OPAOLCEP_02:アピス


 少女の名前は、アピス。
 軍艦島に住む少女だ。
 千年竜が居るロストアイランドの子孫である彼女は、麦わら海賊団の協力もありロストアイランドの真実を知り、それを護り続けようと決意していた。
 しかし、不死を求め千年竜を狙う者は、決して居なくなる事は、無かった。
 今日も、彼女は、狙われていた。
「待て!」
「嫌よ!」
 複数に男に追われながらもアピスは、森の中に逃げ込む。
「何処に行った!」
「こっちじゃないのか!」
「嫌、あっちだ!」
「そっちで物音が!」
「輪熊が出たぞ!」
 男達が騒ぐが、一度森に入ったアピスを見つけ出す事に成功した事は、なかった。
 諦めて退散する男達を見てアピスが自分が隠れていた茂みからでて胸に輪の様の模様がある熊、輪熊に微笑む。
「輪熊さんありがとう」
 軽く手をあげてさっていく輪熊。
 アピスが森で捕まらない理由、それは、彼女が動物と話す事が出来るヒソヒソの実の能力者だからだ。
「もう、本当に毎度毎度、なんで人間は……」
 アピスは、度重なる襲撃で軽い人間不信に陥っていた。
 そしてそれは、自分を助けてくれる動物達への傾倒に繋がっていた。
「人間も皆みたいだったらの良かったのにね」
 動物達に微笑むアピスであった。


 そんなアピスを狙っていたのは、イーストブルーでも有数の製薬会社であった。
「何で小娘一人、捕まえられない!」
 責任者の怒りに部下達が俯く中、研究室から一人の男が現れる。
「資料を読ませてもらったよ。彼女は、悪魔の実の能力者だろう」
「悪魔の実だと!」
 驚きが拡がる中、研究者が言う。
「そうだ、そして、色々と検討した結果その能力は、動物と心を通わす力。そう考えれば動物達が不自然に邪魔をしてくる事が納得できる」
「相手が能力者だとしたら面倒だ」
 責任者の言葉に研究者が笑みを浮かべる。
「それなんだが、この薬を試して見ないか?」
 そういって研究者が一つの薬を取り出す。
「なにかねその薬は?」
 聞き返す責任者に研究者が苦笑する。
「理性を持つ人間には、大して効果が得られなかった、女性が男を虜にする為の惚れ薬の失敗作さ」
 眉を顰める責任者。
「そんなものでどうしろというのだ?」
 研究者が含み笑いをしながら告げる。
「理性がある人間には、大して効果が無かったんだ、理性を持つ人間には、ね」


 数日後、アピスは、再び製薬会社の男達に追われていた。
「本当にしつこい! 何度、来てもあたしは、捕まらないし、何も話さない!」
 そういって森に向って逃げていくアピスの上空に向って男達は、砲弾を撃った。
 砲弾は、上空で爆発して、液体を撒き散らす。
 それをアピスは、モロに被ってしまう。
「もう、何よ!」
 そう言いながらアピスは、必死に走って森に入り込んだ。
「此処までくれば大丈夫。後は、いつも通り動物さん達に協力してもらって逃げ切れば……」
 そう言っている間にもアピスの前に一匹の狼が現れる。
「狼さんこんにちわ」
 普段なら挨拶を返してくる狼が何も言ってこない事に首を傾げるアピス。
 アピスが狼に近づくと怒声の様な声が聞こえてきた。
『雌だ、極上の雌だ。交尾する!』
 狼は、アピスに圧し掛かる。
「嫌、どうしたの!」
 声が聞こえても交尾の意味すら解らないアピスは、狼が何もしたいのか解らなかった。
 そんなアピスなど声など聞こえてない様に狼は、勃起させたチンポをアピスに擦り付けて行く。
 服の上から必死にお尻に擦りつけ続ける。
「もう、何をやってる!」
 涙目で抗議するアピス。
 無駄とも思えた狼の行為だったが、その腰振りが少しずつアピスの服を捲くりあげて居た。
 そして遂にアピスの生尻にチンポを押し付け始めた。
「駄目、そんな変な事しないで!」
 アピスの抗議、普段なら話が通じる狼だったが、今日だけは、違った。
『穴に入れて、子種注ぐ! 子孫、作る!』
「子孫作るって、まさか……」
 ここに至り、ようやくアピスは、狼が何をしようとしているのか理解し始めた。
「駄目、駄目だよあたしは、狼じゃないから子供なんて出来ないよ!」
 涙目で必死に諭そうするが、狼は、聞く耳を持たず、がむしゃらに腰を振り続け、遂には、アピスのオマンコにチンポを押し込んだ。
「痛い! 止めて!」
 ロストバージンの血が零れ出すアピス。
『穴、入った! この穴、凄く気持ち良い!』
 狼が更に興奮して腰を振り続ける。
「痛いよ! 痛いよ! もう止めて!」
 幾らアピスが泣き叫けぼうが狼は、腰を止めない。
 言葉が通じない訳では、無い。
 交尾するって本能が勝っているのだ。
 そして、狼は、遂にアピスの中で射精する。
『孕め! 孕め! 孕め!』
 暴力的な意思の声にアピスが叫ぶ。
「赤ちゃんなんてイヤー!」
 射精を終えて狼が離れ、その場に崩れ落ちるアピス。
「何で、こんな酷い事を?」
 アピスの問い掛けに幾分、落ち着いただろう狼が答える。
『極上の雌と交尾する。それ当然の事』
 その意思に一切の邪念も無ければ取り繕いもない。
 獣のルールがそこには、あった。
 離れていった狼、そしてヨロヨロと立ち上がるアピス。
「偶々だよね? それより早く隠れないと」
 アピスが痛む股間を我慢しながら歩き出した時、狸が現れた。
「狸さん! お願いがあるんだけど!」
 小利口な狸には、アピスは、何時も助けられていた。
『極上の雌! 交尾! 交尾! 交尾!』
 しかし今回は、普段と違った。
 さっきの狼と同じ様な反応が返って来たのだ。
「嘘、狸さんまで……」
 後退るアピスに一気に詰め寄り、狸は、押し倒す。
「嫌! 痛いの嫌!」
 そんなアピスの言葉など本能で動く獣には、通じない。
『孕ませる!』
 狸は、チンポを挿入し、腰を振るとデカイ金玉袋がゆれ、アピスのお腹を叩いた。
「もうイヤー!」
 そんなアピスの言葉と裏腹に獣達は、次々に現れ、アピスと交尾をするのであった。


「……どうして?」
 度重なる交尾で、殆ど裸同然の体は、色んな動物の体液にまみれていた。
「皆、交尾、交尾っておかしいよ!」
 涙を零すアピス、その前に輪熊が現れた。
「輪熊さん!」
 アピスは、動物達の中でも一番の仲良し、輪熊の登場に希望の光を見た。
 しかし、それは、誤りだった。
『極上の雌と交尾する!』
 輪熊は、アピスを持ち上げると勃起した自分のチンポに向けて振り下ろした。
「……」
 アピスは、言葉に成らない悲鳴を上げた。
 輪熊のデカチンポを根元まで捻じ込まれ、その腹は、完全に輪熊のチンポの形に隆起している。
 股関節は、悲鳴をあげ、痛みと言う概念すら塗り替えるそれにアピスは、ただただ首を振るしか出来ない。
 そんなアピスの状態などお構い無しに輪熊は、アピスの体を上下させて交尾を続ける。
 そして射精して満足するとその場を離れていった。
 股関節に異常を来たしたアピスは、大量の精子を垂れ流しながらその場から動けないで居た。
 そこにあの研究員が来た。
「理由が知りたいだろう?」
「……理由?」
 アピスの問い掛けに研究員が頷く。
「そう、なぜ動物達が君を犯し続けたのか? 簡単な事だ、君がこの森に入る前に浴びた液体は、フェロモンを発生させ、動物を発情させる。所詮畜生、意思を通じられたとしても本能の前では、無意味なのさ」
「ひ、酷い」
 涙ぐむアピスに研究員が邪悪な笑みを浮かべる。
「安心して良いよ、僕は、人間だ。相手の気持ちを考えるさ。例え、君みたいな子供でも快感に悶えらえる様にしてあげるよ」
 そういってアピスを抱きかかえると連れ帰り治療をするのであった。


「もっと、もっと激しくして下さい」
 アピスは、製薬会社の男のチンポを求めて割れ目を開いていた。
「俺は、お前みたいなガキとやる趣味は、ないんだがな」
 苦笑する男に縋りつきアピスがチンポをしゃぶりながらエロイ上目遣いで囁く。
「気持ちよくしますから、お願いします」
「ガキのクセに中々上手いじゃないか。よし試してやろうか」
 男は、そういって勃起したチンポをアピスのオマンコに突き刺す。
「アァァァン! チンポ、セックス気持ち良いぃぃぃ!」
 よがりまくるアピスは、自ら腰を振り、オマンコを締め上げ、更なる快感を男に提供する。
「良いぞ! ここまでされたらこっちも頑張らないとな!」
 そういって男も激しく腰をふった。
「そろそろ出すぞ!」
 男の宣言にアピスが答える。
「出して! アピスの子宮に人間のザーメンを満たして!」
 アピスの言葉に男は、チンポをアピスの子宮に押し当て、射精する。
「アァァァン! 熱いザーメンでイクゥゥゥ!」
 絶頂に打ち震えるアピス。
 行為が終わりアピスは、男にしな垂れかかっていると別の社員がモルモット用の子犬を連れてきた。
「イヤー! 動物は、近づけないで!」
 恐怖するアピスに男が言う。
「おいおい、あんな子犬なんて怖くないだろう?」
 おぞましげに子犬を見てアピスが言う。
「動物なんて全部一緒! 相手の事なんて考えず畜生の本能で交尾をしてくるんだから!」
 そして子犬が去ったところでアピスが男のチンポを舐め始める。
「おいおい、終わったばっかだろう?」
 アピスが必死な顔で言う。
「怖かったの。だから愉しむ為にセックスしましょう? 畜生がする生殖の為じゃないセックスを!」
「良いだろう。セックスを愉しむ人間様の偉大さを見せ付けてやろう」
 そして第二ラウンドに入る。
「良い、いい、イイィィィ! またイクゥゥゥ!」
 アピスは、あの恐怖の記憶から逃れる為、治療の直後に行われた大量の媚薬投入でのセックスの快感に溺れていたのだ。
 そして獣を憎むようになったアピスは、製薬会社に協力し、千年竜の秘密を全てしゃべってしまい、セックスを求めて製薬会社の男達に自らの体を開くビッチとして一生を終えるのであった。


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