◎女になっていく少女
○蝕み始める快楽


 あたしは、おかしくなり始めた自分に怯えながら今日も学校で授業を受けていた。
 そしてその日の体育の時間の開始、エロブタが告げてきた。
「今日は、休みが居る為、一人ペアが出来ないから日野、お前の準備運動の相手は、俺がやってやろう」
 クラスメイト達から同情の視線が集まる。
 それでも代りに自分がと言われるのが嫌なのか誰も何も言わない。
 近づくのも嫌だったがここで何を言っても無駄なのは、解りきっていた。
 不機嫌さを全開に押し出しながらもエロブタのところに行く。
 デブのエロブタは、運動をする前だって言うのに汗をかいている。
 べとべとする手に触れるのも嫌だったが嫌悪感を押し殺し、手を掴み、準備運動を開始した。
 ある程度は、仕方ないと思っていたが、エロブタは、必要以上に体を密着させてきた。
 その度にエロブタの汗が体に付着して不快感を増していく。
 だから体の変化も不快感に因るものだと思っていた。
 でも準備運動の途中で気付いた、これは、また発情させられていると。
 あたしは、エロブタを睨むとクラスメイトの数人がまたかって顔をする。
 多分、準備運動を良い事にエロイ事をされていると考えているんだろう。
 それは、半分あっていて、半分間違っている。
 エロイ事を企んでいるが直接それは、されていない。
 しかし、あたしの体は、今日も疼きを帯び始めて居た。
 原因は、エロブタの大量の汗だろう。
 それで体が発情し始めているのだ。
 今すぐにもエロブタの汗を拭いたいがこの状況では、そんな事は、出来ない。
 それどころか、準備運動を続ける中で更に汗が付着してくるだろう。
 ドンドンと発情していく体にあたしの息も荒くなる。
「準備運動で息が疲れたのか? 運動不足だな」
 エロブタの言葉がかんに触るが反論する余裕は、無い。
 地面に足を広げての前屈運動の時、エロブタは、とんでもない事をしてきた。
 体全体で上半身を押してきたのだ。
 そうすると服越しとは、いえ、エロブタのオチンポがあたしに触れてくる。
 背中に感じるオチンポは、熱く硬くなっていた。
 発情を始めて居たあたしには、その感触に否応にも何度も行われた行為をイメージさせられる。
 クラスメイトに見られていると言うのにあたしの子宮の疼きは、限界近くまで高まっていた。
 腰は、モジモジするし、もしもエロブタに手を握られて居なかったら股間を弄っていたかもしれない。
 かなりヤバイ状況に立たされていた。
 そんな中、準備運動が終わる。
「それじゃあグランドをランニングしろ」
 クラスメイト達からは、不満そうな声が上がる中、エロブタが声を掛けてくる。
「日野、お前は、この後の準備を手伝え」
 あたしは、無言でエロブタについていくしかなかった。
 ボールとかがしまってある校庭の横にある倉庫に連れてこられてしまう。
 これから何をされるかなんてもう疑いようも無い。
 それが心底嫌な事で、絶対にしちゃいけない事だって解っているのにあたしは、来てしまった。
「下を脱いで、跳び箱に手をつけてお尻を突き出せ」
 エロブタの言葉に大人しく従う理由なんてないのにあたしは、体操着の短パンと下着を脱いで跳び箱に手を置いて、エロブタに向かってお尻を突き出す格好をとっていた。
「素直ないい子には、ご褒美をくれてやろう」
 エロブタは、そういってオチンポを後ろから突っ込んでくる。
「ハァァァン!」
 あたしは、声をあげてそれを受け止めてしまう。
 だって気持ち良いんだ。
 さっきからずっと我慢していたんだ、もう限界だったんだ。
 ずっと、オチンポでオマンコをズボズボされて気持ちよくなる事を考えていたんだ。
 我慢できるわけが無い。
「き、気持ち良いの。オチンポでオマンコ、ズボズボされるの凄く気持ち良いの」
 口が勝手にいやらしい言葉を紡いでしまう。
「すっかり俺のチンポの虜になってやがるな」
 エロブタがそう言ってあたしの子宮を突き上げる。
「違う、あたし、そんな事……アァァァン!」
 反論も半ばでオチンポで激しく動かされ、堪らなくなっていやらしい声をもらしてしまう。
 このままだとまたオマンコの中で射精される。
 そうなったら本当に妊娠してしまうかもしれない。
 そうならない為にも拒絶しなければ、逃げ出すべきだと答えは、出ている。
 最悪、その瞬間を向かえた時に、オマンコの中でだけは、避ける様にしないといけないと解っているのに、あたしの意思とは、うらはらに体は、絶頂に向かって昂ぶり、その瞬間を心待ちにしていた。
「もう、らめぇぇぇ!」
 絶頂の直前、オチンポの動きがとまった。
 それだけじゃない、エロブタの手があたしの腰を掴み動きを封じる。
「な、なんで?」
 いきなりの展開に戸惑うあたしに対してエロブタが告げた。
「イク時は、ちゃんとイクって言うんだ」
「そんな事、言える訳よ!」
 あたしが怒鳴ると、オチンポは、ゆっくりとオマンコから抜かれていく。
「だったらこれでお終いだ」
「じょ、冗談でしょ? こんな中途半端で止めるの?」
 体の心が凍りつくような恐怖を感じた。
 何が怖いって、こんな発情した状態のままずっといないといけないなんて想像も出来ない。
 間違ってもクラスメイトに発情しきったあたしを見せられない。
 そして、オチンポが先の膨らみがオマンコの入り口に引っかかり、今にも抜き取られようとした時、あたしは、叫んでいた。
「言う! イクって言うから、オチンポ抜かないで!」
「本当だな? ちゃんとマンコをチンポで突かれてイクって言うんだな?」
 確認してくるエロブタにあたしは、顔を跳び箱に押し付けながら叫ぶ。
「オチンポでイクって言う! オマンコをイクって言う! だからあたしをイカせて!」
 情けなくって涙が出て来て、自分の言った言葉を死にたくなる程に後悔してるのに、オチンポに再び子宮を押し上げられると気持ち良さに声があがる。
「良い、気持ち良い! オマンコが、子宮が気持ち良い!」
 抜かれる前にイキたいという思いが腰を淫らに動かす。
 自分からオチンポを受け入れ、気持ちよくなる為に腰を動かしているのがおぞましかった。
 こんなのがあたしの体だ何て考えたくもなかった。
 それなのにあたしは、口にする。
「イッちゃうよ、オチンポでオマンコ突かれてイッちゃう!」
 昂ぶりは、止まるところを知らない、もう前にイッた時なんて確実に越えてる。
 オチンポでオマンコを突かれて気持ちよくなる事しか考えられなくなる。
「イクイクイク、オチンポで、オマンコイクゥゥゥ!」
 絶頂に打ち震えるあたしの子宮にオチンポがめり込めされ、熱いザーメンがぶっこまれる。
「熱いぃぃぃ! オマンコにザーメン、いっぱいになってまたイクゥゥゥ!」
 イッているのに、更にイッちゃう。
 頭の中で何度も快楽のスパークが発生して何も解らなくなる。
 気付いた時には、跳び箱に体を預けてぐったりしていた。
「ちゃんとばれないようにしてから戻って来るんだぞ」
 エロブタがさった後、あたしは、自分の割れ目から絶え間なく溢れ出すザーメンを見ていた。
 それに嫌悪感を覚えなくなってきている自分が確実に変わってしまっていると確信し、なんとかしないと駄目だと思いながらも方法が何も思いつかず、そしてそれに焦りが起こらない事実がどうしようもなく怖かった。


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