淫行教室_06:巳


『受験生と弟と勉強部屋』


 ○和音の呟き

 今回のターゲットは、巳野(ミノ)林檎(リンゴ)ちゃん。
 中学三年生で眼鏡が似合い、知的な美少女。
 でも、東大生を何人も輩出する有名進学校を狙って居る為、激しい受験戦争の真只中にいる。
 そのストレスは、物凄く、今日も勉強を教わると言う自己弁護をしてインコ教室に息抜きに来ている。
 こんな美少女をこのまま、勉強だけの暗い生活をさせる訳には、行かない。
 それでは、早速、行動を開始する事にしよう。

 ○巳の少女
「……ここも間違っている」
 私は、小さく溜息を吐く。
 ここ暫く、受験勉強がはかどっていない。
 理由は、幾つかあるが一番は、同室で一つ下の弟だ。
「姉ちゃん、お小遣いが足りないんだ、貸してくれよ」
 私より大きな体を小さくして、両手を合わせてくる弟。
「ふざけないで! あのね、私は、勉強で忙しいの! 下らない用事で声を掛けないで!」
「お願いだからさ!」
 しつこく食い下がる弟を無視して、私は、上着を持って部屋を出る。
「林檎、どこに行くの!」
「インコ教室! 弟がうるさくて勉強どころじゃないから!」
 私は、そのまま家を出た。


 そして、インコ教室で何人かの先生に教わって居た時、ワイン先生がいらした。
「林檎ちゃん、調子が悪いみたいね?」
 他の人にこんな事を言われた、神経に障るのに、ワイン先生だけは、違う。
 心のそこから心配してくれているのが解るので、素直に頷く。
「全然上手く行かないんです。このままじゃ……」
 ワイン先生は、優しい顔で言ってくれる。
「そんな張り詰めたままじゃ、勉強も上手く行かないわ。私の家に来て、一息ついて。その後、効果的な勉強法を考えましょ」
「ありがとうございます」
 私は、素直にワイン先生の家に言った。


「……美味しい」
 私の愚痴を聞いた後にワイン先生の出してくれた紅茶は、感動するほど美味しかった。
「最高級の紅茶なのよ。それでは、これから効果的な勉強法の下準備を始めましょうね」
 ワイン先生は、そういうと、スカートを捲る。
 すると、まるで錦蛇の様な物が伸びてきた。
「何ですかこれは!」
 私の言葉にワイン先生がさっきまでとまるで変わって無い筈なのに、全く別物の、寒気が走る笑顔で言う。
「言ったでしょ、林檎ちゃんの新しい勉強法の下準備よ」
 そして、その錦蛇は、私の下着に潜り込み、女性器に入ってくる。
「イヤァァァァァ!」
 激痛とそれを越す嫌悪感に私は、必死にそれを拒もうとしたが、直ぐにその手も押さえられる。
「止めて、止めて、止めて!」
 心の底から懇願したが、それは、終らない。
 それどころか、どんどん奥まで来る。
 私が出来たのは、涙を流すことだけだった。
「出すわよ」
 次の瞬間、私の中で熱いものが弾けた。


「林檎ちゃん、起きて」
 その声に私が目覚めると、そこには、何時もと同じワイン先生が居た。
「疲れていたのね、ちゃんと睡眠をとらないと勉強もはかどらないわ」
 私は、慌てて立ち上がり時計を見る。
「もうこんな時間、早く帰って勉強をしないと!」
 苦笑するワイン先生。
「一つだけ、アドバイス。弟さんとゆっくり話してみた方が良いわ。どちらが悪いにしても、一度じっくりと話さないと、解決しない。そんな不快な想いを溜め込んだ状態では、勉強もはかどらない」
「ありがとうございます」
 私は、頭を下げて言う。
 そして、ワイン先生の家を出た後、顔を真赤にしてしまう。
「それにしても、何であんな変な夢を見たんだろう? 欲求不満……違う!」
 私は、家まで走る事にした。


「姉ちゃん、お帰り」
 部屋に戻るとまだ弟が起きて居た。
 苛立つ気持ちを抑えて、ワイン先生に言われたみたいに話をする事にした。
「それで、何にお金を使うの?」
 その言葉に目を輝かせる弟。
「聞いてくれよ、遊戯王カードで新シリーズが出て、今度のシリーズには、テレビで好きだったキャラも入ってるんだ! 絶対にゲットするから……」
 聞くだけ損をした。
「ガキ!」
 私は、睨みつけながら言う。
 弟の言葉が止まる。
 私は、弟を見下し言う。
「あんたも来年は、受験なのよ! それがカードですって! 何を考えているのよ! そんなガキだから、彼女にも振られるのよ!」
 その一言に弟も立ち上がる。
「それは、関係ないだろう!」
 私は、睨みつけながら言う。
「関係あるわね。その子にも解ったのよ、貴方がどんだけ下らない人間で、どうしようもない屑だって!」
「俺が最低な屑だったら、姉ちゃんは、勉強ばっかで、恋愛した事も無いつまらない人間じゃねえかよ!」
 弟の言葉に私は、反射的に手が出ていた。
 頬を叩かれた弟は、私の腕を掴み言う。
「教えてやるよ、姉ちゃんに男を!」
 そういうと弟は、私をベッドに押し倒す。
「何を考えている! 私達は、姉弟なのよ!」
 それに対して弟は、昔の面影も無い程、太く、大きくなった男性器を出してくる。
「止めなさい!」
 必死に拒むが弟は、強引に私の下着を脱がすと、そのまま男性器を入れてきた。
 強い痛みが私を襲う。
「抜きなさい! 早く!」
 痛みを堪えて命令する私。
「すげえ、姉ちゃんのオマンコ、もう出ちまう!」
「それだけは、駄目! 子供が出来る!」
 私は、慌てて押し返すが、弟は、一心不乱に腰を押し付けて、そして射精してしまう。
「……嘘。私、弟に処女を奪われて、その上、膣内射精されてしまったの……」
 私の中で何かが壊れた音が聞こえた気がした。


 それから、私は、出来るだけインコ教室で勉強し、弟が寝静まった頃、帰る様にした。
 それでも、ベッドに入る度に、あの悪夢が蘇る。
 今夜も、今にも弟が襲ってくるかもと恐怖し、目を瞑った時、現実になった。
「止めて!」
 哀願する私に、荒い息をする弟は、のしかかってくる。
「忘れられないんだ、姉ちゃんが!」
「姉弟でそんな事をしたら、いけないって解らないの!」
 私の言葉に弟は、私のパジャマのズボンと下着を脱がしながら言う。
「俺は、馬鹿だから解らない」
 そのまま私の女性器を舐め始める。
「馬鹿、そんな所を舐めたら汚いじゃない!」
「姉ちゃんは、何にも知らないんだな。ここを舐めると女子は、喜ぶぜ」
 嬉しそうな声を出す弟。
「そんな訳、な……アァン!」
 変な声が出てしまう。
「おかしい、何? こんな感覚は、知らない!」
「それが気持ち良いって感じだよ。姉ちゃんにたっぷり教えてやるよ!」
 弟に舐められると信じがたかったが、確かに気持ちよかった。
「そんな、おかしい? こんなのが気持ち良い訳ない筈!」
 混乱する頭。
「すっかり、濡れてる。入れるよ」
 弟は、あの男性器を取り出す。
 私は、首を横に振る。
「嫌! あんな痛い想いは、もう嫌!」
「大丈夫、もうあんなに痛くない!」
 そんな言葉は、信じられなかった。
 でも弟の言葉は、あっていた。
 弟の男性器が私の女性器に擦りつける度に先程の何倍もの快感が私を襲う。
「……スゴイ」
 もう抵抗出来ない。
「やっぱり姉ちゃんのオマンコは、最高だ! もう出る!」
 弟が射精した時、私は、体中を走る何かを感じた。
 脱力する私。
「何、これ?」
 呆然とする私に弟が言う。
「姉ちゃんは、今、いったんだよ」
「いく?」
 私の質問に弟が答える。
「気持ちよすぎて、絶頂に達したって事だよ」
 馬鹿な弟の説明では、よく解らない。
 明日、じっくり調べよう。


 翌日、予想外の事が起こった。
「今日から、ここが林檎の部屋よ。防音にしてあるから、勉強に集中出来るでしょ」
 そこは、元々は、お父さんの書斎だった部屋。
 改装して、私の部屋にしてくれたんだ。
「ありがとう」
 お礼を言う、私の顔は、何故かひきつって居た。


 私は、辞書であの言葉の意味を調べていた。
「絶頂、オルガズム。セックスで気持ち良くなり過ぎた神経を一時的に開放する為の現象」
 私は、指であそこを弄り続けて居た。
 気持ち良くなった。
 絶頂も何度も達した。
 でも、足りなかった。
 私は、元、私達の部屋、今は、弟の寝ている部屋に行く。
「姉ちゃん、どうしたんだよ?」
 私は、弟が必死に隠そうとする男性器、チンポを見て言う。
「弟、貴方の所為で全然、勉強が出来ないじゃない。責任とって、私が満足いくまで、イカセなさい」
 私が裸になって弟の前に立つ。
 弟は、言葉も忘れていきなり私に挿入してくる。
「良いわ! これよ! これが欲しかったの!」
「姉ちゃん! 俺も姉ちゃんを抱きたかった!」
 弟は、必死に腰を動かし続ける。
「もっとよ! もっと、激しくして!」
 私は、抱き上げて来る弟の体を両手両足で抱きしめる。
「俺、もう駄目だ! 出しちまう!」
「出して! 熱い、ザーメンを出して!」
 そして、弟のザーメンが私の子宮に達した時、私の頭が真白になった。


「もう、全然が勉強できない」
 私は、全然が我慢できなくなっていた。
 授業中まで、オナニーをして、今もオマンコは、濡れてチンポを求めていた。
「そうだ、ワイン先生に相談しよう」
 私は、インコ教室に行くと、ワイン先生は、笑顔で自宅に招いてくれた。
「もうそこまで達したのね」
 私は、ワイン先生の前なのに、我慢できず、オマンコを弄りながら言う。
「我慢できないんです! オナニーしてないと、チンポを咥えてないと狂いそうなんです!」
 ワイン先生が笑顔で言う。
「林檎ちゃんが、先生にエナジーを運ぶ、雌鵜になるって契約したら、快楽に満ち溢れた、至福の毎日を保障してあげる」
 私は、即座に頷く。
「もう何でも、します。エナジーでも何でも運びますから、満足させてください!」
 すると、ワイン先生から、あの夢で見た錦蛇が伸び、私のオマンコを埋めていく。
 それは、弟のより、何倍も気持ちよかった。
「……最高」
 涎を垂らし、快感に身を預けて居たとき、ワイン先生のが子宮に達した時、弟に射精された時と同じか、それ以上の快感が連続して私を襲う。
「嘘! こんな凄いの知らない! おかしくなる!」
 数え切れない程、オルガズムを感じ、疲れて横になる私にワイン先生が呟いた。
「いい勉強法を教えてあげる」
 その方法は、今の私には、とても合っていた。


 私は、両親が用意してくれた防音の勉強部屋で勉強していた。
「もっと動いて、勉強が進まないじゃない!」
「一生懸命に動いてます!」
「そんなんじゃ、もう呼ばないわよ!」
「待って下さい、今、やります」
 少しだけ動きが速くなる弟の友達。
 私は、今、弟とその友達と代わる代わる座位で交わっていた。
「いきます!」
 果てる弟の友達。
 満たされる気持ちと同時に頭に刻み込まれる知識に満足しながら私が言う。
「ワイン先生が言っていたこのセックス勉強法って凄い、セックスの強烈なイメージと一緒に覚えると全然忘れないもの。ワイン先生にお礼のエナジーもあるし、もう少しやらないとね。弟、いつまでへばっているの!」
 私は、何度も出してへばっている弟と無理やりエッチをするのであった。


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