4:味わってしまったライアン


 ピンクの鎧を着た戦士。
 パーティー入りが一番遅い所為で、いまいち存在感がないキャラ。
 一番のネタがホイミンネタ。
 そんな訳で、さっさと終らせましょう。


 子供達を救うために途中に仲間に入れたホイミスライムのホイミンと共に塔を降りていく王宮の戦士ライアン。
「ライアンさん、この下から強い魔物の気配がします」
 ホイミンの案内に従い階段を降りたライアンが見たのは、魔物達に犯されている少女達の姿であった。
「貴様ら!」
 引き抜かれた剣は、少女達を犯すのに夢中になっていた魔物達の首を次々と切り飛ばしていくのであった。


 一方的な虐殺が終った後、ライアンは、怒りを堪え、魔物達のボスに剣を突きつける。
「何故この様な真似を行った」
 声を荒げないようにしていたが、その我慢をしている様子がまた魔物のボスを震えさせた。
「全ては、ピサロ様の指示なのじゃ! わしは、ただ、従っていただけなのじゃ!」
 みっともない弁明に終始する魔物のボスにライアンの剣が振り下ろされる。
「グギャー!」
 腕を斬り落とされた方を必死にもう一方の手で押さえる魔物にライアンが続ける。
「拙者は、少女にあんな真似をする者達の戯言に付き合う趣味は、ない」
 魔物のボスは、床をのた打ち、必死に逃げようとしながら答える。
「予言があったのじゃ! 魔王を倒す勇者は、女。そして、その女は、天空の血をひき、通常の女と異なる極上のオマンコをしていると! だから、勇者誕生の予言があった年に生まれただろう少女をさらい、そのオマンコの具合を確かめて勇者を探し出そうとしていのじゃ!」
「勇者を探す為だと?」
 想像もしない理由にライアンが戸惑う中、少女達が苦しみだした。
「貴様、まさか毒を!」
 ライアンの怒りに再び火が点ろうとしたが、魔物のボスが慌てて否定する。
「違うのじゃ! 無理やりやっても正しい判断が出来ないから、ワシが調合したあの位の少女達でも発情する媚薬を飲ませたのじゃ! その所為で満足するまで交尾を出来ないとあのように自ら弄り続けるのじゃ!」
 魔物のボスが言うとおり、多くの少女がまだ毛すらも生えていないオマンコを自らの指で弄って居た。
 胸も膨らみはじめて居た少女など、その胸をもみ上げ、乳首を弄っていた。
「中和剤は、無いのか!」
 掴みかかるライアンに魔物のボスは、首を横に振る。
「アレは、動物が本来持つ性欲を刺激する物じゃ。一度刺激を受けた性欲は、解放するしか手は、無いのじゃ」
 歯軋りをするライアンに少女達が近づいてくる。
「い、入れて……頂戴」
 自らの割れ目を弄り、大量の愛液を撒き散らし、口端からは、涎を垂らす少女達にライアンが絶叫する。
「こんな馬鹿な事があってたまるか!」
 しかし、現実は、少女達は、止まらない。
 屍と化し、男根を萎えさせた魔物達から離れ、数少ない男根を持つ存在、ライアンと魔物のボスの所に群がってくる。
 少女達の虚ろな目にライアンが怯み、激情の行き先を魔物のボスに向ける。
「貴様だけは、許さん!」
「ま、待ってく……」
 振り下ろされた刃は、魔物のボスが絶命する。
 こうして、この場に居る男根をもつ存在は、ライアン独りになってしまった。
「拙者は、どうすれば……」
 まとわりつき、男根を求めてくる少女達に困惑するライアンにホイミンが告げる。
「今、ライアンさんが出来ることは、たった一つです。ライアンさんが彼女達が満足させる事です」
「馬鹿を言うな! そんな事が出来るわけが無いだろうが!」
 怒鳴るライアンにホイミンは、痙攣を繰り返す少女にホイミをかけながら言う。
「まだ僕のMPが残っていますから回復させてあげられますが、この人数を回復させ続けることは、出来ません」
 ライアンは、握り締めた拳から血を流しながらも覚悟を決めた。
「尊き未来を護る為、拙者は、地獄に堕ちよう!」
 ライアンは、少女の一人を抱えあげると勃起した男根に一気に抱え落とす。
「アァァァン! イクゥゥゥ!」
 入れられただけで少女がイクが、それで終わりでは、無い。
「もっと、もっと! 子供の種を頂戴!」
 本能のままに男の精子を求める少女に腰を突き上げ続けるライアン。
「凄いぃぃぃ! 魔物より激しいのぉぉぉ!」
「もうでてしまう!」
 複雑な葛藤を持ちながらもライアンは、少女の子宮に男根を押し当てて一気に射精する。
「熱いぃぃぃ! もうらめぇぇぇ!」
 精子を溢れさせながら少女は、幸せそうな顔をして意識を失う姿をみて罪悪感に苛まれるライアンだったが、少女達は、待ってくれたりしない。
 群がる少女の一人に男根を入れる。
「大きいのぉぉぉ! お腹の中がはちきれそうなのぉぉぉ! でも、気持ち良いのぉぉぉ!」
 その少女は、少女達の中でも一際小さく、普通ならライアンの男根など受け入れられる訳もないのだが、薬の影響で散々自慰行為を続けた所為で穴が広がり受け入れてしまったのだ。
「良い、いい、イイィィィ! もっと、気持ちよくしれぇぇぇ!」
 まだ胸の膨らみの予兆すら感じさせない少女が大人顔負けの淫らな声をあげて腰を振っていた。
 そのアンバランスさにライアンは、知らず知らずのうちに興奮し、腰を激しく動かしていた。
「駄目、だめ、ラメェェェ!」
 果てた少女を床に寝かせてライアンは、ホイミンに告げる。
「ホイミンよ、すまないが手伝って貰えるか?」
「はい。ライアンさんの助けになるのでしたら何でもします!」
 即答するホイミンにライアンが告げる。
「拙者が相手する前の少女をその触手で慰めておいてくれ。そうしないと自慰の暴走で少女達の身が保たない」
「解りました!」
 そう答えるとホイミンは、触手を伸ばし、自慰をしている少女達の割れ目に入れていく。
「アァァァン! 気持ち良いぃぃぃ!」
「触手、触手、触手が気持ち良い!」
「らめぇぇぇ! そんな奥まで入れられたら……」
 触手に淫らに悶える少女達を尻目にライアンは、新たな少女に男根を押し込む。
「戦士様の、スゴ過ぎますぅぅぅ!」
 少女達の中では、大きいほうの少女が、ライアンの男根に挿入され、舌が抜けそうな程に出して感じていた。
 ライアンは、僅かに膨らんだ胸を揉みあげる。
「アァァァン! 胸は、止めて! 胸は、敏感過ぎるのぉぉぉ!」
 感じながらも拒む少女だったが、若い時は、モテテ女性経験が豊富なライアンは、巧みなもみあげで一気に少女に胸の快感を刻みつけていく。
「嫌、あそことお胸がどっちも気持ち良いぃぃぃ! イクゥゥゥ!」
 絶頂に達して床に崩れ落ちる少女から男根を抜くとライアンは、ホイミンに近づく。
「すまないが回復を頼む」
 三発も連続して流石に男根も萎え始めていた。
「お任せください。『ホイミ』」
 少女達を慰めながらホイミンがライアンにホイミをかけて回復させる。
 回復したライアンは、ホイミンが相手していた少女の一人に近寄ると触手から引き抜く。
「いきなり過ぎるよ!」
 泣きが入る少女を床に押し倒してのしかかるライアン。
「重いよ! そんなに来ないでぇぇぇ!」
 ライアンの体重に押し潰されそうになる少女だったが、ライアンが子宮の入り口を激しく攻め立てるとその表情から苦痛の色が無くなる。
「良いのぉぉぉ! あれが奥の奥まで入って来て、喉からでちゃうぅぅぅ!」
 さっきまでの苦情は、何処吹く風、少女は、ライアンにしがみつくようにより深くまで男根を受け入れていった。
「いっちゃうぅぅぅ!」
 激しく絶頂し、ぐったりする少女を残してライアンは、次の少女の相手を求めて動き出すのであった。


 魔物討伐から十日後、ライアンは、今回の経緯を使える国王に伝える。
「今回の一件は、魔物達が勇者を探し暗殺する為に行っていた事のようです」
 国王は、重々しい表情で頷く。
「そうであったか。ご苦労であった。子供達が町に五日前には、無事戻ったと報告があった。ゆっくりと休むが良い」
「その事ですが、拙者、魔物に狙われて危険が及ぶまだ幼いだろう勇者をお救いするための旅に出たいと思っています」
 ライアンの願いに国王は、悩んだが許すのであった。


 旅立ったライアン。
 その隣には、ホイミンが居た。
「ライアンさん、勇者様が早く見つかると良いですね」
「ああ、早く見つかると良いな。天空の血を引く勇者が」
 答えるライアンの男根は、硬く勃起していた。
「魔物が言うとおりだったらあの時よりも凄いのだろうな」
 ライアンの脳裏には、媚薬の所為で淫らになって自らに犯され続けた少女達の姿が浮かぶ。
 そしてその道具袋の中には、魔物のボスが作った媚薬が入っていた。
 しかしライアンは、知らなかった。
 勇者が最高のあれとかは、単なる魔物のボスの勝手な予測であった事を。


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