暴食
〈悪魔博士〉
六番目のターゲット、望丘は、親友と言い寄り愛娘の給食を奪って暴食しておきながら、いざ虐めが始まると知らんぷりをした。
愛娘もそれには、深いショックを受けたらしい。この娘にも同等以上のトラウマを植え付ける。
〈望丘〉
あたしの名前は、望丘。
食べる事が一番の幸せな人間。
周りの子が誰が好きとか、ジャニーズの誰々がかっこいいとか言う話をしているけど余り理解できない。
素直にそう周りの子に伝えると何時も呆れられる。
「そんなんで将来どうするの?」
そう聞かれた時の答えは、決まっている。
「お父さんが居るから良いもん」
すると呆れた顔をしていた皆が大爆笑する。
あたしは、本気で言っているのに失礼だと思う。
「望丘は、本当にお子ちゃまね」
笑いすぎの涙を拭いながら言われる言葉に何時も憤慨してた。
だけど真供鴉だけは、違った。
「そうだよ。結婚相手なんて所詮は、赤の他人。お父さんが居れば一生涯安心だよね」
そんな訳で真供鴉だけは、本当の友達、親友と胸を張って言えた。
今日も給食のプリンを譲ってくれた。
いつかお返しをしないと。
〈悪魔博士〉
フリージャーナリストの望丘の父親を適当な偽情報で呼び出し、私は、背後から殴り倒す。
意識が無いこと確認してから、強力な精力増幅薬を投与し、用意した部屋に裸にして放り込んだ。
明かりが消した部屋には、監視装置があり、暫くして望丘の父親が意識を取り戻す。
『なんのつもりだか知らないが、私が行方不明になったら大変な事になるぞ』
マイクで返事をする。
「一週間連絡が無ければ、大物政治家のスキャンダルの証拠が日の目をみるのだろう?」
望丘の父親は、少しだけ驚いた顔をした。
『……別口か。それで誘拐したんだ何か目的が有るんだろ?』
「目的は、一つ、お前を一週間、その部屋に隔離する事。一週間後には、解放する」
『なるほど、その一週間、私に動かれたら困るって事だな?』
望丘の父親は、今頃、こんなことをしそうな取材相手を考えて居るだろう。
「部屋には、十分な食料とベッドを用意してある」
『随分と親切な事だな。出来れば灯りも欲しいんだが?』
嫌みで返した事を後悔するだろう。
灯りを点けてやると望丘の父親は、目を見開く。
『何の冗談だ?』
無数の望丘の実寸大の写真が貼ってある事を驚いているのだろう。
「寂しく無いようにだ」
『お父さん、大好き』
録音した望丘の声も流す。
苛立つ望丘の父親を更に追い込む。
「三大欲求の最後、性欲処理の用意もある。ベッドを見ろ」
望丘の父親がベッドの上に置かれたラブドールを見て怒鳴る。
『ふざけるのもいい加減にしろ! 娘そっくりなラブドールを使えると思っているのか!』
「女性に興味が薄いお前の側にいる唯一の女性をモデルにしたのだが、気に入らなかったら使わなければ良い。一週間位は、我慢出来るだろう」
普通なら。
『悪趣味だな。だが覚えておけよ、どんなに証拠を隠蔽したところで、悪事は、白日の元に晒される!』
憤慨する望丘の父親であった。
〈望丘〉
「元気が無いね?」
学校の帰り道、真供鴉が尋ねて来た。
「お父さん、取材で一週間帰れないんだって」
昨日メールを見た時は、またかと思った。
「フリージャーナリストって大変だね」
真供鴉の言葉に頷くあたし。
「寂しい望丘には、これをあげる」
真供鴉がクッキーをくれた。
「ところで望丘は、オナニーって知ってる?」
そんな単語を何度か聞いた事は、あったが詳しくは、知らなかったので首を横に降った。
「好きな人の事を考えながらオシッコをする辺りや胸を弄ると気持ち良いんだって。くすぐったいだけじゃないのかな?」
「あたしもそうだと思うよ」
「だよね。でも、私達だったらお父さんの事を考えながらしたら気持ち良いかもね」
真供鴉の冗談にあたしも笑った。
家に帰り、お父さんが帰って来ない寂しさを誤魔化す為に真供鴉に貰ったクッキーを全部食べる。
お腹が良い具合に膨れて眠くなったのでベッドに横になっていると何かがおかしい。
お腹の奥がジンジンする。
着替えようと制服を脱いだ時、パンツの胯間の部分に染みが出来ているのに気付いた。
「お漏らしなんてしてないよ……」
不安になって思わず触れてしまった。
「アァン」
変な感覚が走った。
触って解ったが、パンツの染みは、オシッコじゃない。
「生理のオリモノの一種かな?」
そう言いながらもあたしは、染みの辺りを触ってしまう。
何だか解らないが、何となくだが気持ち良いがする。
頭にさっき真供鴉に聞いたオナニーの事が浮かぶ。
「……お父さんの事を考えながらしたら気持ち良くなるかも」
漠然的な抵抗感があったが指を止められなかった。
そしてお父さんの事を想像すると気持ち良さがはね上がった。
「アァァァン!」
今まで出した事がない声が出てしまい、指の動きも激しくなる。
想像の中のお父さんにも変化があった。
何故か一緒にお風呂に入っている時の裸のお父さんに成っていた。
「お父さん、お父さんが大好き! アァァァン!」
指がパンツをずらし割れ目に入ってしまう。
「駄目、そこは、赤ちゃんが産まれてくる大切な……アァァァン!」
止められない。
想像の中のお父さんのオチンチンがアップになる。
保健体育の時間に習ったセックスの話が頭を巡る。
「お父さんのオチンチンがあたしの大切場所に入ってくる! らめぇぇぇ!」
頭が真っ白になってしまった。
〈悪魔博士〉
『望丘への仕込みも順調だ』
強力な媚薬入りクッキーを食べた以上、今頃性欲に抵抗出来ずに淫らな行為に溺れているだろう。
メフィストは、半ば無理矢理望丘が食べたのと同じクッキーを食べさせられ、勃起した物を焦らす様に扱く。
射精を求めさせてる事で私を更に堕落させるつもりだろう。
一々抵抗する気はしない。
愛娘の体を勝手に使うメフィストの口に強引に突き刺し、フェラチオを強制する。
メフィストは、抵抗しないどころか、喉の奥までくわえこみ射精に導く。
『強引なのも大好きよ』
愛娘の顔で淫らな事を口にするメフィストが許せなかった。
私は、メフィストを押し倒し、何度も犯した。
媚薬の効果も薄れ勃起もおさまった頃、私は、監視装置を確認する。
そこには、まるで猿のように男性器を扱き続ける望丘の父親の姿があった。
マイクにとる。
「娘に向かって射精をするのが趣味なのか?」
『うるさい! 四方八方望丘の写真があったら、仕方ないだろうが!』
望丘の父親の反論に私が苦笑する。
「嫌だったらやらなければ良いだろう」
手を止めようとするが止まらない。
止まる筈が無い。
あの部屋に用意した食料や水には、性欲と精力を増幅する薬を混ぜてある、そんな状態で一度始めた自慰行為を止められる訳が無い。
吐き出される精液は、容赦なく望丘の姿を汚していく。
〈望丘〉
あたし、少し変かもしれない。
だってお父さんとセックスする事を考えて気持ち良くなっちゃうんだなから。
そんな事を考えて居ると真供鴉が難しい顔をしてやって来る。
「望丘、一生のお願いがあるの」
「真供鴉のお願いだったら何でも聞くよ」
「本当に?」
「もちろん!」
胸を張って答えるあたしに真供鴉は、一枚のDVDを渡してきた。
「これを預かって欲しいの」
あたしが受け取る。
「別に良いけど、どんなDVDなの?」
真供鴉は、顔を赤くしながら答える。
「……エッチなやつ」
「えー!」
大声をあげるあたしの口を慌て塞ぐ真供鴉。
あたしは、真供鴉から預かったDVDを持って家に帰って来た。
真供鴉の説明では、クラスの女子でお金を持ち寄って買ったらしいのだが保管していた場所に問題があり新しい場所を探している間、当番制で預かる話になっていたが、真供鴉は、父親に嘘をつけないから隠せないと困っていたらしい。
クラスの中でも友達付き合いが広く、律儀な真供鴉らしい悩みだ。
色々悩んだ後、お父さんが居ないあたしに預けたって訳だ。
真供鴉には、色々恩が有るからこのくらい何でも無いのに、真供鴉は、お詫びと言って、前から欲しいと言っていたぬいぐるみと大きなケーキまでくれた。
「かえって悪い気がするよ……」
そう思いながらもあたしは、ケーキに手が延びる。
しばらくケーキを食べて居たが、やっぱりお父さんが居ないと寂しかった。
そんな時、預かっているDVDが目に入った。
「……エッチってどんな事をするんだろう?」
いけない好奇心だと解って居た。
しかしあたしは、DVDを観てしまう。
『お父さん、もっと! あたしのオマンコにチンポを頂戴!』
あたしとそう変わらない娘が大人の男の人、お父さんと呼んでいる人のあれ、オチンチンを割れ目に入れていた。
「……信じられない、あんな大きいが本当に入ってるの?」
あたしの手首程は、あるかもしれないオチンチンが割れ目をこじ開け、出入りするのが信じられなかった。
『アァァァン! イクゥゥゥ!』
女の子が叫び、体を痙攣させた。
暫くすると割れ目の隙間からオチンチンを伝うように白濁した液体が溢れ出す。
『お父さんの精子がザーメンが子宮から溢れてる。あたし、お父さんの赤ちゃんを妊娠しちゃうよ』
この娘、お父さんの赤ちゃんを妊娠しちゃうんだ。
そう考えると自分と重なった。
「……同じ事をすればあたしもお父さんの赤ちゃんを妊娠出来るのかな?」
あたしの指が割れ目に指を這わせていた。
「赤ちゃんが出来ればもう独りで留守番しなくてもいいんだよね?」
指が割れ目を広げ奥に入っていく。
「赤ちゃんを産むから、お父さんのオチンチン、チンポをあたしのオマンコに入れて!」
指をお父さんのチンポと重ね、激しく動かす。
「お父さんのチンポが気持ち良いぃぃぃ! イクゥからお父さんのザーメンをあたしのオマンコの中にだして妊娠させてぇぇぇ!」
あたしは、頭が真っ白になる、イク状態を何度も繰り返す。
〈悪魔博士〉
『発情しまくってるわね』
ぬいぐるみに仕込んだ盗聴機から聴こえる望丘の痴態にメフィストが楽しげな顔をする。
「DVDには、催眠誘導の仕掛けがあるのだろ?」
メフィストが頷く。
『そう。でも、本心。普段は理性や常識と言う壁に阻まれ出てこれないだけのね』
苛立つ。
「それを無理矢理ほじくりかえし、剥き出しにするのが悪魔なのだな」
『当たり。正解のご褒美』
メフィストは、キスを舌を絡めるディープキスをしてきた。
息が苦しくなった頃唇が離れる。
『あのラブドールから望丘のいやらしい声を流したらどうなると思う?』
「最悪だな……」
私の言葉に笑顔になるメフィスト。
『最高の誉め言葉ね』
自慰で我慢し続けた望丘の父親も娘の淫らな声に理性の糸が切れた。
狂った様に望丘に酷似したラブドールを犯し続ける。
〈望丘〉
あたしは、ルンルン気分で下校していた。
「お父さんが今夜帰って来るってメールがあったんだよね?」
真供鴉の言葉に頷いた。
「そう。待ちきれない!」
真供鴉は、大きな缶入りクッキーを出す。
「お土産でもらったんだけど私の家じゃ食べきれないからお父さんと食べてくれる?」
「うんうん食べるよ、ありがとう!」
あたしは、真供鴉からもらったクッキーを持って家に帰った。
「お父さんまだかな?」
クッキーは、凄く美味しそうだったが、我慢した。
「……ただいま」
お父さんが帰って来た。
「お帰りなさい!」
飛びつくあたし。
「……ああ、元気だったか?」
どことなく元気がない。
「お父さん、どっか怪我したの?」
「……大丈夫」
そう答えるお父さんの声は、やっぱり元気がなかった。
その後、お父さんが買って来たお寿司を食べて、リビングでなごろむ。
あたしは、お父さんの膝上って特等席で真供鴉からもらったクッキーを食べる。
「お父さんもあーん」
「……ああ」
さっきより元気が無い。
「あたし、重たい?」
お父さんは、慌てた。
「そんな事無いよ。うん美味しいクッキーだね」
「でしょ! お父さんもいっぱい食べて」
クッキーを食べながら真供鴉の事とか色々話した。
そうしているとお尻に熱い物が当たっている事に気付いた。
それは、お父さんのオチンチン。
お父さんがあたしを膝の上に乗せて勃起させている。
頭にあのDVDの映像が流れる。
落ち着かない。
お尻をもじもじさせてしまう。
「望丘、あまり動いたら……」
お父さんが何かいいかけた時、お父さんが脈打った。
射精したんだ。
あたしのお尻でお父さんが射精した。
それってつまり、お父さんがあたしに性欲を感じたんだ。
「望丘、ちょっと退いてくれ。おトイレに行きたいんだ」
あたしは、言われるままに立った。
そそくさとリビングを出ていくお父さんだったが、向かったのは、自分の部屋だった。
「……俺は、何をしているんだ?」
ズボンを脱いだお父さんのパンツは、盛り上がり、頂点に染みが出来ていた。
「このままじゃ不味い、一度抜いておかないと……」
パンツを脱ぎ、解放されたお父さんのオチンチンは、想像通り、勃起していた。
それを見た時、あたしは、ドアを開けて中に入っていた。
「望丘!」
驚くお父さんにあたしは、スカートを目繰り上げていた。
「あたしも一緒だよ……」
股間を濡らしたあたしを見た瞬間、お父さんがあたしを押し倒した。
「望丘!」
パンツをずらしオチンチンが捩じ込まれた。
「……イギィィィ!」
想像した何倍も痛い。
まるで丸太を押し込まれた様だ。
「……お父さん、苦しいよ」
止めて貰おうと声をかけるけど、お父さんは、激しく腰を動かし、抉り続ける。
激し過ぎる痛みがボヤけた。
次に襲ってきたのは、あの感覚。
「……アァン」
中を擦りあげられる度に感覚は、跳ね上がる。
「アァァァン!」
痛みは、あるけどそんなのは、どうでも良くなる快感にあたしは、あのDVDの子の様に足を限界まで広げ、オチンチン、チンポを更に奥までくわえこむ。
「望丘ぅぅぅ!」
「お父さん気持ち良いぃぃぃ!」
どんどん高まる快感、そしてチンポを一番奥に押し付けられ、熱い物がぶちまけられた。
「ハァハァハァ……」
荒い息を吐くお父さん、そしてチンポを伝って白濁した液体がこぼれ出す。
精子、あたし妊娠しちゃうかもしれない。
お父さんもその可能性に気付いたのか、顔を強張らせる。
あたしは、両手を広げた。
「お父さんの赤ちゃんだったらあたしは、良いよ」
「望丘!」
お父さんがチンポを挿入し、強く抱きしめて来た。
「アァァァン! お父さんのチンポ、気持ち良いぃぃぃ!」
あたしも足まで使って強く抱きつく。
体をお父さんに預けると体重でチンポがより深く入って来ちゃう。
「スゴイィィィ! チンポが口から出ちゃうぅぅぅ!」
「望丘のオマンコは、最高だ! 出すぞ!」
再びお父さんが射精した。
「イクゥゥゥ!」
噴き出された精子は、あたしの頭の中まで真っ白にしていった。
脱力するあたしだったが、お父さんは、まだまだチンポを勃起させていた。
「今夜は、眠らせない」
「アァァァン!」
イッたばかりで感じ過ぎてしまうあたしは、本当に朝までイキ続けた。
〈悪魔博士〉
『あの娘は、すっかり父親のチンポ中毒だ。学校でも全身からザーメンの匂いが染み出ている』
愉しげに語るメフィスト。
「残るは、一人だな……」
私の下を去っていった妻の顔が脳裏に浮かぶ。
『元妻の恥態を想像して勃起したか?』
嘲るメフィストを無視しようとしたが、私の物を取り出ししゃぶり始めた。
「今日のノルマは、終わった筈だ……」
メフィストが愛娘が絶対に浮かべない淫婦の笑みを魅せるのであった。
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