四日目


 「おはよう、ミーア?」
 朝早く、男はミーアのいる部屋を訪れる。ベッドの上に丸まるように眠っていたミーアだったが、男は部屋に入ってくると飛び起きてその身を強張らせる。男がこの部屋に来たということは新しい調教が始まるということを、長く辛い一日が始まることを物語っていた。
 「どうした、何をそんなに身構えている??」
 「もう、ひどいことしないでください・・・」
 「いまさらなにを・・・昨日はあんなに俺のおチンチンおいしいってしゃぶりまくっていたくせに」
 「言わないで!!もう、うちに帰して・・・」
 「まだそんなこと言っているのか?過去を捨てたお前に帰るところなんてないんだよ!」
 ボロボロと涙をこぼしてなきミーアに男は強い口調で怒鳴りつける。その言葉にミーアはまた身を強張らせる。男の言うとおり、自分はミーア=キャンベルという姿を捨ててラクス=クラインとして生きてゆくことを選んだ。それは自分が選んだ道だった。道だったがそこにこんなひどい仕打ちが待っていたとは思いもしなかった。ミーアは今激しく後悔し、怯えていた。自分の体の中で何か別の自分が目覚めてきている恐怖に、それが徐々に覚醒し、自分の意識を奪ってきていることに。そしてそれに支配された瞬間、自分はもう元に戻れないのではないかと思えてしまう。だからそのもう一つの自分を呼び覚まそうとする男を拒み、逃れようとしていた。しかし男はそれを許さない。それを呼び起こすことこそが男の仕事であり、なさねばならないことなのだから。
 「さてと、今日はどこを開発してやろうかな?」
 男は指を鳴らしながらミーアの肢体を舐めるように見下ろす。ここまでミーアの体は汚され続けてきたにもかかわらず、体にはシミ一つなく美しさを保ち続けていた。逆にその肉付きのいい肉体は憂いを帯び、かえって妖しさを増していた。もしミーアがラクスの顔をしていなかったとしても男は放って置かなかったことだろう。そんな肉体を思う存分改造できる喜びをかみしめながら男はミーアの体を舐めるように見回す。そのいやらしい視線に曝されたミーアはその身をちぢこませて逃れようとする。しかしそれは男をかえって喜ばせるだけだった。
 「そうだな、今日はそのもう濡れて準備万端の泉を開発してやるとしよう」
 「え・・・??あああっっっ!!」
 男の視線がある一点で泊まりそこを凝視しているのに気付いたミーアはその視線を追い、自分の秘所をじっと男が見つめていることを知り、慌ててそこを手で覆い隠そうとする。すでに見につけていたものは全て剥ぎ取られ、隠すものが裾の短いバスローブ一枚しかないので、それではとてもそこを隠すことが出来なかったからである。しかし手で覆い隠してもすでに遅かった。男の狙いはすでに固められていた。
 「さ、それを脱いでご主人様を迎え入れる準備をするんだ!」
 「いや・・・いや・・・」
 「全く、まだ抵抗するのか・・・もう一度調教しなおさないとダメだな」
 身を屈めて逃れようとするミーアの姿を見た男はあきれた口調でそう漏らす。処女を奪われ、胸を嬲られ、口を汚されてなお抵抗する気力が残されていることに思わず感心してしまう。大抵の女は五日目の調教のあとには男の肉棒を求めて止まない体になっていた。だからある意味ミーアの抵抗は男のプライドを傷付けるものであった。もっともミーアの場合、その大きく美しい乳に欲情した男が乳にばかりこだわって調教したため予定よりやや遅れ気味ではあった。それでも未だに抵抗する色を見せることは男には納得のいかないことであった。ならばその抵抗を木っ端微塵なるまで打ち砕いてやりたくなってくる。男は残忍な笑みを浮べてミーアに歩み寄るのだった。
 「決めた。今日はたっぷりとお仕置きをすることにしよう!」
 「あっ、いや・・・いやぁぁぁっっ!!」
 泣き叫ぶミーアを他所に男はミーアの足首を掴むと、その足首に拘束具を取り付けてゆく。空いた足で男を蹴り飛ばして抵抗するミーアだったが、男にはミーアのその力ない蹴りは全くと言っていいほど効果はなく、逆に喜んでいるようにすら思えた。器用に拘束具を取り付けるとそれにロープを括りつけ、それをミーアの頭の方に持ってゆきベッドの足に取り付ける。そうやって両脚をベッドの足に固定し、さらに両手を後ろ手に縛るあげる。最後に残されたバスローブを無理矢理引き千切る。生地の引き裂かれる音とともにミーアの男好きする胸がプルンと音を立ててこぼれ落ちる。その柔らなおっぱいを嬲りまわしたい欲望に刈られた男だったが、今回はそれをグッと飲み込む。今回の目標はその遥か下の方にあるのだから。
 「使ったのはあの日以来だから・・・まだまだ色は綺麗だな・・・」
 「あああっ・・・」
 ミーアの股越しに男とミーアの視線がぶつかり合う。ロープで固定された両足は閉じる事は出来ず、ミーアの恥ずかしい場所を思い切り男の眼前に曝すこととなっていた。ミーアは無駄だと分かっていても腰をくねらせて男から逃れ、そこを隠そうとする。しかしその微妙な腰の動きは帰って男を喜ばせる結果となり、そのいやらしい視線を自分のヴァギナに集中させることとなった。貫くような視線が自分のヴァギナに集中しているのを感じてミーアは恥ずかしそうに顔を赤らめる。そんなミーアの仕草を楽しみながら男はまだ自分しか触れたことのないミーアのヴァギナに指を伸ばしてゆく。
 「本当に綺麗だな・・・ついこの間までここはまだ処女だった・・・んだよな?」
 「うぅうっっっ、見ないで、見ないで・・・」
 男の突き刺すような視線に曝されたミーアは目に涙を浮べて頭を振る。まずは自分からヴァギナを開いてみてもらおうとするくらいにまで仕立て上げないと仕方がない。今日一日でそこまでもって行こうと男は指を鳴らす。すぐさまそこに取り掛かろうとした男だったが、まずミーアを思い切り苛めてやろう、辱めてやろうという悪戯心がムクムクと込み上げてくる。それに抗おうとしなかった男は一度ミーアからはなれると、部屋を出て何かを探しに出て行ってしまう。やがて手に持ってきたのは石鹸とかみそりであった。刃物関係はこの部屋には常備していなかったからだ。男はそれをベッドの上に置くともう一度ミーアの腰を持ち上げるような格好で固定し、股を広げさせる。
 「さてと、まずはこの邪魔な陰毛を綺麗にそり落とすとするか・・・」
 「え??やだ、そんなこと・・・」
 「アイドルなんだからこういうところは綺麗にしておかないと」
 男の言葉にミーアがさっと青ざめるのを確認すると、男はもっともらしいことを言って石鹸を泡立ててゆく。そして動くと怪我をするぞと脅しをかけてミーアの股間に生えた陰毛を綺麗にそり落としてゆく。ゾリゾリという音が部屋の中にこだまする。その音を耳にしたミーアは恥ずかしそうに目を瞑り、顔を背ける。そんなミーアの恥ずかしそうな顔をちらちら見やりながら男は器用にかみそりを操って陰毛を処理してゆく。やがて全てを剃り終えた男はそこをタオルで綺麗にふき取ってやる。そこには一本の陰毛もなく、ツルツルのおまんこが曝されているだけだった。
 「うん、ここで遊ぶ時には陰毛なんて邪魔なだけだからな!」
 「うあぁぁっ・・・」
 男の言葉に目を開けたミーアはツルツルになった自分の股座を目の当たりにして顔を真っ赤に染め上げる。いまや男の目を遮るものは何一つない。男は嬉しそうにミーアのヴァギナに手を伸ばしてゆく。そして肉ビラをつまみあげると、それを左右に開いてゆく。にちゃっと言う湿った音とともに二枚に肉ビラが左右に開き、ピンク色をの粘膜が顔をのぞかせる。
 「なんだ、もうこんなに濡らしていたのか?もしかして怪我をさせられそうで怖かったのか?」
 「え・・・あああっっ・・・」
 「それともこれから遊んでもらえると期待して濡らしてたのか?この変態!!」
 「違う、違います!!」
 「ほ〜〜、その割にはここはもうビチョビチョみたいだけど?」
 肉ビラの濡れ具合について男が問い掛けるとミーアは激しく頭を振ってそれを否定する。すると男はそこに指を当ててそこからあふれ出してくる蜜を指先に擦り付けてゆく。クチュリと指先に絡みついた蜜は指がヴァギナから離れようとすると名残惜しそうに糸を引くのだった。男はぬれた指先をミーアの鼻先に突きつける。
 「じゃあ、こんなに濡れている訳はどうしてなんだ?」
 「・・・・・・」
 「かみそりにびびって漏らしたならこんなに糸を引くわけないし、匂いもきついはずだぞ?」
 男はきつい言葉を浴びせかけながら指先を動かしてその粘り気を見せ付ける。そんなものを突きつけられたミーアはいやいやと顔を背ける。そのミーアに現実を突きつけるかのように男は自分の指をミーアの唇に押し付ける。ぬれた指を綺麗にしろといわんばかりの行動に、ミーアは最初抵抗していたが、男の力には叶わず、ぬれた指を口に含む。
 「どうだ、自分の蜜の味は?おいしいか??」
 「・・・・・・」
 「わからないのか?ならおれ自ら味わってやるとしよう!」
 指に付いた愛液を舐めさせられたミーアが顔を背けると、男はおもむろにミーアの股間に顔を埋めてくる。そして濡れ始めたヴァギナに口を当てると、舌を限界まで伸ばしてそこを舐めあげて行く。生暖かくぬるりとした感触とぴちゃぴちゃとそこがぬれていることを実感させる音にミーアは全身を強張らせて悲鳴を上げる。
 「う〜〜ん、甘露、甘露。なかなかおいしいマン汁じゃないか」
 「あああっっ、いや、そんな音を立てて・・・」
 いやいやと頭を振っていやがていたミーアの視線が正面を向く。そこにはちょうど自分の股の間に顔を埋め、ヴァギナを左右に開いて愛液が溢れ出してくる穴を舐め挙げる男の顔が合った。視線と視線があうと男はミーアに見せ付けるように舌を伸ばしてミーアのヴァギナを舐めあげてゆく。
 「ひあああつっっ!!舐めないで〜〜」
 「しかしいくら舐めとってもなくならないな。・・・仕方がない・・・」
 男の視線から顔を逸らすと、ミーアはまた悲鳴を上げる。こんな恥ずかしい思いをどうしてしなければならないのか、ミーアは涙ながらに唇を噛み締める。そんなミーアの表情を楽しみながら男は次の段階に移ることにする。一度顔を離すと、口元を拭いわざとミーアに聞こえるように言い放つ。
 「出てくる水を全部吸い上げてやるか・・・」
 「え??ひあぁっっっ!!ああああっっっ!!」
 男の言葉の意味を一瞬理解できなかったミーアは呆けた顔をしていた。そんなミーアを他所に男は股座に顔を埋めなおし、ヴァギナに口を当て音を立てて啜り上げる。ジュルジュルと大きな音が部屋中に響き渡り、膣の奥まで吸い上げられるような感覚にミーアは甘い悲鳴を上げる。
 「すごいな、飲んでも飲んでも溢れてくる・・・」
 「ふああぁぁっっ・・・だめ・・・」
 「吸い出すのもダメみたいだな・・・仕方が無い、掻き出すとするか・・・」
 ジュルジュルという音が鳴り響く中、ミーアは甘い声を上げてよがりまくる。吸い上げられる感覚はこの上もなく心地よく、もっとして欲しいと頭の中がそう求めてくる。同時に自分の体と頭が別の、淫乱なものになってしまったような感じがしてミーアは震え上がる。体の奥底から込み上げてくる熱さは止まるところを知らず、吸い上げる音に反応してさらに熱い蜜が滴り落ちてくる。蜜をたらしながらもっと、もっと奥をかき回して欲しいと求めてくる。そんなミーアの体の欲望を察したかのように男は口を離し、二本の指をミーアの濡れそぼったヴァギナに挿入してくる。
 「おお、出る出る。お尻のほうまで垂れてきた!」
 「ひあああぁっっ!!もっと、もっと奥、奥を・・・」
 「んんっ?何か言いましたか、ラクス様??」
 「もっろ、もっろ、奥・・・」
 「奥・・・なんですか??」
 男は二本の指を器用に動かしてミーアの膣壁をかき回してゆく。まるでミーアの感じる箇所を知りえているかのように的確にそこを指先で擦りあげてゆく。その指の動きにミーアの体が激しく反応し、男の指を求め続ける。快楽、快感に浸りながらミーアは無意識の内にもっと奥をかき回して欲しいと求める。そんなミーアの求めに男は指を止めて問い直してくる。わざとラクスノ名前を使って虐め倒す。ラクスと呼ばれたミーアの膣はキュッと締まり、その言葉に反応していることは明らかだった。指を止められたミーアは腰をくねらせて男を求める。が、男は指の動きを再開してはくれなかった。ミーアはだらしなく涎をたらしながら男を求める。そこにはもう先ほどまで男を拒み続けていたミーアは存在しなかった。連続した快感にミーアの頭は切り替えがついてゆかず、快感を求める欲望一色に染まり果てていた。それは男の目にも一目瞭然であった。あと一押し、そう感じ取った男はミーアの膣から指を引き抜き、手を離す。
 「え・・・」
 「そんなにされるのが嫌じゃ仕方がない。今日はやめにするか・・・」
 男はそう言ってミーアから離れてゆく。あと一息というところまで登りつめながらお預けを喰らったミーアは物欲しそうに腰をくねらせ、男を求める。しかし、口に出して男を求めようとはしない。言葉に出して男を求めたら自分が終わってしまう、そう本能的に悟っているのだろう。それは男も分かっていた。だからその言葉を自分から口にするようにミーアから離れて行ったのである。お互いの最後の意地の張り合いはあっけなく決着が付く。
 「お願いします。ミーアのグチョグチョおまんこ、もっと気持ちよくしてください・・・」
 「・・・・・」
 「ご主人様のぶっといおちんちんでミーアの子宮を思い切りつきまわしてください」
 「・・・・・」
 「ご主人様の精液でミーアのお腹をタッポンタッポンにしてくらさい〜〜〜」
 ミーアは顔をだらしなくゆがめ、男を誘うように腰をくねらせてこれまで口にしなかった言葉を口にする。快楽という枷に耐え切れなかったミーアは自らその言葉を発して男を求める。男は自分の勝ちを確信し、ミーアに誇るように自身の肉棒を見せ付ける。血管を浮かび上がらせてビクビクと戦慄く肉棒を目の当たりにしたミーアの表情にはもう恐れはない。その太いものでかき回してもらえるという喜びしか湛えていなかった。
 「これが欲しくてたまらないのか、ミーア??」
 「はひ、しょのぶっといおちんちんが欲しくて溜まりません」
 「そうか、でもこれはお預けだ。最初から素直にならなかった罰だ!」
 「そ、そんな・・・」
 「そんな顔をするな。イかせてはやる。この指で派手にかき回してな!!」
 だらだらと涎をたらして頷くミーアだったが、男は非情にも腰を引き、それを隠してしまう。またしてもお預けを喰らったミーアはこれ以上ないくらい悲しそうな顔をする。そんなミーアにとどめを刺すべく、男は再度二本の指をミーアの膣に挿入しなおす。そして今度はゆっくりと擦りあげるのではなく、ミーアの弱い部分だけを徹底的の圧迫し、擦ってゆく。先ほどまでと違った激しい攻めにミーアは悲鳴を上げて腰を振る。空気を含んだ愛液が白く泡立ち、だらだらとお腹の方にまで垂れてゆく。しかしそれも今のミーアには気にならなかった。快感だけが脳を支配し、ほかのことを考えることができなくなっていたのである。そんなミーアにさらなる快楽を与えるべく、男は勃起して顔を覗かせたクリトリスを指で摘んで思い切り押しつぶす。快感とともに激しい痛みがミーアの体を駆け抜けてゆく。どんどん登りつめて行ったミーアの最後の関をその一撃が破砕する。破砕された瞬間、ミーアの膣は急激に締まってゆく。
 「ひあぁっっ、あああああああっっっっっ!!!」
 一際大きく絶叫すると、ミーアは全身を激しく痙攣させて絶頂にまで達する。絶頂に達したヴァギナはヒクヒクと痙攣し、押さえが利かなくなった膣口からは半透明の液体がまるで噴水のように噴出し、ミーアの顔に降りかかる。噴出した潮を恍惚の表情を浮べてミーアは受け止める。強烈な絶頂を味わったミーアは心地良さそうに喘ぎながら、その余韻に浸る。しかし男はそのわずかな休みすら与える気はなかった。一気に畳み掛けて押しつぶす、それを男は狙っていた。膣内に収まった指を動かし、痛いほど勃起したクリトリスを指で弄び、舐め上げる。イったばかりでまだ敏感な体を弄ばれたミーアはまた悲鳴を上げて悶える。しかしその悲鳴に拒絶の色はなかった。
 「もっろ、もっろ、もっろ〜〜〜〜〜〜!!!」
 派手に何度も絶頂に達しながらミーアは何度も何度も絶叫する。何度も潮を噴出しながら悶えるミーアの姿を見ながら男は苦笑する。ここまで来ればあと一息、というところである。このまま一気に仕上げに入るべく、男は次の工程を考えながらミーアを嬲り続けるのだった。


   第四日目

 名前:ミーア=キャンベル
 膣内の調教、順調。締め付けもよく、いかなるペニスであっても満足する仕上がりと思われる。
 また男を求める言葉も暗記、おねだりもうまくなる。仕上げは上々。
 調教は順調なり・・・


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