれよ」
「気をつけるから…」
胸を大きくする運動に付き合ってもらえなくなると言う思いからだろうか、愛は悲しそうな瞳で哀願した。
「うんうん。ちゃんと言ってくれれば、問題ないよ。それじゃ、俺の番ね」
さっきまで二人の行為を見ていた男が、今度は愛の後ろに陣取る。
「じゃ、思いっきり下の口で吸い上げてくれよ」
「わかってる…んん!」
じゅぷぅぅぅ…
「うぉ。マン汁とザーメンでぬるぬるだな」
男は愛の尻を開く。何度も男を咥え込んだアナルが、ピンク色の肉を見せヒクヒクと動いている。
そしてその先で、ぐっぽりとペニスを咥え込んだヴァギナ。
「はぅん…はぁん」
じゅぷじゅっぷ…
男が腰を打ち付ける度に、ヴァギナから愛液と精液の混ざった液体が飛び散る。
愛はペニスを吸い込もうとしているのだろう、下腹部に力を込め、膣で男のペニスを締め付ける。
そのせいで愛は、膣の内壁を通じ、ペニスの形を隅々まで感じ取れた。
「そ、そうそう。ちゃんと締め付けてなっ!」
「あぁん…あ、あ、あ、イ、イク!!」
愛はビクッビクと体を痙攣させ、絶頂に達する。
「くぅぅぅ!イっちゃったときの締め付け、サイコー!」
男は絶頂時の締め付けを喜び、休むことなく腰を打ち付ける。
それがさらに愛を昇りつめさせる。
「くん、っくっくっく…イ、イク!!」
命令通り愛は絶頂に達する瞬間は口に出す。
「くぅぅぅ!いいよ、いいよ!その調子で締め付けて!!」
「はっはっは、イク!ひぁん、はぁん…イ、イク!!」
止まらない腰の動きに、愛は断続にイき続ける。目はトロンと惚け、口は半開きで涎をたらす。
もう一人の男はいやらしい顔つきでその表情を眺めていた。
「へへ…これだけイってると、チ○ポ見せたら、口に咥えるんじゃないかぁ?」
「きひ、ひぃ!イク!」
「く、くっ…お、俺もうだ…め!うっ!!」
どぴゅる、どっくどっく…
「くひぃ!イ、イク!!」
ペニスを一番奥に突き入れ、子宮に精液を流し込む男。
体内に流れ込む精液の熱さで、最後の絶頂に昇りつめさせられる愛。
じゅっじゅっじゅ…ごぼぉ…
射精を終えると、男は残った精液を搾り出すように数度腰を動かし、ペニスを引き抜いた。
自分を支えていたペニスを失い、愛はその場に倒れこむ。
男たちは倒れた愛を仰向けに寝かせ、足をM字に開き、ぱくぱくと口を開き、精液を垂れ流すヴァギナを眺めていた。
愛の目の焦点は合っておらず、肩で息をするだけで動こうとしない。
「よ〜し。じゃあ動けない愛ちゃんに代わって、ヴァギナを綺麗にしてあげようか」
「そうだな、そうしよう!」
じゅぷじゅっじゅっじゅ…
二人の指が愛のヴァギナに侵入する。
「くっ、はっはぁん!」
指は内壁を掻き回しながら、精液を掻き出して行く。
「ほぅら、愛ちゃんの大好きな精液だよ〜」
一人が精液のついた指を愛の口元へ運ぶ。
(え…私の…大好きな…?)
「そうそう。愛ちゃんはお○んこ弄られて、気持ちよくなるのが、大好きなんだよね〜」
(私…大好き…)
ちゅび、ちゅば…
「ん、んくぅ…」
愛は指を咥え、纏わりついた精液を舐めとる。
「そうそう。こっちもザーメンのたっぷりついた指があるよ〜」
ちゅばぁ…
「ん、んん…」
愛は差し出された指を口に含む。
「ほら、こうやってま○こ弄るの気持ちいいだろ〜?好きだよね〜、愛ちゃん」
(好き…私…)
「そうそう。愛ちゃんはま○こ弄られるの、大好きなんだよね〜」
白濁した意識の愛に、二人の言葉が沈んでゆく。
「ほら、お○んこ弄られるのも、ザーメンも好きって、言ってごらん」
「す…好きです…おま○こ…弄られるのも…ザーメンも…好きです…」
二人は目を合わせ、にやりと笑う。
「知ってる〜?おま○こはち○ぽ気持ちよくさせるためあるんだよ。だから、俺たちがち○ぽ気持ちよくしたくなったら、おま○こ使わせてくれなくちゃいけないんだよ」
「だってそうだよね〜。ち○ぽ気持ちよくさせるためについてるおま○こついてるのに、使わないのはもったいないもんね〜」
「…おま○こ…ち○ぽを…気持ちよくさせるために…」
「そうそう、ちゃんと言ってごらん」
「おま○こは、ち○ぽを…気持ちよくさせるために…ある…」
「そうだよ〜。だから、俺らがち○ぽ気持ちよくしたいと思ったら、どうしたらいいのかな〜?」
「おま○こを…使わせてあげる…」
「そうそう。よく出来ました」
「じゃあ、愛ちゃんの好物は?」
「ザーメンが…好き…」
愛の意識に刷り込まれてゆく男たちの言葉。
「じゃあ、俺、ち○ぽ気持ちよくなりたいな〜」
「どうぞ…」
愛は両手でヴァギナを開く。
「よし。よく出来ました!!」
じゅぐぅ…
「はぁん!」
再び挿入されるペニス。
「いいか!ち○ぽ気持ちよくさせるお○んこ付いてる女は、ち○ぽ気持ちよくさせるための存在なんだぞ!尻の穴も、口も!」
「はぁん!ち、ち○ぽ気持ちよくさせる、ため、ために!!」
「ほ〜ら!愛ちゃんの好きなザーメン一杯詰まった、ち○ぽだよ〜」
もう一人が愛の口元に、復活したペニスを差し出す。
「はぁん!好き!好き好き!ザーメン大好き!!」
くちゅ、じゅぶ…
愛は躊躇うことなくペニスを咥えた。
舌を絡ませ、ペニスを吸い、中に詰まった精液を吸い出そうとする。
じゅっじゅっじゅ…
「ち○ぽいいだろ!ち○ぽ気持ちいいよな!いつでもどこでも、男がち○ぽ気持ちよくしたいって言ったら、お○んこ使わすんだぞ!」
愛はペニスを咥えたまま、うんうんと頷く。
「お前はち○ぽ気持ちよくさせるために存在してるんだからな!!」
「ふんんん!!」
絶頂に達しながら、愛はその言葉を聞いた。
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