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数日後、リナはセックスのもたらす快楽に敗北した、ただの少女に変わり果てていた。
「ううん……もう朝?」
「そうだ。少し休むか、リナ?」
「うん……」
リナは従順に返事をする。
「ずいぶんと、しおらしくなったな」
ガウリイは茶化すように、言った。
「だって……わたし、ガウリイに負けちゃったんだもん。ガウリイに逆らえない躰にされちゃったんだもん」
リナの言葉に、ガウリイは満足そうな笑みを浮かべた。
「ひどいよ、ガウリイ。もうわたし、ガウリイとセックスしなきゃあ、生きていけなくなっちゃった」
「気持ちよかったか?」
「…………うん」
「はっきり言えよ、リナ」
リナはガウリイの思惑に気がついた。それとともに、股間にジンとした痺れが走るのを知覚する。
「…………きもち、よかった」
「聞こえないな」
「きもち、よかったよ」
「なんだって?」
「ガウリイの、逞しくて、きもちよかった」
「そうか」
ガウリイの口元に勝利感が漂う。
……ついに、言わせてやった。あの、リナに!
熟したトマトのように、真っ赤になったリナを見るガウリイ。
すっ、と腕を回し、懐に抱き寄せる。
「あっ」
リナは為すがままだった。
「なかなか美味だったぞ、リナの躰。特にここの締め付けがな」
そういってガウリイは、手をリナの股間に添える。
「ああっ、が、ガウリイ……」
甘く、せつないため息をつくリナ。
「うん? 感じたのか?」
ガウリイの問いに、コクリと頷くリナ。
「そうか、フフフ」
ゆっくりとまさぐるガウリイ。
「あっ、いいっ……」
快楽のため息をつくリナ。
「リナもすっかりセックスの虜になったな」
ガウリイの言葉に、悲しげな顔をするリナ。
「そう……なのかな? もうわたし、セックスの虜になっちゃったのかな?」
リナは放心した表情で呟いた。
「違うというのか? ここをこんなに湿らせておいて」
ガウリイは、リナのヴァギナに指を差し込む。
「ああっ……」
リナの口から、あえぎ声が漏れる。
「それに、ここもビンビンにとがらしておいて」
そういってガウリイは、リナの乳首を軽く弾く。
「きゃあんっ、いや、だめ……」
容赦ないガウリイの愛撫に、甘く溶け崩れていくリナの躰。
「欲しいか?」
「…………うん」
ズンッ!
「ああっ、いいっ、とってもいい……」
ガウリイの逸物がもたらす快楽に、あえぎ声をあげるリナ。
ゆっくりと腰を使うガウリイ。
リナは自然に、自分の足をガウリイの身体に絡めてしまう。
より深く結合しようとするリナ。
自らも腰を合わせるように振り、深い快感を得ようとする。
そんなすっかり堕落したリナの姿を満足げに見るガウリイ。
瞳の奥に、嗜虐の光が宿る。
「あっ!?」
突然、動きを止めるガウリイ。
「な、なんで? いやっ! も、もっと突いて」
はしたなく、おねだりするリナ。
それでもガウリイは腰を動かそうとしない。
「ああん、もうっ……」
自ら腰を動かそうとするリナ。
激しくむさぼろうとするリナの動きを、ガウリイは押しとどめる。
「ど、どうして? お願い、もう……我慢できない」
ガウリイは、切なげなリナの言葉を、心地よく聞いていた。
「リナ、お前の身体は誰のものだ?」
意地悪くきくガウリイ。
「えっ、そ、それは……」
絶句するリナ。
すぐに頭の中に、答えが浮かんでくる。
しかし、それを口に出すことに抵抗を覚えるリナ。
「どうした? 言えないのか?」
ズッ
軽く、肉棒を差し込むガウリイ。
「ああっ!」
わずかな快感が呼び水となり、リナの躰にセックスの快楽への欲求が高まる。
リナは、じりじりと欲望という炎にあぶられていった。
「リナ、もう一度聞く。お前の身体は誰のものだ?」
「ガウリイ、ガウリイのものよ! わたしの身体はガウリイのもの!」
「ふふ、良くできました」
ズンズンズン……
「あふうっ、いいっ、ああんっ、もっと……」
セックスを再開するガウリイ。
とたんに甘い声をあげ、快楽に浸るリナ。
リナは次第にのぼりつめていく。
「あっ、いく……」
のぼりつめようとするリナ。
ガウリイは再び腰の動きを止めた。
「な、なんで! わたし、あとちょっとで!」
「リナ、お前の心は誰のものだ?」
ガウリイの残酷な問い。
「うっ、ああっ、そんな……」
思わず涙するリナ。
「ほら、言わないか」
「ううっ……わ、わたしの、心は、ガウリイの、ものです」
ガックリとうなだれるリナ。
「ふふふ、上出来だ」
ガウリイは再び腰を動かし始める。
「ああっ、はやく、はやくわたしを……」
涙を流しながら、必死に腰を振るリナ。
「リナ! お前の全ては誰のものだ?」
「ガウリイの、ガウリイのものよ!」
「おまえが従うただ一人の男は?」
「ガウリイよ!」
錯乱しながらも、ガウリイの言いなりに答えるリナ。
「リナ! 今日からおまえは、おれの性奴隷になるんだ!!」
「なるっ、なるわ、性奴隷に! だからっ!!」
そしてフィニッシュ。
股間からもたらされた快感は、灼熱したマグマのようにリナの神経を焼き尽くしつつ、ついにリナの脳髄に達した。
「ああっ、あーっ!!」
ひときわ大きな声をあげて絶頂に達するリナ。
その瞬間、ガウリイはリナの中に、自らの欲望の塊をそそぎ込んだ。
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