絵里人「うわあーっ!」
昌祐子「うふふふ。」
遊園地のなかで企画されていた子どもフーゾクとは、実は恐ろしいへび女たちが集まっていた罠であった。
縄で身体をしばられたままで、すでに、ズボンや下着を脱いで露骨に性器を立たせていた絵里人に、昌祐子はフェラチオを強要させていた。昌祐子の長い髪の毛、特に三つ編みやおさげのヘアラインに萌えてしまう絵里人は、昌祐子の責めにたまらず泡をふかしてしまったのである。
絵里人「ううっ。」
昌祐子「うふふふふ。おにいちゃん、あいかわらずいやらしいから、たくさん出てるわ。」
流れ出てくる大量の精液を昌祐子は受け止めていた。なおも絵里人の濡れた性器に牙をたて、亀頭をなめ続けるのであった。
がくっとなった絵里人の顔を、昌祐子は平手打ちでひっぱたいて起していた。
絵里人「いたい。」
昌祐子「寝かせないわよ。あたしのふくしゅう、こんな恐ろしい姿にさせたのはあなた、わかってるわね。」
昌祐子は、スカートのポケットからなにかを取り出していた。実に、それはライターとたばこだったのだ。そのうちの一本のたばこを取り出して昌祐子は口に加え、火をつけるまねをしていた。
絵里人「ま、昌祐子ちゃん、たばこなんかすったら…。」
すぐに昌祐子は加えていたたばこをはずして指にはさみ、上に向けていた。
昌祐子「ばかね。わたしはへび女。たばこは苦手なのよ。でも、わたしがすうんじゃなくて、これは男の子に無理やりすわせるの、ほら。わたしの口紅のあと。今度はおにいちゃんが加えてすうのよ。」
絵里人「ちょっと、ぼくはすえないよ。」
昌祐子のことばどおり、無理やりたばこを口にくわえさせられた絵里人は、火もつけられてゴホッ、ゴホッとせきこむのであった。
昌祐子「まあ、男の癖にだらしがないわね。たばこすえないなんて、女なんかくどけるわけないでしょう。」
べつにそんなことできなくても構わないと言おうとした絵里人だが、また股のほうに激しい痛みを感じた。
絵里人「やだ、あついよ。なにしたの?」
昌祐子「ふふふふ。」
絵里人「あっ、」
昌祐子が持っていたのはろうそくだった。そのろうそくに火をつけて滴ってくるろうの熱さを股に受けたため、絵里人は熱がっていたのである。
昌祐子「容赦しないわ。」
絵里人「あ、あつい。」
昌祐子「うふふふ。ほかの部屋でもこうして女の子が男の子をこうして苦しめているのよ。」
絵里人「うう…。」
ところがそのうち、たいへんなことが外で起っていた。少女たちの火の不始末があって、実際に燃え拡がっていることにふたりはなかなか気づいていなかったのである。
昌祐子「たいへん、火事だわ。」
絵里人「ええっ?」
昌祐子たちのいる部屋の外側にも火が覆ってきたようであった。
昌祐子「こういう時、ちゃんと非常口も用意してあるのよ。ここに行けばいいわ。」
絵里人「えっ?」
昌祐子が案内したのはベッドの下にある穴だった。
昌祐子「さあ、ここから逃げましょ。」
絵里人「ああっ。」
昌祐子は身体をしばられたままの絵里人の腕をつかんでひきずっていた。穴のなかにへびがはっていくようにしてすすんでいった。へびの身体になって楽々と進んでいく昌祐子に対して絵里人はもだえ苦しみながら穴のなかをはっていった。

ようやく、穴の外から出たところは、まわりに人家もほとんどない荒れ地のようなところで、近くに沼があった。昌祐子はそのほとりに絵里人をつれてまた縄でしばったまま傍らに寝かせていた。
昌祐子「ほら、あれ。」
絵里人「あんなに火が…。」
昌祐子「そうよ。あたしがおにいちゃんをつれてこなければ、あなたは死んでたのよ。あたしに感謝するのね。」
絵里人は、こんな恐ろしい目にあうくらいなら死んだほうがいいとも思っていたが、それより両親のことが気がかりになっていた。
絵里人「お父さんたち、あの遊園地で火事にあったのでは…。」
昌祐子「心配しなくていいわ。あたしたちの仲間が化けてつれてってるから。」
絵里人「化けてるって…。」
昌祐子「ふふふふ。」
昌祐子は、沼の前にたたずんで、三つ編みにしていたおさげ髪をほどき始めた。ヘアゴムを手首に巻きながら、スカートのポケットからヘアブラシを取り出して髪をといていた。その光景をいやでも見ていなければならないところに絵里人は寝かされていた。
髪の毛を背中いっぱいに広げた昌祐子が沼の前にたたずむ光景は美しかった。だが、美しい顔の昌祐子も水面にうつしだすと、そこには恐ろしいうろこだらけの顔が見えていたのである。
昌祐子「あたしのことをこんな恐ろしい姿にしたのは…。」
昌祐子は、はいていたスカートのホックをはずし、絵里人に下着を見せていた。その下着もずりおろしながら、絵里人の身体にまたいで両ひざで絵里人の首をはさんでいた。
絵里人「また、なにをするの?」
昌祐子「あたしのここをなめて。ふふふふ。」
とうとう、絵里人は昌祐子のわれめをなめさせられていたのである。
絵里人「いったい、いつまでここでこんなことしてるの?」
昌祐子「うふふふふ、こんどはあのなかへ行くのよ。」
絵里人「えっ?あれは…。」
昌祐子が指さしたのは、沼のほとりにあった貯水槽のある建物だった。
昌祐子「あのなかにはあたしの友達もいるからいっしょに遊ぼう。みんな女の子、しかもおにいちゃんが好みにしている髪の毛長い子ばかりいるわよ。」
絵里人は、そのことばを聞いてまた性器を立たせてしまった。
昌祐子は縄でしばられたままの絵里人を抱きあげ、貯水槽のなかにつれていったのであった。

建物のなかには多くの水がめがおかれてあった。
昌祐子「うふふふ。このなかにひとりずつ女の子がいるわ。みんな、男の子をつれてきたから出ておいで。」
すると、いっせいに水がめから姿を現わして少女たちが出てきたのであった。
くくくく…、くくくく…。
絵里人「いったい、こんなに女の子が、うわーっ!」
昌祐子のことばどおり、髪の毛をみな肩以上に長くしていて、おさげの者、ツインテールやポニーテールの者、三つ編みにしている者、肩いっぱいに髪を覆っていた者など、少女たちがはだかになって絵里人の身体に集まってきたのである。
昌祐子「うふふふ、うれしいでしょ、こんなたくさんの女の子たちに囲まれて。みんなへび女になっているけど、もともとはれっきとした人間の女の子よ。」
長い舌や牙を向け、恐ろしい少女たちだった。
絵里人「た、たすけて。」
昌祐子「うふふ。たすかるわけないでしょ。」
昌祐子のより恐ろしいふくしゅうは、どこまでエスカレートしていくのだろうか。


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