最終章

「二人だけの楽園」




縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・・・これで・・・・・・・・・・
 おれたちは一生一緒だよ・・・・・・・・・・。」

綱手
「えっ・・・・・・?」

すると縄樹は大きな声で、

縄樹
「大蛇丸っっっっ!!!!!
 見てるんだろっっっっっっ!!!
 出てこいっっっっっっっ!!!!!」

綱手
「縄樹・・・・・・何を・・・・・・・?」

すると部屋の扉が開き、大蛇丸が入ってきた・・・・・。

大蛇丸
「一体なんだというの・・・・・・・?」

縄樹がニヤリと笑う・・・・。

大蛇丸
「それにしてもあなたにしては惨いことをするのね・・・・・・・。
 愛しい姉を散々に犯しあげたあげくに精子まみれとは・・・・・・。
 ひどい臭いねぇ・・・・・・・。」

縄樹
「おい・・・・・これが何か分かるか?」

縄樹がある本を取り出す・・・・・。

すると、大蛇丸の顔色が急変した・・・・。

大蛇丸
「ぐっっ!!!貴様っっっっ!!!
 なぜそれをっっっっ!!!!!」

綱手
「・・・・・・・・?」

縄樹
「これはお前にとって命よりも大切なものだろ?
 なんたって、今後の計画の詳細や、特に重要な禁術ばかりが
 書いてあるんだからな・・・・・・・。」

大蛇丸
「縄樹・・・・・・あなた、屋敷に行ったわねぇ・・・・・・。」

縄樹
「ああ、お前らが姉ちゃんを犯してる時にな・・・・・・・・」

大蛇丸
「うかつだったわ・・・・・・・。」

縄樹
「驚いたぜ・・・・・・・。
屋敷の中は禁術ばかり書かれた本で埋め尽くされてたからな・・・・。
 この二日間、いろいろと勉強させてもらったぜ・・・・・・・・・」

大蛇丸
「ぐぬうっ・・・・・・・・」

綱手には何のことかさっぱり分からなかった・・・・・・。

大蛇丸
「私を脅す気?」

縄樹
「ああ・・・・・。」

大蛇丸
「無駄よ・・・・・。
 さっさと返しなさい・・・・・。
 さもなくば、あなたはともかく、
 綱手まで死ぬことになるわ・・・・・・・。」

縄樹
「無駄なのはお前のほうさ・・・・・・・・。」

大蛇丸
「なに・・・・・・?」

縄樹
「今、なんでオレが姉ちゃんに挿入してるか分かるか・・・・・?」

大蛇丸
「・・・・・・・・!!!!ま・・・・・・まさか!!!」

縄樹
「ああ・・・・・・・・。
 禁術・生死同一の術だ・・・・・。」

綱手
「生死同一の・・・・・・術?」

縄樹
「そう・・・・・・。今、おれたちのアソコがつながってるだろ?」

綱手はうなずく・・・・・。

縄樹
「もしおれたちのここが離れたら、
 大爆発しておれたち両方死ぬから・・・・・。」

綱手
「ええっっっ!!!」

大蛇丸
「・・・・・・・・。」

縄樹
「だから下手に動かないで・・・・・・・。」

綱手
「う・・・・・・うん・・・・・・。」

縄樹
「どうしようもないだろ?大蛇丸・・・・・・・。
 オレを殺しても、姉ちゃんを奴隷契約の術で殺しても、そのときは
 大爆発でおれたち両方死ぬが、この本も消えて無くなる・・・・・。」

カブト
「きさまっっ!!!」

縄樹
「おっと、動くなよ・・・・・・。
 爆発するぞ・・・・・・。」

カブト
「くっっ・・・・・・・・」

大蛇丸
「何が望みなの・・・・・・?」

縄樹
「・・・・・簡単なことだ・・・・・・。
 まずオレを完全に復活させ、お前の支配から解放しろ・・・・・。」

大蛇丸
「・・・・・・分かったわ・・・・・。」

縄樹
「次に、姉ちゃんにかけた奴隷契約の術を解け・・・・・。」

大蛇丸
「それはできないわ・・・・・・。
 一度あの術をかけたらもう二度と・・・・・」

縄樹
「ウソはつかないほうがいいぜ・・・・・・・・。
 奴隷契約の術はしっかり調べさせてもらった・・・・・。
 あれは、契約は大変だが、解約は簡単な印で済む・・・・・・。
 どうだ?やらないと言うのか・・・・・・?」

大蛇丸
「ぐっ・・・・・・・分かったわ・・・・・・・。」

縄樹
「よし、そのあとはおれたち二人の解放だ・・・・・。
 その後ここから離れたところにこの本を置いておいてやる・・・・。
 追跡なんかするなよ・・・・・・・。
 分かった時点でこの本は無くなると思え・・・・・・。」

大蛇丸
「・・・・・・・・・・分かったわ・・・・・・・・・。」

大蛇丸に落胆の色がうかがえる・・・・・。

綱手
「縄樹・・・・・・・あなた・・・・・・・。」

縄樹
「ほら、さっさとしろ・・・・・。」

大蛇丸
「くっ・・・・・・。」

すると大蛇丸は印を結んだ・・・・・。

縄樹の体が輝く・・・・・。

大蛇丸
「さあ・・・・・・これであなたは完全に蘇ったわ・・・・・・。」

綱手は、縄樹の顔に生気がもどったのを感じた・・・。

縄樹
「よし・・・・・・じゃあ次は姉ちゃんだ・・・・・・。」

大蛇丸は黙って印を結ぶ。
これほど悔しそうな表情は初めてみる・・・・。

綱手の体が輝き、次の瞬間、右腕の「隷」の文字が消えた。

綱手
「あ・・・・・・・」

綱手は安心した・・・・・。

大蛇丸
「さあ、もう綱手も自由よ・・・・・。」

縄樹
「ああ・・・・・・・。
 じゃあ、オレ達は出ていくぞ・・・・・・・。」

縄樹は、挿入したままの体勢で、綱手を抱き上げた・・・・・。

綱手
「あんっっ・・・・・・・・」

その反動で感じてしまう綱手・・・・・。

縄樹が綱手の耳元で囁く・・・・。

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・。じっとしてて・・・・・・・・。
 オレ達のここが離れたら全部パァだから・・・・・・。
 しっかりつかまってて・・・・・・・。」

綱手
「・・・・・・うん・・・・・・。」

綱手は縄樹の首に腕をまわし、ぎゅっとしがみついた・・・・・・。

縄樹
「じゃあな・・・・・・大蛇丸・・・・・・。」

大蛇丸
「くっ・・・・・。」

縄樹はゆっくりと歩き始めた・・・・・。



縄樹が部屋を出ていって数分後・・・・・・・。

大蛇丸
「くそおおっっっっっっ!!!!!」

大蛇丸は近くのイスを蹴飛ばした・・・・・。

カブト
「大蛇丸様!!今すぐ追跡を・・・・・」

大蛇丸
「ダメよ・・・・・・・。」

カブト
「なぜです?」

大蛇丸
「むこうにはあの綱手がいるのよ・・・・・・。
 尾行なんかしたらすぐにばれるわ・・・・・・・。」

カブト
「くっ・・・・・・・。」

大蛇丸
「とにかく今は・・・・あの本を無事に取り戻すことが先決よ・・・・。
あれには、私のすべてがかかっているのだから・・・・。」

・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

屋敷から出て5分ほど歩いただろう・・・・。

縄樹
「どう・・・・・・?追っ手はいる・・・・・・?」

綱手
「ううん・・・・・・・・。大丈夫・・・・・・。」

挿入をしたままの複雑な姿勢のまま、
ゆっくりゆっくり歩いていく・・・・。

歩くたびにペニスが動き、綱手に刺激がくる・・・・・。

しかし綱手は声を出さなかった・・・・・。

縄樹
「・・・・・・・・・・・・。」

綱手
「・・・・・・・・・・・・。」

綱手の体はまだ、先ほど5人の縄樹に出された
精子でビチャビチャだった。

歩くごとにその精子がポタポタと地面に落ちていく・・・・・。


歩き始めて10分・・・・・・。

縄樹
「はぁっ・・・・・・はぁっ・・・・・・・。」

縄樹に疲れが見える・・・・・。

縄樹
「ここらでいいかな・・・・・・・。」

綱手
「逃げるのね・・・・・?」

縄樹
「うん・・・・・・。」

綱手
「じゃあ、さっさとその本をそこらに置いて逃げよう。」

縄樹
「大丈夫だよ姉ちゃん・・・・・・。
 俺に任せて・・・・・・。」

綱手
「え・・・・・?」

縄樹はゆっくりと綱手を下ろし、地面に横たわらせる・・・・・。
もちろん挿入したままだ・・・・・。

すると、縄樹は突然、火遁の術で本を燃やした・・・・・。

綱手
「なっ・・・・縄樹!!
 そんなことしたら、今度こそ大蛇丸に殺されるじゃないっっっ!!!」

縄樹
「大丈夫・・・・・・・。」

本が完全に燃え尽きたのを確認した縄樹・・・・。

縄樹
「よし・・・・・・。」

綱手
「・・・・・・?」

すると縄樹は印を結び始めた・・・・・。

縄樹
「これが最期の術だ・・・・・・。」

綱手
「縄樹・・・・・・?」

縄樹
「禁術・・・・・・・次元創造の術っっっっ!!!!!」

あたりが真っ白になる・・・・。

綱手
「きゃっ・・・・・・・・。
 な・・・・・縄樹っっっっ・・・・・・・・・・。」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

綱手
「んんっ・・・・・・・・・」

綱手が目を覚ます・・・・・・・・・。

そこは先ほどまでの森の中ではなかった・・・・・・・。

あたりには何もない美しい草原の上にいた・・・・・・・。

鳥のさえずりが聞こえ、上空には眩しい太陽があった・・・・・。

綱手
「ここは・・・・・・・・?」

縄樹
「目・・・・・覚めた・・・・・・?姉ちゃん・・・・・・。」

綱手
「縄樹・・・・・・・・」

目の前には縄樹がいた・・・・・・。

それは、先ほどまでの暗い表情ではなく、
どこか、安心した表情だった・・・・・。

縄樹
「なかなか起きないから心配した・・・・・・。」

綱手
「縄樹・・・・・一体ここは・・・・・・?
 あっ・・・・んんっっっ・・・・・・・・」

気がつくと、まだ挿入されたままの体勢だった・・・・・。
思わず声が出てしまう綱手・・・・・・。

縄樹
「ここは・・・・・・・オレ達二人だけの世界だよ・・・・・・・。」

綱手
「えっ・・・・・・・?」

縄樹
「さっきの術・・・・・・次元創造の術っていってね・・・・・。
 自分が思ったとおりの世界を創りだして
 そこに転移する禁術なんだ・・・・。」

綱手
「・・・・・・そう・・・・・。」

縄樹
「でも、この術を使うと・・・・・・・。
 もうもとの世界に戻ることはできない・・・・・・。
 オレ達は永遠にこの世界に住むんだよ・・・・・。」

綱手
「永遠に・・・・・・?」

縄樹
「そう・・・・・・・。
 ここには大蛇丸もいない・・・・・・・。
 戦争や災害なんかもない・・・・・・・・。
 あるのは最低限生活していけるだけの物と・・・・・・・・
 オレ達ふたりだけ・・・・・・・。」

綱手
「・・・・・・・・・。」

縄樹
「術の副作用でね・・・・・
 オレ、もう術が使えないんだ・・・・・。」

綱手
「えっ・・・・・?」

縄樹
「でも、もう術なんて必要ない・・・・・。
 この世界では争いなんてものはないんだ・・・・・。」

綱手
「縄樹・・・・・・・・。」

すると、突然縄樹が涙を流し始めた・・・・・。

縄樹
「ごめんっっ・・・・・・・・姉ちゃんっっ・・・・・・・・」

綱手
「縄樹・・・・・?」

縄樹
「オレだって・・・・・・・・分かってる・・・・・・・・。
 姉ちゃんが大蛇丸の奴隷になったのは、
 薬のせいだってことは・・・・。
 でも・・・・・・・つらかった・・・・・・・・・・・。
 姉ちゃんが他の男のものになるなんて・・・・・・・・・・・
 絶対に嫌だった・・・・・・・・・・。
 だからオレ・・・・・・・あんなこと・・・・・・・・・。」

綱手
「縄樹・・・・・・・。」

綱手は縄樹の頭を撫でた・・・・・・・。

綱手
「怒ってないよ・・・・・・・・・・・。
 悪いのは・・・・・・私だから・・・・・・・・。」

縄樹
「違うっっっ!!!!
 もとはと言えば、オレのせいで、
 姉ちゃんはずっと弱みをにぎられてたんだ。
 オレさえいなければっっっ・・・・・・・・・・・。」

綱手は縄樹の手を握って言った・・・・・。

綱手
「確かに・・・・・・・私も大蛇丸は憎いよ・・・・・・・。
 でも・・・・縄樹を蘇らせてくれたことは感謝してるの・・・・・。」

縄樹
「えっ・・・・・・?」

綱手
「アイツが縄樹を蘇らせたから、もう一度縄樹に会えたし・・・・・・。
 縄樹は私を愛してくれた・・・・・・・・・・・・。
 私・・・・・すごく幸せだよ・・・・・・・・・。」

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・・。」

綱手
「縄樹・・・・・・。あなたは確かに私の弟だけど・・・・・・・
 今はもう、私の一番愛する人になってるの・・・・・・・。
 縄樹は・・・・・・どう?」

縄樹
「オレははじめっからっっっっ!!!
 ずっと姉ちゃんが一番大切だったっっっ!!!
 ずっと・・・・・・・・。」

綱手
「うれしい・・・・・・・。」

綱手は涙を流した・・・・・・・。

綱手
「これからは・・・・・ずっと一緒ね・・・・・・縄樹・・・・・・。」

縄樹
「うん・・・・・・・姉ちゃん・・・・・・・。」

縄樹
「あっ・・・・・ごめんっっ・・・・・・。
 ずっと生死同一の術をかけたままだったね・・・・・。
 今解くから・・・・・・。
 解っっっ!!!!!!!!」

二人の結合部が輝く・・・・・。

縄樹
「もう・・・・・・大丈夫だよ・・・・・。」

縄樹がペニスを抜こうとする・・・・・。

しかし、綱手が縄樹の腰に脚を巻き付け、それを防ぐ・・・・。

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・?」

綱手
「待って・・・・・・・・・・・。」

縄樹
「・・・・・・・・・。」

綱手
「・・・・・・・抱いて・・・・・・・・。」

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・・。」

綱手
「私達の新しいスタート・・・・・・・・ねっ?」

縄樹
「ねえちゃんっっっ!!!」

縄樹が綱手の唇に吸い付く。

綱手
「んんっっ・・・・・ちゅっっ・・・・
ちゅぱっっっ・・・・あむっっ・・・・。」

先ほどまでのような暴力的なものではなく、とても甘いキスだ・・・・。

お互いがお互いを何よりも大切に
思っているが故の最高に優しいキス・・・・。

二人は手をつないでいた・・・・。

あたりは静かで、聞こえるのは鳥のさえずりや
川の流れる音だけだった・・・。
雲一つない空からは明るい太陽が見え、二人を照らす・・・・。

綱手
「あたたかい・・・・・・・・。」

綱手
「んっ・・・・ちゅちゅっっ・・・・んむっ・・・・んっ・・・・・。」

長いキスの後、二人は見つめ合い、照れ笑いする・・・・・。

そして縄樹は、唇から首・・・・
そして胸へと激しいキスをあびせる・・・・。

綱手
「あんっっ・・・・あっ・・・
んんっ・・・・くすぐったいよぉっ・・・・・。」

縄樹
「んんっ・・・ちゅばっっ・・・じゅるっっ・・・・あむっっ・・・・」

まるで初めてであるかのように
夢中で乳首に吸い付き胸を揉みほぐす縄樹・・・・。

綱手
「ふああっっ・・・んんっっ・・・・
 あああんっっっ・・・・いいっ・・・・あっっ。」

強く感じてしまう綱手・・・・・・・。
縄樹の真っ直ぐな愛情を受け、幸せを感じていた・・・・。

縄樹
「姉ちゃん・・・・・動いていい?」

挿入されたままの縄樹のペニスがガチガチに硬くなって
いるのを感じる綱手・・・・。

綱手
「うん・・・・・・・来て・・・・・縄樹。」

二人は手をつなぎ、縄樹はゆっくりと腰を動かす・・・・。

まだ縄樹のペニスの大きさはあのままだ・・・・・。

ズッ・・・ズッッ・・・・ズッッ・・・・・。

綱手
「ああっっ!!んんくっっっっ!!!はああんっっっ・・・・・!!」

不思議と痛みを感じなかった・・・・・。
綱手は悦楽の声をあげ始める・・・・・。

ズブッッ・・・・ズブブッッッ・・・・ズブブブッッッ・・・・・。

縄樹
「ああっ・・・・ね・・・姉ちゃんっっ・・・・・・。
 ・・・・痛くない・・・・・・?」

綱手
「うああああんんっっっっ!!!
 だっ・・・大丈夫だからっっっっ・・・・あああっっっ!!!
 もっっと・・・・動いてえぇええっっっ!!!!」

綱手の感じ方を見て、さらに興奮する縄樹・・・・・。

縄樹は激しく腰をうちつける・・・・。

ズブッッッ!!!ズブッッッ!!!ズブブブッッッッッッ!!!!!

綱手
「はあああっっ!!!はああああああんんんんっっっっっっ!!!!
 いいっっっっ!!!いいのっっっっ!!!!!!
 んああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!」

綱手は縄樹の手をぎゅっと握り、自らも激しく体を揺らし始めた・・・。

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッッッッッッ!!!!!

綱手
「ああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!!
 太くてっっっ・・・・・おおきいのおおっっっっっっっっ!!!!
 縄樹のっっっ・・・・ペニスっっっっっ!!!!!!
 もっとしてえええええっっっっっっっっっ!!!!!」

パパパンンッッッ!!!パパンッッッ!!!!ズパンッッッッッ!!!!

縄樹
「ああああっっっっ!!!!!!
 姉ちゃんっっっ・・・ねえちゃんっっ・・・・
 ねえちゃんっっっっっっっ!!!!」

縄樹は射精感に必死に耐え、
綱手の胸に顔を埋めながら必死に腰をふるっっ!!

綱手
「はああっっっ!!ひゃああああああああんんんんっっっっっっっ!!
 だめえええっっっっ!!!!気持ちよすぎるっっっっっっっ!!!!!
 もっともっとおおおおおっっっっっっっっっっ!!!!!!!」

声がかれそうなほど大きな声で喘ぎ続ける綱手・・・・・。
その甘い声がさらに縄樹の射精感を促進させる。

ズバンズバンズバンズバンズバンズバンッッッッッッッッ!!!!!!!

綱手
「あああああああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!
 うあああんんっっっっ!!!ひああああっっっっっっっっ!!!!
 はあああああああああああああんんんんんっっっっっっっっ!!!!」

縄樹
「ねえちゃんっっっっ!!!!!!!!!!!!
 おっっ・・・・おれっっっっっ・・・・・・・・・・・
 もうっっっっ・・・・・・・・!!!!!!!!!」

綱手
「うんっっっ!!!うんっっっっっっっ!!!!!
 出してっっっっっっ!!!!!!!!!!!
 お願い出してえええええええっっっっっっっっっっっっ!!!!!」



二人の快楽が絶頂に達しようとしたとき、
突然縄樹が腰の動きを止めた・・・・・・・。

綱手
「んああああああああっっっっっっっ!!! 
 なっ・・・・・・縄樹っっっ??
 どっ・・・・・どうしてっっ・・・・・止めるのっっっ?」

縄樹
「ねっ・・・・・・・姉ちゃん・・・・・・・・・・。」

綱手
「はぁっ・・・・・はぁっっ・・・・・・ん?
 どうしたの・・・・・・・・?」

縄樹が真剣な顔で綱手を見る・・・・・・。

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・さっきもいったけど・・・・・・・。
 ここにはオレ達二人だけしかいないんだ・・・・・・・。」

綱手
「うん・・・・・・・・・。」

縄樹
「・・・・・・・・・・・。」

綱手
「なあに・・・・・・・?」

縄樹
「寂しいよね・・・・・・・・。二人じゃ・・・・・・・」

綱手
「そんなことないよ・・・・・・。
 私は縄樹といれればそれでいいし・・・・・それに・・・・・・」

それを遮るように縄樹が

縄樹
「姉ちゃんとの子供が欲しいんだっっっっ!!!!」

綱手
「・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!」

縄樹
「姉ちゃん・・・・・お願いだよっっっ!!!
 子供つくろうよっっっ!!!!」

綱手
「だっ・・・・・・ダメよっっっ!!!
 それだけは・・・・・・・・・」

綱手は思わず顔を背ける・・・・・・・。

縄樹
「どうしてっっ!!どうしてダメなのっっっ?
 オレ達こんなに愛し合ってるのに・・・・・・・・。」

綱手
「いい・・・・・?よく聞いて縄樹・・・・・・・。
 近親相姦で生まれた子供っていうのは、遺伝子の関係で、
 障害を持った子供が産まれやすいの・・・・・・。
 それに、私と縄樹の今の歳の差知ってるでしょ?
 38歳だよ・・・・・・・・?
 大きな歳の差のある男女の間に生まれる子も
 障害を持ちやすいの・・・・。分かるでしょ?
 私達、そんな危険な要素を2つももってるの・・・・・。」

縄樹
「例えそうでもっっ!!!
 二人で大切に育てればいいじゃないかっっっ!!!
 ここには他に誰もいないんだ・・・・・・・・。
 誰も何とも思いはしない・・・・・・・・。」

綱手
「だめっ!!お願い縄樹・・・・・・・・。
 それだけは・・・・・・・・・。」

縄樹
「好きなんだよっっっ!!!!
 姉ちゃんのこと好きでしょうがないんだよっっっっ!!!!
 お願いだよ姉ちゃんっっっ!!!
 どうしても姉ちゃんとの子供が欲しいんだっっっっ!!!!」

今までにないほど真剣な縄樹・・・・・・。

綱手
「・・・・・・縄樹・・・・・・・」

綱手
『縄樹・・・・・・そこまで私のことを・・・・・・・』

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・・。
 二人でなら育てられるよ・・・・・・・ぜったいに・・・・・・・」

縄樹の真っ直ぐな気持ちに対し、
綱手にも本当の気持ちが芽生えてくる・・・・・。

そして・・・・・


綱手
『縄樹・・・・・・・・。
 私も・・・・・・・・・私も・・・・・・・・。』

縄樹
「オレが姉ちゃんも・・・・・その子も守ってみせるから・・・・・。
 だから・・・・・・・・・・。
 お願いだよ・・・・・・・・・姉ちゃん・・・・・・・。」

綱手
『私も・・・・・・・・欲しい・・・・・・・・・。
 欲しいよ・・・・・・・縄樹との赤ちゃん・・・・・・・。』

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・・。」

綱手は縄樹の手を強く握り、真っ直ぐ縄樹を見つめ、微笑んだ・・・・。

綱手
「うん・・・・・・・・。
 お姉ちゃんも・・・・・・・・・。
 縄樹との赤ちゃん・・・・・・・・・・欲しいな・・・・・・・。」

縄樹
「姉ちゃん。」

縄樹が笑顔になる。

綱手
「ふふっ・・・・・・・・。
 縄樹・・・・・・・・・大好き・・・・・・・・。」

縄樹
「姉ちゃん・・・・・・・・ありがとう・・・・・・・。」

すると縄樹は印を結び始めた・・・・・・。

綱手
「縄樹・・・・・?」

縄樹
「これが本当に最期の術・・・・・・。
 オレと姉ちゃんの体にある全部のチャクラを使うよ・・・・・・。」

縄樹
「禁術・・・・精卵結合の術っっっっっ!!!!」

二人の結合部が輝いている・・・・。

綱手
「あっ・・・・・・。」

縄樹
「これで中出しすれば・・・・・・・・
 確実に赤ちゃんができるから・・・・・。」

綱手
「・・・・・・・・うん・・・・・。」

縄樹
「じゃあ・・・・・・・するよ・・・・・・?」

綱手
「・・・・・・・来て・・・・・・・。」

縄樹が再びピストンを始める・・・・。

ジュプッッ!!ジュプッッッ!!!ジュプジュプッッッッ!!!

綱手
「・・はあんっ!!・・・あんっ!!・・あんっ!!・・はっ・・!!」

縄樹
「ああっ!!はあっっ・・・・姉ちゃんっっ!!姉ちゃんっっっ!!!」

綱手
「・・・ああっ・・!!・・ああっ・・!!・・ああっ・・!!
 ・・ああっ・・・・」

縄樹
「うぅっっ!!はっっ!!!くっっ!!!
 姉ちゃんのなかっっ・・・・・・あっ・・・・・・あったかくてっ・・  
・・・・・・やさしくてっっっ・・・・・・・さいこうだよっっっ・・  
 ・・・・・・うあっっ・・・・!!」

綱手
「・・・うあっっ・・!!あっ・・・・はあっ・・・・
 あっ・・・・・・・!!・・・・あっ・・!!あっ・・!!
 あっ・・!!あっ・・!!あっ・・・あっ・・・・・・・」


パンパンパンパンパンパンパンパンパンッッッッッッッッ!!!!!


綱手
「・・・ううっ・・!?・・・ああっ・・!!・・あんっ・・!!
 ・・いやっ・・!?・・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・ 
 あっ・あっ・あっ・あっ!!」

縄樹
「はあっっ!!ああっっ!!!もっ・・・・・もっとっっっ!!!!
 もっと感じてっっっっっ!!!!!姉ちゃんっっっっっっ!!!!」

綱手
「あああんんっっっ!!!ふああああっっっっっっ!!!!
・・・・・・うぐんっっ・・・・はあああっっっ!!!!!!」

結合部から、綱手の愛液がほとばしるっっ・・・・・。

綱手
「はあああああっっっっっっっっ!!!!!!!!
 欲しいっっっっっ!!!!もっっとしてっっっっっっっ!!!!
 縄樹っっっっっっっっっ!!!!!!!!!!」

縄樹
「あああああっっっっ!!!!
 ねえちゃんっっっっっっっっっ!!!!!!
 大好きだっっっっ・・・・・ねえちゃんっっっっっっっ!!!!!」

縄樹が最後のスパートをかける。

ズブズブズブズブズブズブズブズブズブッッッッッッッッ!!!!!!!

縄樹
「ねえちゃんっっっっっ!!!!!!
 もうっっ・・・・・・だめだっっっっっっっっっ!!!!!
 ああああああああああああああっっっっ・・・・・・・・!!!!!」

綱手
「うあああああんっっっっ!!!
 はあああああああんんっっっっっっっ!!!
 ああっっ・・・あああっっっ・・・・うぐうううっっっっっっ!!!! 
 いいっっっ・・・・・・・・出してっっっっっっっっっ!!!!!
 お願いっっっっっっっ!!!!!!!!
 妊娠させてえええええええええっっっっっっっっっっ!!!!!!!」

縄樹
「ああああああああああああああああっっっっっっっっ!!!!!!!」

綱手
「はああああああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!!!」


ビシャアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッ!!!!!!!

激しい量の精子が綱手の子宮に注ぎ込まれる・・・・・・。


ドブドブドブドブドブドブドブドブドブドブドブ!!!!!!!!!!!

綱手
「ああああっっ・・・・・・・・・すごいっっっ・・・・・・・・・」

あっという間におさまりきらなくなった精子があふれ出てくる・・・・。

ドクッッ・・・・・ドクッッ・・・・・・・ドクドクッッッ・・・・・・

ようやく射精がおさまった・・・・。
二人は息をきらせ・・・・抱き合ったまま動かなかった・・・・・・。

綱手
「はぁっ・・・・・はぁっっ・・・・・はぁっっっ・・・・・・・・。」

縄樹
「はぁっ・・・・・はぁっっ・・・・・・はぁっっっ・・・・・・・。」

・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


数分後・・・・・・・。

縄樹
「ねえちゃん・・・・・・・大丈夫?」

綱手
「うん・・・・・・・・。」

二人は寄り添って横になっていた・・・・・。


綱手
「これから・・・・・・・・どうする・・・・・・・・?」

縄樹
「心配ないよ・・・・・・・。
 ゆっくり考えていこう・・・・・・三人で・・・・・。」

綱手
「・・・・・うん・・・・・・。三人で・・・・・・ね。」

二人は再びキスをした・・・・・。



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エピローグ

「その後の二人・・・」



男は畑にいた。
手には多くの野菜を抱えている。

男は、汗を拭い、駆け足で家へと向かった・・・・・。

男の家は小さく、質素な作りである。
しかし、空気もきれいで、気温も常に適温であるからか、彼の家族は
ここに来てから、一度も病気にかかったこともなく健康に暮らしている。

家に到着し、まずは飼っている家畜の様子を見る。

一通り見終わり、何も異常がないことを確認すると、男は急ぎ足で
玄関へと向かった。

男はいつもより多く採れた野菜を早く妻に見せたかったのだ。

彼には何よりも愛しい妻がいる。
様々な苦難を乗り越え、二人は結ばれたのだ。


男は強くドアを開けた!!

そこには妻がいた。そして男は・・・



縄樹
「姉ちゃんっっっ!!!見てよ!!
 こんなに野菜が・・・・・・・・・・あっ・・・・・・・・。」

イスに座っている女は微笑みながら言う・・・・・。

綱手
「しーーーっ・・・・・・・・。やっと眠ったんだから・・・・・・。」

縄樹はそろりそろりと綱手に近づく・・・・・。

縄樹
「ははっ。幸せそうに寝てるなぁ・・・・・・・・。」

綱手の腕の中では小さな赤ん坊が気持ちよさそうに眠っていた・・・・。

赤ん坊
「すぅーーーーー。すぅーーーーーー。」

男と女は姉弟である・・・・。

しかし二人はいくつもの苦難を乗り越え、姉弟から恋人へ・・・・・。
そして、恋人から夫婦になった・・・・・・。

綱手は縄樹が自分を見つめていることに気づいた・・・。

綱手
「なに・・・・・?」

縄樹
「えっ?あ・・・・いや・・・・・・・。
 やっぱり・・・・綺麗だな〜って思ってさ・・・・・・。」

綱手は頬を赤くし、

綱手
「もうっ・・・・・・ばかっ・・・・・・・。」

二人は恥ずかしそうに笑った。

綱手
「あっ、そうだ、縄樹・・・。」

縄樹
「んっ?」

綱手がすこしほっぺを膨らませながら言う。

綱手
「さっき、また『姉ちゃん』って言ったでしょ?」

縄樹
「あっ・・・・・・ごめん・・・・・つい・・・・・。」

綱手
「もうっ・・・・いい加減直さないと・・・・・・。」

縄樹
「あははっ、ごめんごめんっ。今度から気を付けるから・・・・ねっ。」

綱手
「大丈夫かなぁ・・・・・・・。」

縄樹
「ほらほらっ、怒ってるとこの子が怖がるでしょ?綱手・・・・・。」

縄樹はぷくっと膨れた綱手のほっぺを人差し指でついた。

綱手
「ふふっ・・・・そうだね・・・・・。」

綱手は優しく赤ん坊の頭を撫でた・・・・・。

二人は手をつなぎながら、
ずっと幸せそうに眠る赤ん坊の寝顔を見つめていた・・・。


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