「ん…」
 名振は下半身からやってくる、痺れるような疼きに目を覚ます。
 目を覚ました名振の目に、最初に飛び込んできたのは、薄いヘアをしっとりと濡らし、上下するヴァギナだった。
 視線を自分の下半身に移動させると、一心不乱にフェラチオをする奏だった。
 「あ、ようやく起きた?起きた起きた?」
 奏は名振が目を覚ましたことに気づき、一旦ペニスを離す。
 「やあ、おはよう。どうしたんだい、今日は?」
 「どうしたって、たってたって、おじさん言ってたじゃない、休みの日は起こしに来てくれって、てて」
 「ああ…」
 確かにそうだった。自宅組の、しかも家柄のない一般の生徒だということを利用しようと、こっそりそう命令していたのだ。
 もっとも、リーダーは外様の人間は口封じ以外で、自分たちが犯すことは好んでいないようだが。
 だが昼間の学校で自由のきかない名振は、バス通学の日がなくなってしまえば、思う存分セックスする機会が極端に減るのだ。
 バスについては、まだ新聞部が嗅ぎまわっている様なので、再開するのかどうか不明。
 夜勤中は時々守衛室を抜け出し、生徒を犯しているが、頻繁にするとバレてしまう危険もあるので、好きなときに思う存分、と言うわけにもいかない。
 そこで奏がMCに掛かったことを利用し、自分が休みの日に、フェラチオで起こしに来るように、と言い含めたのだ。
 「すぐに出してあげるから、からから、待っててね、てねてね」
再び舌を名振のペニスに這わせる。
「パンツはどうしたのかな〜?」
 にへへと笑い、薄いヘアを掻き分ける。
 「んも〜、最近の高校生だからって、男の人の部屋に入るときに、下着脱ぐぐらいの常識は持ってるって、るってるって」
 「へへ〜、そうかそうか」
 名振は目の前のヴァギナを、指で左右に大きく割り開く。ピンクの脾肉は奥から愛液が零れ、しっとりと濡れていた。
 フェラチオだけで濡らす奏に、名振は満足する。
 数日の間だが、随分使われたのだろう。
 「奏ちゃんは、昨日の取材じゃ何人ぐらい、ここで咥え込んだんだ?」
 「んちゅ…ぷはぁ…昨日は、最低目標の10人で終わったかな、かなかな?口だけとか、パイズリだけで満足しちゃう人もいるからさ、からさからさ、なかなか大変なんだよね、よねよね」
 「そうかぁ〜…大変なんだねぇ〜、新聞部ってのも」
 じゅばぁ…
 「んんっ!」
 名振はヴァギナに舌を這わす。
 「そうそう…大変なんだよね〜、よねよね〜。一番厄介だったのは、大学生5人に捕まったとき、ときとき。あいつら、5人で輪姦すからさ、回数はあるんだけど、人数伸びなくて、なくてなくて、ふらふらになりながらほとんど人のいない中、10人までやったんだから、だからだから」
 「へぇ〜、大変だったねぇ〜」
 クリトリスを剥き、尖らせた舌で、それを突く。
 「ふぁん…じゅぶぅ…ん、んん…ん…くちゅうぅ…」
 ペニスを咥え、舌をペニスに這わせる。上下運動も時折加える。
 舌使いも、最初にやったときはなってなかったが、随分手馴れたものだ。
 最初は性格から、もう少し遊んでいるかと思ったが、実は男性経験は一度だけだった。
 案外「部員の女子とレズ」というのは事実なのかもしれない。
 しかしもはやそんなことはどうでもいい。今やペニスをしゃぶるだけで濡らす、立派な女なのだ。
 ちゅくぅ…ちゅっちゅっちゅ…
 「んん…」
 指をヴァギナに挿入すると、奏はもどかしいように腰をグラインドさせる。
 名振は二本の指を出し入れさせる。
 指は瞬く間に奏の愛液に濡れてゆく。
 中に入れた指を左右に開く。膣壁がヒクヒクと蠢く奥に、小さく子宮口が見える。
 名振は愛液に濡れた指をアナルに、空いたヴァギナに舌をそれぞれ挿入する。
 「んふふー!」
 膣内を滑っとした感触が動き回る感覚に、奏は体をくねらせた。
 名振はそれだけで満足せず、空いたもう一方の手をクリトリスにあてがう。
 ぴちゃ…ちゃちゃちゃちゃ…
「んふっ!?んふぅぅ〜ん!!」
 二本の指でクリトリスに振動を与える。
 奏は少しでも気を紛らわそうと、懸命に首を上下に振る。
 さっきまでの、ねっとりとしたものではなく、激しいフェラチオに名振は顔を歪めながらも、責めをやめない。
男のプライドから、奏より先にイくわけには行かないのだ。
 名振は口を離し、ヴァギナに三本の指を突き入れる。
 クリストリスは二本の指が責め続ける。
じゅ、じゅっぷじゅっぷ…
 「んっんっんっ…」
 奏の息遣いが切羽詰ったものになり、体が小刻みに震え始める。
 (ひひ、もうちょっとでイくな)
 それを感じ取り、スパートとばかりに名振の責めが激しさを増す。
 「んひひぃーーー!!」
 奏は尻を突き出し、愛液をびしゃっと弾けさせた。
 しばらくその体勢で固まったかと思うと、今度は全身の力が抜けたようにぺたり、と尻をつく。
 名振はちょうど良いとばかりに、両手で尻肉を揉みながら、ヴァギナにしゃぶりつく。
 びちゃ、びちょ、びちゃ…
 「ほら、まだ朝立ちが収まってないから、起きられないだろ!」
 イったばかりで、愛液が溢れるヴァギナにしゃぶりつきながら、名振は腰を上下させる。
 まだ咥えたままのペニスに喉奥を突かれ、奏がえずく。
 「おじさんも手伝ってあげるから、早く済ませなさい」
 クリトリスに舌で振動を与える。奏は「ん」と眉を顰める。
 奏は何とか上半身を起こし、突き入れられるペニスに舌を絡め、名振に応じる。
 奏の体を支える両腕はぶるぶると震え、ヴァギナからはとめどなく愛液が溢れ、名振の顔を汚してゆく。
 名振はその愛液をじゅるじゅると、いやらしく音を立てながら飲み干してゆく。
 「ふっふ…んっふ…」
 じゅっじゅっじゅっじゅ…
 「へへ…そ、そろそろイきそうだ…」
 名振のペニスを、白い欲望が昇ってゆく。
「イ、イくぞぉぉ!今日の起き抜け一発目だ!!」
「んふふぅぅん!」
 どぴゅぅ!どっくどっく…どく…
 「ん、ん…」
 ごくごく…
口内に放たれた精液は、奏が全て飲み干してゆく。
 これも手馴れたものだ。相当街で鍛えられたのだろう。
 「ん…ぷはぁ…」
 くちゃぁ…
 奏は名振の布団に倒れこみ、息を整える。
 名振は奏の下から這いずり出る。
 隣のダイニングに行くと、玄関に奏のショーツとブラが並んで置いてあった。
 名振はテレビをつけ、ビデオを再生する。
 『はぁん!あぁん!!ぁん!!』
 『うっは〜!すっげぇ締め付け!やっぱ二本挿しサイコー!!』
 『んはぁん!ひ、ひ、ひぃぃ!』
 『ち○ぽ気持ちいいだろ!副会長さん!』
 ビデオから、夕菜が二人の男に抱え上げられ、前後の穴を犯される姿が流れた。
 もちろん、無修正だ。
 以前は押入れに仕舞った無数のエロビデオ、DVDを流していたが、今はMCにかけた生徒たちを輪姦する姿を録ったビデオが主流だ。
 元手がゼロなので、経済的にもありがたい。
 リーダーからは止められているが、裏で流せば一財産築けそうな量のビデオが、この半年の間で溜まった。
 「あ〜、エセ外人、気持ちよさそうによがってる、てるてる」
 回復した奏がダイニングにやってくる。
 「今日は、起こしてくれてありがとう」
 「ああ。うん、うんうん。前に頼まれてたからね、からねからね」
 「わざわざ来てくれたんだ。お礼しなくちゃな」
 「気にしなくて良いよ、いいよいいよ。大したことじゃないし、ないしないし」
 「いやいや。ご飯ぐらいご馳走するよ」
 立ち上がると、名振は流し台の下からいくつか、手ごろな野菜を取り出した。
 「じゃあ、ご馳走してあげるから、机の上に座って」
 「そんなに気を遣わなくたっていいのに、のにのに」
 「まあまあ、気持ちぐらい、受け取ってくれよ、ひひ…」
 奏は薦められるままに、机の上に座る。一人暮らし用の小さな炬燵だ。
 名振は奏の両足を、炬燵の両縁から垂らす。
奏は爪先が床にやっと着くような体勢で、足を大きく開いた格好になる。短いスカートは、僅かに股を隠す程度まで捲れ上がる。
 「ひひ、それじゃあ、下のお口にた〜んと、ご馳走してあげるね…」
 名振はそのスカートを捲り上げ、先ほどまでいたぶられていたヴァギナを晒す。
 ヴァギナはまだまだぐっしょりと濡れており、いつでも男を受け入れられるように口を開いている。
 じゃあ、と名振はまずキュウリを手にした。
 「お野菜を、た〜んと食べないとねぇ〜〜」
 じゅぐ…
 「はぁん…あぁん…ふぅん…」
 キュウリをヴァギナに挿入する。
奏のヴァギナに飲み込まれてゆくキュウリを、名振は出し入れした。
 「ふぅん、はぁん…あぁん…」
 奏の腰が、名振の操るキュウリの動きに合わせグラインドする。
 「キュウリじゃ、お腹一杯にならないか〜、じゃあ、こっちはどうだ?」
 名振はキュウリを抜き取り、茄子に手を伸ばす。
 「さあ、お腹一杯おあがり〜、へへへ」
 ずぶぅぅ…
 「くぅぅん!!」
 茄子を一番太い部分で止める。
 「ぐぅぅん!」
 奏は後ろ手で体を支え、眉を苦しそうに顰めた。
 「ひひひ、これはお腹一杯になりそうだねぇ…」
 じゅじゅじゅじゅ…
 名振は茄子を回転させたり、出し入れしたり等、奏のヴァギナをいたぶる。
 「あひぃん!ひぃぐぅ!あ、あっあっ!」
 名振は空いた手を奏の胸に伸ばす。
 制服の下に手を忍ばせる。胸はぐっしょりと汗で濡れていた。
 重量と感触を確かめるようにじっくりと揉み、乳首を摘む。
 名振は茄子を一番太い部分で止め、指をクリトリスに当てる。
 そして制服をたくし上げ、胸に吸い付く。
 「ふぅぅぅん!」
 乳首を甘噛みし、クリトリスに振動を加える。
 「はぁぁぁん!ひっひっひっ!」
 奏の声が切羽詰ったものになり、背を反らすように腰を突き出す。もうすぐ絶頂に達する合図だ。
 「いいか!イくときは、ち○ぽ大好きって言うんだぞ!!」
 「へ、へぇ!?ぐひぃ!!」
 何度も言葉にしていると潜在意識が塗り替えられる。名振の指示はそれを狙ってのことだ。
 「いいから言うんだぞ!!」
 「は、はひぃぃん!!ち、ち○ぽ大好きぃぃぃ!!」
 クリトリスを摘みあげると、ビッっと背を反らし、盛大に果てた。
 名振は一旦奏から離れ、ズボンを脱ぐ。
 朝、奏の口で果てたペニスは、再び臨戦態勢を整えている。
 奏に目を移すと、下半身だけを上に残し、上半身は炬燵から垂れ下がっている。
 ヴァギナにはまだ、一番太い部分が沈む茄子が生えている。
 名振は茄子に手を伸ばし、抜き取る。
 茄子によってせき止められていた愛液が、どくどくとヴァギナから溢れた。
 「ひひ…」
 名振は奏を抱きかかえ、炬燵の上に座る。
 奏を抱き上げると、力なくだらんと名振の胸に倒れこむ。
 奏の胸が重圧に形を変える。
 名振はヴァギナにペニスの先端を宛がう。
 「野菜ばっかりじゃ、たんぱく質が足りないからな!最後はたんぱく質たっぷりの飲み物を飲ませてあげるよ!!」
 じゅぶぅぅう!
 「はぁぁん!」
 一気にペニスの根元まで沈み込ませる。
 自分の中に異物が侵入してくる感覚に、奏の意識が覚醒される。
 「はぁん!はぁん!はん!ひぃん!」
 奏は激しく首を振る。押し付けた胸は、上に、下に形を変える。
 「ひひひ!気持ちいいなぁ!こんだけ気持ち良いと、栄養たっぷりの飲み物が、ご馳走できそうだよ!!欲しいだろ、お腹一杯!」
 「ふぅぅん!ほし、ほしぃ!栄養たっぷりのぉぉ、ひぃぃぃい!ち○ぽ大好き!!」
 ビクッビクッ、と奏の体が痙攣する。またイってしまったようだ。
 絶頂の瞬間の膣を、名振は存分に犯す。それが再び奏を昇らせてゆく。
 「あっあぁっ!ま、また!ち、ち○ぽだいすきぃぃぃ!!」
 「ぐぅぅぅ!そ、そんなにち○ぽが好きか!なぁ、おぃ!」
 「ちっちっ、ち○ぽ大好きぃぃぃぃ!!」
 休みなくイってしまう奏。いつまでも犯し続けたいが、そろそろ名振にも最後の瞬間が迫っていた。
 「そ、そろそろご馳走できそうだぞっっ…思う存分味わえぇぇぇ!!」
 「ひっぐぅぅ!ち○ぽ大好きぃぃ!!」
 どぴゅぅ、どっく、どっく、どく…
 「ふぅぅぅ…」
 最後の一滴まで子宮に注ぎ込み、名振は奏から離れる。
 肩で息しながら、ぐてぇと床に寝かせられる奏。
 少し考えてから、名振は奏を壁際に運び、マングリ返しの形で飾る。
 そしてデジカメを持ってきて、マングリ返しの奏を、中出ししたヴァギナの接写など、思う存分に撮影してゆく。
 奏はそれを不思議と思う力も残っておらず、身動き一つしなかった。
 先ほどまでの態度といい、数日で見違えるほど洗脳されているようだ。
 やはり寮生と違い、放課後も自由に出来る自宅組、しかも奏は外様。家のガードも甘く、自由が利く。
 生え抜きのお嬢様なら、ガードも固く、こうはいかないだろう。
 
 しばらく時間が経ち、奏がようやく立ち上がる。
 時計を見る。もうそろそろここを出ないと遅刻してしまう時間である。
 「それじゃあ、私、そろそろ行かないと…」
 奏は制服を直すと、玄関においてあったショーツとブラを名振に渡す。
 「さすがお金持ち学校の生徒だね。男の人の家で脱いだ下着は、男の人に着せてもらうのが礼儀だってこと、ちゃんと分かっているなんてねぇ…ひひ」
 「このぐらい、誰でも知ってるって、るってるって」
 名振は奏の正面に回り、制服をたくし上げる。
 うっすら汗を浮かべた胸の頂点では、ツンと乳首が自己主張している。
 ブラの次はショーツ。
 奏にスカートの裾を持ち上げさせ、ヴァギナが見えるようにさせながら、ショーツを上げてゆく。
 ヴァギナからはまだ、ポタ、ポタと精液と愛液の混ざった液体が滴を垂らしていた。
 名振はそのヴァギナをなぞるように指を這わせ、ショーツに染みを作ってから、奏を開放する。
 「いいかい。このことは…」
 「わかってるって、るってるって。変なことしてなくても、男の人の家に入ったってだけで、問題にされちゃうからね、からねからね」
 洗脳がうまくいっている証拠だ。奏はここで行われたことを、何もいかがわしいことと思っていないのだ。
 「ああ、また次の休みも、頼むね」
 名振は次の休みを想像しながら、奏を送り出した。
 
 「ふぅぅ…」
 名振がタバコを吸っていると、呼び鈴が鳴った。
 まだ奏が帰ってから、5分と経っていない。
 名振はタバコを灰皿に押し付け、外に向かう。
 玄関を開けると、大きなグルグル眼鏡をかけた、どてら姿の男が立っていた。
 隣に住む大学生だ。名前は確か正。
 ほとんど大学には行っておらず、バイトも少ししかしていない。生活の大半は仕送りに頼る駄目学生。
以前ビデオ屋のアダルトコーナーで顔を合わせ、それ以来何度かビデオの交換など、少しばかり話をする関係になっていた。
 「おはようございます。名振さん」
 「おっ、ぼうず。どうした?」
 「いえ、朝から激しい声が聞こえたもので、ずっと耳をそばだててました」
 名振は笑うが、正はぼーっとした表情を変えない。
 血圧が低いのか、いつもぼーっとした、抑揚のない喋り方をする。
 「いやはや、まさか氏があのような彼女をお持ちとは…御相伴に預かりたいものです。やはり、高校の守衛をしていれば、あのような出会いがあるものなのでしょうか?」
 「氏」と呼ばれ、「彼女」と言われれば、単純な名振、悪い気はしなかった。
「いやいや、ここじゃナンだから、中に入って話をしようか」
 
 「ほぉ…これはすごい…」
 名振は招きいれた正にデジカメを渡し、先ほどの写真を見せる。
 「中出しとは、朝から激しいですね…いやはや、あやかりたい、あやかりたい」
 「はっはっは。まあ、男の本能って奴か」
 「できれば、私にも、あのような方を紹介してはもらえないものでしょうか。いえ、彼女の友達を紹介していただくとか、それだけで構わないのですが。いわゆる、合コンというやつです。…できれば、H好きな人をお願いしたい」
 「いやいや、実はあれ、マインドコントロールってやつで調教した女でな…よかったら、貸してやるぜ?」
 「本当ですか?いやはや、さすが氏だ。調教奴隷をお持ちとは…して、マインドコントロールとは?」
 「実はな。パソコンでそんなプログラムを作った奴がいるんだよ。で、俺のパソコンにも入っているんだけど、まあ、チャンスとかもないしな、他に仲間がいて、そいつらが女を連れてくるからな。さっきのもその一人。おっと、こりゃ内緒だぜ」
 「ほぉ。すばらしい。あやかりたいあやかりたい」
 まるで神様にするように頭を下げる正。名振の機嫌がますます良くなる。
 「よかったら、明日の朝、お前も起こしてもらうか?」
 「起こしてもらうとは?」
 「さっきの女。命令しとくよ。69で起こしてくれるからよ」
 「なんと、まあ」
 「一回イくまで、ま○こは弄りたい放題!そのあとは、ご飯とか言って、下の口に野菜ぶち込んでやれ!最後は中出しでご馳走様だ!」
 「あちらもこちらも、お腹一杯というわけですな。すばらしい」
 「帰りはブラとパンツ履かせてやれるから、そんとき染み一杯に作って帰らせろ。適当な理由つけりゃ、他にも何でも言うこと聞くぜ!」
 「まさしくパラダイス。いやはや、ここ半年ほどソープに行くお金もなかったので、あり難い限りです」
 「はっはっは!そりゃ健康に悪い!俺は半年間、女子高生に出しまくりだ!貸してやろうか、そのビデオ!」
 嬉しそうに、ばしばしと正の肩を叩く。
「あるのですか、そんなものが」
 「ああ、あるともあるとも!」
 「では是非」
 名振は適当にビデオを数本渡す。正は何度も何度も頭を下げ、名振に礼を述べる。
 「このお礼は、今度、私の秘蔵ビデオをお貸しいたします」
 「気にすんな、気にすんな。だいたい、ビデオよりすごいこと、こっちはやってんだ」
 「そうですね。氏はもはや私のようにオナニーや、ヘルスには用がないのですよね。あやかりたいあやかりたい」
 「はっは…そういやお前、ゴールデンウィークは暇か?」
 名振の質問に、正はぶるぶると首を振る。
 「ゴールデンウィークには、親にお金を無心しに行かなくてはならないので…」
 「はっはっは。そりゃ残念。今度仲間と合宿に行くから、誘ってやろうかと思ったんだが」
 「あぁ〜、それは不運」
 「まあ、土産話とビデオぐらい用意してやるから、親から沢山金ふんだくっとけ」
 「はい。そうさせていただきます。とりあえず今日のところは、これで」
 「おうよ。明日の朝、楽しみにしとけ」
 「はい。今から野菜を買って、鍵を閉めずにお待ちしておりますので。では…」
 
 
 
 「そう言えば、部活ってGW中はどうするんですか?」
 新聞部部室。奏が部室に姿を現さないため活動を始められない中、話題に事欠いた祐司が話を振る。
 「GW中は私もいませんので、個人活動のみ、ということにはなりますね」
 「部長は〜、1日も2日も学校お休みするんですよねぇ〜」
 「え?でもそれって平日じゃ…」
 今年のGWは5月1日と2日が平日の、飛び石連休。それで学校を休む、ということは…
 「まあ、自主休校、というやつですよ」
 ぽりぽりと頭を掻きながら、申し訳なさそうに大和は言う。
 「生え抜きの一部は、それが許されるんだよ」
 康介が大和に聞こえるかどうかというぐらいの声で、厭味を言った。それに大和は苦笑いを浮かべる。
 「まあ、私も実家の方で、色々ありまして…」
 大和は学園内においてもトップクラスの家柄。それ故に校外で、親の付き合いに引きずりまわされることもあるのだろう。
 「私は〜、今のところぉ、予定は空いてますねぇ〜」
 「鍵は私の持っているもの以外に、職員室に保管されていますから、GW中に活動する場合は、そちらの鍵を使ってください」
 せっかくの連休だ。わざわざ潰してまで部室に来る必要もないだろう。
 「じゃあさ、この間話してたやつ…」
 琴音に話を振る。以前話していた、遊園地にでも行こうという話だ。
 「おや?なにやら二人で内緒の相談ですか?」
 こそこそと喋る二人に、大和が茶化すように言う。
 「いや、別に隠すことじゃないんですけど、GWが空いてるなら、三人で遊びに行こうって話してて…」
 「三人で、ですかぁ?」
 その言い回しに反応したのは、未汐だった。
 「ええ。僕と琴音と奏さんで」
 「もっとも、奏さんには確認をとってはいませんが」
 「そうなんですかぁ〜…」
 未汐は頬に手を当てなにやら思案。
 「たぶん、大丈夫だよ。奏さん、騒がしいの好きだし」
 ピンポンパンポーン――
 部室がGWの話で盛り上がっている最中、軽快な音と共に校内放送が流れ込んでくる。
『三年C組、久保山大和くん。至急生徒会まで来てください。繰り返します…』
 自分の名前を呼ばれ、大和はスピーカーを見上げる。
 「私…ですか?」
 不思議そうにぽりぽりと扇子で背中を掻いた。
 「いや、しかし御指名とは…仕方ありませんね。井口君がまだ着ておりませんが、ミーティングは中止としますか。え〜っとそれでは…」
 大和はぐるりと部室を見渡す。
 「多田君。垣内君と皆川君を連れて、生徒指導室まで取材に行ってもらってもいいですか?」
 「俺がですか?」
 「ええ。生徒指導科の先生方による、GWの過ごし方についての取材です。本来は井口君の仕事なのですが、本人がおりませんので。」
 「しかしまた、小学校の保健便りみたいな取材をするんですね」
 食いついたのは琴音だった。
 「いやはや…そう言えば実も蓋もないのですが、こういう学校のためになることもしないと、部活動の許可が下りませんからね。部費も、学校への貢献度が加味されて支給されますし…」
 とはいえ、生徒指導科のありがたいお話など聞きたがる生徒などいるのかどうか。少なくとも奏は興味がなさそうだ。
 もしかしたら今日ミーティングに来なかったのは、この仕事が回されるのを知っていたからなのかもしれない。
 「はいはい。了解しました。おい、行くぞ新入生」
 「あ、はい」
 康介の言葉に祐司は返事を返したが、琴音はため息しか返さなかった。
 これからの取材に対する不満なのか、それとも康介と行動することに対してなのか。
 「それでは、私も行くとしますか。井上君は留守をお願いします。竹内君は…」
 太一の今後の予定を確かめる大和。太一は軽く手を上げ、
 「あ、部室で原稿書いてます」
 と言った。GW前に出す新聞の原稿の締め切りが間もなく。担当記事を書き上げる必要がある。
 「ではそのようにお願いします」
 そう言って大和は部室を後にした。
 
 
 カタ、カタタタ――
 未汐と太一が二人残された部室で、キーボードの音が響く。
 時折それに混ざり、「シャ、シャシャ」と未汐がプリントアウトされた原稿を、シャーペンで訂正してゆく音が聞こえる。
 「…なあ、井上」
壁に掛けられた時計に視線を送った太一は、手を一旦止め、未汐に声を掛ける。
 「はい〜?」
 原稿を置き、間延びした返事を返す。
 「あのさ、井上はパソコンとか使う気、ないの?」
 「そぅですねぇ〜。難しそうですし〜、奏さんにも、前に、私は触っちゃ駄目って言われたんですよ〜」
 小さく、チッという太一の舌打ちが聞こえ、未汐は「?」を頭上に浮かべた。
 「でも、わざわざプリントアウトして校正って面倒じゃない?井口だって、井上がパソコン使えたら、随分楽だと思うけどな」
 「う〜ん、奏さんがですかぁ〜…」
 指を顎に当て、眉を顰めて悩む未汐。
 「そうそう。やってみりゃ簡単なもんだよ。井口が来たとき使えるようになってたら、すっげぇ驚くだろうけどな〜」
 畳み掛ける太一。奏の名前に未汐の心が揺れ動く。
 「良かったら、少し教えてやるよ」
 「う〜ん…」
 それでもなかなか煮え切らない未汐。太一は少しイライラしながら、自分のノートパソコンを持って未汐の机へ向かった。
 「まあまあ、そんな難しいもんじゃないし。ちょっといい?」
 太一に言われ、しぶしぶと原稿を退け、ノートパソコンを置くスペースを作る。
 「じゃあ、これ。ここをパパッと二回押して」
 「ここ…ですかぁ?」
 太一はカーソルをあるアイコンに合わせ、未汐にダブルクリックをするよう言う。
 しかしそのダブルクリックが上手く行かない。未汐はうんうん唸りながら、何度も何度も鈍い指の動きを繰り返す。
 「あ〜、こうだよ、こう!」
 業を煮やした太一が割って入る。
 すると画面が暗くなり、アプリケーションが開始される。
 「わぁ〜、すごいですねぇ〜」
 なんでもないことなのにしきりに感心する。
 そんな未汐に苦笑いの太一。
 「ほら、画面見て」
未汐が画面に目を移すと、画面は規則的に点滅し、幾何学模様が浮かんでは消えてゆく。
 「そのまま、画面から目を離さないで」
 太一は部屋の電気を落とし、カーテンを閉める。
 薄暗い部屋の中、画面を見つめ続ける未汐の頭がボーっとなり、思考能力が落ちてくる。
 光を宿さず、画面が映る瞳を見て、太一はにやりと笑った。
 「井上未汐さん。私の声が聞こえますか?」
 耳元で囁く。小さく「はい」という声が聞こえた。
 「いいですか、貴女の瞼はだんだんと重くなって、目が開けられなくなってゆきます。ゆっくりゆっくり…目を閉じると段々体から力が抜けて、とてもリラックスしていきますよ」
 言われるままに瞳を閉じ、肩の力が抜けていく未汐。
 太一は興奮を必死で抑え、言葉を続ける。
 「これから僕の質問に貴女は素直に答えますよ、いいですね〜」
 「…はい…」
 「血液型は?」
 まず手始めに、簡単な質問から始める。
 「O型です…」
 「好きな食べ物は?」
 「…トマトです…」
 「御兄弟はいますか?」
 「いません…」
 「家族とは一緒に暮らしていますか?」
 「いいえ…」
 「一人暮らし?」
 「いいえ…佐藤さんと一緒に住んでます…」
 未汐はマンション暮らしで、住み込みで家事をする使用人がいると聞いたことがある。佐藤さんとはその使用人のことだろう。
 太一はちらりと時計に目をやり、そろそろ質問の難易度を上げることにする。
 「今日の下着の色は?」
 「……薄いピンクです」
 少し長い沈黙の後、未汐の口が開いた。
 「そうですか。確認してもいいですか?」
 「……」
 未汐は黙ったまま何も答えなかった。
 「いいですか。貴女の意識はふか〜い、ふか〜い海の中に沈んでゆきます。ゆらゆらと揺られて、深く深く沈んでゆく
 未汐の体がゆらゆらと左右に揺れる。
 「貴女は、私の言うことにはなんでも素直に答えるし、私の言うことは素直に聞いてしまいます。私の言うことを聞くと、すごく満たされた気分になります。いいですね」
 「…はい」
 「では、これから下着の色を確認します。スカートをめくってください」
 「…はい」
 未汐の短いスカートが、未汐の手によってするすると捲り上げられてゆく。
 中から薄いピンクのショーツが姿を現した。
 太一は息を荒くしながら、期待に胸とペニスを膨らませた。そこでもう一つMCに付け加える。
 「これから私があなたの体を触りますが、全く気になりません。それどころか、どんどん幸せな気分になる。いいですね」
 「…はい」
 太一はまず手始めに、いつも見せ付けられていた大きな胸を、後ろから鷲づかみにした。
 平均をはるかに超える胸だが、張りもある。
 胸の感触を愉しみながら、質問を続ける。
 「オナニーはしたことがありますか?」
 「……」
 しかし未汐は黙ってしまう。
 怪訝な表情を浮かべる太一。
 「オナニーは知ってますか?」
 「…いいえ」
 返ってきた答えに、太一は心が躍った。
 箱入りだとは思っていたが、オナニーも碌に知らないような相手をこれから汚そうというのだ。
 自然胸を揉む手にも力が入った。
 未汐の表情が幸福に緩む。
 太一は片手をショーツに伸ばし、ヴァギナを擦る。ショーツの上から、柔らかい脾肉を確かめるようになぞる。
 「オナニーとは、今みたいに、自分で胸を揉んだり、マ○コを触ったりして、気持ちよくなることです。覚えておきましょうね」
 「…はい」
 「え〜っと、じゃあ、今好きな人はいますか?」
 「はい」
 「誰ですか?」
 「奏さんです」
 一度確認してみたかった質問だが、やはりそうかと苦笑い。
 時間を確認するが、そろそろ自分の欲望を満たしておいた方がよさそうだ。
 手っ取り早く、奏の存在を利用することにする。
 「いいですか。貴女が目を開けると、私が井口奏に見えます。貴女は好きな奏の為に何でも言うことを聞いてあげたい、そうですよね?」
 「はい」
 間を置かずに返事が返ってくる。
 「奏はある悩みを持っていて、いつも貴女に相談に乗ってもらっています。いいですか?」
 「はい」
 「その相談とは、彼女にペニスが生えているということです。これは大変な病気で、治すには女の人に口で舐めてもらうしかないのです。さあ、三つ数えるとあなたは目を覚まします。奏の勃起したペニスを口で舐めて、治療してあげましょう。いち、にい、さん」
 ぱちんと手を叩くと、ゆっくり未汐の瞳が開けられる。
 目に入ってくる太一の姿。だが未汐にはそれが奏の姿に映る。
 「奏さん…」
 「未汐。いつもの、お願い」
 太一はズボンを下ろし、勃起したペニスを曝け出す。
 「舐めてちょうだい…」
 「奏さん…言葉遣い、変ですよ〜」
 しまった、と太一は口元を押さえるが、未汐はふふふと小さく笑った。
 「でもぉ、そっちの方がいいですよ〜」
 はは、と太一も笑ってしまう。奏が好きな未汐ですら、そう思っていたのだ。
 「お願いね、未汐」
 「はぁい」
 未汐は舌を出し、ちろちろとペニスの先を舐める。
 「もっと全体を舐めて」
 「はぁい」
 竿の部分に舌を這わせ、満遍なく全体を唾液で濡らしてゆく。
 「咥えて…」
 「はぁい…」
 ペニスが未汐の口に沈んでゆく。
 未汐は頭を前後させ、快楽を与えようとするが、太一には不満だった。
 確かに同級生の部員の、オナニーも碌に知らない美少女に奉仕させている行為自体には興奮を覚える。
 しかしあまりに未熟なフェラチオのために、思うように快楽を得られなかったのだ。
 時間もあまりない。今誰かに帰ってこられては、全てがパーだ。
 「ねえ、未汐。そこに寝転がってくれるかな」
 「はぁい?」
 痺れを切らし、太一はもっと手っ取り早い方法を選ぶ。
 「こうですかぁ?」
 言われるままに床に寝転がる未汐。
 「うん。それで、制服とブラを捲り上げて。胸にチ○ポを挟んでもらうから」
 「舐めるんじゃ、ないんですかぁ?」
 「うん。胸で挟んでも、同じ効果が得られるからね。それとも、私の相談に乗るの、嫌?」
 そう聞くと、未汐はぶんぶん頭を振った。
 「そんなこと!私は〜、未汐さんに相談してもらってぇ…すごく嬉しいですぅ…」
 恥ずかしそうに告白し、未汐は上半身裸になる。
 太一は笑いを堪えながら、「ありがとう」と礼を言った。
 自分の大きな胸を隠さず曝け出し、床に寝そべる未汐。さすがに恥ずかしいのか、頬を赤らめている。
 だがそれが太一を興奮させた。
 最近はMCの進んでいる相手ばかりとしていて、こういう反応も新鮮だ。
 「あぁん!」
 太一は未汐に跨り、胸をむんずと掴む。そして間にペニスを挟みこむ。
 「おぉ…」
 軟らかい、弾力のある乳房がペニスを包み込む感覚に、太一はため息を漏らした。
 膣内もいいが、この感触も捨てがたい。
「はぁん…」
 ずっちゅずっちゅと先走りの液で胸を汚しながら、ペニスが出入りを繰り返す。
 「未汐!胸でしごいて!」
 「こ、こうですかぁ?」
 未汐は胸を掴み、ギュッとペニスを挟み込んで、上下に扱く。

 「そうそう。未汐も気持ちよくさせてあげるから」
 太一は後ろに手を回し、ショーツの中に忍び込ませる。
 ヘアを掻き分け、ヴァギナを探り当てる。
 想像していたよりは濡れていない。
 「ふぅん!」
 「手を止めちゃ駄目!」
 「す、すみませぇん」
 ヴァギナを触れられ、手を止めた未汐を叱り付ける。
 叱り付けられた未汐は、必死になって胸を動かし続けた。
 中指を第一間接まで差し込むと、ずちゅと愛液がまとわりついた。この分なら、指の一本ぐらいは大丈夫そうだ。
 太一はそのままずずずと中指を根元まで差し込んだ。
 「んぅぅん!奏さぁん…!」
 眉を顰めながらも、必死で手を止めまいと未汐はペニスを扱き続ける。
 じゅっじゅっじゅっじゅ――
 「ふぅん!ふぁん!」
 大好きな奏の指で犯されているつもりの未汐のヴァギナは、太一の中指をじっとりと濡らす。
 「ふぅん!奏さぁん!奏さぁん!!あぁん!」
 嬌声を漏らしながら奏の名を呼ぶ未汐。
 腰は更なる快楽を求めようとくねくねと蠢く。
 太一もペニスに欲望の塊が集まっていくのを感じ取る。
 「み、未汐!一旦とめて!!体勢変えるから!!」
 「あぁん…はぁい」
 ペニスを退けると、未汐の胸は汗と先走りの液でじっとりと濡れていた。
 また、ヴァギナを犯していた指は、愛液でテラテラと光っていた。
 太一は未汐から離れると、上下反対に未汐の体に覆いかぶさる。
 69の体勢だ。
 「咥えてね、未汐」
 「はぁむん…」
 ずちゃ、とペニスが未汐の口に沈んでいく。
 太一はショーツを脱がし、愛液で濡れるヴァギナを露にさせる。
 毛は案外濃い。
 太一はヘアーを掻き分け、隠されたヴァギナを探り当てる。
 太一は目的地へ辿り着くと、両手の指を割り込ませ、子宮まで覗き込もうと大きく開く。
 綺麗なサーモンピンクの膣は薄い処女膜で追われていた。
「ははへはぁん…」
 恥ずかしそうに嘆願する未汐。
 微妙に動いた舌がペニスに快楽を与える。
 「ちょっと待っててね。もうすぐ終わるから」
 太一は膣の観察を終えると、クリトリスを剥き上げる。
 「むぅぅ…」
 未汐が苦しそうに体を反らせる。
 快楽に悶える未汐を嬉しそうに見下ろし、クリトリスに舌を伸ばす。
「はぁ、はぁ…出したら全部飲んでね」
 ずっちゅずっちゅ?
 「むぅぅん!!」
 上になった太一は、口を犯そうと腰を動かす。
 また舌先でクリトリスに振動を与え、二本の指で犯す。
 「むぅぅぅん!!」
 口を激しく犯され、苦しいはずの未汐。だがヴァギナは、愛液を飛び散らせ、快楽に溺れている。
 「ふひっぃ!?ふむぅぅうぅ!!」
 と、突然未汐が背を反らせ、ビクッビクッと痙攣した。
 未汐の感じる初めての絶頂。
 未汐の反応に、太一の性感も一層高まる。
ずっちゃずっちゃ――
「くぅぅ!イ、イく!全部飲めぇぇぇぇ!!」
 もう奏の振りをするのも忘れて叫ぶ。
 ずちゃ!!
 「ふむううぅぅ!!」
 どぴゅる!どっくどっくどっく…
 「ふ、ぐぅぅん…」
 ごっくごっくごっく…
 苦しそうにしながらも、口に放たれた精液を飲み下してゆく未汐。
 口の中の精液がすべて飲み下され、ようやく太一はペニスを抜き去る。
 「ふぅぅぅ…ありがとう、未汐」
 「そんなぁ…私に出来ることなら、何でも言ってくださぁい…」
 照れくさそうに言う未汐。
 時間を確認する太一。
 途中急いだおかげか、まだ多少時間には余裕がある。
 太一は再び未汐にペニスを咥えさせ、頭を下にしたまま腰を持ち上げる。
 太一の目の前に晒されるベトベトに濡れた、絶頂を迎えたばかりのヴァギナ。
 太一はじゅるじゅるとそのヴァギナに吸い付いた。
 「ふぅぅん。むぅん」
 じゅっじゅっじゅ――
 湿った音が部室に響く。
 「いい、未汐。これからは毎日オナニーするのよ。色んな男の人に犯されることを想像しながらね」
 未汐がレズである以上、まず男に犯されることを望む感覚に戻すのが最初だ。
 「ふぁい…」
 じゅっぷじゅっぷ――
 アナルまでどろどろに濡らすまでヴァギナを舐め上げ、腰を動かし未汐の口を犯す。
 未汐の腰は何かもの欲しそうにくねくねと揺れていた。
 処女を奪うのはもう少し先。仲間たちと盛大に行う予定だ。
 (まったく、MCプログラム様さまだな)
 残された僅かな時間で、もう一度未汐をイかせようと、ヴァギナに指を突き入れた。
 
 
 「ふぅ…」
 大和は旧校舎に向かいながら、ため息を一つついた。
 生徒会室に呼ばれたのは、案の定奏のことについてだった。
 どうも深夜にホテル街にいる姿を見た者がいるらしい。
 確かに問題だが、いつもなら二、三注意され、後日奏を連れてくるよう言われて終わりだ。
 だが今回は、荒れた。
 生徒会役員のほとんどが大和を断罪、と言ってもいいぐらいに責め立てた。
 そもそもは奏の問題のはずなのだが、いつの間にか自分の責任問題に発展してしまったのだ。
 確かに多少管理責任を問われてもおかしくはないだろうが、部としての責任が問われることがあっても、大和個人の責任が問われるというのはいささか行きすぎだ。
 何より、大和自身、在校生の中では命に次ぐような名家の人間。あれほど強い態度で出てくるとは思ってもみなかった。
 されに言えば、その混乱は会長の命ですら抑えられないほどだった。
 (てっきり、命の大政翼賛会かと思っていたのですが、反抗もするんですね)
 狐につままれた、とまで言えば言い過ぎかもしれないが、意外と言えば意外である。
 「垣内君、皆川君、取材は上手く行きましたか?」
考え事の途中、旧校舎前で祐司と琴音の姿を見つけ、声を掛ける。
 「あ、はい。多田先輩のおかげで」
 「その多田君は?」
 「例の取材でしょう?原稿は私たちに任せて、さっさとどこかに行きました」
 「いや、でも記事自体は僕が書きますから」
 慌てて琴音のフォローをする祐司。
 そうですか、と返す大和。
 「それはいいのですが、最近井口君がどこで何をしていたか知っていますか?」
 「いえ…?」
 祐司は琴音にも確認するが、首を横に振った。
 「何かあったんですか?」
 「いえ、先ほど生徒会室で、井口君が夜の街を歩いていたという話がありまして、怒られてしまいまして」
 こりこりと扇子で額を掻き苦笑いを浮かべる大和。
 「奏さんが…ですか?」
 神妙な表情で聞き返す祐司。
 「まあ、何かいかがわしいことをしている、というわけでもないでしょうが…」
 「言っていた、他の調べたいことに関係があるんでしょう。祐司さんが心配するようなことじゃありませんよ」
 「でも…それでも先生とかに知られたら、やっぱり何かまずいことになるんですよね?」
 生徒会に伝わっている状況で、教師にも当然伝わっていることだろうが、事実と判明すれば立場が危うくなるのは確かだろう。
 ただでさえ名門校として、外面に拘る学校だ。
 おかげで例の事件について、事実が判明せずに今まで尾を引いているわけだが。
 「なんにせよ、明日井口君と生徒会室に出頭しなければいけませんね。それまでに連絡がつけばいいのですけど…」
 部長としては弁護をしたいところだが、何も知らないではそれもままならない。
 「そうですか…」
 「過度に心配しなくても大丈夫ですよ。あの人のことだから、あれやこれやと向こうを勝手に言いくるめますよ」
 祐司が心配したところで何がどう好転するわけでもない。
 それでなくてもこういう面倒ごとには祐司は首を突っ込みたがる。奏はこういうときの対処は出来るが、祐司にはそれを求められない。
 祐司が動いたところで、余計な心配が増えるだけ。
 ならば祐司はじっと座って、奏が無事に戻ってくることを祈っているのが一番。
 
 「だったんですけどねぇ…」
 なぜか夜の繁華街で祐司と練り歩く羽目になった琴音は、大きなため息をついた。
 「何か言ったか?」
 「いえ、別に…」
 見上げた視界に広がるネオンを見て、再び沈んだ気分になる琴音だった。


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