(6)
午後の日差しが刺し込む図書準備室の中には甘い吐息が響いていた。
お互いの性器に顔を埋めるようにして快楽を貪る一組のカップルがいる。
上になっている夏美のブルマは右足の脹脛に絡みついていて陰部を覆うものは何もなかった。
その秘所にアユミが吸い付き溝にそって舌を這わせていた。
優しい愛撫に答えるように上着を捲り上げて露になった乳首をアユミの身体に擦り付ける。
「ああぁ・・・はぁぁ・・・」
アユミの穿いているブルマの前部には女性にはない膨らみが浮かび上がっていた。
大きくなった亀頭はブルマの端から顔を出しそこに夏美は優しく口付けをする。
「アユミのここ、もっとよく見せてよ」
「いやぁ・・はずかしい・・」
アユミは消え入りそうな声で反論するが夏美は構わずにブルマを脱がしてしまった。
夏美は両手でアユミの腿をつかむと大きく広げて覗き込む。
アユミの股間には陰毛は生えていなかった。
初めから生えていなかったのか、人間界に来た時に失われてしまったのかはわからないが無毛の陰部はとても官能的であった。
勃起している男根の下には夏美のものと同じワレメがあり卑らしく口を開いている。
「夏美さん、だめっ・・出ちゃう・・いやっ!」
夏美が秘裂に指が触れるとアユミは悲鳴を上げそれと同時に男根と秘唇から液体が飛び出した。
陰部から噴出した精液は夏美の顔を、愛液は両手を汚し濡らしていた。
「あっ・・夏美さん、ごめん」
「フフ、いいわよ。アユミのだったら汚くないから」
そういうと夏美は自分の口の周りについた精液を舌で舐めとった。
「だけど、今度は私の中に欲しいわ」
夏美はアユミに抱きつくと胸を押し付けながら片手でまだ勃起したままの男根をつかみ自分の秘所へ導く。
愛液によってぐっしょりと濡れている秘唇の入り口に亀頭を当てた状態で夏美は少し躊躇していた。
アユミとひとつになれることは嬉しいのだが処女を失うことの恐怖も強かった。
しかし、意を決してアユミのペニスを迎え入れようとしていたその時、
「ヒューーー」
部屋の片隅から口笛を吹く声が聞こえてきた。
夏美とアユミが音をした方を向くとそこにはいつのまにか数人の男が立っていた。
「いやーっ!あんた達、誰なの?!」
夏美は慌てて胸と秘所を両手で隠しながら男を睨みつける。
その時、男の後方を見て夏美は不思議に思った。
この図書準備室への入り口は一つしかなく、そこには大きな本棚などでバリケードがされていたのだがそれには全く変化が無い。
それを見た時に夏美はこの男達の正体に気付いた。
「あなた達、魔族ね」
男達はいやらしい目付きで夏美とアユミの裸体に視線を送っている。
全部で5人いる男達の真ん中の男が夏美達に向かって話しはじめた。
「あんた達が楽しそうな事をしているんで俺達も仲間に入れて貰おうと・・」
「ぐわぁ!!」
男の視線が夏美から外れた瞬間を狙って夏美は密かに唱えていた魔法で男達に火の玉をくらわせた。
不意をつかれた男達は為す術なく倒され、あっという間に一人だけなった。
「あなたも仲間のようになりたくなかったらさっさと消えなさいよ」
相手が魔族とはいえ男の前で裸体を晒すのは恥ずかしかったが夏美は羞恥に耐えながら男を威嚇する。
しかし、男は仲間を倒されたというのに余裕の表情で夏美の身体を値踏みするように視姦していた。
「フン、魔界の王族の血を引いていながらこの程度の魔力しか無いのか。俺が本当の魔法ってやつを教えてやるよ」
男はそういうと手にしていた奇妙な形の杖を前に突き出して呪文を唱える。
すると男の周りに無数の蒼白い光弾が現れ夏美たちを目掛けて飛んで来た。
桁外れの反射神経をもつ夏美であったがその光弾を全て避けるのは無理であった。
全身に光弾を浴び夏美とアユミはその場に崩れ落ちる。
「フハハハ、どうだ?これが魔法の力だ。今のはおまえ達を殺さないようにわざと力を抜いてやったんだ。まだ授業料をその身体で払って貰ってないからな」
男が本気でない事は夏美にはわかっていた。
それだけに夏美は自分とこの男との力の差を感じ、知らぬ間に恐怖で身体が震えていた。
動けない二人の側に男は近づくとポケットから首輪を取り出した。
「さて、ここで犯してもいいんだがもっと面白いところへ連れて行ってやる。殺されたくなかったらその首輪をつけろ」
夏美は今まで感じたことのない恐怖に対して抵抗することができず言われた通りに自分で首輪をつけ始めた。
圧倒的な魔力を見せ付けた男に夏美達は首輪をつける前に服を渡された。
夏美には中等部の制服、アユミにはスクール水着。
男の視線を感じながら誰の物かわからない制服や下着を着なければならないというのはとても屈辱的なことであった。
アユミも本来は夏美と同じく男勝りの性格なのであろうが度重なる恥辱のために反抗する気も失い大人しい気弱な女の子になっていた。
恥ずかしそうに俯いているアユミの股間にはこの様な屈辱を受けているのにも関わらず大きく勃起した男根が卑猥な凹凸をつくっている。
夏美とアユミは目隠しをされ、犬のように四つん這いで校内を引き回された。
誰かにこんな姿を見られたらと思うと恐ろしいのだがその緊張感が何故か夏美の身体を徐々に熱く火照らせていく。
夏美たちを引率していた男が立ち止まると前方でドアが開かれるような音が聞こえてきた。
「これからお前達のもう一人の仲間に会わせてやるよ」
男に引っ張られて部屋の中に入ると周りに立ちこめている隠微な空気が夏美の身体に纏わり付いてくる。
この異様な空気がまるで触手のように夏美の身体に絡み付き全身を舐めまわされているかのような感覚になる。
その間にも夏美の耳には聞き覚えのある声が聞こえてくる。
それは夏美が今、最も憎んでいる女の声であった。
「その声は、麗華でしょ!今度こそ許さないわよ!!」
図書準備室を出る前に許しが出るまで目隠しを取るなと男に命令されていたのだが逆上していた夏美はそんな事など忘れて立ち上がると視界を遮っていた布を取り払った。
ずっと視界を奪われていた為に最初はここがどこなのか解らなかったが次第に目が慣れていくにつれこの教室の中の状況を知り目を疑った。
目の前には教卓に腰掛けている麗華とその前に立つ男。
そして教室内を見渡すと全裸になっている中等部の男子生徒とその真ん中に横たわっている一人の女性。
「香織さん!!」
麗華の魔の手から自分を救ってくれた香織が中等部の生徒達の慰み者にされていた。
夏美は慌てて駆け寄ろうとするが半分も行かないうちに首輪を引っ張られて教卓に座る麗華の側まで引き寄せられてしまった。
「ベルレス、私にこの小娘の味見をさせてくれないかしら?あそこで倒れてる女はあなたにあげるから」
「フン、相変わらず飽きっぽい女だ。あんな極上の女をもう捨てるのか。まぁいいけどよ」
夏美は自分達を物の様に扱う魔族達に殴りかかろうとするが簡単に避けられ逆に麗華に腕を取られて動きを封じられてしまう。
ベルレスは香織に群がっている生徒達を払い除けると髪を掴んで立ち上がらせて何やら呪文を唱え始めた。
「ちょっと!香織さんに何をするつもりなの!」
「あなたは黙って見てればいいのよ」
不安そうに見つめる夏美の視線の先には気を失って倒れている香織がいる。
ベルレスは片手に持っていた奇妙な形をした杖を床に突き刺すと香織を抱えあげてその杖の上に腰を落とした。
「ああぁぁぁぁっ!!」
今まで気絶していた香織が大きな悲鳴をあげた。
ベルレスは香織の腰を掴んで上下にゆっくりと動かすと秘所に突き刺さった杖を伝って淫らな液が流れ落ちてくる。
「あっ・・はぁっ・・ああんっ・・」
香織の身体は両手を拘束した魔法の鎖によって天井から吊るされていてその鎖が上下するのに合わせて香織の腰も股間の杖を咥え込んでいた。
香織は再び与えられた快楽にすぐに身を委ねて腰をくねらせはじめた。
「香織さん!!」
香織の痴態は1ヶ月前にも見ていたがそれは夏美にとって消してしまいたい記憶であった。
しかしまた香織を1ヶ月前と同じような状況に会わせてしまった。
夏美は自分の未熟さとここにいる魔族達に憤りを感じていた。
「さて、次はお姫様の番だな」
快楽に溺れている香織をそのままにしてベルレスはアユミに近づいていった。
アユミは教室に入ったときから隅で小さくなっていた。
命令どおり目隠しをしたまま両手で股間の膨らみを隠している。
「あのお転婆な娘がこんなにしおらしくなってるとはねぇ」
怯えて震えているアユミを立ち上がらせると中等部の生徒の前に連れていくと目隠しを外した。
夏美は中等部にいた時から人気者だった為、ひとつしか学年が違わない生徒達はもちろん夏美の事を知っていたが一緒に現われたアユミの事を知る生徒は一人もいなかった。
顔立ちから夏美と同じくらい可愛らしい女性だと思っていた生徒達はベルレスによって手を払われ、その下に現われた凹凸を見てざわめきだす。
「えっ!この人、男なの」
「だけど胸はちょっと膨らんでるわ」
「そんなの脱がしちゃえばわかるわよ」
今までに見たことも無い美少年の登場に女子生徒達は騒ぎ出す。
「だめよ!アユミには変な事しないで!」
夏美は悲痛な声をあげるがその口を麗華によってふさがれてしまう。
首輪の鎖を巻きつけられて夏美の両手は自由を失っていた。
「この娘、その変態お姫様のことが好きみたいだから目の前で思いっきり汚してやってよ」
身動きの取れない夏美の胸を揉みながら麗華は楽しそうに言う。
麗華の声を聞いてベルレスは少しずつアユミの水着を脱がしていった。
「いやっ!やめて!!脱がさないでぇ!!」
アユミは涙を流しながらベルレスに哀願するが情け容赦ない魔族は小さな胸の膨らみをあらわにしてしまった。
わずかに前に突き出した乳房の頂点には間違いなく女性の乳首がついていた。
まだ未発達のようにも見える乳首の色は薄く肌の色との差はあまり無かった。
「なぁんだぁ、女の子じゃない」
「じゃあ、アソコにはバイブでも入ってるのかなぁ」
明らかに落胆した声を上げている女子生徒達の反応を楽しみながらベルレスは一気にアユミの水着を引き下ろした。
「キャー!見ないでぇ!!」
悲鳴を上げて股間を隠そうとするアユミの両腕をベルレスは掴むと脱がした水着で器用に後ろ手に縛り上げた。
生徒達の前に晒された股間には男性器と女性器の両方がついていた。
この光景に生徒達は暫く声を失っていたが誰かが喋りはじめるとすぐに教室中が騒がしくなる。
「なにこれぇ!両方ついてるよ」
「こういう人ってふたなりって言うんだよね」
「いやぁ、見ないで・・・はずかしぃ・・・」
泣きながら羞恥に耐えるアユミの姿に欲情した生徒達の淫らな視線がアユミの柔肌に突き刺さる。
ベルレスは夏美が心配そうに見つめているのを確認してからアユミに耳打ちする。
「お前が俺の言うことを聞いたらあの女の処女はお前にくれてやるがどうする?」
ベルレスがいうあの女とは夏美の事であろう。
ここに連れてこられた時から夏美と結ばれることは諦めていたアユミであったがベルレスの言葉に藁にも縋るような気持ちで承知した。
アユミが頷いたのを確認するとベルレスはこのクラスの女子生徒全員に中出しするように命令した。
15人全員とHをしてもまだ勃起したままだったら夏美とやらせてくれるという事であった。
突然の事に女子生徒達は嫌がるかと思ったが、教室内に溢れている妖しい空気によって淫らな気分になっているのと、見た目は美少年であるアユミとHができるという事で拒む生徒は一人もいなかった。
それどころか我先にと群がってくる女子生徒達に押し倒されて無理矢理挿入させられてしまった。
「あっ・・ああっ・・はぁぁん・・」
「ああん・・だめっ・・・また、出ちゃうぅ」
「ああん・・・ちょうだい・・みんなの熱いのをちょうだい・・」
「だめよぉ・・アユミには・・手を出さないでぇ」
魔族の支配下に置かれた教室の中では方々から女性の喘ぎ声が聞こえてきていた。
男子生徒に精液を浴びせられながら奇妙な杖に陵辱されつづける香織。
拘束されて身動きが取れない身体を麗華に愛撫されて秘唇が透けて見えそうなくらいまでに下着を濡らしている夏美。
そして何人もの女子生徒の中に精液を出しつづけているアユミ。
8人目の生徒との性交が終わったアユミの股間にすぐに次の生徒が顔を埋める。
アユミの男根についている大量の血が物語るように女子生徒のほとんどがまだ処女であった。
それなのに女子生徒達の性技は凄まじく射精した後もすぐにまた勃起させられていた。
しかしそんなアユミにも限界が近づいてきていた。
フェラチオされてもなかなか大きくならないアユミに
「もうおしまいか。じゃあ仕方がないな。あの娘の処女は・・」
「ちょっと待ってよ!」
夏美の処女を賭けた勝負を止めようするベルレスに対して順番待ちをしている女子生徒達から非難の声が上がった。
「勝手に止めないでよ、私達まだやってないんだから」
「そうよ、精液が出ないんだったら補充すればいいのよ」
魔族に対して大胆にも文句を言った女子生徒は辛そうな顔をしているアユミを四つん這いにさせると純真無垢な秘唇を大きく広げて男子生徒に向かって言った。
「ねぇ、誰かこの穴に精液を出してよ」
「すぐに絶えないようにいっぱいね」
夏美や香織と同じくらいに綺麗な顔立ちをしているアユミを犯したいと思っていた男子生徒たちはすぐに集まってくると全身の力が抜けてもう動けなくなっているアユミの秘唇にそそり立った男根をぶち込んだ。
「だめぇ!!アユミを汚さないでっ!!」
「ああっっ!!痛っ!!!」
夏美はアユミの処女が奪われようとしているのを知り大声を上げて止めようとするがその声はアユミの処女喪失の悲鳴によって掻き消されてしまった。
「あらぁ、まだ処女だったの。ごめんね、気づかなかったわ」
「いいじゃない、初めての瞬間をこんなに多くの人に見てもらえて」
無惨に流れ落ちるアユミの処女血を見ながら女子生徒達は笑っていた。
秘所に突き抜けた激痛が和らいでくるとアユミの身体が次第に赤く火照っていく。
萎えてしまっていた男根も元気になると既にパンティを脱いで順番待ちしていた女子生徒が股を開いて咥え込んだ。
二つの性器を同時に刺激されアユミの身体はバラバラになってしまうほどの快楽の波が流れていた。
「はっ・・うっ・・・出るっ!」
「はぁ・・・だめぇ・・・中はやめてぇ・・・ああん、出ちゃう!」
後ろから犯していた男子生徒の男根がアユミの膣内で爆発した。
子宮内に広がる熱い液体を感じてアユミも同じ様に女子生徒の中に発射する。
男子生徒が離れるとアユミの秘裂から血の混ざった精液が溢れ出てくる。
「ハハハ、どこの誰だか知らない男に処女を奪われてしかも中まで汚されるなんて淫乱なあなたにはお似合いだわ」
中出しされショックを受けているアユミに追い討ちをかけるかのように麗華が大声で罵る。
その麗華の腕の中で夏美は辛くてアユミの姿を見ることは出来なかった。
「まだこんなのじゃあ足りないわよ」
「もっとみんなで中に出しちゃってよ」
溢れ出た精液が零れ落ちる前に栓をするかのように次の生徒がアユミの中に男根を埋めてくる。
魔界の国の姫として持て囃されてきたアユミにとって結婚前に処女を失うことはとても屈辱的なことであった。
レズであるアユミは今まで何人かの侍女たちと寝たことはあったが秘所への挿入だけはしたことが無かった。
それだけに忌むべき魔族達によって処女を散らされて汚されたことはアユミの心に大きな傷をつくっていた。
それでもアユミへの陵辱が止む事もなく、また火照りだした身体を静めることも出来ずに中等部の生徒たちの為すがままになり続ける事しか出来なかった。
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