◎女になっていく少女
○忌むべき興奮の授業


 次の日、あたしは、登校した。
 家に居ても犯される以上、仕方ない判断だった。
 あたしを犯したエロブタの授業を受けるしかない事態に悔しさがこみ上げて来る。
 そして三時間目、ミニテストが始まった。
 エロブタの監視の中、テストをするクラス。
 そんな中、エロブタが教室を回って各自の様子を窺う。
 前からあった事だったが、その度にエロブタがいやらしい視線で女子生徒を見ている事にあたし達は、気付いていた。
 そんなエロブタがあたしの横に来た時、自分の指を舐めて、なんとあたしの鼻先に唾液をこすりつけてきた。
 怒鳴りそうになるあたしをエロブタが意味ありげな視線で制止する。
 それは、数回にわたって行われた。
 嫌がらせにしか思えない行動にイライラしている。
 落ち着かない感じもその所為だと思っていた。
 しかし、ジワリジワリこみあげてくるそれにあたしは、勘違いを気付かされた。
 お腹の奥から湧き挙がってくるこの感覚、あたしは、発情させられている。
 そうだ、エロブタが言っていた。
 あの薬の効果を起こすのは、体液だって。
 保健室や自分の部屋でもアレから出た奴でなっていたから勘違いしていたけど、エロブタの体液だったらなんでも構わなかったんだ。
 そうさっきからあたしの鼻先につけていた臭い唾液でも。
 一度気付いてしまうと駄目、鼻先にこびりつく唾液の臭い匂いを嗅ぐたびに、疼き少しずつ高まっていく。
 もしこれが授業中で無かったら、独りになってオナニーをしてしまっていたかもしれない。
 でも今は、授業中で、席を離れる訳には、行かない。
 腰がモジモジしてしまう。
 僅かな下着とのずれでさえ、今のあたしには、快感を覚えるが、全然足りない。
 思いっきり触りたい、シャーペンを持たない左手が躊躇しながらも太もも擦りながら股間に近づく。
 直ぐ近くまで来た時、周囲の音で授業中だって思い出し手を離す。
 それを何度も繰り返していた。
「さっきからどうしたんだ?」
 エロブタが業とらしく聞いてくる。
「な、何でも無いです」
 視線を合わせずにそう答えるあたし。
「そうか、それだったらいい」
 そういって駄目押しとばかりに鼻先に唾液を塗っていく。
 憎悪で人を殺せたら、きっとあたしは、エロブタをこの瞬間殺せただろう。
 そうなって殺人罪で捕まったって後悔しない自信がある。
 しかし、そんな事は、なくあたしは、ただただ、お腹の奥から湧き上がり続ける疼きを堪えるしかできない。
 そんな我慢にも限界がある。
 何度も往復していたあたしの左手が股間に触れた。
「……アァン」
 小さく声が漏れてしまった。
 慌てて周りをみるが誰も気付いていない筈。
 あたしは、左手を直ぐに離そうとした。
 だけど、駄目だった。
 一度、触れてしまい、快感を得てしまうと止まらない。
 指が勝手に動いてしまう。
 授業中だというのに、スカートの上から股間を弄る指が止まらない。
 そしてその快感でも疼きが抑えられない、それどころか更に加速させる結果にしかならなかった。
 直接触りたい、そう考え始めている自分が怖かった。
 とにかくこのままじゃ駄目だ、この場を離れる口実を考えないと。
 そうだ、トイレに行こう。
 手を上げようとした時、エロブタが駆け寄ってきた。
「息が荒いぞ。調子悪いんだな。よし保健室に連れて行ってやろう」
 そういうと、エロブタは、ミニテストを続ける様に指示をしてからあたしの体に密着させてくる。
「保健室なんていか……」
 あたしの反論の途中でエロブタが耳元で囁く。
「オナニーしていた事をばらされたくなかったら大人しく従え」
 あたしは、エロブタにされるままにするしかなかった。
 エロブタに支えられる様に教室をでたあたしだったが、暫く歩いた所で空き教室に連れ込まれる。
「あまり、時間を掛けられないからさっさとやるぞ」
 そういってズボンからアレを取り出すエロブタ。
「嫌、今は、授業中なんだよ!」
 あたしの言葉をエロブタが笑う。
「その授業中にオナニーしてたのは、どこのどいつだ?」
 顔を真っ赤にしたあたしのスカートを捲り上げるエロブタ。
「それにここは、もう準備万全みたいだぞ」
 晒されたあたしの下着は、エッチな汁でグチョグチョになっていた。
 下着をずらされ、エロブタのアレが割れ目に押し当てられ、そのままねじ込まれてくる。
「アァァァァン!」
 いやらしい声が出ちゃう。
 今は、授業中で、相手がエロブタだっていうのに、気持ち良い。
 もう痛みは、完全に無かった。
 アレがあたしの中を抉りあげる度に激しい快感があたしの股間から脳天に向かって駆け抜けていく。
「嫌なの、こんないやらしい事嫌なんだから!」
 そう泣きながらあたしは、口にする。
 しかしそんな言葉と裏腹にあたしのあそこは、エロブタのアレに反応して快感をひっきりなしに送ってくる。
「駄目、だめ、ダメェェェ! こんなんで気持ち良くなっちゃ駄目なのにぃぃぃ!」
 どんどん昂ぶっていく。
「そろそろ終わりにするぞ」
 エロブタは、あたしの体を持ち上げ、より深いところまでアレを押し込んだ。
「ふ、深いぃぃぃ! そんな所まで入れたら駄目になるぅぅぅ!」
 エロブタのアレが脈打ち、あたしの中に子種を撒き散らした。
 その瞬間、目の前が真っ白になってしまう。
 アレを引き抜かれ体を開放されるとあたしは、その場に座り込んでしまう。
「保健室で後始末してもらってから戻って来いよ」
 そういってエロブタがあたしの前から消えていく。
 エロブタが消えたあと、あたしは、悔し涙を流す。
「また、あんな奴にやられて、イッちゃったよ。もうこんなの嫌だよ!」
 暫くそうした後、涙を拭い、保健室に行き、穢された体を綺麗にしてから教室に戻る。
「元気になったか?」
 そう声を掛けてくるエロブタをあたしは、睨み続けるしか出来なかった。


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