レクチャー3 ブルマ人形・貫通

 
 未緒の受難は続く・・・



 手錠で連結された両手をぎごちなく操り、汚れた口元を拭いながらすすり泣いている少女を、飯島は再び仰向けに押し倒し、その脚をMの字に大きく押し広げた。
 両手はバンザイをした格好で上ヘ持ち上げられ、動かせないように頭の後ろへと回されてしまう。
 「あッ、イヤですッ!」
 男は欲望を放出したのだから、あるいはもうこれで解放してもらえるかもしれないと淡い期待を抱いていた未緒は、それが脆くも崩れ去ったことを知って悲愴な泣き声を上げた。
 「大人しくしなよ。次のレクチャーを始めるんだからさ」
 「か、堪忍してください。あんなヒドイことをなさったんだから、もうよろしいでしょう?」
 「堪忍ってのは何だよ?ボクは善意のボランティアなんだぞ。感謝されてこそ当然で、許しを乞われる謂われなんかはないね」
 冷たくはねつけて、飯島は大股開きにされた未緒の股間を覗き込み、指をブルマの布地にジワリと当ててくる。
 「何だ、濡れ方が全然足りないじゃないか」
 「・・・・・・」
 「さっきも言ったろう?恋っていうのは、互いの気持ちの一致が大切なんだよ。ボクが気持ちイイときには、キミもうんと気持ちよくなってアソコを濡らさないと。遠慮せず、ブルマの色が変わるくらいにビシャビシャにしなきゃダメだぜ」
 大まじめに言いながら、飯島は最前に使ったピンク色の繭型ローターを再び取り出した。
 「まあ初心者のキミに、最初から上手くやれったって難しいかもな。どれ、もう一度ボクが手伝ってあげよう」
 ローターが無造作に股間へ押し当てられてくる。
 「やめて下さい!恥ずかしいッ!」
 金切り声を上げ、未緒は脚をとじ合わせようと必死に身をもがくが、男はむき出しにされたままの乳房を乱暴に鷲掴み、またもその乳首をひねり上げた。
 「いアっ!」
 「ったく、物覚えの悪い娘だな。反抗したらここをネジ切ってやると、何遍言わせるんだ。大人しく、カエルみたいに脚を開いていろッ!」
 激痛、そして殺気立った怒声とで、未緒はすっかり射すくめられ、再びおずおずと股を開いていく。新たな涙があふれて鬢(びん)へと伝い、ほつれた髪を濡らしていく様子が、いかにも責め苦を受ける虜囚という風情で哀れであった。


 ブンンンン・・・・
 ローターに電気が通り、柔らかなブルマの生地越しに、女体の中心へ淫靡な刺激を伝え始めた。
 「あッ・・・」
 思わず腰を蠢かせて逃れようとするのを、飯島は指を執拗に操って追いかけ、処女のスリットにピッタリ沿うよう、ローターを押し当て続ける。
 それにつれ、体内に残っていた催淫剤が効果を回復したのか、未緒の全身を妖しい痺れが再び捉え始めた。
 「う・・くッ・・・」
 はしなくも湧き起こってくる官能を押さえ込もうと、必死に歯を食いしばる。するとその表情から、すかさず未緒の身体に起こっている変化を読みとった男は、からかうような調子で、
 「何もそんなしかめ面をして辛抱することはないじゃないか。気持ちが良くなってきたのなら、さっきみたいに思い切りはしたなくヨガってもイイんだぞ」
 「そ、そんなこと・・・あうッ!・・・」
 クリットを下から押し上げるように刺激され、未緒の背がギュッと反り返る。
 (お、お腹の中が熱い。溶けてしまいそう・・・一体どうなってしまったの?私の身体は・・・)
 薬物、そして淫らな愛撫によって強制的に開花させられたとはいえ、一度火の点いた性感は、すでに御しようもなく、若い肉体に燃え広がりつつある。
 やがてブルマの土手に、湿って色の変わった縦スジが深く刻まれ、女体の哀しい生理反応を覆い隠しようもなくあからさまにしていく頃・・・少女の全身は余さず桃色に上気し、しっとりと汗が浮き出していた。



 「あ・・ああ・・・・」
 我知らずにあえかな声が漏れてしまい、恥ずかしさと情けなさで身の置き場もない未緒の顔を、飯島はニヤニヤと覗き込んで、
 「イイぞイイぞ、キミの大事な部分が涙を流して喜んでいることが、ブルマの上からも丸分かりだ。どれ、直接濡れ具合を見てやろうか・・・」
 「あッ、ダメですッ!」
 男の手が素早く動いてブルマを脱がせにかかる。未緒は悲鳴を上げて身をもがいたが、アッと言う間にパンティーごとブルマを引きずり降ろされてしまった。
 さらには左脚が上に持ち上げられてブルマから引き抜かれる。ブルマは右脚のヒザ辺りに丸まってまとわりつく格好にされ、女体の芯を覆う物は何一つ無くなってしまった。
 「ヘェ・・ちょっと下付き気味なんだな。大人しい性格のまんま、コッチも奥ゆかしい風情ってワケか」
 「ああ・・・」
 誰にも見られたことのない秘所中の秘所を、卑劣極まりない暴漢に覗き込まれ、しかも下卑た調子で揶揄されて、未緒の紅唇から絶望しきったような吐息が漏れ出す。
 さらに男の指が、柔らかく濡れたヘアをかき分け、恥門のフチをVの字にこじ割ってくると、未緒の狼狽ぶりは頂点に達した。
 「やッ、お願いです、触らないでくださいッ!」
 「未通(さら)だけあって色も綺麗だな。おマメもチョコンと可愛くてイイ感じだ・・・まあ今にパンパンにでっかく膨らませてやるけどな」
 愉快そうに言うと、飯島はムラサキ色の樹脂製ディルドーを取り出し、その亀頭部を少女の膣口へゆっくりと沈ませ始めた。
 「あッ、何なさるんですかッ!」
 異物感に思わず腰をよじり、泣き声を上げる未緒に、
 「バージンを破いたりはしないから安心しな。中の濡れ具合をちょっと調べるだけさ。キミがそうやって暴れると、弾みでかえって奥まで入っちまうかもしれないぜ」
 「そ、そんな・・・」
 男の言葉がウソか本当かは分からないが、しかしこんなところで処女を失うことへの恐怖感から、未緒は金縛りにでもあったように身を固くする。相手はそれを良いことに、ディルドーを思うさま操って、未緒に悲鳴を上げさせては悦に入るのだった。
 「ひッ、うッ!・・・」
 時折ヒーメンにまで突き当たるようにディルドーがこじ入れられると、恐怖のあまり下腹がせわしく上下し、内股の付け根がえぐれたように落ち窪む様子が何とも哀れであった。



 「フン、良い具合にヌルヌルになってきてるようだな」
 ようやく引き抜いたディルドーの先端をニンマリと眺め回した後、飯島はおもむろに立ち上がり、未緒の両足をつかむと、彼女の頭の方へグイと折り曲げた。
 「ああッ、イヤッ!」
 いわゆるマングリ返しの格好にされ、その恥ずかしさと恐ろしさから悲愴な声を上げる未緒の秘部に、男はむき出しにしたままのペニスを無造作にあてがい、スリットをなぞるように刺激し始める。
 「今度はボクの身体で、直にキミの濡れ具合を確かめてやろう。つまり触診てワケだな」
 「ゆ、許して下さいッ!それだけは!・・・・」
 やっぱり犯されるのだという絶望感で、未緒の悲鳴は金切り声に近くなるが、飯島はノンビリした調子で、
 「破いたりゃしないって言ったろ?ボクはあくまでボランティアの教師役で、キミと本気で愛し合うつもりも義理もないんだ。勝手な思い込みで泣いたりわめいたりは止めてほしいね。そういうのを自意識過剰っていうんだぞ」
 「で、でも・・ああ・・・」
 「フフ、さすがに狭いな。だけど奥の方はトロトロに溶けていそうだ」
 「あうッ!やッ、怖いッ!」
 亀頭部に膣口をこじり割られ、一際大きな悲鳴が上がる。
 しかし男は、言ったとおりにそれ以上は身体を沈めようとせず、交合をしかけたままの状態で、中途半端な愛撫を執拗に続けるだけだった。
 するうちに、雌芯全体がみるみる熱を持ち、柔らかな肉襞がたっぷり露を含んでくるのが、未緒自身にもハッキリと感じられた。
 (・・・どうして?こんな男に、こんなヒドイことされているのに・・・私の身体、何でイヤらしい気持ちになってしまうの?・・・)
 あまりに呆気なく自身を裏切った肉体が情けなく、恥ずかしくて、新しい涙が次々と湧いてくる。
 精神的に追い詰められ切った少女の惨めな表情を、飯島はニタニタと残忍な笑みを浮かべながらしばらく楽しんでいたが、やがてのこと不意に腰を引き、ペニスを未緒の局部から外してしまった。
 「は・・あ・・・」
 思わずホッとして、未緒が全身の緊張を解いた次の瞬間、男の肉体が再び猛然と襲来し、秘奥の壁を一気に貫き破った!
 「あーッ!!」
 目を見開いた未緒の紅唇から、室内中の空気を切り裂くような、凄まじい叫喚が上がる。
 今の今まで無垢だった少女の肉体が、素性すら良く知れない暴漢によって消せない印を刻まれてしまった、まさにその瞬間であった。




 「おっとイケねェ、うっかり刺しちまった」
 ヌケヌケとそう言い放ち、飯島はゆっくりと腰を動かし始める。
 「まあイイだろ。何でも実践で勉強するのがイチバンだしな。どうせ誰かにヤラれちまうなら、信頼できる『先生』にバージンを捧げた方がキミも嬉しいだろう」
 「そんな・・ぬ、抜いてください、お願いですッ!」
 身体を二つ折りにされた格好でズンズンと体重をかけられ、そのたび男の肉体が深く貫入してきて、堪えがたい苦しさと痛みが未緒を襲う。
 「と言われても、キチキチに喰い締められていて抜きにくいんだよなァ。キミの身体の方は、ボクのイチモツを放したくないみたいだぜ」
 「う、ウソです!・・あうッ、痛ッ!」
 「少々ツライのは最初のうちだけさ。ちょっとだけ辛抱していりゃ、すぐにヨクなってくる。何しろこのボクが直々に実技指導をしてやってるんだからな」
 飯島の言うことはデタラメだらけであることを未緒は思い知っていたが、今度もやはり御多分にもれないようだ。
 「ヨク」なるどころか、内臓を引き裂かれるような激痛の連続は、まさに地獄の呵責と言うより無い。
 真に愛する男が相手であれば、それも堪えることが出来るであろうが、相手はこちらの純情につけ込んで罠にかけた卑劣漢だ。未緒に与えられるのは、破瓜の痛みと、そんな男にバージンを奪われたという、黒々とした絶望感だけであった。
 そんな少女の懊悩をよそに、飯島は手前勝手に再び絶頂へと近づき、それにつれて腰の律動を急速にせわしくしていく・・・
 「おお、おッ、イクぞ、またイクぞッ!」
 「やッ、お願い、許して下さいッ!だ、誰か、誰か助けてーッ!」
 最前口の中にブチまけられたあの汚物が、今度は胎内深くに直接注入されるのだと知り、未緒は半狂乱になって身をもがき、助けを求めて泣き叫ぶ。しかし先に男が言ったとおり、その悲鳴は誰にも届くことなく、朽ちた壁に空しく吸われていくだけだった。
 やがて・・・・
 「おほうッ!」
 獣のいななくような声を上げて、飯島は尻を震わせ、今日2度目の汚れた放出を未緒の子宮へと流し込んだ!
 「ああああーッ!」
 囚われの少女の哀しい断末魔が、人気のないアパート内に嫋々と響き渡り、すでに夕闇に包まれ始めている外気へと、微かに伝わっていった・・・


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