◎女になっていく少女
○運命を変える決断


 月曜日から始まった水遣り当番も今日の土曜日で終わりだ。
 そしてこの一週間、ずっと水遣り当番の後、エロブタに膣出しされていた。
 今日は、三回も出されて溢れ出すザーメンの処理にあたしが困っているとエロブタが愉快そうに話しかけてくる。
「すっかりチンポ中毒だな」
「……全部、あの薬の所為、あたしは、こんな事したい訳じゃない」
 あたしは、そう考えていた。
 あの薬で発情させられなければ、エロブタとこんな事を絶対しない。
 そうだと思いたい。
「だったら、中和剤を試してみるか?」
 エロブタの言葉にあたしは、驚く。
「中和剤なんてあるの?」
 エロブタは、あっさり頷いた。
「ああ、ただし少し手間だぞ」
「何を企んでるの?」
 疑いの眼差しを向けるあたしにエロブタが苦笑する。
「元からの仕様だ。中和剤の効果を発揮させるには、あの薬の効果が出ている状態じゃなければいけない。その為に、もう一度、あの薬を飲んで、五人の男に膣出しされる必要があるんだよ」
「そんな、そんな事をしないといけないの? もっと他に方法は、無いの?」
 あたしが確認するとエロブタは、肩を竦める。
「無いね、元々かなり特殊な薬だからな。そんでその状態でクリトリスに中和剤を注射、その後、一度薬の効果が爆発するが、十分我慢すれば、中和剤の効果で二度と薬の効果が出なくなるらしい」
「らしいっていい加減な事を言わないでよ!」
 あたしの追及にエロブタが面倒そうに答える。
「実際にこの中和剤を試した事が無いんだからな。まあ、提供してくれた人は、何人かで臨床実験を行っているって言っていたがな」
 あたしは、いきなり出てきた中和剤に悩んでいた。
 これもエロブタの悪巧みで全て嘘なのかもしれない。
 第一、エロブタだけでも嫌々で仕方ないのに、見ず知らずの男に、それも五人もの相手に中で出されたくない。
 だけど、このままじゃエロブタにやられたい放題では、あたしは、ドンドンとおかしくなってしまう。
 こんな泥沼の状況から抜け出すには、中和剤の話を信じるしかない。
 薬の効果さえ消えればもう、エロブタなんかに良い様にされない。
 警察に訴える事だって出来る。
 それには、正気で居られている今がラストチャンス。
「……中和剤を試させてよ」
 あたしの言葉にエロブタが平然と応じた。
「良いぞ。ついでに相手をする男の方もこっちで用意してやる。放課後、またここに来い」
「嘘だったら、あんたを殺してあたしも死ぬから」
 本気の言葉だった。
 このままおかしくなるくらいなら死んだ方がましだから、エロブタを道連れに死んでやる。
「好きにしな」
 そういうエロブタと別れて教室に向うあたし。
 学校の授業が終り、放課後。
「そう、友達の家で、宿題をしてくるから、ご飯は、要らないよ」
 家に嘘の電話を入れてエロブタの車に乗る。
「そうだったなご飯くらい奢ってやる。何が食べたい」
「ドライブスルーで適当に頼んでよ」
 エロブタと一緒にお店に入る気は、しなかったあたしは、そう答える。
「安上がりだな。まあ、俺もそっちの方が楽で助かるがな」
 向う途中のマックのドライブスルーでバリューセットを頼み、車の中で食べる。
 正直、食欲なんて殆ど無かった。
「食べておけ。何せ五人も相手にするんだからな」
 エロブタの言葉にこれからの事を思い出させられると更に食欲が失せるが、それでもあたしは、ハンバーガーに齧り付いた。
 全ては、この泥沼の状況を脱出する為。
 あたしが連れてこられたのは、繁華街にあるビルの一室だった。
 他の階には、お店も入っている普通のビルの、普通の部屋。
 そんな部屋の中に不自然なボックスがあった。
 丁度あたしの腰辺りに小さな穴が空いた密閉された箱。
「さあ、薬を飲むんだ」
 差し出された薬は、あの日、あの時、天宮先生に飲まされたあの薬だった。
 こんな小さな薬が地獄の様な二週間の膜を開けた。
 躊躇が無いと言えば嘘になる。
 でもあたしは、覚悟を決めてそれを飲み込んだ。
「さっさと始めようよ」
 あたしがそういうとエロブタは、オチンポを取り出して擦り始めて居た。
「な、何をしてるの? あんたとセックスする必要は、無いでしょ!」
 あたしの言葉にエロブタがあたしの顔にザーメンをぶちまけてから言う。
「なに、サービスさ。発情してない状態で見ず知らずの男とやるなんて無理だろうからな」
「余計な事をしないでよ!」
 叫ぶあたしの体は、既に発情し始めて居た。
「はいはい、それじゃあ、準備をするぞ」
 そういってエロブタは、あの箱の穴の上を開いた。
「下半身を裸にしてから、うつ伏せにするように上半身をいれろ」
 あたしは、疼く体で指示に従うと再び箱が閉められ、何も見えない状況になった。
「なんなのよこれ!」
 あたしの抗議にエロブタが告げてくる。
「お互いの為だよ。こうすれば相手の男の顔も見なくて済むだろ」
「それは……」
 確かに自分の犯す男の顔なんて見たくも無い意が、こんな状況で何も解らない男に膣出しされるなんて恐怖でしかない。
「そうか、いやらしい顔を見られるのが良いんだったら開けてやっても良いぞ」
「……このままで構わない」
 見ず知らずの男にオチンポを入れられて変に成ってる顔を見られるなんて絶対に嫌だ。
「それじゃあ、一人目だ」
 エロブタの言葉と共に足音が近づいてくる。
 あたしの傍まで来たその男は、あたしの割れ目にそって指を動かす。
「アァン!」
 発情していたあたしは、もう声を漏らしてしまった。
 その後も、その男は、なかなかオチンポを入れて来ない。
 オマンコを執拗なまでに弄り回す。
 この時点でこの男がエロブタと違う事は、確かだった。
 エロブタは、こんな事は、しない。
 やるとなったら直ぐにオチンポを入れてくる。
「ハァハァハァ、は、早くして……」
 あたしの言葉にようやく一人目の男がオチンポを割れ目に押し当ててくる。
 それでもオチンポの先で何度か割れ目を擦り焦らしてくる。
「アァン、焦らさないでとっとと入れてよ!」
 泣きたくなる思いでそう叫んでいた。
 入ってくる一人目の男のオチンポ。
 ゆっくりと入ってくる一人目の男のオチンポ。
 エロブタのより二周り程小さく、腰の動きにも激しさを感じられなかった。
 だけど、その動きは、トリッキーだった。
 少し斜めに入ってオマンコの壁を強く刺激したり、中で捻りを咥えたりと今までとは、違った種類の快感がオマンコに掛かる。
「ハァァァン! そ、そんな所、突いちゃ駄目! イヤァァァ、そっちも違うぅぅぅ!」
 初体験の刺激にあたしの頭は、パニックを起こしながら昂ぶっていく。
 一人目の男のオチンポが根元まで押し込まれ、脈打った。
「アツイィィィ、イクゥゥゥ!」
 吐き出された熱いザーメンの刺激にあたしは、イッてしまった。
 一人目の男のオチンポが引き抜かれて、離れていくのが解った。
「休んでる暇は、無いぞ、ほら二人目だ」
 エロブタの言葉と同時に散々焦らした一人目とは、対極的に二人目は、いきなり奥までオチンポを入れてきた。
 大きさは、一人目の男のオチンポと大差ないが、動きが単純。
 だけど、一人目にない激しい腰の動きにイッたばかりのあたしのオマンコは、堪らない。
「は、激しすぎるぅぅぅ! そんなに強くされたら、オマンコが壊れちゃうぅぅぅ!」
 そう思えるほど、二人目の男は、激しく腰を打ちつけてくる。
 そして早くも脈打った。
「嘘? 何で? 熱いのが出てるぅぅぅ!」
 二人目の男は、オチンポを動かしながら出してきたのだ。
 完全な不意打ちだった。
 大量のザーメンがあたしのオマンコに吐き出された。
 しかし、二人目の男のオチンポは、止まらない。
「もうお終いでしょ! 抜いてよ!」
 あたしの訴えにも二人目の男のオチンポは、止まらないどころか、更に激しくなる。
 そのまま二回目、三回目と何度もあたしの中に出してきた。
「も、もう出さないでぇぇぇ! オマンコがはちけちゃうぅぅぅ!」
 五度目の中出しであたしは、絶頂に達し、二人目の男のオチンポもようやく抜き出された。
 ゴボゴボとザーメンが溢れ出しているのが視なくても解る。
「すまないな。こいつは、まだガキでな。節操がないんだよ。その代わり次は、マイルドだから安心しな」
 エロブタの心の篭っていない謝罪と共に三人目の男のオチンポが入ってくる。
 今度のオチンポは、前の二人のより更に小さかった。
 それでも小学生のあたしのオマンコには、十二分に大きかったがエロブタが言う様に、一人目のしつこさも二人目の激しさもない、マイルドな動き。
 淡々としたそれは、淡々とした射精で終わった。
「もうお終いなの?」
 ザーメンの量もそれ程、多く感じなかった。
 三人目のオチンポが引き抜かれた。
「さてと、次は、俺には、負けるが大きいから覚悟をしとけよ」
 エロブタの説明通り、四人目のオチンポは、一人目や二人目のより大きかった。
 最初は、二人目と同じ様に激しくしてきた。
「アァン、激しいのは、駄目! もっとゆっくりお願い!」
 言っておきながらこの応えられると思わなかったが、四人目の男のオチンポは、動きを緩めた。
 しかし、それが不味かった。
 三人目の男のそれで中途半端だった快感が激しい動きで高まっていて、もうすぐイキそうだったのに、緩められた所為でイクにイケなくなってしまった。
 昂ぶる訳でもないが、静まりもしない。
 快感の炎がジワリジワリとあたしの理性を燻らせていく。
 少しでも絶頂に近づこうと腰が勝手に動き出す。
「おいおい、何腰を振ってるんだ? お前がイク必要は、無いんだぜ」
 エロブタの言葉にあたしは、腰の動きを止め様とするが駄目だった。
 絶頂を求めて腰は、いやらしく腰を動かし四人目の男のオチンポを感じようとする。
 そうしたところでようやく四人目の男のオチンポの動きが激しくなった。
「そ、そこ! もっと、もっと、もっと気持ちよくして!」
 あたしは、いやらしい言葉を口にしながら絶頂に向かって駆け上がっていく。
 もう一息で絶頂に達する手前でなんと四人目の男のオチンポが動きを止めた。
 あたしの腰も掴れ、動かせない。
「嫌、いや、イヤァァァ! こんな寸止めは、嫌なの! あたしをイカせて!」
 懇願してしまうあたしを甚振る様に静まる事すら許さないゆっくりとした四人目の男のオチンポの動きに涙が零れ落ちる。
「もう許して! これ以上、焦らされたらおかしくなっちゃう!」
 そう口にすると四人目の男のオチンポがいきなり加速し、一番奥、子宮に突き刺さるようにして中出ししてくる。
「イクゥゥゥ!」
 あたしは、身を焦がされるような絶頂を覚えてしまった。
 引き抜かれる四人目の男のオチンポ。
「次で最後だ、頑張れよ」
 適当なエロブタの応援と共に最後の男のチンポがあたしの中に入ってくる。
 大きさは、四人目より小さいけど、一人目、二人目と同じくらいのサイズ。
 腰の動きは、普通。
 弱過ぎず、激し過ぎず、ゆっくりと体が昂ぶっていく。
「気持ち良い。気持ち良いの」
 変な話だったが落ち着いて快感を感じられていた。
 しかし、そんな時間は、直ぐに終わってしまう。
「そこ違う! そんな汚い所を触らないで!」
 最後の男は、オチンポを入れながらなんとあたしのお尻の穴を弄り始める。
「う、うんちが出るところなの! 触らないでよ!」
 あたしの抗議にも最後の男の指は、止まらない所か、中に入れてくる。
 本来、出て行く筈の穴に指を入れられるという強烈な違和感があたしを襲う。
「い、入れないで! そこ入れる場所じゃないよ!」
 あたしの泣き言にエロブタが投げやりに言ってきた。
「体が発情してるんだ、すぐにアナルでも気持ちよく成るから気にせず続けてろ」
 お尻の穴に指を入れられて気持ちよくなるなんて考えられない。
 オマンコは、まだ理解できる。
 元々、そういう事をする為の物だし、初潮を迎え、大人の階段を昇り始めたあたしだったら、気持ちよくなっておかしくない。
 でも、お尻の穴は、絶対に違う。
 うんちを出す為の所で、弄られて気持ちよくなる場所じゃない。
 まかり間違っても指を入れて良い場所じゃないのに、おかしい。
 違和感しかなかったそれがオマンコの快感と相まって気持ちよくなってくる。
「う、嘘? なんで? お尻が変だよ!」
 オマンコとは、少し違う快感がお尻から湧き上がって来る。
 その上、お尻に入った指がオマンコの方まで刺激して来た。
「嫌だよ、お尻で気持ち良くなりたくない! ウゥゥゥン!」
 それなのに快感は、あたしの気持ちを無視して勝手に強くなっていく。
 オマンコとお尻からの二つの刺激があたしを昂ぶらせてる。
 そんな中、最後の男のオチンポの動きが止まった。
 それが何を意味するかを思いつく前に脈打ってザーメンが吐き出された。
「出てる、熱いのか出てるぅぅぅ!」
 あたしの中に広がっていくザーメンの熱さにあたしは、更に昂ぶる。
 しかし、絶頂の直前で最後の男のオチンポが引き抜かれる。
「あぁ……」
 なんとも言えない空気の中、箱が開かれ、あたしは、解放された。
「そこのベッドに横になって、足を開け、中和剤を打ってやる」
 エロブタに言われるままにあたしは、ベッドに横になって五人の男に中出しされて、ザーメンが溢れ出ているオマンコを晒す。
 羞恥心は、あった。
 でもそれいじょうにあたしの中にあったのは、どうしようもない中途半端さだった。
 発情させられていたが、何度も絶頂を迎えさせられてある程度は、落ち着いている。
 しかし、最後、もう少しでイケるところで止められてもやもやした物が残っていた。
 そして全裸の、詰り極太のオチンポを晒したエロブタがあたしに近づき、中和剤が入った注射をクリトリスに近づけてくる。
 注射は、苦手だったけど、今は、それに集中できない。
 あたしの視線は、大きくなっているエロブタのオチンポに向けられていた。
 無意識に唾を飲み込む。
 エロブタは、クリトリスに注射器の針を刺した。
 軽い痛みと共に中和剤が注ぎ込まれる。
 注射器の針を抜いて、エロブタが一つの砂時計を見せる。
「この砂が完全に落ちたら十分だ」
 ひっくり返される砂時計、その砂が全て落ちた時、あたしは、きっと元のあたしに戻れる。
 それを望み、あたしは、砂時計を凝視する。
 そうすれば砂が落ちきったのを一瞬でも早く気付けるから、そうしなければ駄目な理由があたしには、あった。
 治まりを見せていた発情が、激しくなっていた。
 この瞬間にも狂って目の前のエロブタのオチンポを求めそうだった。
 激しすぎる疼きまともな思考など出来ない中、これがエロブタが言った中和剤の効果の発揮する前兆なのだと理解した。
 それは、確かに今までの発情とは、一線をひく爆発的なものだった。
 もしもこれが普段の発情と同じ様に限が無いとしたら、いや、終わりが解らなかっただけでもうあたしは、エロブタのオチンポを求めていただろう。
 でも、これには、終わりがあり、それは、目の前の砂時計が落ちきるまでのたった十分間の我慢。
 それだけであたしを悩まし続けていた薬から解放される。
 だからこそ砂時計から目を離せない。
 なのに、あたしの思いと裏腹に砂時計の上部の砂は、遅遅として減っていかない。
 確かに砂は、落ちてる、確実に終わりの時間が近づいている。
 それは、解ってる。
 薬の効果を消さない限り、あたしは、一生エロブタの玩具にされてしまう。
 幸せな未来の為にもあたしは、我慢しないといけない。
 なのにあたしの視線は、砂時計から外れていく。
 あたしの視線の先には、いつの間にか、エロブタのオチンポがあった。
 指は、ザーメンを掻き出す様にオマンコをほじり続ける。
「アァァァン! こんなんじゃ足らない! 全然足らないのぉぉぉ!」
 気が狂いそうだった。
 だって、目の前にこの発狂しそうな疼きを沈める為のオチンポがあるのに、それをオマンコに咥える事が出来ないなんて苦しかった。
 その苦しみは、プールで溺れて必死に空気を求めて居た時を連想させる。
 それが無ければ死ぬ、そう思えるくらいに切迫した思いであたしは、オチンポを見てしまう。
 それでもあたしの最後に残った理性がオチンポから視線をずらし、砂時計を見た。
 さっきよりも多少は、減っているが、半分以上残っている。
 あたしは、本当に我慢できるのだろうか?
 もしかしたら、先に気が狂ってしまうかもしれない。
 そう考えてしまうほどにあたしの中の疼きは、凄まじかった。
 そんなあたしにエロブタが声を掛けてくる。
「あと少しの我慢だ。我慢しきって普通の小学生に戻れ。そして大人になって普通のセックスをするんだな。まあ、二度と俺としてた時の天国に上る様な絶頂は、味わえないだろうがな」
 その一言であたしの中でフィードバックしていくエロブタに犯され続けた二週間。
 その中で迎えた絶頂の数々。
 それが二度と得られないかもと思ったあたしの指がオマンコを抉るのを止めていた。
「土屋先生、土屋先生のオチンポをあたしのオマンコに入れて下さい」
 あたしは、M字開脚し、指で割れ目を広げて土屋先生のオチンポを迎える準備をしていた。
「良いのか? あと少しだぞ?」
 土屋先生の砂時計を指差しているのだろうがもうそんな事は、どうでも良かった。
 いや、逆の意味で関係あったのかもしれない。
「嫌なの、そんなの嫌なの! もう、二度とあの快感を、絶頂を味わえないなんて絶対イヤァァァ!」
 あたしは、土屋先生のオチンポを見詰る。
「オチンポを、土屋先生の太くて、固くて、熱いオチンポをザーメンで溢れるいやらしいあたしのオマンコに入れて下さい!」
 もうエロブタなんて呼べない。
 だって、あたしは、そのオチンポ無しじゃ生きていけない。
 あの絶頂なしなんて考えられないんだから。
「完全にチンポ中毒だな?」
「はい、あたし、日野奈々は、もう土屋先生のオチンポが欲しくて欲しくて堪らないオチンポ中毒です! だから早くオチンポでオマンコをズボズボして下さい!」
 耳元に聞こえる砂時計の音に焦燥感を覚える。
 あれが落ちきったら二度とあの快感が味わえないのだから。
「存分に味わえ!」
 土屋先生は、あたしに圧し掛かるようにしてその極太オチンポを根元まで挿入してくる。
「……ァァァン!」
 最初、声が出なかった、入れられただけでイッてしまったから。
 それでも尚、快感は、続き、子宮を突き上げられる度にあたしは、ドンドンいやらしくなっていく。
「らめぇぇぇ! こんなの我慢できふぁひぃぃぃ! お、オチンポ、凄過ぎて、ふぁんにも考えられふぁひぃぃぃ!」
 気持ち良過ぎて、もうろくに舌も回らないのにあたしは、もっと気持ちよくなりたくって自ら腰を振る。
 根元まで入った極太オチンポを更に深く、強く感じる為に必死に腰を振った。


「イイノォォォ! 気持ちヒヒノォォォ! オチンポ凄過ぎて、オマンコが蕩けちゃうぅぅぅ!」
 何度もイッてしまってる。
 それなのにまだ気持ちよくなるのが怖いくらいだった。
 だけど、腰を止められない、オマンコをきつく締め付ける。
 だって、この先にくるあの瞬間、それは、間違いなくこれまでで一番最高の瞬間になる筈だから。
 土屋先生のオチンポが子宮を凹ませる程に突き刺さったところで動きを止めたのが解った。
 遂にその瞬間が来るのだ。
「イキ狂え!」
 燃えるような熱いザーメンがあたしを塗り替えていく。
「イクゥゥゥ! 焼けるようなザーメン、ドピュドピュだされてイクゥゥゥ!」
 あたしの中の大切な物がどんどん焼け落ちていくのが解る。
 それを埋めるように快感が新しいあたしを作っていく。
 真っ白になって全身の力を抜くあたし。
 そんなあたしの目の前に砂時計が置かれた。
「もう少しだったのにな」
 土屋先生の言葉にあたしは、まだ残っていた砂に微笑む。
「間に合ったんだ。本当に良かった」
 爆笑する土屋先生。
「本当にオチンポ大好き女になっちまったな」
 あたしは、恥かしげもなく頷く。
「はい。だから、もう一回、お願いします」
 もう発情が収まった筈なのにオチンポが欲しくてあたしは、哀願する。
「素直になったご褒美だ。今日は、腰が抜けるまでしてやろう」
「嬉しい」
 そういって微笑んだあたしの顔が部屋の鏡に映った。
 その顔は、少し前までの男を知らなかったあたしのとは、違う、女の顔をしていた。
 そしてその日、あたしは、本当に腰が抜ける程セックスをしてしまい、家の直ぐ傍まで送ってもらってから覚束ない足取りで家に帰るのであった。


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