(3)天然探偵敗北(早!)
きらめき高校から車で半時間ほど走った、山のすそ野にある大きな邸宅・・・それが金巻ハジメの自宅だ。
両親が海外で事業を行っているため、彼は二年前からここで独り暮らしをしている。
彼以外に邸内に立ち入る者と言えば、週に二度やって来る清掃のヘルパーだけであり、まさに勝手気ままな生活だった。
元々頭の中にはスケベなことしか詰まっていない上、散々に甘やかされて育ったこのボンボンは、女性をレイプしたり隷属させたりということに何の罪悪感も覚えない鬼畜野郎だ。
最近では、ネットで買い漁った違法薬物・・・麻酔薬や媚薬など・・・を利用して女を手込めにすることが常習となっており、ゆかりもその対象として狙われたのだった。
何しろ身近に監視をしたり意見をしたりする者がいないから、ハジメの無軌道ぶりは歯止めのかからない暴走モードに入りつつあった。
「ふう・・・」
成り行きでさらってきてしまった早乙女優美を、地下のガレージから二階の自室まで担ぎ上げ、床の上へ転がして、ハジメは大きく息を付いた。
少女は未だ正体無く眠りこけており、何か愉快な夢でも見ているのか、時折ククッと笑い声のような寝息を立てている。寝ていてまでも底なしに脳天気な娘である。
「ったく、このガキが、余計な手間取らせやがって。どうするか見てやがれ」
よこしまな計画を頓挫させられて、気持ちの収まらないハジメは、憎々しげに優美を見おろすと、ポケットから取り出した手錠を、後ろに回した優美の両手首にかけ、その手錠と壁のU型金具とを犬用の鎖で連結してしまった。
こういう強姦用の小道具を常に携帯してるってんだから、全く持って物騒この上ないお坊ちゃまである。
「これで動けねェだろ。オイ、起きろよオイッ!」
ハジメがピシャピシャと頬をはたくと、優美はうるさそうに顔をしかめ、ひとしきり寝返りを打った挙げ句、ようやく意識を取り戻して目を瞬いた。
「ううん・・・あれッ、優美、いつの間に眠っちゃったんだっけ?・・・」
キョロキョロと周囲を見回し、やっとで男の姿に気が付くと、
「アーッ!!」
またぞろ頭のてっぺんから超音波じみた金切り声をほとばしらせる。
「悪いヤツ見つけたッ!古式センパイを狙うなんて、優美、絶対許さないよッ!」
「・・・お前はホントのパァか?」
ハジメはウンザリした口調で言った。
「自分の立場が分かってないのかよ?お前は今、オレの捕虜になってんだぞ。ここはオレんちなんだからな」
「え?あッ?」
今さらビックリした様子で、優美は室内にグルリと目をやった。同時に、自分が手錠で縛められ、身動きが取れないことにもようやく気が付いたらしい。
「優美をユーカイしたのね!アンタはやっぱり悪いヤツだったんだ!古式センパイだけじゃなく、優美まで無理やりお嫁さんにするつもり?」
「何言ってやがる」
ハジメは立ち上がり、優美に指を突き付けて怒声を発した。
「いいか、オレはお前みたいなバカ女が一番キライなタイプなんだ。チョロチョロ余計なちょっかい出してきやがって、人の邪魔ばっかしやがって、何がお嫁さんだフザケんな!」
「おっきな声出したって怖くないよ!悪いヤツはやっつけられるウンメイなの。優美は正義の味方なんだよ。少女探偵なんだから!」
「へええ、そうかい。それじゃあ『悪いヤツ』が怖くてたまらなくなるよう、オレがたっぷり罰を与えてやるぜ」
そう言うやハジメは優美をうつ伏せに押し倒し、ブルマを引きずり下ろして、ヒップを丸出しにしてしまった。
「あッ、何すんの!」
いきなりのことに、恥ずかしいというよりは仰天して、優美は甲高い悲鳴を上げる。
「罰だよ。お仕置きだ。そらッ!」
パシンッ!!
鋭い音と共に、男の平手が少女のヒップに猛然と打ち付けられた。
「きゃあッ!」
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
のたうつ少女の尻に、リズム良く連打が続き、手形が赤く刻印されていく。
「やめてよ!イタイ、イタイよ!やめてェ〜!」
さっきまでの威勢は何処へやら、優美はたちまち泣き声を上げ、親に折檻された幼児のように許しを乞い始めた。
(フン、思った通り、コイツは頭ン中がガキのまんまなんだな。こういうヤツは、猿回しのサルでも仕付ける要領で、厳しくシバいてやるのに限るんだ)
そうほくそ笑み、ハジメはようやくスパンキングを中断する。
優美のヒップは、皮膚が破けるのではないかというほどに腫れ上がり、痛々しく熱を持ってしまっていた。
「どうだ、これで自分の立場ってモンが分かったか?逆らったら痛い目に遭うってことが分かったかよ?」
「分かったよォ・・・分かったから、もうぶたないでェ・・・」
「分かったのなら、どうしてまだそんなタメ口をきいてやがるんだ?お前は年上のオレに大変な迷惑をかけたんだぞ。許して欲しかったら、キチンと敬語を使って謝りな」
「ご、ゴメンナサイ。許して下さい・・・」
アッサリと降参して、優美は震える声で詫びを言った。
探偵だなどとイキがってはいたが、そもそも探偵とは何なのかも良く分かっていなかったし、何よりスパンキングの激痛をこれ以上味合わされることは真っ平だったのだ。
「それじゃあ、もうオレに逆らったりはしねェな?何でも言うことを聞くか?」
「言うこと聞きます。聞きますから、ぶったりしないでください・・・」
「よォし、それならまず、仰向けに寝て、こっちの方へ脚を開いて見せな」
「えッ!」
さすがに驚き、優美は狼狽えきった声を上げた。
引きずり下ろされたブルマとパンティは、左脚のかかと辺りにかろうじてまとわりついているだけだ。脚を開けば、女性自身が覆うすべもなく丸見えになってしまう。
いかに優美のオツムがスカスカとは言っても、そこはやはり15才の少女であるから、それなりの羞恥心というモノは持っている。男の前でそんなスタイルを取ることには抵抗があって当たり前だった。
「そんなの出来ないよ・・・出来ません・・・」
「何だとコラ。何でもオレの言うことを聞くって言ったばかりじゃねェか。それともやっぱりケツをひっぱたかれたいのかよ?ええ?」
「そ、それはイヤ!イヤです!」
「だったら言ったとおりにしな!3秒以上は待たねェぞ。さっさとやるんだ!」
「・・・・・・」
とても逆らうことは出来そうもない。
優美は仕方なく仰向けに寝転がると、羞恥に固く目を閉じて、オズオズと股を広げていった。
まだ完全には生え揃っていない薄いヘア、その下でヒッソリと息づいている雌花の紅色が、男の目に飛び込んでくる。
「ほう、綺麗な色してるじゃねェか。コイツは未通(さら)だな」
今まで幾人もの少女を手込めにし、女性器に関して目が利くようになっているハジメは、今目にしている秘花が未だ無垢であることを素早く見抜いて言った。
「せっかくだから味見をしてやるか。オイ、そのまんま動くんじゃねェぞ」
厳しい調子で命じると、ハジメは部屋の隅にある机の引き出しから豆注射器を取り出し、少女の股間の前に屈み込んだ。
「な、何するの?」
男が手にしている物に気が付いた優美が怯えた声を出す。
「注射なんかしないで!注射はヤダよォ・・・」
「タメ口をきくなって言ってんだろうが、このバカ!大人しくしてねェと、またケツをひっぱたくぞ!」
ハジメはすかさず怒鳴りつけておいて、しかしすぐに子供をあやすような口調になり、
「それにこの注射は全然イタくねェんだ。逆にスゲェイイ気持ちになれる魔法の注射なんだぞォ」
言いながら、優美の秘裂を指先でかき分け、その上端に小さくふくらみかけている肉の芽をつまみ上げると、無造作に注射針を突き立てた。
「あッ!」
プツリと針の刺さる感覚、ついで薬液の注入されてくる重たい感覚に、優美は思わず悲鳴を上げる。
しかし男の言ったとおり、それは痛みというほどのものではなく、一瞬後には注射をされたという感覚すら無くなってしまった。そしてさらにその数秒後・・・・
「ひうッ!・・・」
不意に優美は歯を食いしばって背を反らせ、むき出しにされた下半身を切なげに揺らし始めた。
「さっそく効いてきたな。どうだ、気分は?」
「ゆ、優美に何したの?ヘン・・変だよ、何だか・・・」
「特製の媚薬を注射してやったのさ。それはその効果なんだ」
「び、ビヤクって何?お腹の中が熱くって、ムズムズするよォ・・・」
「エッチがしたくてたまらなくなる薬を媚薬っていうのさ。お前に打ってやったのは『ヤレズゴロシ』って呼ばれてる、とびきり強力なヤツだ。『イダイナヒモオサマ』っていう裏サイトの通販で買った禁制品なんだぞ(作者注・オイオイ、危ねーぞそのサイト!)」
「だ、ダメ・・だよ・・そんなの。エッチは・・・ちゃんとフーフにならないと・・・したらイケナイん・・だよ・・・」
優美の目が潤み、肌が一面に上気してくる。息がハフハフと荒くなり、言葉も苦しげに絞り出すような調子に変わってきた。
「とか何とか、大昔のお姫様みたいなこと言いながら、ここはもうスケベな汁でジュルジュルのパクパクじゃねェか」
「ああ、ヒああッ!!・・・」
ハジメの指に、からかうような調子で雌芯をつつかれ、優美の腰が感電でもしたかのように激しく跳ね上がる。
男の揶揄したとおり、その部分はすでに大量の淫らな蜜をあふれさせ、まるで呼吸をしているようにヒクヒクと収縮を繰り返していた。
「何で・・こんな気持ち・・・優美、ヘンだよ・・すっごくヘンになってるよォ・・・」
「いいザマだぜ。そら、もっと大きく股を開いて、イヤらしいところを良く見せてみな」
グイと優美の太股を押し割り、女陰へとさらに顔を寄せると、ハジメは濡れた指先で膣口をほぐし開き、その秘奥を覗き込む。
バスケ部で連日激しい運動をしているためか、少女のヒーメンはすでに大きく裂けてしまっていた。
「何だ、もう穴あきじゃねェか。こりゃあかえって面倒が無くてイイや」
ハジメは履いていたジーパンを脱ぎ捨てて、自分も下半身を丸出しにし、切なげに喘いでいる優美の腰を大股開きの格好で抱え込むと、いきり立っているペニスを急所にあてがった。
「さあ『女』にしてやるからな。これだけビショビショなら前戯もクソもいらねェだろ」
「ら、らめ・・そんなのダメらよォ・・・」
男の意図を察した優美は、何とか腰をひねって逃れようとするが、すでに下半身は官能にマヒしきったようになっていて自由が利かない。
それを良いことに、ハジメはひざまずいた姿勢のままで悠々と腰を押し込み、まだ幼さの残る無垢な女体を、一気にその最奥まで刺し貫いた!
ズリュウウッ!
「えがァああああ!!」
凄まじい叫喚と共に、小柄な優美の身体がきつくエビ反りになる。
破瓜の痛みのためではない。
むしろ痛みは全く感じられず、まるでこの世のありとあらゆる心地よさを束ねて身体を串刺しにされたような、強烈すぎる官能が、優美の脳髄を真っ白にスパークさせていた。
「ザマァみろ。これが男の味ってモンだ。薬の効果でものすげェ快感になってるはずだぞ。気持ちが良いだろう?ええ?」
「き、きもひイイ〜!ふごくヒモヒイイでふゥ〜!」
すでに呂律の回らなくなっている口で、優美は必死に叫ぶように言った。
「お腹の中・・熱くって、グルグル回るみたいだよォオ・・・フゴイよ・・優美気持ちイイ、キモヒイイよ〜!!」
何しろ「イダイナヒモオサマ」謹製の超絶媚薬であるから、その作用による快感たるや、人類のチンケな常識などを遙かに超えている。
優美の頭からは論理的に物事を考える能力が全く消え失せ(元から無かったという話もあるが)、処女喪失を悲しむ理性も消し飛び、この素晴らしい快感をただただ貪り続けたいという獣じみた欲求だけが、煮えたぎったマグマのように充満していた。
ハジメはそんな優美の状態を見きわめてニンマリすると、一旦突き入れたペニスをスルリと引き抜いてしまった。
「ああ・・・」
何かひどく当てが外れたような気分になり、優美が切なげな声を上げる。
男の身体が離れた瞬間、まるで自分の身体の一部が喪失したかのような空疎感が膣を満たし、それがすぐに怒濤のような欲求不満の奔流となって、激しく脳髄を突き上げてくるのが分かった。
「な、何で止めるの?・・して・・もっとしてよォおお・・・」
我知らずに泣き出してしまいながら、優美はすがるような目つきで男を見上げ、折り曲げた脚を相手の腰に巻き付けた。
「隔靴掻痒」という言葉を性感版で味合わされているような、狂おしい淫欲がズンズンと身体の奥から湧いてくる。とてもではないが、このまま堪えられそうな気がしない。
「ヘッ、苦しいか?」
ハジメは勝ち誇ったように言った。
「その感覚は、男をくわえ込まない限りは絶対に癒されねェぞ。それとも薬の効果が完全に切れるまで、そのまま辛抱してみるか?」
「む、ムリだよォ・・・」
泣きじゃくってイヤイヤをしながら、優美は息も絶え絶えに言った。
「おかひくなるゥう・・・優美、気が狂っちゃうよォ・・・」
「ホントに狂っちまったヤツもいるらしいぜ。この薬は、効果が続いている間はのべつにハメて気を遣りつづけないと、オツムの方が先にブッ壊れちまうんだ。だから『ヤレズゴロシ』なんてヤバイ名前が付いてるのさ。クルクルパーになりたくなかったら、このオレの、金巻ハジメ様の奴隷になることを誓うんだ。どうだ、奴隷になるか?」
「な、なるよォ・・・ドレイ、なふから・・助けて・・何とかしてェえ・・・」
「タメ口はやめろって何遍言や分かるんだバカめが。ちゃんと敬語で誓うんだ。ハジメ様の奴隷になります、何でもお言い付け通りにします、ってな」
「ど、ドレイに、ハヒメさまのドレイにないます・・・何でも、何でもひまふ、ひまふから、もお許ひてくだはい、イッ、ひァああああ!・・・」
何とか言い終えるのが精一杯で、あとは目をむき、ヨダレを噴きこぼしてのたうち回り始める優美の身体を、ハジメは乱暴に裏返して、
「フン、騒がしいこった」
スパンキングで腫れ上がったヒップを抱え込み、バックスタイルで肉槍を突き込んでいく。
「あぎァああああ!」
瞬時に絶頂に達し、そして一瞬後に再び新たなオルガへと追い立てられ始めて、優美は半裸となった身体を大波のように激しくうねらせる。
何度気を遣ってもキリがない、埋めても埋めても満たされない、淫らなフラストレーションの無間地獄に、少女は完全に囚われてしまっていた。
「思い知ったか!これでお前はオレのモノだ!オレのオモチャだ!」
「ひァあ、ふァァい!」
「これからは俺の命令通りに何でもやるんだぞ。古式ゆかりのヤツを捕まえるのにも協力してもらうからな。この奴隷めが!分かったか!」
「分かり・・ひた・・・何でもひまふ・・優美はどへいです・・ハヒメさまのドレイでふゥううう!!」
狂気じみた官能に翻弄され、男の言うがままに忠誠を誓わされる少女のあえかな悲鳴、そして泣き声が、ガランとした邸宅内にいつまでも響き渡るのであった・・・
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