シュ! シュ! シュ!
 レディアンの指が輪をつくりトロワのペニスを素早く上下した。亀頭部をきつく指で締め上げると、もう片方の手で脈打ちはじめた胴体部をグッと握りしめ、ジワジワと握力を込めていきペニスの張り具合をたしかめる。
「くくくっ、すごい勃起じゃないか!」
 先ほどレディアンがくわえ込んだ時とは、比べモノにならない怒張だった。すごい反発力で手のひらを押し返してくる。そして、なにより「熱い」のだ。燃えるような体温は、レディアンの胎内では、どんなに締め上げしごき立てても感じられなかったものだった。
「きゃうっ! アッ、ア! アーッ!」
 両手でペニスを握りしめたレディアンの前方、トロワの顔に跨るキャスリンが、甲高い嬌声を上げて果てた。空中に吊られたままで数回、弓なりにのけぞり、やがてぐんにゃりと動かなくなる。気絶してしまったのだ。
 実は数回、キャスリンの胸に取り付いた通電吸盤を自分自身のオナニーに使用したことのあるレディアンは、2人に流された電流が、おそろしいくらいの快感を誘発することを経験で知っていた。そして、おそるべきは、G3のパイロット、トロワと呼ばれる少年の耐久力だった。まったく同じ状況で、レディアンが味見し実験した屈強な兵士は、睾丸をスプーンで挟まれ通電されることで、まるで女のような声を上げながら精液をブチまけていた……。
シュッ! シュシュッ! シュッ!
「まだ、イカないか! まだ!」
 レディアンは、しゃにむにトロワのペニスをしごき立てる。
「生意気なチンポめ! 罰を、罰を与えなければ! ……罰を! ……罰を!」
 レディアンは、自分の唇を舐め回すと、大きく口を開いて、トロワのペニスをくわえ込む。
「ハムッ! ジュボッ、ピチャ!」
 雁首に歯を立て、激しく舌を使い、ついには喉の奥まで、トロワのペニスを飲み込む。激しく「喉」を使い、トロワのペニスを飲み下そうとさえした。
「なぜ、感じないっ! このチンポはっ!」
 キャスリンが失神してからは、トロワのペニスは全くの無反応に戻ってしまっていた。
「と、特佐。落ち着いて下さい!」
 狂ったように、トロワのペニスにむしゃぶりつくレディアンを、部下がいさめる。その声に振り向いたレディアンは息も荒く弾み、眼は欲望にギラギラと光り、紅く充血さえしていた。
「ほっ、方法を変えて、……お、女をもう一度責めると、ヤツの反応があるかも……」
 その場を取り繕おうとした部下の言葉だったが、レディアンはその言葉に得るものがあったようだった。息を整え冷静さを取り戻す。
「そうね。……徹底して女を責めることにしましょう。くくくっ、面白いアイデアをおもいついたわ!」


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