【ニプルファック拷問ブラ】


 ●西陣営(ウエストブロック)では諜報機関に所属する女性エージェントの「再教育」に、しばしばSEX拷問の手法がもちいられる。特に女性サイボーグエージェントに施される「再教育」は超SEX拷問と呼ぶに相応しく、そのまま精神に異常をきたし、前線への復帰がままならぬ例も多い……。


「どうじゃ。ナインワンの改造は進んでおるか?」
 煌々と部屋全体がまぶしいライトに浮かび上がる特殊改造メディカルルーム。その中空には、さながら蜘蛛の巣に捕らえられた蝶のごとく意識のないままミレーヌ・ホフマンが白い裸身をさらされていた。それを見下ろす観察窓には、西陣営(ウエストブロック)の諜報機関の最高責任者ナンバーゼロの姿があった。ナインワン=ミレーヌの直属の上司である。
「ご覧の通りです、ボス。ええ、順調ですよ。くくっ」
 軍服姿の男が観測窓を見上げて答えた。
「……ウン、ウウンっ」
 強力なモーターの仕込まれた拘束アームにより、ミレーヌの身体が軍服の男の思うがままに、胸を突き出され、脚を拡げられて、その身体を淫らに屈曲させられている。
 男は壁に備えられた金属ロッカーを開けた。その中には女性サイボーグエージェント専用に開発された「拷問ブラジャー」が無数に収まっている。
 乳房に電撃を与える「電気ブラ」、高熱で乳肉を煮えたぎらせる「灼熱ブラ」、その反対に極低温で乳房をカチカチに凍りつかせる「冷凍ブラ」……。
 その、おぞましいコレクションの中から、軍服姿の男は「ニプルファック拷問ブラ」を選び出した。ブラカップの内側に無数のイボイボが刻まれた図太いエボナイト棒が屹立している。その雁首を備えた形状は、男性のソレを模したものだった。
「……ア、ア、ア! ウウっ!!」
 意識のないミレーヌの胸に、軍服姿の男は「ニプルファック拷問ブラ」を巻き付けた。医療用の鉗子を使い、ミレーヌの乳首を抉るように広げると器用にエボナイト棒の先端を挿入してしまう。
「ウウっ! ウウーンっ!」
 その胸の痛みと異物感に、ミレーヌの意識が闇の中から浮上してくる。
カチリ! バチンっ!
 男は「ニプルファック拷問ブラ」でミレーヌの乳房を完全に覆うと背中側の金具をロックする。これでどんなに装着者が暴れても、その胸から外れるコトは絶対にない。
「……悪趣味の極みね」
 ようやく意識を取り戻したミレーヌがイヤミを吐くが、軍服姿の男は気に掛けることもなく、「ニプルファック拷問ブラ」のふたつの頂上に開いたプラグジャックにプラグを差し込んだ。
「はじめようか。くくくっ」
 軍服姿の男は、側らのコントロールパネルのスイッチを入れた。
「ヒィっ! ヒィィーっ!」
 直後に、ゼロゼロ機関内では文字通り「クールなサイボーグ美人」として知られたミレーヌらしからぬ悲鳴が上がる。ミレーヌの胸に巻き付けられた「二プルファック拷問ブラ」が作動を開始したのだ。
ジジジジっ! ブイーンっ! ブイブイブイーンっ!!
 ガップリと豊かなふたつの乳房に被さった「ニプルファック拷問ブラ」の図太くイヤらしいイボイボ・エボナイト棒が、ミレーヌの乳房内で荒々しく暴れ始めていた。
ブイブイブウィ〜ン! ブブブブっ! ブイウィ〜ン!!
 エボナイト棒に仕込まれた強力なモーターが、ミレーヌの乳房を芯から揺さぶり立てていた。
「乳首が! わたしの乳首が!!」
 ミレーヌの乳房には特殊な改造手術が施されている。女性サイボーグエージェントの隠し武器であるバストガンである。乳房の奥で生成される流体金属を、乳房の中心を貫通させた銃身/乳道を通じ、弾丸として高速射出する武器であった。
ジュボ! ジュボ! ジュボ!! ジュボ!!
 その銃身/乳道が、図太いエボナイト棒で「犯されて」いた。高速振動するエボナイト棒は、縦横無尽にミレーヌの人工乳肉を内側からシェイクする。
 さらに、胸の最奥から銃身/乳道を通じてあふれ出る「母乳」の感覚が、ミレーヌを焦らせる。
「オマエのバストガンの流体金属精製プラントは今、人工母乳精製プラントに切り替えてあるのじゃよ」
「……ボス!?」
 ミレーヌは、聞こえてきたのが直属の上司の声であることに驚いた。
「上層部の意見が、ナインワンには再教育が必要という意見に一致したのじゃ」
 有能ながらも反抗的。上からの命令よりも、自分の意思を判断基準にする傾向が数多く見受けられる……。
 上層部によって導き出された結論は、ナインワンをこのまま放置することは、ゼロゼロ機関にとって危険である、だった。
「ワシは、それらを有能なエージェントの条件とも思っているのじゃがね」
ブイっブイっブイーンっ!
 その間も「ニプルファック拷問ブラ」は休みなくミレーヌの乳房に対して高速振動の責めをつづけ、活性化された人工乳腺を刺激しつづけた。
「オッパイが、……漏れてる!?」
 図太くも直径にして3センチ、長さは10センチはあろうかというイボイボのエボナイト棒に貫かれたミレーヌの乳首は今や、人造物である限界すら超えて、その直径を引き伸ばされていた。エボナイト棒にビッタリと筒状に張り付いた乳首の人造皮膚は今にも弾けそうに薄く透けはじめ、エボナイト棒に刻まれたイボイボのディテールが、乳首の皮膚表面に浮き出している。
「ウっ! クハっ!!」
ピュウっ! ピピュウーっ!!
 遂にミレーヌの乳首から母乳が吹き出し「ニプルファック拷問ブラ」の内側をビシャビシャに濡らした。
 活性化させられた人工乳腺では大量の母乳が精製され、白く豊かなミレーヌの乳肉タンク内に蓄えられている。その容量が限界に達し、外に吹きこぼれはじめたのだ。
「とうとう、吹きやがった」
 軍服の男は、ミレーヌの両乳房、「ニプルファック拷問ブラ」の上に両手を掛けると、ゆっくりと押したり引いたりを繰り返して、高速振動をつづけるエボナイト棒をミレーヌの柔らかい乳肉の中心でピストン運動させた。
「感じろ。いっぱい感じろよ。これだけのオッパイだ。感じないのは罪だぜ」
 ジュボ、ジュボと湿った音を立て、ポンプのように上下するエボナイト棒は、ミレーヌの乳房から人工母乳を汲み上げる。
ジャブっ! ジョブっ!! ビシャっ!!
 はち切れそうなミレーヌの乳房を被う「ニプルファック拷問ブラ」の隙間から、ミレーヌの人工母乳がビシャビシャと大量にあふれ出る。
「クウっ! 出してるのに、出してるのに、……オッパイがどんどん張って!?」
プクっ! プクっ! ボインっ!! ボイ〜ンっ!!
 ピストン運動の刺激でさらに人工乳腺は活性化させられていたのだ。大量に噴乳しているにも関わらず、それを上回る精製力でミレーヌの乳房をプックリ、またプックリと内側から怒張させていった。
「お、お願い。搾って……。このままじゃ破裂しちゃう」
ニヤリ!
 軍服の男の唇がゆがんだ。……男が笑ったのだとミレーヌが気付くのには、数瞬かかった。
「ボス。ニプルセックス開発とミルクプレイ開発は成功です」
 軍服の男は、ミレーヌの背中に回ると、固く閉じ合わされた金具を解除し、ミレーヌの乳房に喰らい付いていた「ニプルファック拷問ブラ」をじらすように外した。
ジュッポン!
 めくれかえって露出した「ニプルファック拷問ブラ」のエボナイト棒が、ジリジリゆっくりとミレーヌの乳肉から引き抜かれた。エボナイト棒のイボイボに癒着するようにまとわりついた粘膜がメリメリと引き剥がされ、乳首から奥につづく太い銃口/乳道が露わになる。
ビュ、ビュウーッ! バシャバシャバシャ!!
「オッパイ出るっ! オッパイいっぱい吹いちゃうっ!」
 まるで噴水のように、ミレーヌの乳首から白い母乳が噴出し続けた。吹き出した母乳はミレーヌ自身に降り注ぎ、その身体を白いミルクでビショ濡れにするのだった。

おしまい


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