騎乗の姫


 俺の名前は、トー。
 十歳で、騎士団に入り、二年で一番の使い手になった。
 周りからは、騎乗の姫なんて呼ばれる事もある。
 愛馬、ロイと共に、日々も王国の平和を護る為に、戦っている。
 そして、俺達、騎士団は、新しい任務を与えられた。
「嘗て、勇者と名を馳せた、アイが、各地で非道の限りを尽くしている。我ら騎士団の力で、その非道を食い止めるのだ」
「はい!」
 こうして、俺達は、アイの痕跡を追う事になった。
「それにしても酷いな。巫女姫と呼ばれた王女や魔法姫と呼ばれた魔術師、獣人姫が居た獣人の集落や慈愛姫が孤児院まで、その悪行の犠牲になっている」
 同僚の騎士の言葉に、俺も頷く。
「剣を持つ者としての誇りすら失ったみたいね。追い詰めた暁には、この剣で倒してみせる」
「騎乗の姫の実力だったら間違いない!」
 仲間達も賛同する。
 そして、俺達は、遂にアイが乗る魔法船まで追いついた。
「用心しろ、相手は、勇者とも呼ばれた凄腕だ」
 団長の言葉に、俺達は、頷く。
 そんな中、魔法船から少女達が降りて、次々と仲間達の下に駆け寄っていく。
 団長のところには、一番年長の少女(多分、俺より年上)が縋りつく。
「騎士様、どうかお助け下さい」
 その言葉に団長が頷く。
「安心しろ、直に邪悪な敵を打ち倒してやる」
 それに対して少女は、首を横に振る。
「違うのです、私達のここの疼きを沈めて欲しいのです」
 少女達は、皆同様に、割れ目を近寄った騎士達に見せ付ける。
「落ち着くのだ!」
 団長たちは、必死に宥めようとするが、少女達は、自らの割れ目を激しく弄り始める。
「耐えられないのです。どうか、慈悲を!」
 そういって少女達は、団長達の股間、チンチンに手を伸ばす。
「止めるんだ、そこは、駄目だ!」
 そういう団長たちだが、様子がおかしい。
 相手は、何の鍛錬もしていない少女達、引き離そうとすれば簡単な筈なのに誰も、それを実行しようとしない。
「皆、何をやってるの! 悪党が、目の前に居るのよ、こんな所を襲われたら、ひとたまりもないぞ!」
 俺の言葉に同僚達は、だらしない顔をしている。
「そうは、言ってもなー」
「そうだよな」
 情けない同僚に苛立ち、俺は、団長に近づく。
「団長! びっしっと言ってやってください!」
 団長からは、返事が無かった。
「アァン! 団長さんの男根、おっきくて素敵!」
「そうか、素敵か! お前のオマンコも最高だ!」
 信じられなかった、団長は、近づいてきた少女とセックスをしていた。
「嘘……」
 次々と少女達とセックスを始める仲間達に戸惑っていると、後ろから近づく足音が聞こえた。
 振り返るとそこには、極悪人、アイが居た。
「無駄よ、もう、あの男達は、少女達の虜。最後の一滴まで搾り出される事になるわね」
 俺は、睨みつけて言う。
「お前が邪悪な術を使っているんだろう!」
 苦笑するアイ。
「少なくとも、男にかける術なんて覚えても居ないわ。勝手に盛っているんでしょ?」
「黙れ! 俺がお前を倒し、皆を元に戻す!」
 剣を抜き放つ俺にアイも剣を抜いて言う。
「良いでしょう。もしもあたしに剣で勝てたら、止めてあげるし、他の少女達も解放してあげる」
「本当ね!」
 俺が確認すると、アイが邪悪な笑みを浮かべる。
「その代わり、あたしが勝った時には、貴女にも雌姫になってもらう。良いわね?」
 俺は、頷く。
「俺は、絶対に負けない!」
 そして、剣を交える。
 しかし、勝負は、一瞬でついた。
「そんな馬鹿な!」
 俺の剣がアイの一振りで切り落とされてしまった。
「実力の違いよ。相手が悪すぎたわね」
「まだだ!」
 俺は、諦めず、折れた剣で切りかかる。
「悪足掻きね!」
 手首を捉えられ、剣が弾き飛ばされる。
「まだやる?」
 余裕の笑みを浮かべるアイの表情に俺は、こみ上げてくる悔しさを堪えきれず、涙を流す。
「どうしてだ! お前みたいな外道に、何で負けないといけないんだ!」
 アイは、自信たっぷりに言う。
「負けた事を認めたわね。約束通り、貴女を雌姫にしてあげる」
 アイは、股間から、チンチンを取り出す。
「さあ、この第一の男根『奇跡』を自らくわえ込むのよ」
「そんな恥ずかしい事を何でしないといけない!」
 俺が叫ぶとアイが苦笑する。
「詰り、貴女は、剣の誓いを破るつもり?」
「馬鹿にするな、剣の誓いは、絶対だ!」
 俺が怒りに任せて怒鳴るとアイが淡々と言う。
「剣で負けたら、雌姫になると言った筈でしょ? 雌姫になるという事は、自分から男根を求めるようになるって事よ。出来ないの?」
 俺は、アイのチンチンを睨みつける。
 あんな物を自分の中に入れるなんて、死んでも嫌だ。
 しかし、剣の誓いは、自分の命より尊いのだ。
「出来ないんだったら無理やりやるだけだから良いのよ? ただ、貴女が剣の誓いを守れない騎士だったって事だけね」
 アイの蔑んだ言葉に、俺は、それを認める訳には、いかなかった。
「やるわよ! アイ、あんたのチンチンを受け入れてやるわよ!」
 俺は、覚悟を決めて、アイに近づき、チンチンを手に取る。
 それは、脈打ち、熱さに、唾を飲み、躊躇する俺。
「あたしがやってあげましょうか?」
「自分で出来る!」
 俺は、意地だけで、アイのチンチンを自分の割れ目にねじ込んだ。
 先輩に聞いていた、初めての痛みへの恐怖に目を瞑っていたが、それが襲ってくる事は、無かった。
 しかし、自分の中に入ってくる強烈な存在感に俺は、本能的に抜こうとしてしまう。
「貴女の覚悟は、そんな物なの」
「そんな訳無いだろう!」
 俺は、拒絶する体を無視して、チンチンに向かって腰を落す。
「奥まで届いた」
 嬉しそうに言うアイの顔が心の底から憎たらしい。
「それじゃ、出すわよ」
 アイの言葉と共に自分の中で吐き出される大量な精液に俺の意識は、遠退いていった。


 次に俺が意識を取り戻した時、そこは、何も無い空間だった。
「『奇跡』の力で、貴女は、通常の成長は、行わない。性的成長だけが特化されたのよ」
 アイの言葉に自分が今までの自分から変わってしまった事を痛感させられてしまう。
「第二の男根『昇華』、これで貴女を女にしてあげる」
 アイのチンチンが更に一回り大きくなる。
「さあ、来なさい!」
 俺は、先程の嫌悪感に、抵抗感を感じながらも、アイのチンチンに向かって自らの腰を落していく。
「アァァァァァン!」
 俺の口から、まるで女の様な声が出てしまう。
「そうよ、雌姫として、その声を出すのよ!」
「違う! こんなの俺の声じゃない!」
 俺は、必死に否定した。
 しかし、アイのチンチンが俺の中をこすり付ける度に激しい快感が俺を襲った。
 必死に声を我慢する俺にアイが下から突き上げる。
「我慢しなくて良いのよ! ほら、自分に正直になりなさい!」
 そんな事を言われたところで声を出すわけにいかない。
 だって、もう一度、声を漏らしてしまったら、あんな声をだしたのが俺だって事を証明してしまう。
 それは、俺が騎士として積み上げてきたものを全て失うほど、怖いことだった。
 突き上げられ、奥に突き当たるたびに込みあがる快感は、俺の決意をどんどん弱らせていく。
「我慢もそろそろ限界みたいね、イクわよ!」
 強烈な突き上げと共にアイのチンチンが射精する。
「アァァァァァン! イクゥゥゥゥ!」
 俺は、その瞬間、絶頂に達してしまった。
 脱力し、うつ伏せになる俺にアイは、言ってくる。
「これからが本番よ、騎士として鍛えた体力を存分に見せてもらうわ」
 そして、絶頂に達し、敏感になった俺のあそこを容赦なく、チンチンで突き上げるアイであった。


 どれほどの時間が経ったのだろう。
 限界まで酷使した、腰が悲鳴を上げている。
 そして、俺の割れ目、オマンコからは、大量のザーメンが零れ落ちて居た。
 それでも、アイに男根を突き上げられると、声が漏れる。
「良い! イッちゃう!」
 アイの射精と共に何度目か解らない絶頂に達する俺。
 そんな俺に対してアイが言う。
「さて、動くのも疲れたし、後は、自分で頑張ってもらおうかしら」
 そのまま腰の動きを止めるアイ。
 俺も休めると思っていた。
 しかし、動きを止めても男根は、俺の中にあり、その熱が、俺のオマンコをジワリジワリと刺激する。
「ハァァァァァ」
 熱い吐息が漏れる。
 自分でも解ってしまう。
 刺激を求めているのだと、動かないアイに苛立ちすら覚える俺。
 そして、刺激は、ゆっくりと発生する。
「あらあら、自分から腰を動かすなんて、剣の誓いを護る為に一生懸命ね」
 アイの言葉に俺は、自分が腰を動かし、オマンコからいやらしい音を立てさせて居た事に気付く。
「違う、そんなつもりは、無い!」
「だったら、腰を止めたらどう? 安心して、頑張ったんだもん、少しくらい休んだって剣の誓いを破ったことには、ならないわ」
 アイの言葉に安堵し、腰を止めようと思う。
 しかし、腰は、止まらない。
「どうして! どうして腰が止まらないの!」
 それだけじゃない、腰が更に激しく動く、絶頂が近いのだ。
「らめぇぇぇぇぇ! イクゥゥゥゥ!」
 俺は、自分の動きだけで絶頂に達してしまった。
 俺は、惨めさを伴う快感の中、地面に倒れていた。
「貴方も幼女から少女を飛ばして女になったわね。それでは、第三の男根『展開』で雌にしてあげるわ」
 アイの男根は、更に大きくなり、倒れている俺に向かって挿入された。
「入れられただけでイクゥ! 駄目、だめ、ダメ! おかしくなる!」
 自分のお腹からでも見える男根の動きに、相手から容赦なく与えられる男根の動きに、俺は、絶頂を繰り返す。
 そして射精された瞬間、俺の頭の中が真白になった。


 次に俺が意識を取り戻した時、そこは、元の場所だった。
 俺は、何故か、柵に体を固定されていた。
「さて、これから、相棒との再会よ」
 アイがそういって、俺に後ろを見せる。
 そこには、俺の一番のパートナー、愛馬、ロイが居た。
「……ロイ」
 少し情けなかったが、ロイを見た瞬間、少しだけ、元の自分に戻れた気がした。
 しかし、俺は、即座にロイの異常に気付いた。
「お前、ロイに何をした!」
 アイは、楽しそうにロイの激しく勃起した男根を扱く。
「人の女、それも大切な貴女に激しく発情する様にしてあげたの。さあ、愛馬の思いを受け止めなさい!」
 アイの声に答える様にロイは、俺に襲い掛かってきた。
「ロイ、止めろ! 止めるんだ!」
 生まれて来たときから、育てたロイ。
 何でもいう事を聞いたロイ。
 一緒にいくつもの辛い戦いを乗り越えたロイ。
 それが、俺の声を無視して、俺のオマンコに男根を挿入してくる。
 それは、人のそれと較べて巨大で、裂けるかもと思った。
 しかし、俺のオマンコは、変わってしまっていた。
「アァァァァン! こんな、ロイの、馬の男根が良い! 気持ち良い!」
 感じては、いけないとわかっているのに、それなのに、ロイの、大切な愛馬の男根に俺は、快感を覚え、激しく締め付けていた。
 そして、その瞬間を迎える。
 ロイの息が更に荒くなり、男根が膨らむ。
 次の瞬間、ロイの、馬の精液が俺の中に撒き散らされる。
「イヤァァァァ! 馬の精液でイクゥゥゥゥ!」
 俺は、馬の精液をオマンコに感じ激しい絶頂の頂に駆け上ってしまう。


 馬の精液をオマンコから垂れ流す俺に、勇者アイ様が近づいてきて、ロイに勝るとも劣らない太さに男根を見せて告げてくる。
「これが最後、第四の男根『決意』。これを迎え入れる事で、貴女は、神婚するのよ」
 俺は、自ら勇者アイ様の男根の腰を下ろしながら言う。
「お願いします。勇者アイ様の男根で、俺を神婚させて下さい!」
 勇者アイ様の男根をくわえ込む。
 オマンコが削られる様な刺激に頭が真白になっていきながら俺に勇者アイ様を求めた。
「誓いなさい、女神と神婚し、雌姫として快楽を求め続けると」
 俺は、激しく腰を上下させながら叫んでいた。
「誓います! 俺、騎乗姫、トーは、女神と神婚して、雌姫として快楽を求め続けます!」
「誓いの絶頂よ!」
 勇者アイ様の男根が激しく射精する。
「イクゥゥゥゥゥ!」
 俺は、最高の絶頂に白目を剥いて叫んでいた。


 俺は、何度も凱旋した町を馬に乗って進んでいた。
 因みに直接に乗っているのは、団長の男根にだ。
 その姿を見せつけながら俺は、宣言する。
「俺は、これから勇者アイ様と一緒にいく」
 困惑する人々に俺は、男根をくわえたオマンコを見せ付けて告げる。
「俺は、女神と神婚し、雌姫になった。だから、勇者アイ様と共に新たな雌姫を探す」
 そう宣言する中、団長が俺の中で射精する。
「イクゥゥゥ!」
 俺は、町民達の前で自ら腰を振って男根からザーメンを絞りだすところを見せ付けた。
「もう二度と、俺は、騎乗姫には、戻れない」
 こうして勇者アイ様との旅が始まった。


→進む

→戻る

不老の幼姫と不死の勇者のトップへ