03:土


 夏休み、私は、舞夏ちゃんを海に連れて行く為、仲良しの皐月ちゃん達と海に行きました。
 海では、皐月ちゃんのお兄さんが雇われ店長をするビーチハウスのお手伝いをしたりと楽しい時間を過ごしました。
 お手伝いのお礼のご飯を一杯食べた私達は、お腹が出てしまい、海から上がれない状態になってしまいます。
 お腹が目立たなくなるまで海に入っていた私達は、喉の渇きを癒すために飲み物屋さんに向かいました。
 その途中、中学に上がる前に東京に行ってしまった清水菜穂さんに会いました。
 立ち話をする間の清水さんの私を見る目は、何故か冷めた物でした。
 その後、海に戻り、楽しんでいた私たちでしたが、ちょっとした事で清水さんと口論になってしまいます。
 そして、清水さんが姿を消してしまうのです。
「探さないと……」
 周りを見回す私でしたが、たくさんの人の中から清水さんを見つけ出すのは、かなり難しいと思われました。
「ジンの力を使って、探すんだよ」
 私は、人気の無い場所に移動し、御守を握り締め発動させます。
 するとまた私は、エッチなコスチュームに変身していました。
 胸が大きな女性をイメージするジンが現れ、大地に接する物を教えてくれました。
 その情報の中で、私は、清水さんを見つけるのです。
 清水さんは、東京の友達の男子二人と岩場に居ました。
「良いだろう?」
「こんな所でするの?」
 男子に懇願され清水さんは、戸惑っていましたが、男子は、なんと水着の上から清水さんの胸や割れ目を触るのです。
「アァン! こんな所じゃ視られちゃうよ!」
 拒絶の言葉を発する清水さんでしたが、その顔は、嫌悪の表情を浮かべていませんでした。
「だから良いんだろう? わざわざこっちまで来たんだ、視られたって構わないさ」
 男子は、そういって、さらに強く、胸をもみあげるのです。
「嫌、あたしは、こっちに知り合いがいるんだよ。もしも視られたら……」
 言葉を濁す清水さん。
「嫌だって言ってるのは、上の口だけみたいだぜ。こっちの口は、うれしそうだぜ」
 男子の一人が、なんと清水さんのオマンコの割れ目を舐め始めました。
「アァァァン!」
 清水さんは、大人の女性の様に甘い声をあげる清水さん。
 そして、遂には、男子のチンポが清水さんの中に入っていきます。
「そんな、激しくしないで!」
「お前のここが気持ちよ過ぎて腰が止まらないんだよ!」
 激しく腰を動かす男子に清水さんは、とても私と同じ年とは、思えない顔で甘い声をだすのです。
「駄目! あたしイッチャウゥゥゥ!」
「俺もだ!」
 清水さんの中に出された精液が、私が感覚を共有する大地に落ちてくるのです。
「大丈夫みたいだから、帰ろう」
 舞夏ちゃんに言われ、私は、ただ頷くしか出来ませんでした。


 そして、部屋に戻ってから、舞夏ちゃんは、お風呂に入る前のまだ汚い私のオマンコの割れ目に御 守を当ててきます。
「一夏は、小学生時代の友達のセックスをどう思ったの?」
「驚きでした。清水さんとは、何度も遊んだ事がありました。その清水さんがまさか、男子とあんな事をする人になっているなんて……」
 舞夏ちゃんは、濡れている割れ目を御守で擦りながら言う。
「そうだね、何時までも小学生のまま、昔のままでは、居られないんだよ。それで、一夏は、どうなの? 一夏は、変わったの?」
「私は……」
 戸惑う私のクリトリスを舞夏ちゃんは、御守で刺激してきます。
「アァン! 私も変わっています。だって、クリトリスを弄られるのが気持ち良いのです!」
「正直でよろしい。ご褒美だよ」
 舞夏ちゃんは、御守を強く押し付けるのでした。
「アァァァン!」
 強いに刺激に呆然としている私に舞夏ちゃんは、三つ目の光を取り戻した御守を渡してきます。
「これからも変わっていくよ。一夏も、あたしも」
 舞夏ちゃんの言葉に私は、不安と期待を入り混じった不思議な感覚を覚えるのでした。


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